あたちの食べるおにぎりの中に

皆さまこんにちは。ちゃた幸の卒業記事は次回UPします。写真の整理が終わっていないんです。マイ太郎さんの保護猫結ちゃんも同じお宅へ巣立ったため、写真が膨大に^^; 2匹分ですのでなかなか削れず、ふだんより多く載せるかもしれません。おつき合いくださいね!

 

 

今後の流れですが、ちゃた幸の卒業記事を終えたら保護猫サクのアピールに力を入れます。

 

 

サクに家族が見つかったら、次の子を保護しようかなと。細々とですが、無理のない範囲でやっていければと考えています。どうか応援してくださいね。

 

 

昔私は、ワッとお子を増やしました。だからうちのお子たちはざっくり言って同年代です。

 

 

16歳のべべ、15歳のナナ、13歳のリル、10歳のほほ、推定13歳以上のあまぱん、推定10歳以上のさぶ。べべとほほが6歳差ですが、「シニア期」として括れば似たようなもの。

 

 

最近は持病や老いとの闘いがつづいています。

 

 

病と闘うには精神的なエネルギーと物理的なお金がかかります。時間と体力も。主にチチがお金をどうにかする担当で、私はケア担当。人間が2人いるので役割が決まっていたのです。

 

 

ですがチチも本当はお子たちのそばでお子たちの余生をいっしょに過ごしたかったようです。今、その気持ちを叶えるべく、いろいろなことを模索しています。実は辛いこともいっぱい^^;

 

 

全部を吐き出せたら楽になれるかもしれませんが、全部を吐き出した瞬間、後悔をしてしまう気もします。とにかく明るく元気にお子たちと向き合っていきたいです。

 

 

生きていればなにかとありますよね。私だけでなく、皆さまも同じですよね。

 

 

お互いがんばりましょう! 皆さまにいいことがいっぱい起きますように。

 

 

 

さて、本日は末娘(といっても秋で14歳)リルの食事について

 

 

 

手作り食もたまに作っていますが、リルは基本的に「低分子プロテイン」のドライフードを召し上がっています。少しアレルギー体質のリルには低分子プロテインが合うのです。

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しかしこれだけだとまず食べません。過去に数えきれないほど多種多様のトッピングをしてきました。リルは我が家に来た3歳5カ月のときから慢性的に食欲不振なのです。

 

 

では土手にいた頃はなにを食べていたかというと、リルを飼っていたホームレスさんの食べるお弁当の残りや、私が土手に運んでいた安い犬缶(ビタワン)を生命維持最低量、自力で細々と食べていた模様です。当時1カ月にかかる土手犬たちの食費が約2万円。フィラリア予防薬やほかの医療ケアの分も合わせると、毎月3万~5万以上の出費になります。本当はもっといいごはんを与えたかったけれど、私には質にこだわる余裕がなかったのです。

 

 

でも私は質こそは落としましたが、量はじゅうぶん持っていきました。

 

 

飢えるのはかわいそうだから。けれどリルのブースだけはやたら消費が遅かったな。

 

 

つまりリルは保護される前からずっと食が細く、保護後も食に対する執着の薄い犬です。

 

 

いっときお米のパンにハマっていたのですが、ある日突如リルの中でお米のパンブームが去り、以後また「食べないリル」に戻ってしまいました。ふう。

 

 

おっと逸れた。

 

 

低分子プロテイン(ドライフード)にトッピングしたのは、サラダ油、亜麻仁油、オリーブオイル、ココナッツバター、ごま油、無塩バター、ヨーグルト、犬用牛乳、山羊ミルク、レバー缶、ササミふりかけなど・・・・・・もはや数えきれません。なんだったらスムーズに食べてくれるのでしょうか?

 

 

近ごろは噛むのを面倒がるので(歯は丈夫です)コーヒーミルでドライフードを粉砕

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でも、なかなか食は進まない・・・・・・

 

 

 

頭にキタ私は無心でおにぎりをこさえてみました。

 

 

 

材料は低分子プロテインのカリカリ35g(粉砕)をベースに、ad缶大さじ1、ヨーグルト大さじ1、無塩バター少々。とにかくこねて「おにぎり」にしてみたのです。粘土じゃありません。

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形は三角じゃなくてもいいのですが、なんとなく遊び心を出してみました。

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これが意外と好評で、リルはもちろんのこと、横にいるナナまでほしがる始末。仕方ないので、ナナ分も腎臓サポートのドライフード(粉砕)でおにぎりを作ってナナに与えています(笑)。

 

 

 

昨夜はチチが作ったおにぎりを。食欲が失せる形にリルもドン引き?

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まあ、いちおう完食。いい感じです。

 

 

 

今回もいつリルブームが終わるか不安ですが、1日1日の積み重ねが重要なので、今朝食べた分がしっかりとリルの血と骨となってくれたら本望です。

 

 

 

私は個性豊かな面々に手を焼かされています。

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なのに不思議と、この上なく幸せです。

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コロ1年、ゴンタ2年2カ月、sala1カ月、かけがえのない家族の介護の経験が、彼らの生と死が私をたくましく成長させてくれたのかなとうぬぼれています。

 

 

リルのおにぎりの中にはたしかにコロやゴンタやSALAが詰まっています。

 

 

 

クッシングと全身のガンと闘ったコロ、ありがとう、大好き!

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重度の認知症と血管肉腫と闘ったゴンタありがとう、大好き!

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痛い骨のがんと闘ったSALAありがとう、大好き!

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コロとゴンタとSALAにもらったぜいたくで濃厚な時間が礎となって、私は前より大らかな気持ちで前より自信を持ちながらお子たちに接しています。

 

 

 

LOVE、コロ、ゴンタ、SALAそしてリル

 

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

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楽になれるおまじない

最近、近所にお花屋さんができたのです。

 

私はウキウキうれしくて、よく外から覗いています。

 

店主の女性とその都度目が合うので先日スーパー帰りに寄って切り花を買いました。

 

ほんとうは黄色のバラがほしかったのです。あまりのうつくしさにしばし見惚れてしまうほどで。

 

けれど1本400円という値段が主婦の購買意欲を削ぎ、結局1本150円のを3本と、1本100円のを3本選びました。お花って人の気持ちを豊かにするはずなのにこういうところに現実感や生活臭が出ちゃう自分がなんとなく恥ずかしい。

 

 

天井から吊す花器で飾ってみました。

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いい香りが漂っていますよ~♪

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この写真(自分比で)傑作です。カメラマンの太田さんにもフェイスブックで誉められました。

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こっちはとうの昔に飲み干した白ワインの猫型ボトルを花器に使っています。

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壁紙と床をなおしてから精神的に少し豊かになった気がします。

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まあ、花屋で値段を計算しているようじゃダメか(笑)。

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花を飾る余裕がある反面、我が家は放置するとおそらく普通の家庭では考えられないほど汚れる速度がはやいです。

 

 

ほほはトイレをがんばろうとしますが、ご存じのとおり動くスピードが極端に遅い。

 

 

トイレに行きたいと思ってからトイレゾーンにたどり着くまでいっしょうけんめい移動しても間に合わないことが多い。トイレゾーンに無事到着したとしても、寝た姿勢のまま犬用トイレで排泄するのでお腹がおしっこでベチャベチャ・・・・・・。

 

 

ほほだけじゃありません。だれのものかわからない(たぶんナナ)尿の水たまりや

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べべの尿漏れ(漏らしているのは私の布団^^;)

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わかりますか?

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運子も嘔吐物もよくその辺に転がっています。

 

 

「はあ・・・・・・」

 

 

家事をする人間は私ひとりしかいないので、疲労感が極限に近くなることも。

 

 

しかしある時期を境に、自分でも驚くほどイライラが減りました。

 

 

かつてこの怪獣さんに鍛えられたというのも大きいでしょう。

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たいがいのことを気にしなくなったのはゴンタのおかげです。

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くわえてもうひとつ。

 

 

呪文を唱えるのです。おまじない。

 

 

たとえば料理をしようとキッチンに立ってだれかの尿を踏んでしまったとします。

 

 

「キィーーー!!」

 

 

と、なる手前で深呼吸しながら私は黙って雑巾を濡らします。

 

 

そしてこう口に出してみる。

 

 

「あああよかった。ちょうど床の拭き掃除にもなった!」

 

 

ほぼ毎回この類のセリフを独り言で発しています。

 

 

すると不思議と【やれやれしょうがないな、の笑顔】になれるのです。

 

 

結局ぜんぶ、自分の考え方次第だと思うのです。

 

 

理想どおりに運ばず自分の意に反するできごとを、災いととるか、吉ととるか。

 

 

少なくても私はこのおまじないで心が軽やかになりました。

 

 

お子たちに苛つくよりも、ずっと幸せです。

 

 

もともとうちのお子たちはみんな優秀できれい好き。長い間トイレをちゃんと使ってきました。

 

年を取ったり病気の影響で下の感覚が鈍るのはお子たちのせいじゃない。けれど、片づけるのはお母さんだけだからどうしても愚痴りたくなることも。

 

 

愛情と困憊の狭間で戸惑う自分に、「世話をするとはどういうことか」を問う。

 

 

怒り狂った般若のようなお母さんよりも、穏やかなお母さんの方がお子たちはつき合いやすいに決まっています。日常のささやかなできことをなるべく喜びに変換したいし、得た喜びは家族とシェアしたい。そのためのおまじない。オススメです。いいでしょ?^^

 

 

とは言ってもまだしょせん修行僧の身。皆さまもいいおまじないがあったら教えてくださいね!

 

 

LOVE!

 

 

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Place of memories

個人の私にはできることが多くありません。

活動をはじめた当初からとっくに気づいていました。

私など、チリほどの大きさの駒に過ぎないんだと。

 

しかしならば私は、最高の別れを目指そう、と思いました。

今でも常に意識の中枢にあります。

 

今夜、母の店に来てくださったNPO PMの和田さんが仰ってくださいました。

 

「アンニイさんの保護犬猫たちの里親さんは、すばらしい!」

 

なんとなくくすぐったくて、すごく誇らしかったです。

 

と同時に、改めてアンカーになってくださる里親さんたちやあたたかな眼差しで応援してくださる方々に深謝の気持ちを抱きました。

 

どうもありがとうございます。

 

 

2LDKの我が家にはたくさんの思い出がつまっています。

目を閉じればここを出入りした数百の犬猫たちが、みんな笑いかけてくれるようです。

 

古いSDカードに入っていた写真のほんの一部を載せてみます。

 

天国のゴンタ。寝たきりの頃

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陽の光を浴びながら

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土手に生きていた頃は20キロ以上あったので骨格はしっかりしています。

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夜、朝、夜、朝、夜、朝、夜、朝、夜……

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手のかかったゴンタを見送ったあと私はしばらく寝込みました。だらしない写真ですが、ゴンタの亡骸がかわいくて火葬までの数日間、横に置いておくことにしたのです。

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2年2ヶ月つづいた介護に疲れ果てたけれど、ゴンタが動かないと鳴かないと妙に静かで調子が狂う感覚。ゴンタの大きな肉球を親指で延々となぞりました。

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出会って見送って出会ってまた見送る。

 

送り出す先が終の棲家であれば胸を撫で下ろし、あの世であれば胸を痛める。

 

繰り返すうちに大切なものが余計身に沁みるようになりました。

 

犬猫たちは私にとって世界でいちばん守りたい相手です。

 

 

現在703号室には保護猫シナ&モン(来週家族募集予定)の鼻血悶絶ペアがいます。

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寄りそう姿もきょうだい乱闘シーンも鳥肌が立つほどいちいち萌えます。

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しかもふたりとも甘ったれ。人間大好きときてますからずるいですよね(笑)。

 

 

「おれもいるよ」

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そうです。本丸いせやんも家族を待ってます。

 

近日中にいせやんにちびたちのお世話を手伝ってもらうかもしれません。

 

いせやん、保父やってくれるかな?

 

 

「考えとく」

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保護猫いせやん、シナ&モンをどうぞよろしくお願いします。

 

 

「おかーさー ぼき おちごと いってきまち」

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古いSDカードから見つけたほほのネクタイ姿。2年以上前の写真ですね。マイ太郎さんが保護猫のために作ってくださったのを遊びでほほにつけてみたのです。

 

 

あら? ほほ?

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マイ太郎さんが撮ってくれたラブラブショット

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足元にはあまぱんもいます。

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試着モデルのほほや、なんでも似合うなあ♪

 

ほほに似合えばだいたいほかのお子にも似合うのは、ここだけの話^^

 

まとまりのなく散らかった703号室ですが、うちのお子たちやスペシャルゲストたちのおかげで思い出がいっぱいです。縁あってここにきたらみんな家族!

 

皆さまも愛の巣で濃厚なひと時をお過ごしください。

 

Smile

 

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最近のはなし

家族募集中の萌乃は元気です。

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ただいまフリータイム中の萌乃は、ケージの上に置いたベッドであまにい、さぶにいとイチャイチャしてます。ここ数日でまた私との距離が縮まりました。心を込めてお世話するとちゃんと返ってきます。近々、萌乃の近況をまとめますので萌乃好きの方はお楽しみに^^

 

 

週末はチチ、べべ、ナナ、リルと19時間お出かけしました。

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妹がその間猫たちのお世話をしてくれたからこそ実現したのです。

猫たちの写真をつけて近況報告もまめにしてくれました。ありがとう。

 

ブログではすっかり猫中心の生活ですが、犬たちだって大切に決まっています。

べべ14歳、ナナ13歳、最年少のリルだってもう11歳……

いつまで一緒に歩けるかわかりません。

 

 

たまにはごほうびしないとね!

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リル、朝の海は最高だね。この日は風もなく春の海日和でした。

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お出かけ記事は落ち着いたら書きます。

 

ブログの更新がなかなか現実の生活に追いつきませんが、我が家の日々の様子、703号室で愛用しているケア用品、卒業生便りをツイッターにて放出しています。ツイッターをやっている方はそちらもあわせてご覧ください♪

 

昨夜ツイッターに載せた我が家のケア用品は慢性腎不全のさぶ用の新薬セミントラ。2本目に突入しました。間で一度血液検査を受けさせていますが、CREAが微減したのです。

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毎日欠かさず飲ませていますが、さぶはじょうずに飲んでくれています。

 

 

通院用に買ったハードキャリーが届きました。これもケアグッズとしてツイッターにUP済み!

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丈夫なハードキャリーだと安心します。洗濯ネットと二重使いで安全な移動を目指します。

ちなみに、写真に写っているのは保護猫いせやん氏!

すっかり私に夢中になってくれました(涙)。いせやんのことはまとめて書きますので、もう少しお待ちください。とんでもない甘ったれですよ。こうなるまでが超長かったけど^^;

 

それにしてもいろいろとお金がかかるよのう。

まあでも、体が動くうちは働けるし、扶養家族がいるって幸せなのかも。

 

 

話は変わりますが、昨日はじぶんの通院日だったのです。今日もですけど。

じぶんの肝臓の検査結果がすごく悪くて、週に2回飲んでいた薬が毎日になりました。通院も2ヶ月に1度から1ヶ月に1度に……なんだかとてもショックでひさびさにビビリました。

実はほかにも気になる不調があり今日はそちらの検査の結果を聞きに病院へ行くのです。

行く前からすでに萎えきっています。はあ。

 

昨日、病院のあと、電車に乗ってひとり六本木に!

 

俳優座劇場で行われている震災で消えた小さな命展3へ行ったのです。

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命展へ伺ったのは2度目ですが、震災で亡くなってしまったたくさんの清らかな魂とそのご家族の愛と苦悩がやさしいタッチで描かれていて心に染み渡りました。

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アイメイクがボロボロになるのを恐れ、目にいっぱい涙を溜めながら慎重に見まわっていた私ですが、ゴンタの絵に出会った瞬間、涙が爆発!

 

立っていられないほど泣きました。

 

ゴンタだけでなく、ゴンタの土手犬仲間や私まで描かれていたとは。※ゴンタはこちらを!

 

生きている15年の間、おそらく一度も叶わなかったゴンタの「走りまわる」夢が、絵の中で叶えられていました。肉づきのいいゴンタがニコニコうれしそうなのも印象的で。

 

 

代表のうささん(右)、ボランティアのうさみるさん(左)と

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ゴンタに会えてすごくうれしかったです。ありがとうございました。

 

命展はまだ開催中です。ぜひ!

 

ゴンタ、スヌーゴン、あいかわらずかわいいねえ。絵の中で会えてうれしかった。

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一生懸命生きたもんね。大好きだよ。

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うさみるさん、かわいいチョコとマカロンのプレゼントをありがとうございます。

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ほほを添えてみました。

ほほは遠くないうちに、東大病院にお世話になると思います。

最新兵器、無麻酔のCTがあると聞いたのです。キャリーに入ったまま無麻酔でCTを撮れるならほほにかかる負担が最小限で済むかもしれません。

ほほのこともまた書きますね。

 

ではそろそろ病院へ行く準備をはじめます。

 

良い一日を!

 

 

LOVE!

 

 

 

 

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あの苦悩も含めて、全部

保護猫ウイは家族を求めています。お問い合わせ大歓迎です!
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まだ2~3歳です! ピチピチよ♪
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どうか目を留めてやってください。

保護猫ちびビーナスはだいぶゴロゴロ姫になってきました。

詳細は後日!

ウイの家族募集中ですが、今日は我が家で亡くなったゴンタについて書かせてください。ペットロス的要素を含んでいる上長いですが、ゴンタとの日々を思い出して書いたのです。

●●●●●●●●●●●

我が家にやってきたゴンタは、すでに十三歳のおじいさんでした。

肝臓への転移も認められる血管肉腫(ガン)、心臓病、腎臓病、深刻な認知症……さまざまな病気にゴンタの体は蝕まれ、かつて元気だった頃より半分近く痩せてしまいました。

土手でゴンタは何度か倒れ、発見されるたびに病院へ搬送されましたが、どんどん消耗していったのです。

最後にゴンタが倒れたとき、間近で見守ってきた私は、十三歳になるゴンタをもう土手に返したくない、と思いました。

いろんな病気を抱えながら炎天下や極寒の中、繋がれ生きなければならないゴンタが不憫だったからです。うちでどうにかなる――。そんな気がしました。

ゴンタはもともと土手に捨てられた犬でした。
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当時の土手にはたくさんの捨て犬がいたのです。私はホームレスさんに拾われ命を繋いだ犬たちのケアやサポートをボランティアで行っていました。定期的に犬 たちにフードや薬を支援し、不妊手術を受けさせ、彼らの生活の質(QOL)の向上をはかるのが私の活動内容でした。そしてホームレスさんの了承を得、里子 に出せそうな犬たちは新しい家族へ「命のバトン」を繋いできたのです。

ゴンタはさまざまな事情から、長く土手に留まらせた一頭でした。若いときのゴンタは快活な大型犬で、いつもニコニコ私たちボランティアを出迎えてくれたものです。

ゴンタはおやつのチーズが大好きでした。

繋がれた紐いっぱいに体を伸ばしチーズをねだるのです。手に握り締めたひと粒のチーズは、瞬く間にゴンタの口の中に消え、よだれを流しながら上目遣いでおかわりを催促するのがゴンタの得意技でした。

「よしよし! もうひとつあげよう」

暑さ、寒さ、孤独、紐に繋がれた逃げ場のない不自由さ、台風、雨、雷、蚊、火事、心ない人からの暴力や蔑み……土手の犬たちは逆境の中を生きていくしかありませんでした。

今日を生き残った犬だけが明日を迎えられるのです。途中で何頭もの犬たちが朽ち果て、亡くなっていきました。

その中でゴンタは十三年土手で暮らしたのです。

四肢を踏ん張り、ひたむきに。

私はこれ以上がんばらせたくありませんでした。長くてあと三ヶ月の命だと宣告されたゴンタに我が家でのんびり余生を送らせたかったのです。せめてもの償いのつもりでした。

しかし、ゴンタは余命宣告をはるかに更新し、二年二ヶ月、我が家で生きたのです。

実のところ、ゴンタが幸せだったかどうかは、私にはよくわかりません。
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すでに認知症の症状が顕著だったゴンタとは意思の疎通に苦労しましたし、介護がうまくできた自信もないのです。とにかく試行錯誤の連続でした。

ゴンタは一日のほとんどを旋回運動に費やしました。
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休みなく何時間でも回っていられるのです。我が家のリビングに設けた四畳程度のサークルの中でゴンタは回りつづけました。

散歩もまっすぐには歩けませんでした。

回るか曲がるか。

でも、力強いステップは若い頃のゴンタを彷彿とさせました。エネルギーの塊だったゴンタを。

ごはんは好ききらいなくなんでも食べてくれました。
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薬がたくさん入ったごはんもペロッと平らげるのです。私は冷蔵庫の残り物野菜をつかい、ゴンタに「犬用おじや」を作るのが日課でした。トマトや刺身のツマもゴンタにはごちそうだったようです。ゴンタの食べているときの顔は今でも忘れません。

あの表情に救われ、介護を乗り切ったと言っても過言ではないでしょう。赤ん坊のように純粋で喜びに満ちた顔でした。

ゴンタは病気の影響で多飲多尿でした。
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バケツ一杯分くらいの水をごくごくと飲んでしまうのです。当然、大量のおしっこが出ますが、食べているときと寝ているとき以外は旋回しているゴンタにオムツ暮らしは合いませんでした。

そのため私は朝から晩までサークルに敷き詰めた巨大なペットシーツを取り替えなければなりません。洗濯の回数も半端ではないのです。ゴンタの排泄の問題は、当時の私にはかなり深刻でした。自分の具合が悪いときなどは、本当に困ったものです。

二年間、ゴンタは休みなくサークル内を回りつづけました。

グルグルグルグル。

我が家の洗濯機も二年間回りつづけました。

グルグルグルグル。

ゴンタのグルグル生活は二年で幕を閉じました。

次第に足がもつれ転ぶようになり、そこからは坂道を転がり落ちるように一気に運動機能が低下していったのです。

ゴンタの肉体はゴンタの精神に逸れ、折り合いをつけられない弱り方をはじめました。いわゆる、「寝たきり生活」のはじまりです。

ゴンタが旋回運動を繰り返していた時分は、寝たきりになれば楽になると想像していました。ゴンタが歩きながら排泄物を踏みつけることがなくなるからです。

しかし介護の真の試練は寝たきりになってからでした。

体の不自由さを嘆いてゴンタが泣き叫ぶのです。

けたたましい声でほぼ一日中ずっと。

起き上がらせると少し黙ってくれることもありましたが、数秒後、また叫び声が部屋中を轟きます。地響きするほどの大きな声でした。我が家には他の動物たち もいますので、他の動物たちへの影響も心配でした。ゴンタ以外の者はみんな一丸となってゴンタの鳴き声を耐えるしかなかったのです。マンションの一室での 生活ゆえ、近隣への肩身の狭さも感じました。

私は精神的限界までその声を受け入れるしかありませんでした。

薬で強制的に寝かせている間だけが私の束の間の休息でした。次第に心の中をイライラが支配するようになり、私は一度だけ、イライラを醜い怒りに変え、ゴンタにぶつけてしまったのです。

あるとき突如私は、寝たきりで泣き叫ぶゴンタに向かい取り替えようと手に持っていた紙おむつを投げつけてしまいました。今でもそれが自分の中で、もっとも後悔しているできごとです。

毎日が闘いでした。いつまで闘えるかもわかりませんでした。

終盤、私は化粧や身なり……性別を忘れ、寝食を忘れ、ついには感情を表に出すことをも忘れてしまいたくなり、ただひたすらゴンタの介護だけをしました。一寸先すらも考える余裕がなかったのです。
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思い返せば、薬で眠っているときのゴンタはよく寝言を言いながら手足をぱたつかせていました。土手の中を走りまわる夢でも見ていたのでしょうか?

繋がれっぱなしの十三年間もの間、叶うことのなかった夢。

自由への渇望――。

最期は、あっけないほど静かに旅立ったゴンタを私は少し恨みました。昼ごはんを食べたのに、その夜すっと眠るように逝ったのです。

我が家をさんざんかき乱し、私の心を乱したのに、ひとりだけ遠くへ行ってしまったからです。家の中は爆弾が落とされたあとの廃墟のようにむなしい場所になりました。

土手で生きた十三年、我が家での二年二ヶ月。

ゴンタの生涯、その存在は、鮮烈な色彩となって私の胸に残っています。亡くなってしばらく経ちますが、まだ消化しきることができません。

ただひとつ言えるのは、ゴンタに出会えて、お世話させてもらえた時間は私の宝物です。

あの苦悩も含めて、全部。
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ゴンタの一生をまとめた記事はこちらにもあります。

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