保護したかった子猫は、結局、姿を見失いました。泣き声も聞こえなくなりました。連日、妹夫妻を巻き込んで、あの手この手でがんばったので残念です。
妹婿のたかちゃん、ずっと一緒に探してくれてありがとう。
一応、子猫がいた付近のやさしそうな住民さんに、こちらの電話番号を伝え、子猫を見かけたら、連絡するようお願いしてあります。家事を放り出した数日間、うちのお子たちにも淋しい思いをさせてしまいました。みんな、ごめんね。
ご心配くださった皆さま、ごめんなさい。
子猫については進展があったらお知らせしますが、たぶん難しいです。
さて、気を取り直して、今日は日曜日に保護した片目の悪い茶白猫についてお伝えします。
保護する際、なぜか? 捕獲箱の扉の調子が悪く、猫が踏み板を押しても扉が閉まらなかったんです。そこで、猫が箱の中でごはんを食べている隙に、自らの手で扉を閉めたんですよ、私(笑)。すごいでしょ? 少しでもタイミングがずれていたら、逃げられるところでした。
我ながら結構素早いです。
その後、夜間にも関わらず、emi-goの病院が、茶白猫を受け入れてくれました。
emi-goが勤める病院にて、今できる処置をすべてお願いしたと書きましたよね。
去勢、ワクチン、フロントライン、目の治療、腐っていた歯の抜歯、ウイルス検査、持続性のある抗生剤の注射もお願いしました。この時点では、リリースも視野に入れていたのです。
まーもをリリースしたことを、深く後悔した私ですが、今回は、どうしようもなくて。だから苦しくてしょうがなかったです。できれば、出会いたくなかったし、関わりたくなかった。もう、犬猫のいない場所に引っ越してしまいたいほどでした。
この茶白猫、実は数ヶ月前に2度見かけたことがあったのです。
1度目は確か、うちの近所の畑だったかな? 2度目は、犬の散歩コースの途中にある駐車場。
その時は、状態がよかったので、近所の飼い猫かと思っていました。すごくきれいだったんです。毛並みもそうですが、目も。ハッとするほど、ハンサムな猫でした。
だから今回、数カ月ぶりにこの子の姿を見て、驚愕しました。
まさかババの言っていた「目の悪い猫」が、以前、私が出会った「ハンサムな飼い猫?」だとは思わなかったからです。飼い猫じゃなかったんですね。飼い猫な ら、こんな姿になる前に、飼い主に病院に連れて行ってもらえただろうから。だとすると、捨てられたのか、はたまた、どこからか流れてきたのか……。猫は言 葉で、自己紹介をしないから、過去を詮索するのは大変です。まあ、いずれにせよ、外でとてつもないほど苦労してきたのは事実ですけど。
茶白猫のことを、さんざん悩みました。
どうにかしたくても、スペースもなければ経済的な余裕もない。
どちらも保護活動に必要なものなのに。
今までなんとかなってきたのが、どうにか超えてきた壁が、異常に高く感じる。
だけど、どんなに悩んでも、やっぱり私は、この猫をリリースしたくありません。
この目じゃ……。全盲になってしまったら、外では絶対に生きられないから。
どなたか、この子と暮らしてくれる方はいませんか?
この目は、目薬をつづければ、治ります。
この子は、現在怒りんぼです。
まだ若く、2~3歳前後でしょう。
ウイルス検査の結果、FIVキャリアです(FeLVはマイナス)。
目は良くなります。
目以外の状態は良好で、食欲旺盛です。
条件が良いとは言えませんが、苦労を乗り越え生きてきた貴い猫です。
この子は、家猫になりたい、愛猫になりたいと、全身で申しています。
どなたかの目に留まるよう、祈りながら、この記事を書いています。
どうぞよろしくお願いします。
※猫は現在、うららさんが預かってくださっています。猫に怒られながらも、目薬をがんばってくださっているうららさん。本当にありがとうございます。他の 子も預からなければならないのに、無理を聞いてくださったことに深謝します。うららさんの思いを無駄にしないよう、私も精いっぱい努力しますので、応援し ていただければ幸いです。
コメントしづらい内容だとは思いますが、この子にはまだ名前がありません。応援してくださる皆さまに名づけてもらえたら嬉しいです。頭がいっぱいいっぱいで、いい名が浮かんできませんので、コメント欄に皆さまの候補を書いてくださいね! お待ちしています♪
ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました
お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。
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