10分更新  『小さな背中』

10分更新と先に言い切ってしまえば、そう信じ込める気がするのでパワーが少しアップします。

 

 

今日も張りきっていくつか更新してみようかな?

 

 

なるべくスピーディにブログを更新しようとしていますが、決していいかげんな気持ちではないので読んでいただけたらうれしいです。

 

 

今日は自分の通院でした。待ちまくりでやっと診察。コレステロールを下げる薬を処方されトボトボ帰宅。これから2カ月、ちゃんと飲んでみよう!

 

 

 

べべはこんなにたくさんの薬を飲んでいるのだから

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腰曲がってるけど、おばあちゃんだからあたりまえだもんね。

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カリカリを食べなくなってひさしいべべ。ちゅーるや猫缶をたまに食べてくれるのですが、基本的にはクリニケア。すごい値段^^; 1缶約1,530円。これ大きな缶じゃないんですよ?

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でも、クリニケアのおかげでべべは生きています。

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週末はチチと仲よくごはん。食い意地のはったセス坊がクリニケアを狙ってウロウロ。めー!

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さっき出稼ぎのチチからべべにプレゼントが届きました。止まらない下痢を止めようと、マイトマックスを注文してくれたらしい。これも高いんですけど、効果覿面で昔から愛用しています。

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あ、またセスが写ってる(笑)。セスは703号室を和ませてくれるありがたい存在。

 

 

 

慢性腎不全と闘っているナナも

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ごはんを食べずにぐずってばかりの末娘リルも

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私の娘たちはみんな私の隣にいてくれています。

 

 

この奇跡のような時間を、口に含んで堪能する余裕がほしい。

 

 

 

私が不在のとき、べべは寝室でひとりぼっちで過ごしています。

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突然スイッチが入る認知症のナナが、べべを噛んでしまうことがあるので、事故が起きないよう部屋をわけています。先日外から戻ったら、べべがこうして窓の外を見ていました。

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私の帰宅にだれより敏感だったべべが、私に気づかず、背を向けていることに驚きました。

 

 

けれど悲しくはありませんでした。

 

 

べべはずっと私の背中を見てきたので、今度は私がべべの背中を見る番だと思うからです。

 

 

 

宇宙でいちばんべべが好きです。

 

 

 

LOVE!

 

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

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足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

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実葉のご縁が決まりました

皆さまこんばんは。ブログでのご報告がワンテンポ遅れましたが、このたび保護猫実葉のご家族が決まりました。すでに多くの方がツイッターをご覧になって知っていると思います。

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保護当初より、実葉はたくさんの善意に囲まれてきました。

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ご支援、プレゼント、応援メッセージ、リツイート・・・・・・病院への搬送を手伝ってくれたメグ&ナツママさま、マイ太郎さん、写真を撮ってくれたみいさん、実葉を長期預かってくれているマイママさん。ここには書ききれない親切を背負って、実葉はお嫁に行きます。やったね!!

 

 

本来であれば、気にかけてくださった方、語りかけてくださった方、お力添えくださった方おひとりおひとりに感謝の言葉をお伝えしなければなりませんが、私にはその余裕がなく、ほんとうに不甲斐ない限りです。この場でお礼をさせていただく非礼をお許しください。

 

 

皆さま、どうもありがとうございました。

 

 

かわりと言ってはなんですが、私はその分、家族募集に力を注いできたつもりです。

 

 

ただその道中でも私は不義理をはたらきました。

 

 

ご期待に添えず、やさしい方を傷つけてしまったり、ガッカリさせてしまったり。

 

 

申し訳ありませんでした。実葉は世界で1匹しかいないので、どうしようもないのですが、私のやり方に問題があったのも事実だと思います。いろいろな意味で、とても反省しています。

 

 

けれど実葉のことは晴れやかな気持ちで見送りたいので、皆さまにもニコッとしていただければうれしいです。皆さまに納得していただける良縁だと自負しています。

 

 

 

私は個人で細々と活動をしてきましたが、保護猫サクとセスを無事卒業させたらしばらくは譲渡活動をお休みします。極論、目の前に瀕死の犬猫が現れたら話は別ですが、そうでもない限りは控えようかと。私ひとりが休んだところで、力のある方々が大勢いらっしゃるし、そもそもこんなことをわざわざ書く必要はないのですが、年々、重責に耐える気力が減っているのを自覚します。それを認めたくなくて、やるやるアピールをしてきました。

 

 

譲渡が重い。命は重いのだからしょうがないのですが、にしても、重い。

 

 

ブログやツイッターにはほんの一部しか出していませんが、いったん保護動物の家族募集がはじまると、私の日常生活はほとんど機能しなくなります。

 

 

物事の優先順位がつけられず、なにもかもが中途半端に。

 

 

 

保護動物の向かう先が、ちゃんと「終の棲家」であるよう、最後の瞬間まで家族といっしょに過ごせるよう、ひたすらに心を傾けてきました。ここは誓って偽りのない部分です。核です。

 

 

 

ご縁がまとまると昇天の喜びですが、そこにいたるまでのプロセスに精神的な限界を感じるようになってきました。せっかく幸せの中にいるのに、もったいないと自分でも思います。

 

 

 

「タナベさん もがいてるんですね」

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はい。そうなんです。

 

 

いい歳してみっともないのですが。

 

 

 

でもだからこそ、実葉に出会えたこと、サクとセスを保護できたこと、お子たちのお母さんでいられること、卒業生たちと卒業生たちのご家族の存在に深謝せずにはいられません。

 

 

 

私は落ちこんでいるわけではないし、病気で寝こんでいるわけでもないので、皆さまのご心配には及びません。図々しくピンピンしています!

 

 

 

せっかくの吉報にややネガティブな切り口となってしまいましたが、この譲渡にも私は全力投球でいきたいです。皆さまのご期待を裏切らぬよう、自分にできる精いっぱいをします。

 

 

 

実葉はかわいいお嫁さんになるんだろね。

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卒業の日までマイママさんのそばで元気にすごしてね。

 

 

 

「はーい」

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最後に、実葉の「家族」に名乗りをあげてくださった方々に「ありがとう」を。

 

 

 

FIVキャリア、(画像上)片腎、腕と骨盤の骨折などをハンデとも捉えずに、何人ものお心ある方々が実葉を希望してくださったのです。私は大きな勇気をいただきました。

 

 

本日はある方からメールが届き、感動。

 

 

猫と暮らすためにマイホームを購入し、現在はご自宅が建つのを待っている方です。職業がら、骨折の知識にもあかるく、早い段階から実葉と暮らしたいと仰ってくださっていました。しかし新居が建つまではペット不可の住宅にお住まいのため、ご縁になった場合、実葉のお届けが6月になってしまうことから、私の方で熟考の末、以前、お断りしたのです。

 

 

一部を抜粋します。

 

 

(703号室卒業犬)コロン君のブログから、里親さんのお人柄と愛情がたっぷり伝わってきまして、『あぁ~、たとえ実葉ちゃんとご縁にならなくても、田辺さんが選ばれた方なら間違いない』と強く感じました。そして私も、『選ばれない覚悟』が自然とできました。ですので、結果を受けましても、落胆はなく心から喜ばしいと思うばかりです。更に申しますと、田辺さんから猫をお迎えしたい気持ちにも変わりはありません。

 

 

たぶん読んでくださったの、この記事ですね。

 

 

なんて言ったらいいんだろう。私には分不相応ですし、身の置きどころに困ります。

 

 

ほかにも紹介したいメールがいっぱい。素敵な方々です。

 

 

不遇な犬猫が人間の扶養家族になれますように。

 

 

そして善き方のもとに保護犬保護猫がノックしますように。

 

 

 

謝謝

 

ロン君のコロン君のブログから、里親さんのお人柄と愛情がたっぷり伝わってきまして、『あぁ~、たとえ実葉ちゃんとご縁にならなくても、田辺さんが選ばれた方なら間違いない』と強く感じました。そして私も『選ばれない覚悟』が自然とできました。ですので、結果を受けましても、落胆はなく心から喜ばしく思うばかりです。

に申しますと、田辺さんから猫ちゃんをお迎えしたい気持ちにも変わりはありません。ブログから、里親さんのお人柄と愛情がたっぷり伝わってきまして、『あぁ~、たとえ実葉ちゃんとご縁にならなくて田辺さんが選ばれた方なら間違いない』と強く感じました。そして私も『選ばれない覚悟』が自然とできました。ですので、結果しても、落胆はなく心から喜ばしく思うばかりです。
更に申しますと、田辺さんから猫ちゃんをお迎えしたい気持ちにも変わ

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子どもたち

今日はブログ更新に使える時間が30分しかないので、予定していたかえ改めさくらの近況は次に必ずお伝えします。さくらは元気にしているので、皆さま少々お待ちください。

 

 

毎年春に渋谷のNHKホールで行われるNPO PMのイベント(ペットは家族。一生一緒)につかう写真を和田さんに送っていたら、なつかしい写真に出会いましたので自慢します。

 

 

 

703号室のべべ。8年前の写真だからこのとき7~8歳かな?

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ナナも若々しいですね。

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ドッグランではしゃぐ末娘リル

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これは別の日。べべはボールが大好き。投げると必ず口にくわえて私のもとへ戻るのです。

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海辺を走るナナとリル

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703号室内にて。先住べべがナナを教育しています。これもうちでよく見られたシーンでした。

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べべしっぽのガンになる前です。しっぽが長い! しかもツートン。ガンになり大巻先生が断尾したので、今はこのときの半分しかありません。ガンとの闘いで胃の3分の2としっぽの半分を失ったべべ。いろんなものを乗りこえてきて、ほんとうにえらいです。

 

 

ナナはべべに絶対服従で一度も逆らいませんでした。

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本気を出せばナナの方が数倍強いのに。

 

 

 

認知症になってしまったナナはべべを認識できないときが増えてきました。

 

 

 

ナナはたまに先輩べべを本気で噛んでしまうようになり、べべはときどき、ナナに遠慮しながら部屋の隅でまるまっています。お母さんはちと悲しくなったりも。

 

 

 

犬の一生も、猫の一生も、驚くほどあっという間。

 

 

後悔の残らないよう、いつも精いっぱい向き合っていきたいです。

 

 

私の子どもたちだから。

 

 

たとえようがないほど、ただひたすらにかわいくてかわいくて・・・・・・

 

 

 

私信:和田さーん! スケジュールが合えば期間中NHKホールに遊びに伺います。写真バラバラで送ってしまい申し訳ないです。がんばってくださいね。

 

 

 

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保護動物のススメ

実葉のお問い合わせをくださった方々は実葉の幸せを願ってくださっていて

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FIVキャリアについて、腎臓の問題について、手などの骨折について

 

 

それぞれできちんと調べ、ぜんぶを知っています。

 

 

 

ぜんぶを知ってなお、実葉に会いたいと言ってくれています。

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昨夜私は活動をはじめたばかりの15年前のことをブログに書きました。

 

 

あの頃は犬に限らず、野良猫たちの境遇もまたひどいものでした。

 

 

ハンデのある猫はおろか、ただ成猫というだけで「もらい手などつくはずがない」と言われていたのを思い出します。保護活動をしている人たちはみんな嘆いていました。疲弊していました。半分あきらめていました。だから成猫を保護する人は今より少なかった気がします。

 

 

時代がちょっとずつ変わって、猫と暮らす方の意識が高くなって、保護成猫を選択肢に入れる方が増えました。細々とした個人活動の私も、その恩恵にあやかりすばらしい出会いを果たしています。あたたかい方々に深謝しています。

 

 

実葉は愛と希望の中で生きています。

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「ありがとう わたし 充実しています」

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私はうちの保護犬猫たちの家族に名乗りを挙げてくださった里親さん方を尊敬しています。

 

 

心だけはいつも寄り添っているつもりです。

 

 

私はたくさん保護したい子がいますが、多頭崩壊になるので終生飼育ができません。

 

 

だから保護動物たちを「譲渡」をしています。

 

 

譲渡は私にとって次の保護に繋がる唯一の方法なのです。

 

 

私は一定期間をいっしょにすごせばいいだけの得役ですが、里親さんはその子の最後の瞬間まで共に生きなくてはならない役目です。私にできないことをしてくださるのが「里親さん」。

 

 

私の夢を引き継いでくださるすばらしい方々です。

 

 

うちの里親さんはよく、私の保護猫を迎え入れるのがプレッシャーだったと笑います。

 

 

そうですか? ごめんなさいね。

 

 

でも、2頭目、3頭目も私から譲り受けたいと仰ってくれたりもします。

 

 

すごくうれしい瞬間です。

 

 

譲渡は互いにフェアでなければなりません。

 

 

両者対等がいい関係性に繋がるんだと思います。

 

 

生意気を申し上げましたが、これからも透明性の高い譲渡をめざしてがんばります。

 

 

そして703号室に限らず、日本ではあまたの保護犬猫たちが終の棲家を求めています。

 

 

犬猫を迎えるとき、ペットショップやブリーダーを利用するのもひとつでしょう。

 

 

ですが生意気を申し上げたついでにあとひと言。

 

 

良心的なブリーダーや良質店はたしかに存在するかもしれません。

 

 

しかしそれはあくまでも、ほかと比べて親切だった、というだけの話。過激な言い方かもしれませんが、業者ですから当然お金が絡んできます。生体売買を生業としているので、大なり小なりどこかで必ず歪みが生まれています。多くの場合、歪みのツケを払わされているのは子犬子猫、繁殖犬繁殖猫であることを、私たちは知った上で犬猫たちを買わなければなりません。

 

 

それが責任と思考のある大人の行動だと思います。

 

 

私は生きている限り、もう二度と犬猫を買いません。

 

 

家族は買わなくても出会えるからです。

 

 

それに私は、犬猫たちを商売道具にはしません。そこが業者と私のちがいです。

 

 

 

これから犬猫と暮らしてみたいと思う方がもしこれを読んでくださっているなら、どうか保護犬保護猫を検討してみてくださいね。逸材がいっぱいいますから。

 

 

 

「タナベさん 見て見て~ わたしの肉球 スベスベになりましたよ」

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おお、そりゃよかったね。外を彷徨っていたときはガサガサだったものね。

 

 

たいへん美しい足裏を見せてくれて、実葉ありがとう。

 

 

皆さまいい週末を♪

 

 

LOVE

 

 

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同じ空の下をテクテク歩くきみへ

昨夜はあたらしい保護猫2匹を迎えにemi-goの病院へ行きました。

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保護した経緯はまだブログでお話ししていませんでしたね。おいおいきちんと整理します。

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さあ、行こう。emi-goと中島先生お世話になりました。ありがとうございました。

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2匹のことは改めてきちんと紹介させてください。

 

 

 

最近はあちこち(自分の)病院へ通っています。ふう。私もすっかり中古だなあ。これからも通院が必要ですが、気力だけは人一倍ですのでご心配には及びません。

 

 

 

夜はこんなに美しい天使がそばにいてくれるんですもん。

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私の席はちゃんと空けてくれています。ナナ、ありがとうね。

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あまぱんの点滴を見守ってくれています。

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自分の点滴は暴れて抵抗するんですが、他者のときは落ち着いた表情(笑)。

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この前ナナとの思い出を書きましたよね。

 

 

「こんにちはナナちゃん/幸せの703号室」

 

 

 

その際サッと流したのですが、今夜はナナのきょうだいたちの名を書かせてください。

 

 

ナナ

私の愛犬。1歳8カ月で保護。土手を出て我が家へ

 

タカコ

2歳未満で土手で餓死。亡くなる前4頭の子犬を出産。タカコの子は2頭が死に、2頭が生存。うちの1頭が我が家のリルで、もう1頭のゆずは里親さん宅で幸せに暮らしています。

 

アオヤマ

2歳未満で土手で焼死

 

ジョウユウ

2歳未満で土手で焼死

 

リュウ

6歳で土手より保護し里子へ。里親さんとは年賀状のやり取りをしています。元気です。

 

コロン

6歳9カ月で土手より保護。コロンJに改名。ご存じのとおり里親さんに溺愛されています

 

そして最後はゴクドウ

7歳で土手より保護。ゴクウに改名。15歳のゴクウは里親さん宅で暮らしています。

 

 

ここまで書いて、精神的に限界。この11頭は私にとってかけがえのない存在です。

 

 

私ができたこと、できなかったことを、ぜんぶお伝えするのはむずかしい。

 

 

15年前、非力だった私は、べべの散歩時に行った土手で20頭以上の犬たちと出会いました。

 

猫もいっぱいいました。飼えなくなるとみんなが土手に捨てていってしまうのです。

 

犬たちは方々に散っており、たとえばA地点に1頭、A地点から1キロ離れたB地点に5頭、B地点から2キロ離れたC地点に6頭、といった具合でホームレスたちの番犬にされていました。

 

犬たちの状態は決してよくありませんでした。

 

健康診断はおろか、フィラリア予防、狂犬病注射も受けておらず、残飯をもらって命を繋いでいるだけ。引き取られる先が穏やかで面倒見のいいホームレスならそれなりにマシな生活を送れるものの、暴力的で面倒を見ない人間に引き取られるとほんとうに悲惨です。

 

当時はホームレスというより暴力団関係の人間たちが一定数土手で暮らしていたのです。

 

 

(リュウを除く)ナナたち6頭は運悪く、ひどく犬を殴る人間たちの番犬となってしまいました。

 

 

皆さまの想像しがたいような隔絶された非合法の世界で犬たちは育ちました。

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これは15年前に私がインスタントカメラで隠し撮りをしたナナたちの写真ですが、この写真の子犬たちは写真の翌月あたりから徐々に理不尽極まりない扱いを受けはじめ、半数がバタバタと死んでいったのです。生きられたのに、ちがう家でなら生きられたのに!!

 

 

15年経った今でもこの犬たちのことになると私は感情が抑えられず、爆発しそうになります。

 

 

ごめんなさい。

 

 

私は「保護」を目的としていたのですが、男たちが怖くてできませんでした。

 

 

仮に1頭盗むのに成功したところで、すぐに私の仕業だとバレて男たちに警戒され、以後ほかの犬たちに会わせてもらえなくなるのがオチです。

 

だからバカみたいに、ただ焼酎や犬のフードを手に土手に通うしか能がありませんでした。

 

土手に通うために私は前夫と離婚。

 

ヘラヘラ笑いながら土手にいる男たちに媚を売ったことも一度や二度ではありません。

 

土手の男たちからたまに浴びせられる卑猥な言葉が大嫌いで聞くたびに吐き気がしました。

 

 

しかし通わないと犬たちが気になって私は仕事もなにもかも手につかないのです。

 

 

そうして虎視眈々と保護する機会を狙いながら、7年の歳月をかけて、私は最後の1頭、ゴクウを土手から出しました。私の人生がかかっていたと思います。

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土手を出る間近のゴクウ。この時期のゴクウはいいホームレスさんに巡り会えて屋根のある小屋を作ってもらい、栄養状態、衛生状態も悪くありませんでした。ゴクウを連れて帰りたいとの私の訴えに対し、最終的に首を縦に振ってくれたホームレスさんには感謝しています。

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ナナに遅れること5年4カ月、ついに土手を出たナナのきょうだいゴクウは、703号室で私の保護犬として生き直すことになりました。左がゴクウで右がナナ。7歳の頃です。

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なんの手もかけられずに土手に繋がれていただけだったのに、ゴクウは家庭犬として完璧に振る舞って見せました。どこに出しても恥ずかしくないほどの立派な紳士です。

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けれどときどき、背中を触ろうとすると反射的に私を噛もうとしたのです。

 

 

昔のブログにそのことを書いてあるのですが、残念なことに添付していた写真はぜんぶ消えてしまいました。文章だけでもよければ→「普通の背中/幸せの703号室

 

 

いっしょにドライブにも行ったし

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病院でもおりこうだったよね。

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ドッグランデビューも果たしました。ゴクウを抱っこしているのが私でナナとリルも近くにいます。

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里親さんちへのお届けの日。淋しかったなあ。

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新居にて

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ゴクウ用のおもちゃ

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すでに7歳のオトナだったけど、終の棲家で子犬のようにはしゃいだゴクウ

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そのゴクウが15歳をむかえ、木々の香りを確かめながら歩いています。

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首にしっかりと迷子札をつけて、自分の道を、里親さんとともに

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ナナ同様、足腰は悪くなってきたものの、1日に4回のお散歩へ出かけ、健康診断ではなんの問題も見つからなかったそうです。ゴクウやるね。すごいねえ。

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家族に囲まれて暮らすために、お前さんは生まれてきたんだと思う。

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ちょっと遅くなったけど、15歳の誕生日おめでとう。

 

 

近々ナナを連れて会いに行くからね。

 

 

あああああああああああ、LOVE!

 

 

 

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