笑ういぬのはなし


昨日、忘年会に行って来ました。
幹事は満月さん。メンバーはももママちゃん華ママさんチョンブー母さんあやっちさんyukibooさんと 私。チチが久々に実家に帰り、ハハ妹がバイトだったので、犬猫たちはお留守番。本当は2次会も参加する予定でしたが、お留守番が長くなると可哀想なので、 1次会だけ出席して帰りました。カラオケ行きたかったな♪ 女性同士で盛り上がりました! 満月さんは男らしい(笑)飲みっぷりでかっこ良かったです!  日頃のストレスが全部吹っ飛びました!

さて、いい子になったコーギー犬(永遠)とわの話。


とわは、2年前にペットショップから私と同じ世代の夫婦に買われました。
誕生日は10月20日。血統書は私の手元にあります。
生後2ヶ月未満で買われたので、丁度今頃でしょうか・・・。
クリスマスを目前に、温かい家をGETして、希望いっぱいで巣立ったのでしょうね。今も童顔なので、赤ちゃんのときの顔は、容易に想像つきます。きっとニコニコと笑って、何もかもが嬉しくて、やんちゃで、あちこち走り回ったり……。

とわを買った夫婦は、古いマンションの一室に住んでいます。
まず奥さんがとわに飽きてしまった。女性が世話をすることが多いので、好きな気持ちがなければ、とわを敵視することだって珍しくない。オシッコの失敗・抜 け毛・日常のケア、そのどれもホトホト嫌で、一緒に暮らして2ヶ月も経たない頃には既に、とわは天使ではなく、敵になってしまったのでしょう。仕事で忙し いご主人は、帰宅後、毎晩奥さんの愚痴を聞くことになる。普通ならここで「じゃあ、俺が散歩へ行くし、協力して犬の面倒を見る」というでしょう。けれど、 この夫婦は違いました。お互い散歩などは行きません。1度も行った事がないそうです。

そしてすぐに、奥さんは自分が妊娠した事を知って、とわがますます邪魔になった。
そこでベランダへ出したが、ベランダでは洗濯物を干したりするときに邪魔になってしまう。だから、角部屋なのをいいことに、玄関の外に安っぽい柵を組み立て、とわを入れたのです。とわはまだ生後3ヶ月半。甘えたい盛りの男の子でした。

そのまま2年が経過し、奥さんは既に2人の子供の母親になっていました。とわは相変わらず玄関の外の安っぽい柵の中に居て、勝手に生きていました。

でも、変わってしまったこともあります。
何も教えられていない、甘える相手もいない、散歩へも行った事がないとわは我慢の限界を超えていて、よく吠えるようになりました。

ワンワンワンワン!!!
天使の叫び声は騒音となってしまったので、ここでお決まりの口輪が登場します。

みなちゃん(保護活動をしている友人)がとわを迎えに行った日、耐え難い悪臭の中で口輪を 付けられたとわを見て、携帯で画像を送ってくれました。個人情報が含まれる写真なので公開はしませんが、「なんじゃこれ!これじゃあ水飲めないじゃん。と 思って辺りを見ると、水なんか何処にもなかった。最悪だったよ。臭いし。臭くて鼻が曲がりそうだった」と言っていました。

生きているから、きっと少しは水をもらっていたのでしょう。
でも、犬は3日水を飲まなくても生きていられる。苦しいけれど、何とか生きてる。前に水を飲んだのはいつ? いつから水を飲んでいないの?

保護にいたったのは、近隣の苦情。
口輪を付けられているので、騒音はそれほどでもないにせよ、あまりの悪臭と、マンションの共有部分にあたるドアの横で飼われていたので、その有様に近隣は 我慢の限界を超えたのでしょう……。けれど、誰もとわを助けてくれませんでした。ただ警察に訴えて、とわを処分しようとしただけ。知り合いの知り合い話を 聞いて、みなちゃんが飼い主に確認したところ、

「もう要らないから持って行って。保健所に連れて行くのは可哀想だと思ったからそのままにしておいたんだけど、警察呼ばれちゃった以上、このままじゃもうここに住めなくなるから」

これが飼い主の言い分でした。半端に散らかった部屋の中には二人の幼い子供が。

これが保護したいきさつです。

もう、この手の話が多すぎて、正直聞いても何にも感じません。怒りも、悲しみも。ただ淡々と自分に出 来る事をやる。これしかないと思っています。とわがどんなに惨めで哀れな犬だったか、暴露するのが嫌なときもあります。だって横に居るとわは、知能が高 く、素敵な(ちょっとしつこい? 笑)犬で、いつも楽しそうに笑っているから。何枚写真を撮っても、とわは笑っています。

口輪をはめられて、笑うことさえ許されなかった犬ですが、天真爛漫に笑っています。

それにしても、この夫婦から生まれ育てられた子供が、21世紀を担い、私の世代を養ってくれる現実が恐ろしい……。こういう親から生まれた子供が将来の日本を支えていきます。

まあ私は、そこまで長くは生きないでしょう。

子供に罪はありません。
ただ、子供に人間としての「道徳」の根本的な部分を教えなくてはならない親の背中があまりにも醜い場合、子供は親の醜さを背負って生きていくことさえあります。それが危険だと、思ったりするだけで……。

とわ、笑う


永遠、また笑う

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