光の午後


午後、ぼくはここに居る。


聞こえるのは古いカメラのシャッターと、かつくんの鈴の音だけ。

心地よい波に乗って、ぼくの中の時間が流れる。

静かに、でも確実に。

ぼくはなぜここに居るの?


ここは沢山の友達が居て


温かくて、清潔で、ご飯もちゃんともらえるし

お散歩だって行けるからぼくにとって居心地がいい。

とても小さなぼくだけど、

痛みを感じる体があって

喜びを感じる心がある。


ぼくはちゃんと感じているよ。

痛みも喜びもちゃんと分かる。

小さいけれど


まだまだ頼りないぼくだけど


あなたのことを幸せに出来る。


ぼくの全てを懸けて、あなたの傍に居るから

どうかぼくに笑いかけて。

大好きだよと抱きしめながら。

トア、去勢終わって1泊入院して戻ってきました。抜糸が終わるまで703号室に居ます。トアは巨大トイレのような家から保護しました。言い方は悪いです が、臭くて鼻が曲がりそうな家です。殴られたり傷つけられたりすることはありませんでしたが、適正に飼育されているとは到底思えないほどの悪臭を漂わせ、 703号室にやってきました。人間に深く依存する部分がありますが、極めていい子です。本当なら、生まれた家で天寿を全うするのが一番幸せでしょう。でも あそこでは天寿を全うできません。4キロの体に色んなものを背負い込んで、不安いっぱいの顔でやってきました。

不安いっぱいの顔が又愛しかった。

トアと瓜二つのチャドは正式譲渡されました。ママは近日中にチャドを連れて病院へ行くそうです。フィラリア予防薬を買う為と、体をかゆがるチャドを診ても らうためです。かゆみの原因は大体分かっています。チャドは所々毛が禿げていて皮膚が剥き出しの状態。今まで不衛生な場所に居たため、体がかゆくて仕方な かったのだと思います。

犬を洗う。
どうってことない事ですが、ただそれだけでも立派な愛情表現の一つだと思います。

人間が犬を世話する。
社会に出て自立しない犬は、生涯人間に依存する。
犬に依存されることを誇りに思える。
そういう人が犬と生きるべきだと思います。

ママから可愛い写真が送られてきているので、次回紹介します!
新しい名前も合わせてお楽しみに~。

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