私を照らす太陽 3 さようならの準備

家族募集中の保護猫ほたるは相変わらずお声がかかりませんが、本日のほたるネタはツイッターのみにし、ブログには16歳半で旅立ったべべについて書かせてください。

 

 

だいぶ時間が経ってしまいました。

 

 

興味のない方もいらっしゃると思うのですが、べべはこの家の中心だったので、どうしても最後の雄姿をここに残しておきたいのです。ごめんなさい。

 

 

「私を照らす太陽 1 最後のまんま/幸せの703号室」

 

「私を照らす太陽 2 クッションに転がる/幸せの703号室」

 

 

ご迷惑でなければ、順を追ってお読みくださいね。

 

 

前回書いたのですが、べべの終焉を予感した私は、休診日でお休み中だった中島先生に往診を頼みました。今淡々と書いていますが、このときの自分の気持ちを振り返るのが正直恐ろしいです。

 

 

最愛の我が子を看取るのは、ある意味地獄なんだと思います。

 

 

 

2017.7.19(12:46)往診開始

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中島先生をお呼びしたいちばんの目的は、ベベのおしっこが出ていないことへの懸念。先生がべべの膀胱を軽く圧迫したところ、おしっこが大量に出た!

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それだけで私は天へ舞い上がるほど気分が高揚し、万物への感謝の気持ちすらおぼえたほどです。先生ありがとう。ありがとう。べべ、おしっこした。

 

 

あとで知った話ですが、ベベの往診に来る直前に中島先生の愛犬ももちゃんが天国へ旅立ったのです。ももちゃんは前の飼い主さんが亡くなったあと、emi-goと中島先生夫妻が引き取り、病院の看板犬として育てていた大きな犬。

 

 

具合が悪そうなももちゃんが所在なく起き上がったり寝たりする姿が不憫で、私は病院の床でももちゃんを抱っこしてふたりで寝たこともあります。

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怪しくてすみません。けれどももちゃんが私の腕で安らかな寝息を立ててくれたのが私は忘れられないです。がんばり屋さんでかわいいんですよ。

 

 

ももちゃん逝ったか、逝ったか。

 

 

合掌。お疲れさま。えらかったね。

 

 

 

べべ公の体温は37度。自然と徐々に低くなっています。

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べべ公の賢い細胞さんたちが残されたエネルギーをどこに使うかを計算し、エネルギーの放出先を割り振っている状況。

 

 

自力で飲み食いできないべべ公に1本だけ補液をしてもらいました。

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先生が来たとき、べべの口の中にはシリンジで与えたごはんがじゃっかん残っていました。飲み込めていないのです。先生いわく、もう無理して食べさせないほうがいいとのこと。水は飲めそうなら数滴垂らして水分補給をさせることに。

 

 

「今のベベの状態」

 

 

「してはならないこと」

 

 

を私は先生に伺いました。

 

 

いくら弱っているのが目に見えていても、私にとってみれば闘病の延長です。

 

 

つい、なんでもしたくなる。あれこれ与えたくなる。構いたくなる。

 

 

しかし一方では、すでにその段階ではないと十分にわかっていました。

 

 

【先生の話】

 

①べべは長い闘病ですでにエネルギーのほとんどを使い果たしている。べべタイプの子はのたうち回ってもがき苦しむ余力すらなく、意識が薄らいで比較的穏やかな最期を迎える可能性が高い

 

②触診した結果うんちが腸に残っていないのでおそらく排便しない

 

③呼吸がとても安定していてべべなりに高いQOLを維持できている

 

④べべと同じ状態でも長くて1週間粘れる子もいる

 

⑤無理して食べさせない。飲ませない

 

⑥べべは私や家族の存在を認識しているゆえ、なるべくそばにいることで安心感を与えられる

 

⑦亡くなる前は「死ぬ直前の独特な呼吸」に入る

 

⑧息を引き取る瞬間まで私やチチの呼びかけが聞こえていると考えられる

 

 

先生の話を聞いた私はするべきこととやめるべきことを頭の中で再度整理。往診をお願いしてよかった。ますますべべを大切にしようと心に誓ったのです。

 

 

先生はべべの生命力と9年半の闘病の内容に本気で驚いていました。

 

 

「ちょ……ちょっと信じられないことです」

 

 

そんな風に言っていただきました。

 

 

べべの担当医は大巻先生なので、中島先生は今回はじめてべべを診たのですが、実は若かりし頃の中島先生は、病院一棟を借り行った9年半前のベベの大手術をガラス張りの手術室の外で立ちながら見学していたひとりだったのです。

 

 

中島先生は長年あのときの胃がんのジャックラッセルテリアがべべだと気づいておらず、自分が手術を見学したジャックラッセルテリアがべべで、べべが私の子だとemi-goに聞いて仰天したらしい。

 

 

まさかまさか生きているとは……!!

 

 

先生はべべの大手術の一部始終を目撃しているので、手術法などをスラスラ私に話しました。そうそう、そうやって助かったのです。私たちは答え合わせをするように、ベベの過去を思い出し、目の前のべべへの最善を模索しました。

 

 

麻布大学信田教授によるべべの大手術の記事はこちらをご覧ください。

 

「神の手/幸せの703号室」

 

 

 

中島先生を見送ったあと、私はべべの横に滑りこみました。

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おしっこ出てスッキリだね^^

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べべ、聞いた? 中島先生べべの生命力の強さにびっくりしてたよ。

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お母さん無性に鼻が高かった。べべを誇らしく思った。

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お母さんはべべが好き。宇宙一べべが好き。自分よりも誰よりもべべが好き

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笑顔がいいね。体温が下がったからお母さんがべべをあっためますよ!

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不思議なことに、べべはぜんぜん辛そうな顔をしませんでした。骸骨みたいに痩せてはいるものの、この上ないほど穏やかな表情を浮かべていたのです。

 

 

はっきり感じたことですが、べべは死を恐れていませんでした。

 

 

気丈にすべてを正面から受け止めていたのです。

 

 

べべの寿命と私の寿命が同じではない以上、これを目標に、私はやってきたのです。

 

 

だけどなんでこんなに苦しんだろう。

 

 

いっしょにいれて幸せなのに、さようならが迫ってきて胸が張り裂けそうです。

 

 

 

甘えん坊のべべ

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出しゃばりのべべ

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好奇心旺盛のべべ

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ボールに夢中のべべ

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カメラ目線をキメるべべ

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毎日会いたくてたまらない。

 

 

 

 

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にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

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わたしは ほたる

「みなさん こんばんは わたしは ほたる」

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「わたしは5きょうだいで生まれてきました わたしがいちばん体大きいよ

わたしのきょうだいたちは みんなあたらしいお家で幸せに暮らしています

源ちゃんはたれ目がとくちょう 蝶々はだれもがうらやむビジュアル お珠ちゃんもキュート♪ つぎの卒業生記事の主役になる 樹々も あでやかな長い毛が目を引きます みんなとてもきれい わたしのじまんのきょうだいたち」

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「病院にいたころ きょうだいたちはひとつのケージにいました わたしはその斜め上の小さなケージにいました きょうだいの気配や 鳴き声は聞こえていたの みんな仲よくあそんで わたしすこしうらやましかった」

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「たまにいっしょにあそばせてもらっても どうしたらいいか きょうだいたちとうまくつき合えない みんなをかじって 追いまわして わたし からまわりばかりです  ほんとうはわたしも お友だちがほしかったのに」

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「わたしは 未来の家族と会うために 703号室にきました

ここにはわたしと 肩をならべてくれる お友だちがいます」

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「10歳のほほ兄は わたしと同じ黒ねこ 個性的なおかおをしているそうです どんなおかおをしているかは見えないけど お腹が出ていて立派なの ほほ兄のとなりにいると あったかいです」

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「みなさん わたしとほほ兄の動画はみましたか? ハハがツイッターで流しています わたしがはしゃいでいる姿 萌えるでしょ?」

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「ほほ兄はトロいから ごはんを食べるのがおそいのです」

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「ほほ兄 食べないならそれください!」

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「この家には 小姑みたいなおばさん犬が ふたりいます」

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「あ いけない ヒソヒソお話していたのに 聞こえちゃったみたい リルさんは わたしの次に耳がいいのです 悪口はほどほどにしないとね」

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「わたしのお部屋の中 源ちゃんちにもらったぬいぐるみたちがいて 満天さん&十香さんちにもらった毛布があるの わたしの憧れの “703号室卒業生”」

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「仮住まいですけど まあまあ快適です 明日わたしはハハとみいさんちに行きます  みいさんのお誕生日会に参加するの みいさん写真を撮ってくれるみたい わたし モデルさんみたいに キラキラ写るかな? たのしみです」

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うっとうしい雨ですが選挙へ行きました。夜は選挙特番を観ようかななんて思っています。ひさしぶりのTV鑑賞。皆さまもよい休日をお過ごしください。

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ほたるより皆さまにLOVE!

 

 

 

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ほたるスマイル

関東は冷たい雨が降りましたね。

 

 

私は仕事の打ち合わせの帰りにフラッと行きつけの台湾料理屋へ

 

 

メニューを凝視しながら悩む悩む……

 

 

いや別に「なにを食べようか」と胸を躍らせていたわけではないのです。

 

 

むしろ逆。正直ぜんぶ食べ飽きてしまいました。

 

 

10分かけ選んだのがオエツェン(牡蠣の卵とじ)

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お味はまあまあ「まるっ」。

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ここ最近気候が不安定ですね。昨日は着る服をまちがえて心療内科へ向かう途中寒さに震えました。天気予報を見ない原始的な人間ゆえ自業自得とも言えます。

 

 

病院の待ち時間は本を読みながらやり過ごしています。

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病気と闘う子どもたちの書いた詩集が心に迫りました。

 

 

さて、703号室内は平和です。ナナの病状も大きな変化なし!

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お子らのお世話に手がかかるので、夕飯の献立を考えるのが億劫です(という言い訳)。先日いいことを思いつき、精神的にだいぶ救われました。もううちは春まで「鍋」でいいや。キッチンのガスコンロで煮込んじゃえばさらに楽!

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毎晩鍋です。文句は言わせません。栄養バランスを考えてのことですから。

 

 

変わっているかもしれませんが、私は食べることへの執着が薄いです。どちらかというと飢えに強いタイプ。満腹より飢えているくらいのほうが体の調子がいいのです。かれこれ25年間以上ほぼ1日に1食しか食べていません。

 

 

鍋なら1食でバランスのいい食事を摂れますね。最高!

 

 

 

「えー? 不思議~! 生きる楽しみ半減じゃないですか!」

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「ぼくなんか隙あらば食べたいですけどね」

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そうだね。ポテチは食欲の塊みたいな男だからね。日に日にまんまるに^^;

 

 

「あの」

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「わたしは食べるのも好きですが……」

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「あそぶのはもっと好きです」

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ほたるはすごい勢いで飛びまわっています。

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犬も怖がらないし、高い場所にもジャンプしてのぼります。

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なんなんですかね? 拍子抜けですよ。

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特別なケアなどいっさい要りません。

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はじめは落下したら危ないと心配のまなざしを向けていたのですが、落下しません。どこかから降りるときは手を使って距離をはかってから飛ぶのです。

 

 

大胆に見えて実は慎重でとても聡明です。

 

 

「ほたる かわいいでち」

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うん。ほほが面倒を見てくれてるね。やさしくしてくれてありがとう。

 

 

保護されてからずっとemi-goの病院の小さなケージの中にいました。たまにフリーの時間があったようですが、忙しいemi-goには限界があったと思います。

 

 

手前味噌ですが、我が家のレギュラーメンバーがほたるにあたたかく接してくれるので、ほたるは恐れるものなしで快活に生きています。

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ほたるの笑っているような顔を眺めていると、私は幸せな気持ちになります。

 

 

じっとしていないから捕まえて写真を撮りました。

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うまく言えないけれど、命っていいですね。

 

 

無限の可能性を感じるのです。

 

 

LOVE

 

 

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You make me happy

七夕の夜、私の願いが叶いました。

 

 

苦しい中、まるでなにかにとりつかれ追い立てられるようにスカウトしたけれど、今私は至福の気持ちであの日のできごとを振り返っています。

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あなたのことを想像するだけで、涙がこみ上げてきます。

 

 

あなたが好きです。ほんとうにたまらないほど。

 

 

あなたは母として最善を尽くしました。ゴミ置き場で漁った生ゴミを貪りながらかわいいベイビーたちを立派に育てたのです。ガリガリに痩せていましたよね。

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同じ女性として、ただひたすらに尊敬します。

 

 

おそらくあなたのDNAには愛が組み込まれているのではないでしょうか?

 

 

こんなにあどけないのに

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小柄なのに、泥だらけで地面を這いつくばって、あなたはがんばりましたね。

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十香、孤軍奮闘の子育てはつらかったでしょう?

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子を抱きしめるあなたにもまた、抱きしめてくれる手が必要だったのにね。

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外で会うあなたはいつも飢えていて、緊張を全身に漂わせ、例外なく急いでいました。あなたの事情を知らなかった私は、すべての合致がいったあと、とんでもなく驚いたのです。そうか、そうか、そうだったのか……。

 

 

子猫をどこかに隠していたから、何度も私から逃げ切ったんだね。

 

 

※ 当時のブログはこちら→ 「カモフラージュ/幸せの703号室」

 

 

改めて、あなたの責任感の強さに唸りをあげずにはいられませんでした。

 

 

あなたと私は言葉というツールでお互いの考えを伝え合うことができなかった。

 

 

あなたは自分の子を守るために生きていて、私は生ゴミを漁るあなたが不憫であなたをスカウトしたかった。あなたは私に捕まるわけにはいかなくて、私はあなたを逃すたびに肩を落とした。あなたと私は、私たちは、お互いが平行線のままでしたね。もし会話ができたら、もっと簡単にいったのに。

 

 

でも語り合えないからこそ深い境地の理解に達したのだとも思います。

 

 

十香ちん、あなたのこと、ほとんどわかったよ。

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「あっそ」

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あなたのベイビーたちは「未来」の中でスキップしながら暮らしています。

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あなたが見捨てなかったおかげです。あなたのおかげです。

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次はあなたの番。あなたが甘える番。あなたが解き放たれる番!

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あなたの本性は、子どもっぽくて、いたずらも好きで、さびしがり屋の女の子

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毎晩「男ども」を引き連れ運動会に興じていましたね?

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十香の家族は、やさしいお兄さん猫がいるところがいい。漠然と妄想しながらも、次第にひとりの王子さまの顔が私の頭に浮かんだのです。

 

 

 

「どんな顔?」

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十香ちん、こんな方はパートナーにどうだろ?

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なかなかいいヤツですよ?

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「え……」

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ふふ。大丈夫。実はちゃんとしたイケメンです。

 

 

703号室卒業生満天。十香ちん同様私が近所でスカウトしたスターです。

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満天と十香は保護場所も近いし、顔も声も性格も仕草もそっくりだから血が繋がっている可能性がある気がします。ダメもとでサラッとかるーく満天家に打診。

 

 

すると、満天家から意外なお返事が!

 

 

満天家は十香の保護の一連を私のブログで見守っていて、十香の子、リリチャイ&ラテのだれかを迎え入れようかと家族で少し話し合っていたとのこと!!

 

 

キャー!! なら十香はいかがでしょう?

 

 

私の提案に家族会議の結果満場一致で十香のトライアルが決定。

 

 

やったね!!

 

 

十香は知らないでしょう? 満天家がどれほど快適か。

 

 

4人家族全員が同じ(あつーい)温度で満天を育てています。満天家ファンの私にとって、十香が一員に加われるならこれ以上の安心はありません。

 

 

満天家族紹介の記事は2つあります。をクリックで読んでみてください。

 

 

 

トライアルは十香ファミリー保護現場にいっしょにいた妹と行きました。

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たまには姉妹でドライブです。

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こうして、1匹の汚れた野良母猫がシンデレラになりました。

 

 

所詮人間目線かもしれないけれど、私は十香が外にいた頃より、保護されたあとのほうがイキイキして見えます。過酷な環境で生きなければならない猫たちが1匹でも多く終の棲家を得られるよう祈りながら書いています。

 

 

先日読んだ記事で、陰惨な虐待に遭った猫の中でもっとも我慢強かったのは妊娠していたメス猫だと書かれていました。十香の姿が脳裏をよぎり、私は悲しくてたまりませんでした。「母」は産まれ来る我が子のために気丈にふるまいます。

 

 

どうかどうか、迫害せずにそっとしておいてやってください。

 

 

命を育もうと必死なのは、人間だけではないです。

 

 

保護した日の十香ちんを添えて

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十香に出会って私は幸せになり、十香家も幸せになり、十香も同じだと想像して

 

 

winwinwinの活動!

 

 

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田辺家のルール

※ブログ連続更新中!

 

 

「ぼくは一発OK! むしろ議論にすらなりませんでした」

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「ぼくは保護猫ポテチ ハハが外からぼくを703号室に連れてきました スターにするため ぼくを近所でスカウトしたんだそうです」

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「ぼくをスカウトしたとき 台湾から戻ったばかりのハハはドタバタで べべちゃんの体調も悪化の一方だったけど ぼくは田辺家のルールに則り なんの問題もなく あたり前にきました」

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「わたしは保護猫ほたる わたしはチチの反対に遭い わたしが703号室に来るまで チチとハハの間でバトルがあったらしいです」

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「わたしは卒業生十香 わたしとわたしの産んだ子猫3匹が703号室にきたとき べべちゃんはもう 弱々しい状態でした でも わたしも子猫たちも チチは即受け入れました 田辺家のルールは 不思議ね」

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そうね。ポテチと十香と子猫たちはよくて、ほたるはしぶったチチ、理解に苦しむでしょう?

 

 

けれどいちおう理由があるのです。

 

 

(チチの決めた私に対する)田辺家のルールを皆さまに少しご紹介します。

 

①保護動物の世話をきちんとする

②保護動物が来ても、家事や炊事やレギュラーメンバーのケアに手を抜かない

③「保護動物がいるから○○できない」の言い訳をしない

④(原則的には)自分(私)が見つけた子を保護する

⑤ほかの方に頼まれた子、ほかの方が保護した子は基本的にはダメ

 

 

⑤はきびしいですね。ご存知のとおりたびたび破っています(苦笑)。

 

 

チチいわく、ほかの方が保護した子たちはその方自身が責任を負い、私はアドバイスや部分的な手伝いにまわるべきとのこと。過去にいろいろな摩擦を目の当たりにしてきたチチからの忠告ともいえる「ルール」がこの家には存在します。

 

 

しかし私は臨機応変に対応したいのです。

 

 

たしかに昔、裕福で時間のある方から一方的に保護動物を押しつけられ、そういう方々が旅行や趣味に興じている合間に私が汗だくでその方の保護した犬猫たちのケアや譲渡をしたことがあります。一連で忙しくなり家のことを疎かにし、ストレスの果てに不満や悔しさを口にした記憶も。

 

 

だからチチは、私が自分で見つけた犬猫たちを直で保護するのが、自分たちの納得できる形に近いと言うのです。それに、だれにも目をかけてもらえていない犬猫たちのほうがその子たちにとっても私たちにとっても、状況が切迫しています。そういう子たちの声なら喜んで聞こう、と。

 

 

ほたるは保護した方や病院が関わっています。「なら来る必要はない。里親探しなら、きょうだい同様、病院に置きながらがんばれば?」の一点張り。

 

 

いやいや。わかってます。そりゃそれがいちばんですけど……。

 

 

けどさ、募集するにあたって、手元にいたほうが円滑じゃない?

 

 

チチは「家族募集」についてよく知らないのです。まるで私が魔法をパッとかけてご縁を結んでいる風に映っているのでしょう。ハンデのある子もない子も、老猫も若猫も、私は簡単だとは考えていません。子猫は決まりやすい、とも思わないです。実際、どの子も苦労してきました。苦労の種類こそまちまちですが、ラフな気持ちでゴールを切ったことなど一度もありません。

 

 

中でもほかのきょうだいに比べ、ほたるは現実的にむずかしい。誤解のないよう捕捉しますが、ご縁が決まらないと嘆いているのではなく、ハードルの高さを実感するという意味です。

 

 

だからほたるの姿をなるべくたくさん放出したい。

 

 

そのためにほたるが私の横にいてくれるのは理想です。

 

 

話し合いを重ね、最後は拗ねていじけて口を利かない戦術を貫きました!

 

 

結果、私の勝利♪

 

 

ふふ。まあ負ける気がしなかった戦ですが、どうせ首を縦に振るならはじめからニコニコ賛成してくれたらいいのに、面倒くさい(笑)。

 

 

結局、来る直前になったら「何時にくるの?」「まだ来ないの?」とかほたるを気にしまくっていたチチ。来たら来たで円形サークル内に入り浸りです。

 

 

「おかしいね」

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「はあライバル出現か……」

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本妻ちゃんは悩みが尽きないようです。

 

 

「ほたるは おともだち でち」

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うん。ほほも遊び相手になってくれているよね。ありがとう。

 

 

ルールとかうるさいチチですが、子煩悩なのはたしか。本日は保護猫ポテチとほほにごはんが届きました。チチが買ったらしい。明日はナナのごはんが届く模様です。チチ、みんなのごはんをよろしくお願いしますねー!

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ごはんといえば、703号室は「ロイヤルカナン」が多いです。

 

 

里親さんたちへのお嫁入り道具などもロイヤルカナンを持って行ってます。もっと良質なのもあるのですが、療法食も私はヒルズよりロイヤルカナン派なので、日常的なフードもついロイヤルカナンを選びがちに。うちの子たちの嗜好には合うようです。巣立った先で各々が信じる食事を与えていただければいいので、里親さん方には「良質なもの」以外の提案はしていません。

 

 

ちなみにべべは6歳までナチュラルハーベストを食べていたのですが、多発性の腫瘍体質のべべには合いませんでした。ヤラーなども長く試したのですが、最終的に合ったのは「ロイヤルカナン低分子プロテイン」だったので(8年以上食べました)なんとなくロイヤルカナンを選んでいます。

 

 

たまにフードについてのご質問を受けるので書いてみたのですが、ロイヤルカナンも賛否両論ですし、ぜったいにおススメというわけではありません。

 

 

愛するお子たちがおいしく食べてくれればいいですよね。

 

 

では次回は十香の卒業記事をUPします。

 

 

来週は昨夜卒業ホヤホヤのじゅじゅ改め麦の卒業記事を。

 

 

卒業記事が終わりましたら、ポテチかほたるの家族募集を開始します。

 

 

ポテチとほたるが気になる方は早めに教えてくださいね。

 

 

田辺家のルールとフードの話を読んでくださりありがとうございました。

 

 

ルールは破るためにある! へへウソです。

 

 

LOVE

 

 

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