1.予想外のお見合い結果(ビビ嬢)


お待たせしました。これからビーナスあらためビビの卒業記事を2回に分けて更新します。

ビーナスは保護してくれたmegさんご夫妻に「ビビ(B・B ブラックビューティの意)」という名をつけられていました。

でも、これ以上ビビリになったら困るという理由で、703号室に移動した際「ビーナス」に変えたのですが……なんとこの度、また「ビビ」に戻ったのです。

里親さんが一生懸命考えてくださった新しい名が、保護したmegさんご夫妻と同じだなんて!

運命を感じて唸りました。う~む……すごい!

 

私 「今のままの状態だと、お見合いとかが成り立つか心配ですね」

megさん 「本当ですね。お見合いでかわいいと思ってもらえるか……」

megさん 「いい子なのに、自己アピールが下手なんですよねこの子は」

私 「お見合いで唸ったりしますよね。固まりますよね(笑)」

megさん 「はい……」

私 「まあ、気長にやります」

 

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(写真:猫撮る氏

何度かビビに会いに来てくれたmegさんと私は、にらみを利かせるビビのケージ横でこんな会話を交わしていました。ビビは私たちの前で、人間に対する不信感を隠さなかったのです。

 

だからお見合いが終わったとき、私はmegさんとの会話を思い出し、ひとり涙ぐんでいました。

ビビの成長に、心が震えたから。

そして月並みですが、ビビを撫でてくれた里親さんのあたたかい手にも感謝せずにはいられませんでした。時間を作って遠くから会いに来てくれたのです。とびっきりの笑顔で。

保護動物のお見合いは、伺うかお越しいただくかになります。

個体の性格、移動距離、ご家族構成、環境などケースバイケースなので臨機応変に決めていますが、先に巣立ったクロン(シャロン)は伺う形を選び、ビビはお越しいただきました。

とは言っても、当時10頭もの犬猫がいた我が家ですから部屋数が足りません。

そこで私は、お見合いの少し前に、ビビをベッドごと洗面所に移動させました^^;

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ビビ、ごめんね。

いろいろ考えたんだけど、703号室でビビと里親さんがゆっくりコミュニケーションを取れるのはこの空間だけなの。

お姫さまなのに、洗面所でお見合いなんてかわいそうだけど、辛抱してね。

 

里親さんご夫妻を洗面所に案内して会ってもらうことに。

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ああ、すみません。

 

えーっ!

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お、お姫さま……まんざらでもない?

megさんと交わしたあの会話を、脳内で反芻……

お見合いが、成り立った!!

 

「やるときはやるわよ」

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(写真:猫撮る氏)

 

「やるときは 本気で やるわよ!」

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(写真:猫撮る氏)

 

ですよねー!(媚)

ビビ嬢を見直しました。いえ、尊敬します。

 

お茶を淹れながらリビングにて細かい話をはじめました。

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里親さんはiPadを持参です。

私がお家の写真を撮ってきてくださいとお願いしたから。

 

「iPadの方が画面が大きいので田辺さんが見やすいかなと思いました」

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深い心遣いにお人柄を感じました。いいですね。

我が家でのお見合いの場合、お家の写真を事前に拝見するのは私にとって重要です。私が見たいのはプライベートではなく玄関や窓周り。そう、安全を守るために脱走防止策を里親さんと一緒に考えていくのです。現実的に、具体的に。

それだけではありません。

新居の間取りをある程度自分の頭の中に描くことで、保護動物の円滑な新生活のイメージを創り出し里親さんに的確にアドバイスするのも私の役目です。

そのかわり、私の方も里親さんが求める情報をできる限り開示し透明度を高める努力をしたいです。保護主だけ偉そうにあれこれ詮索し、上から目線で指図するのではなく、双方がフェアな状態で同程度の情報をシェアするのであれば希望者さんも納得してくださるでしょう。

相手の連絡先を知りたい場合にはまず自分の連絡先を伝え

相手のご年齢やご職業を聞きたい場合にはまず自分から名乗り

相手の将来のビジョンを伺いたい場合はまず自分のビジョンを話します。

 

「赤ちゃんを産むんですか?」 「引っ越しますか?」 「転勤は多いですか?」

詰問攻めで相手を困惑させるよりも

「私は人間の子どもには恵まれませんでした。失礼を承知でおたずねいたしますが……」

「我が家は分譲マンションで引っ越す予定はございませんが、●●さまはいかがでしょうか?」

「我が家は転勤はございませんが……」

自分の状況を伝えたあとで、自分の知りたいことを聞く分にはいいですよね。アンフェアで一方的な譲渡は避けられるかなと。あくまでも私の考え方ですが。

 

長くなってごめんなさい^^; リビングは和気藹々の笑顔にあふれました。

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はじめて猫と暮らすご夫婦ですが、責任感が強く慎重なおふたりです。

お若そうに見えますが、私と同世代なのでオトナです(爆)。

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はじめはペットショップでの購入も検討したのですが、奥さまのお知り合いが保護猫の里親になったのを知り、あれこれ調べるうちにご自分たちも里親になることを希望されたそうです。

善き方から善き方へ……じわじわ広がっているんですね。

こうしてビビのお見合いは、無事に……どころか、楽しく 終わりました。

里親さんからカステラとかぼちゃのクッキーのお土産が! ありがとうございました。

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後日、準備が整いつつあった里親さんからメールが^^

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ビビグッズを揃えていたらうれしくなりつい並べて写真を撮ってしまったらしいです。

お見合いの時にビビが篭城していたねころんベッド(まるぽこの母さまからのプレゼント)がかわいくてお揃いで買ってしまったんだとか。

安心の譲渡は、保護主である自分の精神衛生にも繋がります。

これからも心と心を結ぶご縁探しを目標にがんばります。

 

ビビ、お疲れさま!

ev

 

次回はお届けの日の写真をご覧ください。

最後までお読みくださりありがとうございました。長かったから目がお疲れになったでしょう?

ブラック・ビューティに免じてお許しください。

 

 

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2件のコメント

  • meg

    ビビ姫、おめでとうございます。
    優しくて美しいママとハンサムなパパがビビを迎えて下さったのですね。
    素晴らしいご縁を結んでくださったハハさんに心から感謝しています。

    ビビ姫を迎えるその日を待ち望んで、沢山のグッズを揃え、
    あれこれとご夫婦で試行錯誤され脱走防止策も完璧にしてくださったことが
    良くわかります。
    ビビは可愛さアピールができるのか? そんな余計な心配はいらなかったのですね^^;
    ビビ姫はできる女でした^^
    できる女に変身させて下さったハハさん、本当にありがとうございました!!!
    続きの記事を楽しみにしています♪

    • anny703

      megさん
      いろいろありがとうございました^^
      一緒に走ってくださったからこそ結べたご縁です。心から感謝しています。
      そしてiPhoneデビュー、おめでとうございます。一緒にいろいろ勉強しましょう^^
      ビビのご家族は、どんと構えたような素敵なご夫婦です。ビジュアルがいいので(笑)、ビビとピッタリお似合いです。特に奥さまは目が大きいのでビビに似ているんですよね。お見合いの時そんな話になりました。みんなまたそれで笑っていいムードに^^
      ビビのお見合いは私は実は緊張でした。私にはなれてくれていたけど、他の方を見ると唸ったり逃げたりするビビだったので。
      でも、想像以上の優等生ぶりで、自分の力でご家族をゲット!です。
      やりますね、ビビ嬢^^

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