奥ゆかしい里親さんがたへ
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今日は先週末にお届けした、子猫ライラの卒業記事です!
お届けは、ライラを預かっていたOさん&Kさんとうかがいました。
車内で、Oさんに、「ライラが旅立ったら淋しいでしょう」と聞いたら、「田辺さん、お願いだから、私に、それ、言わないで! 禁句だから!」って。愚問で した。すみませんでした。Oさん、必死に堪えていたんですね。ライラがかわいいからこそ、多頭飼育のご自分ではなく、ライラに時間やお金をかけられる里親 さんに託す決意をしたのですから、Oさんの愛情がひしひしと私に伝わってきましたよ。
新しいお宅でのライラを紹介する前に、三毛ちゃんのことを。
実はライラには、三毛猫の姉妹がいたのです。
でも、Oさんのもとにやって来たのは、ライラだけでした。三毛ちゃんは、はじめに保護した女性が連れて行った病院で、安楽死させられてしまったのです。最 初にライラたちを保護したのは、Oさんではありません。ある女性が、自宅の中に入ってきてしまったライラと三毛ちゃんを、センターへ持ち込むかどうか悩ん でいたのが発端です。
女性は、できれば殺処分を避けたいということで、いろんな方の紹介を経て、Oさんにたどりついたのですが、その前の段階で、ライラたちを連れて病院へ診察 に行ったところ、獣医が、ライラより元気のなかった? 三毛ちゃんをみて、「安楽死しちゃった方がいいと思います」って言ったそうです。
ろくに検査もしないで、すぐ安楽死してしまうなんて。本当に死ななければならないほど、具合が悪かったのでしょうか? 話を聞いていると、どうも解せない ことばかりです。腕が悪い先生だったのか? それとも、命を軽んじる先生だったのか? あるいは、飼い主のいない捨て猫だから、簡単に?
病院に連れて行った女性は、言われるままに頷いて、安楽死に承諾しました。動物と暮らしたことのないその女性にとって、獣医の言葉は「絶対」だったのですね……。
安楽死がいいとか悪いとかじゃないんです。三毛ちゃんのケースの詳細を聞けば、誰だって、その先生の下した結論に首を傾げるはずです。安楽死が必要だったようには、どうしても思えなくて……。もの言えぬ子猫が、ひっそりとこの世を去ったことが、とても残念です。
Oさんが話を聞いた時、すでに三毛ちゃんはこの世にいませんでした。だからOさんは、せめて生き残ったライラには、幸せになってもらいたいと考え、預かりを了承したのです。
私は、話の一部始終を聞いて、ライラの家族探しを引き受けました。
犬も猫も、自分の運命を、人にゆだねるしか、生きる術をもちません。
関わった人間たちが、彼らの行く末を決めるのです。
たくさんの犬猫と関わってきた私でも、まだわからないことばかりですが、これだけは断言できます。私と出会った子たちは、不遇な子も、ガリガリの子も、病気の子も、最後の一瞬まで、ちゃんと生きます。生きようとします。
健康に生きている子も、亡くなってしまった子も、みーんな。
私がこの活動をつづけているのは、社会正義を貫くためではありません。
生きようとする子たちが、あまりにもきれいだから、つい、頼りないこの手を差し伸べてしまうだけなのです。生きようとするなら、生かしたい。幸せにした い。心からそう思います。そしてすべては、所詮、私の自己満足にすぎないことも、認めます。私は自分を満たすために、犬猫を保護しているだけです。でも、 それでいいと思っています。
犬も猫も本当に、私たち人間の何倍も強くて、清らかですよね。
書いているうちに、話が逸れた挙句? 長くなってしまったので、新しいお家は次回にします!
とにかく、ライラ、ちょ~~~、幸せになって!
かつくん「ライラはお名前が変わりません。Oさんがつけてくれたライラのままです。新しいお家での写真は次回ね。ハハ、あまりいい写真が撮れなかったらしいけど……。
ハハの本、それでも人を愛する犬をよろしく!」
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