わたしの放つ光


呼び名をさんざん悩んだ私は、自分ちの黒猫ほほに似た響きと、姉妹猫の仮名に使った「蝶々」に関連づけ、「ほたる」にたどり着きました。

 

 

ほたる……ほたる……

 

 

反芻すればするほどしっくり合う。

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病院で会ったとき、ほたるは決まってケージの中からこちらを向いてちんまりと小首を傾げていました。見えていないのに、見えているかのような顔の角度。

 

 

ほたるに“見られている”ことに少し不思議な感覚をおぼえたほどです。

 

 

かわいい盛りの姉妹たちがもれなく運命の赤い糸を手にしたあとも、ほたるは同じ場所にいました。

 

 

ほたるだって生まれてきたのです。

 

 

生まれてきた事実はほかの姉妹兄弟と変わりません。なのにほたるに構う余裕がなく、この子を顧みなかった私は、人として自分の行動を残念に思いました。

 

 

ただまあ近ごろは、ほたるはみんなとちがう役割を与えられたのかなと考えるようにもなっています。ほたるに接するようになって感じたこと。

 

 

この子は、外見はどこか地味です。けれど自分の力で発光し、一点の輝きに気づいて近づいて来た者をじんわり照らしてくれます。

 

 

ほたるの放つ光はネオンのようなゴージャスさこそはないけれど、渾身かつ自然。ふわっとあたたかいほたるの生命そのものです。

 

 

ほたるの名前の由来が私の中で「ガチャ」とはめ込み音をたてました。

 

 

以後、名は日を連ねるごとにこの子と混ざりあい、溶けあい、一体化しています。

 

 

ほたるは明るく、負けん気の強い女の子。

 

 

よじ登りが得意で、いつの間にかテーブル程度の高さをクリアします。

 

 

しかし降りるのは勇気が要るようで、なかなかできません。

 

 

登ったはいいけど降りられない。ほたるはまず端から端まで行ったり来たり。

 

 

それから1か所に落ち着き、手で着地予想地点の距離をはかろうとします。

 

 

地面をめざし手を精いっぱい伸ばしても、ゴールの位置がよくわからない。

 

 

ほたるは首を斜めに傾けます。明らかに困った表情を浮かべながら。

 

 

もう一度やってみる。

 

 

……やっぱり地面までの距離がわからない。

 

 

ほたるは不安げに鳴きはじめます。

 

 

小さい口をめいいっぱい開けて、私を呼ぶのです。

 

 

「おりたい~ おろして~」

 

 

ほたるの形相や佇まいが必死すぎて身悶え。しかも、なぜか必ず私のほうを向いているのです。私がどこにいるのか、ほたるは知っています。

 

 

私を頼りにしてくれるのがうれしいし、ほたるの素直さが好きです。

 

 

たまらないですよ。

 

 

生まれつきこの子は目が見えません。

 

 

けれど内側に絶えず光を宿し、凝視してくれる人に届くよう一生懸命放ちます。

 

 

障害を抱えてはいますが、トイレを含め、たいがいのことはできます。

 

 

驚くほど聴力や臭覚が発達しています。感受性も豊かです。

 

 

ほたるは私が見えなかったものを私に見せてくれます。

 

 

ほたると暮らす方は幸せな一生を過ごせます。

 

 

どうでしょうか? 逸材だと思いませんか?

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私はもう、メロメロの一語です。

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(写真:すべてみいさん

 

 

ほたるを家族にと検討をしてくださる方は、どうかご連絡ください。

 

 

ほたるともどもニコニコ顔でお待ちしています。

 

 

Smile&Love

 

 

 

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