ぼくは、歩きたいのです


地元の不動産屋さんのウインドウを覗いて、求人募集の張り紙なんか探しちゃう。

働きたい。っていうか働かないと、今の生活を維持できない。

1年以上、飲食店の配膳のバイトをやってきましたが、場所が新橋だったので、通勤時間がもったいなかったです。次はもっと近くじゃないと。

22歳の時に宅地建物取引主任者証(宅建)を取得し、宅建業での営業の職歴もあるから、宅建業がいいなあ。地元の不動産屋さんなら、中国の方が多く利用するから、私の語学能力も活かせるにちがいない。努力は必要だけど、やりがいがありそう。

でも、1日に5時間程度の労働じゃ、使ってもらえないんだろうなあ。

実際5時間働けるのか? 私……。

パートタイムで責任のある仕事を任せてもらえるほど、世の中は甘くない。そうなれば、やっぱり現実的に、スーパーのレジ打ちか、飲食店だろうなあ。

それだってマックス5時間じゃあ、むずかしいのかな?

うーん……。

くどくどと悩みを書いて失礼しました^^;

いえね。飲食店でバイトをしている時、保護活動や犬猫たちのお世話、家事との両立? に苦しんだのです。だけどたとえわずかでも、自分の収入があるのは嬉しかった。それに、なんていうか、この社会の生産力のほんの一役を担えている気がして。

お出かけ記事などもUPしているので、一見そんな風には見えないでしょうが、ゴンタが前よりずっとお留守番できなくなりました。今、私が3時間以上出かけ る時は、チチが見てくれています。チチも社会人ですから、当然つきあいがあります。チチが出かける時は、私が家にいなければなりません。お互い助け合って 乗り越えている毎日です。

ゴンタは変わりました。

まず、ひとりではうまく食べれなくなり、食事の介助が必要になりました。食べ終わるまでの時間も、前よりずっと延びています。

食欲旺盛ですが、途中で、噛むのも飲み込むのも忘れてしまう時も。

膝に抱きながら、一口一口食べさせ、終わると顔を拭きます。

食べるだけならまだしも、お水もひとりでは飲めないので、1日に何度も、水飲みの容器を鼻に近づける作業が必要です。

食べる、飲む、に加え、お得意だった旋回運動も不得手になりました。

目的のない行動……旋回、徘徊。

だけど痴呆の犬にとっては重大任務です。

一度まわりだしたら止まりません。ぐるぐるぐるぐる、起きている間中、何時間でも連続してまわっています。痴呆の犬を知らない方は、にわかに信じがたい光景でしょうが、本当にノンストップ、でした。

ゴンタが来て2年経ちますが、近ごろは、旋回が思うようにいきません。

転んだり、立てなかったり。

その都度、ゴンタはイライラし、大声で叫びます。

ねこなで声ならどんなにいいか。

「ワオン!! ワオン!! ワオン!!」

私が体勢を変えてあげるまで、エンドレスに騒ぎます。

今、寝たきりになる一歩前なんだと思います。

体が思うように動かなくなってきた。

でも、まだ動く。

だけど、やっぱり動きづらい。

当然、本能は「動きたい」方にいるので、苛立ちが大きいのでしょう。

体勢を直しても直しても、また倒れる。ならいっそ起き上がらないで寝ていればいいのに、と思うけど、ゴンタは起きたい。自分が劣化していくような感覚に苛まれ、抗おうとするのでしょう。

ひどい時は、数分おきに叫ぶので、ナナがゴンタのケージのそばでごはんを食べなくなりました。私も働かずに家でだらっと過ごしている割には、睡眠不足で、妙に疲労感が^^;

ゴンタが来ていろいろありましたが、今が一番壮絶かもしれません。

1年前はお外で少し歩けていました。立派な雄姿です。
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最近の写真↓
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起きている時は私が支えているので、写真が撮れない。
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寝ているシーンばかりでごめんなさい。
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先日、2年弱封印してきた安定剤を飲ませたあとに撮った写真です。

寝れないゴンタも、寝れない私たちも、どっちも不幸だから、先生に相談し、規定量の半分だけを飲ませました。なんか、無理やり寝かせるようで心が痛かったなあ。

薬のおかげでゴンタはその晩、ひさびさにぐっすり眠ってくれて、その寝顔をみて、私はまたがんばろうと思えました。

昨日は円形のエンドレスサークルの購入を検討しネットであれこれ調べたり、めったに読まない老犬介護のブログをサーフィンしてみたり、いろいろ研究も^^

エンドレスサークルを設置したら、ゴンタはパニクるんじゃないかとか、でもあった方が転びづらいのかな? とか。気づいたら頭の中は、ゴンタ一色。

老いて赤ちゃんに戻ったゴンタ。

前ほど立派に歩けなくなったし、できないことが増えています。

だけど立派に歩いて見せたゴンタも、起きたいと駄々をこね、泣いてしまうゴンタも、ゴンタはゴンタだから、私はやっぱり、両方好きです。

どうか神さま。

ゴンちゃんが、辛いばかりじゃありませんように。

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