ゴクウは再生の源

※ブログをハイスピードで連続更新中。下も読んでください↓↓↓

 

 

ナナがヤバいこんなときに、私は用意していたつづきを書きたくなりました。

 

 

簡単にいきます。

 

 

ゴクウはナナのきょうだい。

 

 

7兄弟は土手に捨てられ、暴力団のようなホームレス集団の手に渡り、足蹴にされていたのです。きょうだいのうち3頭が2歳を迎える前に無残に死に、私は胸がえぐれんばかりの日々を過ごしました。私の本に書いてあるので興味のある方はお読みください。絶版ですが、古本で買えます。さまざまな図書館にも置いてあります。

 

 

子犬の頃の彼ら。全員は写っていません。16年前の当時は記録をする余裕も習慣もなかったため、こんなのしか残っていない。まあ、これも盗撮に近い状態で無理やり撮った写真です。写真を撮らせてくれるような仲じゃなかったし。

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私はあらゆる知恵を振り絞り、男装に近い格好で土手へ通いつづけました。

 

 

マルコブルーノさんに「女性だけで行ける場所ではない」と言われても私は行きました。人には言いませんでしたが、女性として危険な目にも遭いそうになりました。けれど私は行きました。自分の意志で自分の足で行ったんです。

 

 

「犬たちの保護がダメならせめて予防注射だけでも打たせてもらえませんか?」

 

 

そう懇願するとホームレス男性の一部からはこう返ってきます。

 

 

「おれの太いの(陰部)を注射してやるから、姉ちゃん(私)ケツを出せよ」

 

 

卑猥ですね。この上なく下品な言葉です。

 

 

そんなやり取りに辟易でした。女でいたくなかった。力の強い男ならぶん殴ってやりますよ。土手に行こうとするたびに体がガクガク震えた時期も。

 

 

ではだれのために行ったか?

 

 

7年も。だれのために行ったのか?

 

 

土手犬たちのためなんかじゃありません。実は自分のために行ったんです。

 

 

自分が描く彼らの未来を、私は実現したかった。

 

 

一種の押しつけかも。そしておせっかいかも。

 

 

ちなみに協力者は女性の小宮さんと入田さんのみ。途中からひとりで行くことのほうが多かったほどです。チチも何年も来てくれなかったですし。

 

 

長い時間をかけ交渉の末、私ひとりで土手犬を合計9頭保護。

 

 

その数を上回る犬たちが土手で果てたことも追記しておきます。

 

 

お金もたくさんつかったし、労力や時間やストレスを入れたらもうなにもかもが数えきれません。土手犬たちは私の原点であり、私の再生の源です。

 

 

ドッグランを貸し切り行った703号室同窓会にてナナ一族が集合(全員血縁関係)。左からコロンJ、ゆず、ゴクウ、ナナ、リル、リュウ

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ゴクウは土手を最後に出た犬。ホームレスが番犬用に頑として手放さず7年かかったのです。終盤はいいホームレスさんとめぐり会い、生活環境がずいぶん改善。食器もキレイでしょ?

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703号室保護犬時代(9年前)

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若かりし日に殴られまくっていたゴクウは、背中を触られるのを異常に嫌がり、保護後も背中を触ると容赦なく噛みついてきました。扱いのむずかしいタイプ。

 

 

けれど私は、ゴクウの可能性を信じどこへでも連れていくことにしたのです。長い散歩、ドッグラン、ドライブ、病院……7年間土手で鎖に繋がれていた彼が知るはずもなかった世界を私はゴクウに見せたかった。ゴクウを愛しているから。

 

 

代々木公園のドッグランにて。ゴクウを抱く私の右にはナナが、奥にはリルがいます。走りまわってフレームアウトしていますが、むろんべべ公もいっしょ!

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おもちゃに興味津々のゴクウとリル

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「ちょうだいよー」

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ゴクウとのご縁を希望してくれたのは4人家族の里親さん。のちに猫をたくさん保護し、現在は8匹の猫と共生しています。これはゴクウの卒業の日の一枚↓

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小さかった息子さんは高校生に。お姉さんは大学生になりました。

 

 

ゴクウママだけでなく、パパも私に近況写真をダイレクトに送ってくれる仲です。

 

 

ゴクウは卒業後も703号室に泊まりに来てくれました。保護犬いすぎて収取つかない(苦笑)。ナナ、ゴクウ、べべ、リル、コロ、ランが写っています。

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わが家に数泊したゴクウは私が特注で海外にオーダーしたベッドのマットレスを派手に齧って半壊させました。狼狽ですが、同時に笑えたなあ。すごい笑った。

 

 

里親さんはゴクウを溺愛。朝4時半に起きてお世話をはじめます。

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老犬で寝たきりになったゴクウを看るのが「楽しい」と言い切る里親さん。清々しい笑顔からは真実しか感じません。お金がかかるのはしょうがない。手がかかるのはしょうがない。むしろお世話ができてありがたい、と。

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かつて私は、ゴクウに平穏な暮らしをさせたくて7年間土手に通っていました。私の夢は私の力で実現させたんだと自負しています。

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囲まれ感がハンパない。人気者のゴクウ^^

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なにかを叶えたいと思ったとき、皆さまはどのようにしますか?

 

 

私は弛まぬ努力をしてきました。思考に思考を重ね、なるべくほかの方の迷惑にならぬよう、コンパクトかつ着実に。持久力も瞬発力も私は持ち合わせています。

 

 

はじめからできたわけじゃない。今も完ぺきではない。

 

 

しかし理想に近づくための「尽力」を私に教えてくれたのは、犬であり、猫です。

 

 

尊いですね。

 

 

ゴクウは余生を謳歌しています。

 

 

ナナもまだ息していますよ。しっかりと我が家に存在しています。

 

 

LOVE

 

 

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トロンの譲渡を昔の自分に見せてやりたい

「みなさまこんばんは。家族募集中のポテチです。ぼく? への抽象的な質問は来ましたが、お問い合わせはナシ。ぼく家族がほしいのです。ぼくを集中的にアピールすべき時期ですが、今日はハハにマイクをわたすことに」

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「犬猫と関係ないころの話からスタートだそうで、興味のない方が圧倒的に多いと思いますのでスルーしてください。ぼくに会いに来てくれたぼくファンの方は一つ下の記事からさかのぼって読んでくださいね。おねがいします」

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ポテチごめん。ポテチの魅力はじわじわ広がっているから心配しないでね。またいっぱいポテチネタでアピールしよう。

 

 

 

ポテチの言ったとおり、今日は保護活動と関係ない内容からはじまります。

 

 

お時間のある方だけで充分です。

 

 

なつかしい自分との対面。昨日のできごとを、16年前の自分に見せたくて、ブログに書いてみようと思い立ちました。恥ずかしくなってあとで消すかも? ですが、とりあえずいってみよう!

 

 

貧しかった少女時代を経て、私は貧しいまま女学生になりました。

 

 

「アンニイ」という名がめずらしいからか? 理由はなんだかわかりませんが、声をかけてもらう機会が多く、私には大勢の友だちができました。

 

 

友だちは当然のように親に学費を払ってもらえます。おこづかいをもらえます。バブルの最中ゆえ、裕福な家庭の娘や息子ばかりで、中には親の高級車を乗りまわし、親のカードで服を自由に買える友人もめずらしくありませんでした。

 

 

私はといいますと、虚栄心だけは強く、みんなと同じステイタスである風に装いながらも実は築35年の狭い団地住まいでアルバイト三昧。高校、短大の自分の学費を払うためには、遊ぶためには、みんなと似た服を着るためには、かなりの無理をしなければなりませんでした。でも当時は、そうしたかったんです。

 

 

短大時代かな? 二十数年前の古びた写真

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ごまかしにごまかしたおかげで、なんとか化けの皮はかろうじて保っていました。

 

 

そんな私に大きな転機が訪れたのは1度目の結婚です。まるで本物のシンデレラになったようなゴージャスな暮らしぶりでした。

 

 

チチも全部知っている内容なのでご心配なく(笑)。

 

 

年上だった前夫は苦労の末自分の実力でのし上がった方で、裕福かつ正義感が強く気配りのじょうずな男性でした。非の打ちどころがないのです。

 

 

旅行へ行きたいというと、どこにでも連れて行ってくれました。

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パリの凱旋門にて

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車をねだると、新車でジャガーをプレゼントしてくれました。

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犬がほしいと話すとちゃんと飼うのを条件に買ってくれました。それが亡き愛犬べべ公です。生後5か月のべべ公と派手なお母さん

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私は憧れの生活を手に入れました。裕福はもう「フリ」ではなく、実物です。私はべべ公を連れ愛車でよく出かけました。実家のそばにて。妹にリードで引っ張られてるべべも写ってます。

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物理的に豊かな毎日。陰で小銭を勘定しなくても、カードのキャッシングやリボ払いに頼らなくても生きていけます。不自由はありません。

 

 

なのに「これでいいんだ」と感じていた絶頂で、私は犬猫の殺処分の現状を知り、実家のそばの河川敷で捨て犬猫たちに出会ったのです。

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奥に写ってるのは703号室で私が看取ったゴンタですよ。かわいいなあ♪

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16年前の犬猫の事情はほんとうにひどく、私は満たされていたはずの日々にちがう次元のなにかを感じはじめました。自分自身の姿に違和感を覚えたんです。

 

 

もう、べべ以外はなにもいらない。家もジャガーもカバンも靴も。

 

 

自力で地面に立って、河川敷の犬猫たちと向き合い生きていきたい。

 

 

そうして私は、離婚を選択。前夫が私の思いや活動に反対したのではなく、うまく説明できないのですが、私は地に足をつけたかったんです。

 

 

原因は私にあり、私が悪いので離婚にあたってはなにも要求しませんでした。好きだった家具を2~3個と少々の衣類とべべを、借りたハイエースに積み、私は家賃5万円のペット可のアパートへ。

 

 

離婚後、空っぽに近かった私の預金通帳に前夫は70万円を振り込んでくれました。今振り返っても申し訳ないことをしたと心から思います。たいせつにしてくれた方を私は傷つけてしまいました。すべては私の至らなさです。

 

 

幸い、派遣社員ではありますが、いい職場とめぐり合いお世話になり、ひとり暮らしでもべべをギリギリ養っていけました。

 

 

デスクにべべの写真を飾り、定時になるとスッと帰る。べべがアパートで待ってるから会社の飲み会もめったに参加しない。親切な職場の方々のおかげで、べべとの共存がどうにかできました。加えて、土手犬たちの医療ケアや食事の差し入れや保護譲渡もこなせるようになりました。ブログもなにもやっていない時代です。地べたを這うような生活でしたが、私自身の力で、私のやりたいことがやれている。生まれてはじめて味わう深い幸福感。

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活動の直接のきっかけを与えてくれた元土手犬リュウ。6年間土手で生き抜き、ようやくリュウを飼っていたホームレスさんと折り合いをつけ私が保護。以後9年以上立派な家庭犬として生き、家族に愛され天に召されました。ナナのきょうだいです。先日天国のリュウから届いたカード^^

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私は自分の選択にいっさいの後悔をしませんでした。無我夢中で不遇な犬猫のスーパーマンになろうと努力しました。犬猫のためではなく、私自身のためです。

 

 

けれど古い友人らの目に映っていた私は、「憐れで愚か」にちがいなかったでしょう。

 

 

現実、たまに友人らと会ってもそもそも会話が成り立ちませんでした。

 

 

オシャレなスポットやファッションの話に私はあくびを連発。私の語る理想的な犬猫の社会の未来図に友人らは首を傾げ鼻で笑い飛ばしてきました(苦笑)。

 

 

16年前の「里親探し」は、家族募集サイトや譲渡会の普及した近年と異なり、至難を極め、私を苦しめました。だれも私の保護犬猫をもらってくれないのです。

 

 

私は「売れない新人営業マン」がするように、身内や友人らに電話をかけまくり、「犬もらって! 猫もらって!」と懇願。

 

 

冷静に考えれば無謀だっていうことはわかります。友人らも私と同様20代後半そこそこ。社会人として勉強を重ねている最中でほとんどが実家暮らし。友人らの意思で簡単に犬猫を飼うことはできません。環境すら整っていない。

 

 

だけど私は淋しかった。悲しかった。

 

 

こんなにお願いしているのに、不遇な子たちなのに、どうしてだれも私の話を聞いてくれないの? みんなはこの子たちがどうなってもいいの? と。

 

 

住む世界が変わると、友情にもヒビが入るようになるんですね。

 

 

私はいつの間にか友人らの輪からそれとなく抜け、働きつづけ、里親募集サイトと出会い、そこに自分の保護犬猫らを掲載し、譲渡。ブログをはじめ、自分の道をひたすら進みました。チチとの結婚。ガンの克服。レギュラーメンバー、べべ、ナナ、かつを筆頭に703号室を構え、チチと共に多くの卒業生を送り出してきたのです。

 

 

30代後半まで、古い友人らとはせいぜい年に1度会うかどうかの関係になりました。会っても相変わらず空気に馴染めず、ほんのり惨めさを持ち帰るだけ。

 

 

しかしここ数年で、フェイスブックを通じ、旧友らと再度繋がりました。お互いの近況が画面上でわかるようになると、状況がじゃっかん変化。

 

 

譲渡に自信がついた私は、オンとオフの切り替えができるようになり、みんながいる場所に顔を出しても公私混同をしないと言いますか、犬猫の話をせずに楽しめるようになったのです。

 

 

友人らのする仕事の話も、恋愛の話も、子育ての話も、ファッションの話も肯定的に耳の中に入り、自然に笑える自分を見つけました。

 

 

きっと私に余裕が生まれたんですね。

 

 

こうして友人らと再び円滑な人間関係が築けるようになっただけでもありがたいのに、この度、私の友人夫婦が私から保護猫の譲渡を希望。なんと譲渡が叶ったのです。友情割引はナシ。友人は脱走防止対策をやりはじめ、環境が整い次第、みじゅ改め「トロン」が703号室から友人宅へ巣立ちます。

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友人に子猫を譲渡する、1行で済むことをダラダラ長く書いてしまいました。

 

 

読んでくださった皆さまはうんざり辟易でしょう。ごめんなさい。

 

 

でも私は、感無量です。

 

 

辛かったことも含め、譲渡活動をつづけてきてよかった。報われた。

 

 

昨日は全身でそう思いました。

 

 

万物に感謝して。

 

 

LOVE!

 

 

 

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心だけは大掃除

皆さまこんばんは。大晦日が迫っていますね。

 

 

今回の更新は保護猫がメインですが、次はレギュラーメンバーに登場してもらおうと思います。年内にできるかな。まあ年明けになるかもですけど^^;

 

 

昼間私は中掃除を決行。最難関のキッチン。足元のナナをあやしながら油汚れと戦う。そこで決心したのですが、来年はプロの業者さんに水周りだけでも依頼します。

 

 

限界。ヤダ。私には無理。経済効果にもなるからいいでしょ?

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中掃除は大晦日もつづく予定です(涙)。はあ……年末年始が恨めしい。

 

 

 

MWさま、おしめやちゅーるありがとうございました。すごく助かります。

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天国に眠るナナのきょうだい犬リュウの里親まゆさんからもプレゼントが……

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まゆさんありがとうございました。お元気ですか? ナナはがんばっていますよ。

 

 

 

さて、話は戻って昨日のできごとを♪ emi-goの病院へ行きました。

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保護猫椿を迎えに来たみいさんと私(MIHOさん撮影)

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ふたりとも見苦しくてすみません。

 

 

みいさんは風邪をひいていてすっぴん。ユニクロジャンバーの私はどこを見ているのかわからない。みいさんのキャリーには保護猫椿が。私のキャリーには新しい保護猫が2匹!

 

 

椿はみいさんちにステイすることになりました。

 

 

責任折半と言いながらみいさんの負担のほうが大きくて申し訳ないのですが、譲渡に関しては私も積極的に関わっていきます。みいさんと私のコラボの保護猫椿をどうか応援してください。

 

 

椿の写真はみいさんのブログより拝借

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椿は世界が急に変わり、なにもかもが怖いよね。椿にみいさんのあたたかさが早く届きますように。

 

 

私も年始落ち着いたら椿に会いに行きます。

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病院から戻ったMIHOさんと私は、軽く女子会を。ふふ。チチは飲み会で不在。スーパーで簡単な食材を揃え、テキトーに汁物を作って。MIHOさんの「いただきもの」だというフカヒレを私も食べさせてもらいました。はじめての濃厚な味。ごちそうさま!

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703号室にきた新顔さんは男の子(白毛がポイント)の「秀多(しゅうた)」と

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女の子の「みじゅ」です。

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男の子は私が、女の子はMIHOさんに仮名をつけてもらいました。

 

 

もう思い浮かばないんだもん(苦笑)。秀多は亡き私のアマー(祖母)の名「陳秀蓮(ちんしゅうれん)」から一字もらっています。アマー、愛してるよ。

 

 

ふたりは早速ケージを制覇。楽しげに過ごしています。

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保護猫椿(つばき)、秀多(しゅうた)、みじゅは随時家族募集中です。

 

 

しかし私の中でセンターのポジションは保護猫ポテチ

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年明けから本格的にポテチの写真を撮りまくり、1月上旬にはぜったい家族募集サイトに掲載します。椿より秀多よりみじゅよりまずはポテチを見てほしい。

 

 

そして最後に、前記事のブログへの多くのコメント、ツイッターで感想を述べてくださった方々、ありがとうございました。里親さんも読んでいるはずなので、うれしかったにちがいありません。

 

 

我が子をますますたいせつにしようと思ってくださったにちがいありません。

 

 

応援してくださる皆さまのおかげです。

 

 

私ね、キッチン拭きながらふと思い出したんですよ。

 

 

何年前だったかな?

 

 

自分への陰口を間接的に聞かされたことがあるのです。慣れっこですけど。

 

 

内容は「あんな(私の)譲渡のやり方じゃ、(私が)破綻する、滅びる、(私が)自分で自分の首を絞めている。変わらない限りきっと終わる」的なこと。

 

 

その方は嘲笑いながら私の未来を予想していたようです。

 

 

その方の発言は私の心にはいっさい響きませんでした。悔しくもなんともない。

 

 

「そうかなあ。図星となって私が滅びたらどうしよう……」

 

 

と言った危機感も皆無。正直、取るに足らない戯言です。

 

 

しかもむしろ、嫌いな私を褒めてくれているんだとさえ感じました。

 

 

あんな譲渡のやり方……

 

 

これはその方ができないレベルを指しての一語です。

 

 

脱走防止対策のお願いを含め、私は譲渡へのポリシーが細かすぎる、(里親希望者さんと)詰めすぎる、それじゃうまくいきっこない、もっと緩めなければならないという意味でした。

 

 

言われてから何年も経ちますが、果たしてどうでしょうか?

 

 

里親さんたちと私の関係は良好で、私は自分が卒業させると決めた子は例外なく卒業させています。

 

 

私のポリシーに賛同してくれた尊い里親さん方が納得し、私たちは笑顔で「譲渡」を成立させています。私はこれからもどんな個体にも高い次元の譲渡を目指します。そのための努力は惜しみません。

 

 

私はナルシストのドMなので、陰口を叩いてくれた方に感謝すらおぼえます。

 

 

ありがとう。あなたの予想は今のところ外れています。

 

 

あなたの明るい未来を祈っています。あなたの夢が叶いますように。

 

 

心だけは大掃除

 

 

でっかいLOVE!

 

 

 

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リュウという刻印

私の本の表紙のリュウが、闘病の末、天国へ旅立ちました。

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冥福を祈るとともに、たいせつに育ててくれた里親さんご夫妻に心から感謝します。

 

 

 

リュウは特別な犬でした。

 

 

 

子犬リュウと出会って、私は保護活動をはじめたのです。

 

 

 

リュウの住環境を改善したかった。保護したかった。もうリュウを心配したくなかった。

 

 

なにも持たない若き日の私は、その思いだけが原動力だった気がします。

 

 

離婚して実家のそばでひとり暮らしをはじめたのも、リュウの存在が大きかった。リュウが手に届く範囲で暮らしたかった。いつでもリュウのもとに駆けつけられるように。いつでもリュウを迎えに行けるように。これまでの人生を振り返っても、リュウほど夢中になった男はいません。

 

 

リュウを紹介するのに、過去記事を探しましたが、こんな淡泊なものじゃない。

 

 

リュウは私の中にオリジナルの深い刻印を残しています。

 

 

 

それでも、ひとつだけ・・・・・・

 

 

「ずぶ濡れの犬/幸せの703号室」

 

 

 

リュウは我が家のナナの兄弟で、リルの伯父にあたります。

 

 

 

703号室時代のリュウ(2008年)。真ん中に写っている体格の立派なのがリュウです。

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保護まで実に6年かかったんです。ナナを私の子として迎えたあとも、リルを私の子として迎えたあとも、いちばんはじめに出会ったリュウを、私はまだ保護できていませんでした。

 

 

 

リュウを土手から出すことこそが私の悲願で、達成した瞬間は「人ってこんなに震えるんだ」と自分の体に感心するほど、ガクガクと震えていたのをおぼえています。その時代の1枚

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保護後、リュウを譲渡する。

 

 

 

簡単なようで、実はとてもむずかしかったです。

 

 

 

リュウへの気持ちが「好き」を通り越して、リュウはまちがいなく私の心のシンボルで、私が生きる理由の多くのウエイトをリュウが占めていて、だから一筋縄にはいきませんでした。

 

 

 

しかし反面、里親さんご夫妻にリュウの命のバトンを渡したとき、私は溢れてくる充足感と新たな希望に胸が躍ったのです。

 

 

 

「ほんのりと痛い胸が躍る」という、不思議な体験をリュウとご家族にさせてもらいました。

 

 

 

リュウは里親さんの溺愛のもと、土手でふんばった6年をはるかにうわまわり、9年生きました。

 

 

 

15歳のリュウ。私たちの出会った5月に、リュウは家庭犬として、旅立ったのですね。

 

 

 

ご家族とともに、闘病がんばったね。

 

 

 

あなたはすばらしい犬です。

 

 

 

リュウありがとう。ご家族の中で、私の中で、あなたいつまでも生きつづけます。

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リュウへの万感を込めて

 

 

 

 

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目の前の一歩を

「元気だったか?」   「うん、リュウ君は?」


「ぼくは幸せだよ。」   「それは良かった。」

同じお腹の中から生まれて来たそっくりな兄弟。
それぞれが土手という特殊な環境で育ち、今横に並んで歩く。

ひとりは幸せを噛みしめながら、一歩、又一歩と先へ進み、
もうひとりは、未知なる世界に想いを馳せ、目の前の一歩を踏みしめている。

「大変な思いをしてきたんだね。」 「うん。でも、それはもう過ぎたことだから。」

体中の細胞が、明日の方向へと向いている。

だからぼく達は歩くんだよ。
明日が待っていてくれているから。

皆さま、ご無沙汰です。
多忙な数日間を過ぎ、戻って来ました!アニョハセヨ(笑)。

最近は、韓国ドラマにはまりまくっています。「魔王」が終わり「復活」も終わり、今日から新しいドラマに入ります。忙しいと言いつつ、韓国ドラマを観る時間だけはある私を許して(笑)。家を空けられないので、家の中で楽しみを見つけなくてはなりませんから。

さて、今日はコロンの通院でした。
大巻先生、コロンの状態が良くなっていたことに驚いていました。
この分だと、全快は早そうです!(ほっ)

うちの卒業犬武次郎ファミリーも病院に来ていたそうですが、会えなくて残念(涙)。
ごめんなさいね。少し待っていてくれたそうなのに、私家を出るのが遅かったから。
近々会えるのを楽しみにしています!

そして冒頭の写真ですが、実は昨日、リュウとコロンが再会したんです。
他にも会いたくて死にそうだった卒業生が来てくれました。申し訳ありませんが、その様子は明日へ引っ張ります(笑)。べべナナリリも久々のお出かけを楽し んでくれて良かったです。私もとっても楽しかった。でも、コンタクトが合わず、一日中目がショボショボしていたので、それだけがちょいときつかったです ^^;

コロンの家族募集、今月末にははじめると思いますが、気になる方がいてくださったら、早めにお知らせください~♪ 待ってまーす!

■■■お知らせ■■■

保護活動をされているNさんが、OHみそかくんという猫を保護しています。

グロテスクな写真しか手元にないので、そのまま載せちゃいますが(Nさん、いいんですよね?)この子のご家族を募集します。気になる方は私にメールください!お問い合わせを心よりお待ちしています! メールは左(←)のメールボックスから送れます。


非常にいい子です。
大けがを負って必死に生きのびた成猫です。

ちなみに今、傷は治っているので、こんなにひどくないですからね!
ただ、保護当時の写真しか持っていないので、それを載せているだけです。
本当にこの写真でいいのかなぁ(笑)。
でも他の写真は、もっと傷口が生々しいんだよな…

あ、繰り返しますが、今はもっときれいですからね!
Nさんー!写真撮れたら送ってください。差し替えますから!

こういう子にこそ、愛の手を!

「コメント返しが遅くてごめんなさいね。落ち着いたのでこれからはドシドシ更新頑張るって! よかったら又遊びに来てくださいね~! みんなで待ってます!

703号室はランキングに参加しているので、ぼくとナナちゃんのの写真をクリックして応援してね。沢山の人に読んで欲しいから。かつくんより」

かつくん なな

 

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