「ぼき ほほ しじみちゃ こり いーね ども ありがとござまち」
「あたちたちは お散歩おわっても土足で勝手にあがりません。こうして玄関でぞうきんをぬらすお母さんをまっています。お母さんー! はやくふきふきして~ おなかすいた!」
「日本のマナーと伝統と文化を守る なでしこトリオより」
どうしてうちのお子たちはそろいもそろってこんなにかわいいのでしょうね?
今日も仕事中、お子たちとSALAのことを考えていました。
特にSALAのことを。
耐えられずemi-goにショートメール。
食べているのか聞いてみたところ、食欲がほとんどないと聞き、ソワソワ。
昨日入院させたときの1枚。精神的に余裕がなく写真はこれしか撮れませんでした。
安定剤でぼんやり中。敷布団にもなるタンカー、枕としても使えるひつじのぬいぐるみ、水飲み用の哺乳瓶、処方された薬を置き、私は帰りました。
タンカーとぬいぐるみは洗いたてなのでいい香りを漂わせています。
ぬいぐるみ……
まだあどけなかったSALAが古いぬいぐるみをくわえ振りまわしているシーンをよく思い出します。いっとき、SALAの片隅にはいつも古いぬいぐるみが寄り添っていました。
私の記憶は断片的ですが……だからこそ特定の情景はいまだに鮮烈なのかもしれません。
SALAにかけた言葉もはっきりと覚えています。
「おお、いいねえ。それ、私にちょうだい?」
SALAからぬいぐるみを取ろうとすると、SALAは軽く唸りながら拒否しました。
その姿がいじらしくて、何度か「ちょうだいよ!」とちょっかいを出したっけ。
かけた言葉は忘れていないのに、なぜかぬいぐるみの形や種別が空白のまま。
クマ?
女の子?(お人形)
うさぎ?
結局わからなかったので、ひつじをプレゼントすることに。
おそらくひつじじゃなかったんですけど。
SALAは枕としてつかってくれています。ふわふわだね^^
昨日の朝、もと飼い主さん母子がおみやげを手にSALAに会いに来てくれました。
撫でてもらってよかったね。
もと飼い主さんには少しの遠慮もしてほしくないのでしっかりお話しています。
私がSALAと暮らせてどれだけ満ち足りているか、どれだけSALAに救われているか。
「うんうん」
もと飼い主さんは深く頷いてくれました。
闘病のイメージばかりが前面に出ているSALAですが、小さな頃から聡明だったんですよ。
まだ生後3ヶ月程度なのに、すでに「おすわり」をマスターしたんです。
ある日べべの散歩中にSALAの家の前を通ると、中学生の娘さんたちがSALAに「すわれ」を教えこんでいる場面に遭遇しました。
「おすわり」
「すわれ」
「おすわり!」
姉妹が交互に号令をかけると、SALAは姉妹の掌におさまっていた煮干ほしさに、ちゃんとすわって見せたのです。まぐれかと思いしばし眺めていたのですが、その後も成功を連発!
べべにコマンドを教えていなかった私は、帰宅後速攻「おすわりレッスン」を開始しました。子犬SALAに刺激を受け焦燥感と悔しさがわきおこったのですね(笑)。
昨日のことのようなのにあれから14年以上も経ったなんて。
泣き叫ぶSALA獣。寝不足を口実にチチが会社をサボるとまずいのでリビングに連行。
SALA嬢、体勢をかえ毛布を顔に覆ったらすぐに寝オチ。ブヒブヒいびきをかいています。近くには「おすわりライバル」べべ公も。
SALA、あの頃の記憶はありますか?
私はこれから先も忘れずにいようと思います。
明日病院に会いに行くね。
早く会いたい。
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