理想の家族

追伸:保護犬バービーの暮らしぶり、躍動感? はMIHOさんのブログで紹介されています。

読んであまりにもかわいくてニヤニヤしました。よかったら覗いてみてください。

 

ひとつ下にべべ公14歳の誕生日ネタを書いています↓

 

先週末、卒業猫みも&あかりのお宅に遊びに行きました。

我が家から車で1時間。都心部へひとりきりのドライブです。

 

まず最初に譲渡したのはみもの方。うちの近所でさまよっていたところを私が素手で保護し自宅に連れ帰り里親募集しました。

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オレンジ色の点が瞳の中にあるのがみもの特徴。個性的で色っぽいです。

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みもを譲渡した1年後、これまた近所で保護したあかりをみも家にお願いしました。

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「あ 来ちゃったのね……ハハ こんちは」

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人馴れがいまいちで扱いのむずかしいあかりを「家族の一員」として迎え入れてくださった里親さんに深く感謝しています。

 

 

「アンニイさん……みももあかりもかわいくて仕方ないよ」

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が、ご主人の口癖です。

 

ご主人のみも&あかり自慢話を聞くたびに、私は天にも昇る気持ちになるのです。

せっかくですのでみも&あかりの暮らしぶりを紹介させてください。

みも&あかりはゆったりとした自由設計の戸建て住宅にお輿入れしました。

設計の段階で採光にウエイトを置いたため窓も多いです。

正直、お見合い時に「家の間取り図」を見せてもらった私は窓の数に少し戸惑いました。

でも、話し合っていくうちに微塵の心配も感じなくなったのです。

私以上に里親さんがしっかり考えてくださっていたから。

 

日差したっぷりのリビングにキャットタワーと脱走防止のアミアミを。タワーの中にみもが^^

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光や風を感じながらも安全に過ごせる快適な空間ですね。

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リビング横のキッチン窓にもアミアミがさりげなくついています。

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シャイなあかりがメインで使っている広い寝室には3段ケージとアミアミ

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寝室の出窓にはみも&あかりがくつろぐためのマットとアミアミ

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ふわっふわの猫ベッド♪

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共働きご夫婦の強い味方、自動給餌機。2台あります。

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換気をまめにする3階の物置にはみも&あかりの侵入防止扉がついていました。

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とここまで読んで、保護主の私に引いた方へ(笑)。

私はこんないっぱいお願いしていません。ほとんどご夫婦が自主的にやってくださったのです。

 

玄関に繋がる扉のノブは猫たちが勝手に開けないよう上向きになっていました。

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その先になんと足止め用のゲートまであります。

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私 「ひさびさに来ましたが、やっぱりすごいですね。安全対策が」

奥さま 「この子たちの安全を守ることが、私には大切ですから(にこ)」

 

「正しい管理こそ最大の愛情」

これは私の勝手な造語で活動理念ですがみも&あかりのお宅はまさにその言葉を形にした環境です。猫たちは窮屈な思いをせず自由に飛びまわりながらも安全を保証されているのです。

 

あかり、よかったよね。今なお警戒心の残るあかりには本当にありがたいと思う。

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ご主人に撫でられうっとりのみも。毎日幸せだね。

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お宅におじゃました私はこれからも丁寧な譲渡を目指していこうと心に誓いました。

独りよがりで上から目線の偉そうな指示、命令ではなく、里親さんと楽しく話し合いながら保護動物の安全を考えていきたいです。そして私自身も賢人の里親さん方に勉強させてもらいながら自分の暮らしに活かし保護動物たちに還元していきたいです。

犬のバービーの希望者さまには猫の脱走防止のアミアミをお願いするのではなく、先日書いたとおり「リードの持ち方」や「迷子札の装着」などを中心にお願いしたいと考えています。それぞれの個体に合うスタイルを模索するのが理想ですよね。

 

里親さんがフルーツケーキで誕生日を祝ってくださいました。

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おいしかったです。ありがとうございました。

 

ポストカードを買ってくださった上、プレゼントまですみません。

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これからも末永くみも&あかりをよろしくお願いします。

 

最後に、最近登場回数の少なかったほほを載せてLOVE! とさせていただきます(笑)。

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LOVE!

 

 

 

 

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

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1.予想外のお見合い結果(ビビ嬢)

お待たせしました。これからビーナスあらためビビの卒業記事を2回に分けて更新します。

ビーナスは保護してくれたmegさんご夫妻に「ビビ(B・B ブラックビューティの意)」という名をつけられていました。

でも、これ以上ビビリになったら困るという理由で、703号室に移動した際「ビーナス」に変えたのですが……なんとこの度、また「ビビ」に戻ったのです。

里親さんが一生懸命考えてくださった新しい名が、保護したmegさんご夫妻と同じだなんて!

運命を感じて唸りました。う~む……すごい!

 

私 「今のままの状態だと、お見合いとかが成り立つか心配ですね」

megさん 「本当ですね。お見合いでかわいいと思ってもらえるか……」

megさん 「いい子なのに、自己アピールが下手なんですよねこの子は」

私 「お見合いで唸ったりしますよね。固まりますよね(笑)」

megさん 「はい……」

私 「まあ、気長にやります」

 

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(写真:猫撮る氏

何度かビビに会いに来てくれたmegさんと私は、にらみを利かせるビビのケージ横でこんな会話を交わしていました。ビビは私たちの前で、人間に対する不信感を隠さなかったのです。

 

だからお見合いが終わったとき、私はmegさんとの会話を思い出し、ひとり涙ぐんでいました。

ビビの成長に、心が震えたから。

そして月並みですが、ビビを撫でてくれた里親さんのあたたかい手にも感謝せずにはいられませんでした。時間を作って遠くから会いに来てくれたのです。とびっきりの笑顔で。

保護動物のお見合いは、伺うかお越しいただくかになります。

個体の性格、移動距離、ご家族構成、環境などケースバイケースなので臨機応変に決めていますが、先に巣立ったクロン(シャロン)は伺う形を選び、ビビはお越しいただきました。

とは言っても、当時10頭もの犬猫がいた我が家ですから部屋数が足りません。

そこで私は、お見合いの少し前に、ビビをベッドごと洗面所に移動させました^^;

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ビビ、ごめんね。

いろいろ考えたんだけど、703号室でビビと里親さんがゆっくりコミュニケーションを取れるのはこの空間だけなの。

お姫さまなのに、洗面所でお見合いなんてかわいそうだけど、辛抱してね。

 

里親さんご夫妻を洗面所に案内して会ってもらうことに。

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ああ、すみません。

 

えーっ!

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お、お姫さま……まんざらでもない?

megさんと交わしたあの会話を、脳内で反芻……

お見合いが、成り立った!!

 

「やるときはやるわよ」

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(写真:猫撮る氏)

 

「やるときは 本気で やるわよ!」

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(写真:猫撮る氏)

 

ですよねー!(媚)

ビビ嬢を見直しました。いえ、尊敬します。

 

お茶を淹れながらリビングにて細かい話をはじめました。

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里親さんはiPadを持参です。

私がお家の写真を撮ってきてくださいとお願いしたから。

 

「iPadの方が画面が大きいので田辺さんが見やすいかなと思いました」

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深い心遣いにお人柄を感じました。いいですね。

我が家でのお見合いの場合、お家の写真を事前に拝見するのは私にとって重要です。私が見たいのはプライベートではなく玄関や窓周り。そう、安全を守るために脱走防止策を里親さんと一緒に考えていくのです。現実的に、具体的に。

それだけではありません。

新居の間取りをある程度自分の頭の中に描くことで、保護動物の円滑な新生活のイメージを創り出し里親さんに的確にアドバイスするのも私の役目です。

そのかわり、私の方も里親さんが求める情報をできる限り開示し透明度を高める努力をしたいです。保護主だけ偉そうにあれこれ詮索し、上から目線で指図するのではなく、双方がフェアな状態で同程度の情報をシェアするのであれば希望者さんも納得してくださるでしょう。

相手の連絡先を知りたい場合にはまず自分の連絡先を伝え

相手のご年齢やご職業を聞きたい場合にはまず自分から名乗り

相手の将来のビジョンを伺いたい場合はまず自分のビジョンを話します。

 

「赤ちゃんを産むんですか?」 「引っ越しますか?」 「転勤は多いですか?」

詰問攻めで相手を困惑させるよりも

「私は人間の子どもには恵まれませんでした。失礼を承知でおたずねいたしますが……」

「我が家は分譲マンションで引っ越す予定はございませんが、●●さまはいかがでしょうか?」

「我が家は転勤はございませんが……」

自分の状況を伝えたあとで、自分の知りたいことを聞く分にはいいですよね。アンフェアで一方的な譲渡は避けられるかなと。あくまでも私の考え方ですが。

 

長くなってごめんなさい^^; リビングは和気藹々の笑顔にあふれました。

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はじめて猫と暮らすご夫婦ですが、責任感が強く慎重なおふたりです。

お若そうに見えますが、私と同世代なのでオトナです(爆)。

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はじめはペットショップでの購入も検討したのですが、奥さまのお知り合いが保護猫の里親になったのを知り、あれこれ調べるうちにご自分たちも里親になることを希望されたそうです。

善き方から善き方へ……じわじわ広がっているんですね。

こうしてビビのお見合いは、無事に……どころか、楽しく 終わりました。

里親さんからカステラとかぼちゃのクッキーのお土産が! ありがとうございました。

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後日、準備が整いつつあった里親さんからメールが^^

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ビビグッズを揃えていたらうれしくなりつい並べて写真を撮ってしまったらしいです。

お見合いの時にビビが篭城していたねころんベッド(まるぽこの母さまからのプレゼント)がかわいくてお揃いで買ってしまったんだとか。

安心の譲渡は、保護主である自分の精神衛生にも繋がります。

これからも心と心を結ぶご縁探しを目標にがんばります。

 

ビビ、お疲れさま!

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次回はお届けの日の写真をご覧ください。

最後までお読みくださりありがとうございました。長かったから目がお疲れになったでしょう?

ブラック・ビューティに免じてお許しください。

 

 

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