ひらめの会1


昨年の10月30日、セントラルパークで出会った保護猫ひらめは、この度、家族を得て、703号室を巣立ちました。応援してくださった皆さま、どうもありがとうございました。

ご報告が遅くなってごめんなさい。この卒業は、きちっと形にしてから書きたかったのです。

公園の片隅で、空のプラスティック容器を舐めていたね。
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放し飼いの犬に、追いまわされ、植え込みの中に逃げ込んだあの姿を、忘れないよ。
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きっと淋しかったんだね。怖かったよね。お腹もぺこぺこだったんじゃないかな?
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これからは、なんも心配しなくていいから、うんとのんびり生きるんだよ。
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保護当初のひらめは、よく不安げな表情を浮かべていました。
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いくら、これはお前のためなのよ、と説いてみたところで、ひらめにはわからなかったんだと思います。今まで外にいたのに、突然拉致されて、知らない場所に連れてこられたんだもの。びくびくして、当たり前だよね。

だけど、心は通じ合うんです。

毎日、毎日、お世話をくり返していると、ひらめの考えていることが、ほぼ完ぺきに理解できるようになる。そしてそれは、私の一方通行ではなく、ひらめの方も、たぶん、同じだったと。

私がひらめを知りたいように、ひらめも私を、知り、理解したかったんだと思います。

あまぱん太郎にやられてしまって、おでこをケガしたよね。
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ただでさえ、不自由な思いをさせていたのに、カラー生活まで強いてしまい、申し訳なかった。
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ひらめはよくやったよね。
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すぐにおしっこを漏らしてしまうほど怖がりなのに、通院もがんばって
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ちゃんと傷を治したもんね。えらかったよ。

ひらめ、ひらめと出会うずっと前から、私は、“お別れ慣れ”しているの。
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出会っては別れ、出会っては別れ、をくり返すのが、私の役目だと自覚しているから。

だけど、ひらめが大好きで仕方ないから、何回も悪魔が耳元で囁いたよ。

「このまま一緒に暮らしてしまえば?」

いっそ機械のように、なんにも感じなくなればいいのに。

ひらめのことを、すんなり手放せる薬があればいいのに。

たくさんお世話しなければならない子がいるのに、貪欲だと笑われるかもしれないけど、本当に困った。ひらめとお別れをしなければならないのが辛くて。みっともないねえ。

「うん」
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でもね、今はこう思うんだ。

ひらめが我が家を巣立ってくれたのが、とても嬉しいって。

心からの言葉だよ。

だって私なんかよりも、“ひらめの会”の会長さんと副会長さんは、お前さんに夢中なんだから。

バトンタッチしてよかった。

そう思える方に出会えたことに、まずは感謝だね。

かつくん「ひらめの会の会長さんも、副会長さんも、ひらめが好きで好きでたまらないようです。お二人が、ひらめのことを、“いつでも里親募集”のHPでみ かけたのは、だいぶ前だったのです。実際にお問い合わせをするまでに、何度もご夫婦で話し合い、クリスマスの日に、ハハにメールを送ってくれました。10 年前から、猫と暮らしたかったそうで、この度、念願かなって、ひらめを家族として迎え入れてくれました。

お二人とも、ひらめに、“一目惚れ”したそうですよ。

はじめてメールをもらった時、ひらめは体調を崩していました。ハハは副会長さんに電話をかけ、事実を説明し、お気持ちを率直にうかがうことにしたのです。

副会長さんも、会長さんも、ひらめを心配しながらも、お気持ちが変わることはありませんでした。そうしてハハも、ようやく腹を括ったのです。ひらめの体調が安定したら、譲渡に向けて積極的に話し合おうと。

丁寧に丁寧に紡いできたご縁です。確固たるものだと、ぼくは信じています。

次回は会長さん、副会長さんが登場します。乞うご期待!

ハハの本、それでも人を愛する犬をよろしく!」

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