救急車の運転手と、希望を見つける天才をめざして

さっき、エネルギーを使い果たしてヘロヘロだった私を、松ケンが立ってお出迎えしてくれました。

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その後、元気に歩く姿も披露してくれて、私は本当に幸せ者です。

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保護猫のび太とミカサは、私の顔を見るなり大声で「ごはん要求鳴き」をします。

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命の詰まった張りのある声を耳にするたびに、鼻の奥がツンとします。

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犬猫たちは、それぞれのライフステージで、一生けんめいに生きているのですね。

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私の庇護が必要なお子たち。私の尊いお子たち。愛おしいお子たち

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私の一日は、犬猫の世話にはじまり、犬猫の世話に終わる。

 

 

犬猫で緊張し、犬猫で癒される。

 

 

そこにいてほしいから足掻いて、そこにいてくれるから満たされる。

 

 

もう、彼らなしではどう生活したらいいのか、わからなくなってしまいました。

 

 

完全に中毒状態ですね(苦笑)。

 

 

ペットシッターという職種も、ドキドキと達成感の連続です。

 

 

今夜は大きなキャリーを抱えながら、少々離れた駐車場まで、すごい速度で走りました。

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(8匹の猫が暮らす猫ハウスに)退院して戻ってきたばかりのイヌネコくんの呼吸が、とても苦しそうだったのです。お仕事で他県にいる飼い主さんに連絡を取って通院の許可をもらったあと、火事場のクソ力(失礼)を出して、全力で動物病院に向かいました。

 

 

私の愛車はまるで救急車だったと自負しています。

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病院にも「〇〇家のペットシッターですが、イヌネコくんの様子が……」と、状況を連絡しておいたので、スムーズに診てもらうことができました。がんばれ、がんばれ!

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慢性腎不全末期と重い心臓病を患うイヌネコくんは、ケアがむずかしい状態です。

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180mlの胸水を抜いてもらったあと、ICUの酸素室に入って入院、となりました。

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明らかにラクになったね。いつも応援しているよ。イヌネコくんはよくやっていると思う。

 

 

もし、あのまま呼吸の変化に気づかずに帰っていたら、次の朝は、ひっそりと冷たくなったイヌネコくんを前に、呆然としたかもしれません。そう考えるだけで、震えが止まらないです。

 

 

自分のこともほめてあげたくなりました。

 

 

プライベートでも、微々たる保護譲渡活動でも、仕事でも、私は常に犬猫の生死の狭間にいます。

 

 

正直、辛いことも悲しいことも多いです。

 

 

けれど、全部自分の意志でやっていること。だれかに強制されたわけではありません。

 

 

だから、この日々の中で「光」を見つけるのも、私は得意になりました。

 

 

犬猫たちと深く関わり合い、苦しんでいる方へ、僭越ながらアドバイスを差し上げるとしたら、「できなくなったこと」ではなく、「できたこと」に目を向けるといいかな、と。

 

 

なんでもそうです。なんでも。

 

 

たとえどんな小さな希望でも、希望は私たちを勇気づけ、絶望の淵から救い上げてくれるはず。

 

 

私は希望を見つける天才をめざしながら、「泣いてもまた笑う」を繰り返していきます。

 

 

最後になりましたが、思い入れが深かったので、ななちゃんに哀悼の意をおくらせてください。

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長年、シッティングを担当させてもらっていた、全盲で胃ろうのななちゃんが先日、天国へ旅立ちました。ななちゃんの独特のごはんスタイルが、脳裏を離れません。一生、忘れないだろうなあ。

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私が贈ったお花が、枯れずに残っていました。

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お花のお返しのお菓子や、エナジー500のおすそ分けをありがとうございました。

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ななちゃんの相棒の灰侍くんは、いつもに増して甘えん坊になっています。

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灰侍くんのお世話は、これからもつづけさせていただきます。

 

 

昨日も今日もラブラブしてきました♡

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ななちゃんは幸せな猫さんだったと私は確信しています。合掌。

 

 

LOVE

 

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

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スカジャン・ボーイ

※blogを連続更新中。遡ってお読みください。

 

 

703号室は推定4歳の保護猫まこと

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生後7か月? 程度の保護猫のび太

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そして、のび太の妹ミカサの3名が「終の棲家」を求めています。

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皆さま、応援をよろしくお願いしますね!

 

 

さて、休みの前夜は、まるで天国です。

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ストロベリーをほおばりながら、7年前に出会った、読書に最適なヴィンテージハイバックチェアー(HansJ.WegnerのGE290A)にもたれて、お気に入りの推理小説を読む♡

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「何時に起きるために、何時までに寝なきゃ」とは、全然無縁の世界

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眼下に広がるぬくぬくワールド

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ゴシックの塊に疲れたら、温活中の美男たちで目の保養をし放題

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あああ! 「生きていてよかった」とはこのことですか?

 

 

幸せすぎるのも困りますね。

 

 

そうそう。昨日松ケンは通院をがんばったのですよ。

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中島先生、よろしくお願いします。

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胃腸の調子を崩しやすいので、診てもらったのです。

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中島先生が出してくれるお薬は松ケンによく合うので、皮下補液で入れてもらいました。

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松ケン、お疲れさま^^

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豆さんちの天国のハルくんのカッコいいスカジャンを着ての通院、まぶしかったなあ♪

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しかし、どうやら松ケンは、スカジャンがはじめてではないようなのです。

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2013年11月の松ケン画像を入手しました。7歳半の頃ですね?

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私の知らない若かりし松ケンは、ゴールドのスカジャンが似合っていました。

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松ケンがかわいくて、胸がドキドキします。

 

 

どこまでもたいせつにしないといけない存在です。

 

 

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2022年はお世話になりました!

皆さま、2022年は大変お世話になりました。

 

 

2023年もどうぞよろしくお願いします。

 

 

私は、大みそかの本日が仕事納めで、元日の明日が仕事はじめでございます。

 

 

仕事は大好きですが、さすがにバタバタしているなあと感じていました。

 

 

そこで、昨晩、ふと思い立って、20時間程度の「一泊弱ひとり旅」を計画し、モチベーションを爆上げしているところです。少し落ち着いた頃に行けたらいいなあ♡

 

 

703号室の面々ともども、これからもごひいきに!

 

 

2023年も、私に必要不可欠なさぶには、慢性腎不全と闘いながら生き延びてもらいます。

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松ケンは、「松ケンの幅」をいっぱいいっぱいに伸ばし、楽しく歩んでいきたいです。

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たまに和やかなお顔を見せてくれるすずらんは、うちにいてくれるだけで充分です。

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人馴れがどんどん進んでいる保護猫まこちゃんは、卒業生になってもらうのが目標です。

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保護猫のび太には、スクスクと育ってオトナの階段をあがってもらい、良縁を繋ぎます。

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のび太よりもシャイな保護猫ミカサは、今朝はじめて鳴いてごはんの催促をしてくれました。

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自我を出してくれるようになったことが、超絶にうれしかったです。

 

 

皆さまもステキな大みそかをお過ごしください。

 

 

お子たちや私がお世話になり、本当にありがとうございました。

 

 

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保護猫各位との「30分」と、健康の神

※ブログを連続更新中。せっかくですので、どうぞ遡ってお読みください。

 

 

今日は、松ケンを連れてお台場へ出かけるはずだったのですが、松ケンの体調不良で、とりあえずは「延期」となりました。残念ですが、家でできることをしています。

 

 

保護猫のび太とミカサには、とにかく時間をかけています。

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おっとりボーイののび太。ミカサとは性格がちがうので、ひとり行動をさせることも……

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ごはんは「私の近くでなければ食べられない」、という設定を実行中

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ミカサと仲よくしたい一心です。

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ミカサはおもちゃでいっしょに遊ぶようにもなってきました。

 

 

あと少しだと信じてがんばっています。

 

 

アメリカの動物福祉が進んでいる州では、「保護動物一頭の個体と向き合う時間は、最低30分以上が望ましい」とされていることをご存じですか? 私はかなり意識しています。

 

 

大勢の中のひとり、として接するなら、30分はむずかしくないでしょう。

 

 

でも、まこに30分、のび太に30分、ミカサに30分ですよ?

 

 

頭数が多ければ多いほど、30分が増えていくのです。

 

 

在宅時間が長いときは、1頭につき、1時間や2時間をかけることもありますが、忙しい日は、30分がキツい。まあ、保護猫を思う気持ちだけでは不十分なので、行動で示していかなくてはね。

 

 

さて、2022年中に勝手に放出したかったイケメンの写真をはりつけるとしますか。

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先月は10時間、カイくんのお世話をさせていただきました。

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近所の小学生が撮ってくれた、カイくんとシッターさん♡

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お友だちがいっぱいいて、楽しい公園

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園内に私の大好きな樹があるのですよ。見てこの曲がり具合……

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なぜこんな風に育ったのでしょう? すごく惹かれますね。

 

 

カイくんとのお散歩は「発見の宝庫」

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乗り捨てられた小さな自転車は、だれがどんな事情でここに放置したのでしょう?

 

 

頭の中を、さまざまな想像が駆け巡ります。

 

 

雨の日はテンションが低いカイくん

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ふふ。同じマンションのさんごちゃん(私が担当しています)に偶然会えました♪

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1時間以上外にいて、残りは室内で遊んだりおやつを食べたりブラッシングをしたり

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ボール遊びに目を輝かせるカイくん

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お気に入りの一枚を披露します。

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週1~2のペースでカイくんに会えるのがうれしいです。

 

 

パワフルなカイくんと元気よく歩けるよう、自分の体力をしっかりとつけていかないと!

 

 

カイくんは私の「健康の神」、ですね。

 

 

心から感謝しています。

 

 

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琴線に触れるひと言

※ブログを連続更新中。遡ってお読みいただければ幸いです。

 

 

2022年もさぶの腎臓はよく働いてくれました。

 

 

先日、東京大学付属動物医療センターへ、今年最後のモニタリング(定期検査)へ行ったのです。

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毎年この時期の東大病院、好きだなあ♡

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はい。診察するから出ておいで!

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あれ? イヤなお顔で抗議していますね^^;

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無理やり診察台にのせられてしまいました。

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まずは研修医の篠原先生によるチェック

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(篠原先生は東大の大学院生だった昔、私と共に保護猫2匹の譲渡をしたことがあるのですよ♪)

 

 

さぶ、体重は少し減ってしまいましたが、シリンジご飯の量を調整しながらがんばります。

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なんとかさぶと自分の写真を撮りたかったのですが、むずかしいですね。

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目線がおかしいし、頭が切れてしまいました。でも、たいせつなさぶとの2ショットです。

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問診の際に、篠原先生がかけてくれたひと言が、どうしようもないほど私の琴線に触れました。

 

 

「毎日、シリンジでごはんをあげて、皮下補液をして……長年、大変なことをなさっていますね」

 

 

ほめてほしくてやっているわけではないのに、どうしてでしょう。

 

 

自分でも訳がわかりませんが、胸がじんわりとあたたかくなって、とてもうれしかったです。

 

 

慢性腎不全(ステージ1~ステージ3)との闘いは、地道にコツコツと当てていくイメージです。

 

 

残った腎臓の機能をどれだけ守れるか――。

 

 

そして、闘病のためのコストもかかります。

 

 

時間、手間、お金……一週間や二週間の話ではないので、とにかく根気が必要です。

 

 

さぶは2014.2に保護したときから慢性腎不全なので、8年と10か月、闘いつづけているのですよ。

 

 

猫に人工透析や腎臓の移植は現実的ではないので、できることは限られています。

 

 

けれど、「できることの最大値をする」をめざしながら、私はさぶと生きています。

 

 

さぶに補ってやれるものは、なんでも補うつもりです。

 

 

さぶのためならなにも惜しくない。

 

 

そう思える存在が私にいることが、ただただありがたいです。

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ドリンクつきで700円のボリューム弁当をテラスでいただきながら待つこと40分

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検査を終えたさぶと、主治医の前田先生が颯爽と登場しました。

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長年のつき合いなので、前田先生の表情だけで結果の方向性が私にはわかってしまうのです。

 

 

ドアを開けた瞬間、前田先生の目がニコニコしていたので、心底ホッとしました。

 

 

さぶは前回の通院時より、さらに腎臓の数値が下がって、いい調子を保っています。

 

 

東京大学の前田先生、大師前どうぶつ病院の中島先生、ときおりお世話になるMOMOペットクリニックの大巻先生など、すばらしい病院と、先生方にも感謝!

 

 

LOVE

 

 

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