良縁会

うっ。バタバタしているうちに時間が経ってしまいました。

 

 

昨日のできごとになってしまったのですが、夢のような1日だったのです。

 

 

卒業生リリのお宅に、リリの父猫と思われるポテチの里親さんが集結

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ポテチの里親さんを誘ったのはリリママchikakoさん。chikakoさんは兼ねてよりポテチの行方を心配し、ほんとうにあたたかく見守ってくださっていました。

 

 

※娘猫のリリ家(chikako @pekoparis)と父猫のポテチ家(きーやん @potechii0212)はツイッターで勝手に(笑)繋がっています。

 

 

 

私は一足先に到着。生リリに会うのは譲渡以来。どのくらい成長したかな?

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chikakoさんのクシャッとした笑顔が好きです。ご主人の佇まいもいいね。

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chikakoさん夫妻の努力もむなしく、リリはソファ下にスッと消えていきました。

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人見知りのリリが隠れぬよう、隙間に敷物を詰めてくれたらしいです^^;

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「ダメだね」。床にへたり込みまたクシャッと笑うchikakoさん

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あの……

 

 

 

だいじょうぶ。私、いろんな形に対応可能の人間なんです。えっと、ほらね?

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「げー! なにしに来たんですか? 不遇だったころの話はすっぱり忘れたの」

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「けど、へんね? かすかに嗅ぎおぼえのある獣臭が……」

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リリ!!

 

 

 

かわいいまんま大きくなったね。お決まりの無理やりだっこ♪

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このあとお嬢は血相をかえ3Fへ避難。レオじいが接待役をつとめてくれました。

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レオくんありがとう。15歳には見えない若々しさです。

 

 

 

 

「クンクン……カバン……クサい」

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あ、ごめんそれ私の……まあ持ち物はひと通りなんかしらにおいがついてます。

 

 

 

先代ランボーくんとレオくん

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天国のランボーくんはchikakoさんの宝物です。息子そのもの。

 

 

 

レオくんももちろんかけがえのない存在。レオくん、性格はうちのさぶと瓜二つ!

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ポテチ家が着きました。やたら愛想のいいレオくん

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場の雰囲気を盛り上げるために空気をいっしょうけんめい読んでくれています。

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レオくんかっこいいし、オトナだし、紳士の三拍子ね。

 

 

 

おいしいお菓子を囲みながらみんなが談笑している間じゅう

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ずっと3Fの廊下に引きこもりっぱなしのリリ

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仕方なく、ひとり(あるいはふたり)ずつリリのもとへ静かにごあいさつに

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一同の総論としては「焦った顔も仕草も、ポテチ!!」

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リリ、ほんのりポテチをおぼえてる?

 

 

うちにいた昨年の夏、リリは自分のケージをすり抜けてポテチに甘えに行ったよね? ポテチのお腹でポテチと同じポーズをしながらこちらを見上げたリリ。私はたびたびそのシーンを思い出します。あのとき引き離しちゃって悪かったね。

 

 

私も父親似だと親戚に言われるからリリがポテチにそっくりでうれしい。

 

 

 

ポテチのミニチュアみたいだよ? ポテチは元気だから安心してね。

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私の父もどこかでポテチみたいに幸せに生きているといいな。

 

 

プレゼント交換♪ 私は和菓子をおみやげに持って行きました。上段はポテチ家より。下段はリリ家より。ありがとうございました。にゃーん麺ってなんだろ?

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そしてセルフタイマーで記念撮影をパチッ

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リリは出演拒否だそうです。主役なのに……。

 

 

 

帰る間際、図々しいだけが取り柄の私は、chikakoさんに演奏をおねだり

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レッスン室に新たに1台増えていたので、音聴いてみたいなあ? てな具合に

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この素晴らしすぎるピアノからどんな音が飛び出すのでしょう? ぜいたく~!

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気さくで飾らないchikakoさんですが、実は華やかな経歴の女性

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道化師の朝の歌のほか数曲弾いてくださいました。信じられない難曲です。レベルが高すぎて息をのみましたよ。※動画の撮影は私がしています。

 

 

 

ね? 指の速度とかビビるでしょ?

 

 

ギャップ萌え~~~♥

 

 

女性陣で記念写真

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企画してくださったリリ家の皆さま、フレンドリーに参加してくれたポテチ家の皆さま、両家の皆皆さまのおかげで保護主は至福の午後でした。

 

 

ふふ。猫を保護するのも悪くないでしょ?

 

 

 

リリもポテチも灰色の姿で近所のゴミ置き場付近をうろつき、私に強引にスカウトされたスターですよ? 猫の運命はこのように変えることができるのです。

 

 

 

LOVE!

 

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

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あなたが存在しています

おととい、ナナ、さぶ、あまぱんに使う点滴の針を買いにemi-goの病院

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中島先生こんばんは~!

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病院の看護師さんに「お疲れですね……フラフラしていますよ?」と言われ「はい」と答えた直後、emi-goから小さな封筒を手渡されました。

 

 

「はい! 田辺さんにプレゼント! 癒されてください(にこ)」

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うわ……超うれしい。ちょっと落ち着いたら遠慮なく使わせてもらうね。

 

 

マッサージ券ありがとう。emi-goこそ必要なものなのに悪いね。

 

 

昨日は大巻先生の病院へ。診てもらったのは14歳の女子猫タマちゃん。私の姑の3匹の愛猫のうちのひとりです。

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タマちゃんと姑の出会いは、14年前。

 

 

ある個人の活動家が道端でひとり里親会を開いていたところを通りかかった姑。

 

 

突然、「保護猫いかがですか?」と声をかけられたそうです。

 

その方があまりにも真剣かつ困っている雰囲気だったので、すすめられるままタマちゃんを迎え入れた姑。もちろん、お父さんも賛成で仲よく暮らしています。姑んちにはジュンちゃんサンちゃんもいます。ジュンちゃんはペットショップ出身。サンちゃんは姑自身が保護した末娘。

 

 

姑は軽く数えても30匹以上の外猫たちをたったひとりでTNRしてきました。もちろんすべて年金のポケットマネーです。病院へ運ぶのもひとり。リリースも餌やりもひとり。私がプレゼントした捕獲箱は常に庭先に置いてあります。

 

 

嫁の私に泣き言を漏らしたことは一度もありません。頼みごともしません。

 

 

その姑が、私に「助けて!!」と電話してきたのです。

 

 

「しこりのあるタマちゃんを2軒の病院へ連れて行った。だけどお金の話ばかりを繰り返す獣医師がいまいち信用できない。その病院にタマちゃんの命を預けるのが怖い。だからアンニイさん、どうしたらいいの?」

 

 

「私を頼ってくれて光栄です。もし必要なら私の信頼している先生を紹介します。ですが、それを望むか望まないかはお母さんが決めてください」

 

 

「アンニイさん、私行きたいわ。タマちゃんと行く」

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で、諸検査を終え、タマちゃんは5㎝の大きなガンを切除する手術に向かうことに。細胞レベルでの転移は術後、抗がん剤を使用するかもしれません。決断したのは姑。私は聞かれたこと以外はアドバイスをしません。

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デッカいガンがタマちゃんのQOLを下げ、食欲不振に陥っています。ガンはどんどん勢力を増すので、次の月曜早速手術します。

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大巻先生を信じます。どうかどうか。

 

 

帰りの車内で姑は下を向きながらボソボソつぶやいていました。早く私に相談すべきだったと。タマちゃんのガンが大きくなったのは自分のせいだと。タマちゃんを苦しめたくないと。でも、私はそうは思いません。

 

 

タマちゃんは素晴らしい家族に恵まれ、珠のように育てられています。

 

 

そうですよね?

 

 

うちの保護猫ポテチと

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十香ちんにもいいご縁を探したいです。

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ブログにはあまり登場していませんが、彼らは私のポジティブな部分になってくれています。すぐにでも募集を開始したい。彼らはもう人馴れしています。だけど私の気力が追いつかず、まだできません。私の場合、一般募集に多大なエネルギーがかかるからです。

 

 

もし、ポテチか十香のどちらかが気になる方がいたら、ご連絡いただければほんとうにありがたいです。十分にブログで紹介していないのに図々しいお願いですが、万が一、手を挙げるか迷っている方がいたらどうぞ挙げてください。

 

 

最近、私に残されている力は、バンビちゃんを中心に注いでいます。

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1日中こんな調子で目が離せない……

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おしっこはどこででもします。運子も。ぜんぜん構いません。

 

 

 

うまく立てず、悔しくて泣きます。吠えます。ぜんぜん構いません。

 

 

ごはんは強制給餌になりました。薬も点滴もやります。ぜんぜん構いません。

 

 

あまりにも臭いのでシャンプーの刑になりました。

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ナナより元気なリルはお父さんやお母さんと個別の散歩を楽しんでいます。

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私たちは家族です。健やかなるときも病めるときも、一心同体です。

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譲り合い、支え合い、お互いを理解する努力をつづけ、お互いを諦めないことをつづけ、抱き合って生きていきます。

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ナナ、あなたがお母さんを必要として力強く泣いているまさにその瞬間、お母さんもナナを必要とし、ナナの役に立ちたくて喜んで駆け寄ります。

 

 

お母さんにも物理的な限界はある。しかしお母さんのナナへの思いは限りなく広がりながら、常にナナへと向かっています。家族へと向かっています。

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こうして穏やかに眠ってくれるようになるまで、この日は闘いでした。

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だけどあなたが存在する。これ以上の幸福があるでしょうか?

 

 

 

 

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さようなら、キット

今朝、入院中の病院内でキットは逝きました。

 

前回キットについて書いたばかりなのに、残念です。

亡くなる前夜までごはんを完食していたキット。とてもえらいですね。

最後の最後まで辛そうな様子を見せず、オトナらしく静かにがんばってくれました。

 

先ほど、私はキットの保護主宅から戻りました。

キットの入院費、治療費、葬儀にかかるお金などを早く保護主さんにお渡ししたかったし、なによりもキットの顔を見て頭を撫でたかったです。花屋が閉まっていたのでスーパーで買ったピンクのトルコキキョウを持って行きました。

保護主さんから最近のキットの写真を預かってきたのですが、疲れてしまったのと勇気が出ないのとでまだカメラの中を見ていません。TNRの最終報告もいたしますがもう少しだけ時間がかかりそうです。

 

亡骸の状態は極めてよく、やつれた感がなくずっしり重く筋肉質の体です。

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苦しいときに苦しいといえたら

淋しいときに淋しいといえたら

この子はもっと早くに人間の目に留まっていたのでしょうか?

 

あんな姿になるまでひとり耐え抜いて本当にかわいそうでした。

でも、キットの清らかな魂は深く安らかな眠りにつける場所まで昇天すると思います。

 

 

保護主さんはいいました。

 

「次は、はじめから幸せな猫として生まれてくるんだよ」

私は保護動物たちの前世や来世……生まれかわりを信じるかわりに、「現世でどう生かすか」を掘り下げてきました。だから生まれ変わりを強く意識したことはないのですが、もしもあるなら、もしもあるならば、保護主さんと同じ意見です。

 

次は、はじめから幸せな猫として生まれてきてほしい。

あらゆる祝福を受けながら。

 

キットは命の終盤、多くの方に気にかけていただき支えていただきました。

僭越ですが、ネット環境にない保護主さんにかわって御礼申し上げます。

どうもありがとうございました。

 

 

キットともども感謝の気持ちでいっぱいです。

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さようなら、キット

 

合掌

 

 

 

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ぼくは ぜんぶ食べました

皆さまこんばんは。

バービー改めそよの卒業にたくさんのお祝いメッセージありがとうございました。里親さんともども感謝の気持ちでいっぱいです。

 

次はこの方の家族を探します。

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萌乃さん、そろそろ出番ですわよ!

完全に心を開いたわけじゃないけど、触ればゴロゴロ喉を鳴らすし健康体のかわいい女の子です。これまでバービー改めそよの影に隠れてきましたが、次は保護猫萌乃にスポットライトを浴びせたいです。皆さまどうぞよろしくお願いします。

 

さて、昨日はキットの病院へ行ってきました。

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キットの保護主さんと仕事を調整しながらつきあってくれたマイ太郎さんと私の3人です。

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マイ太郎さん、キットに会いに来てくれてありがとうございました^^

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保護主さんに物資を用意したのですが、食べ物を一切受けつけないと聞いていたのでなにを持っていったらいいのか……とりあえず使えそうなものを少し持っていくことにしました。

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もう、食べてくれるならなんでもいいです。

腎臓フードにこだわっていてもキット自身が食べたいと思わなきゃ意味ないですから。

 

キットは最近腎臓食を食べなくなったので主治医の先生のアドバイスで食べそうなものはなんでも食べさせるようにしていました。

その矢先、とうとう先週突如激しい嘔吐と血便が。

保護主さんはキットを病院に運びそのまま緊急入院になったのです。

 

「末期の慢性腎不全による尿毒症」

 

主治医の先生はキットの数値を「ステージ5以上(つまり末期中の末期)」と評しています。

 

でもすごい目ヂカで私たちを迎えてくれました。

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キットの残った左目は驚くほど力強く輝いていました。

うまく言えませんが、「死んで楽になりたい」目ではありませんでした。

むしろ私には生命の塊に見えたのです。

私の願望を差し引いたとしても、本当にそうです。

 

甘えん坊になった彼ですが、慣れない病院内では威嚇する元気も出てきました。

「シャー!」

静脈点滴で体がだいぶ体が楽になったんでしょう。

 

「だいじょうぶよ。えらいいい子いい子」

保護主さんとマイ太郎さんがタオルごしにやさしく撫でました。

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私はキットにできることをなんでもやらせてもらう所存ですが、「できること」自体があまり残っていません。誤解してほしくないのは、私はもう積極的な治療をめざしてはいないのです。

彼は現在の動物医学では治癒しません。

CREAもBUNも振り切っており、もはや測定不能状態です。

私がやるべきこと、やらせていただきたいことは、彼の緩和ケアの方です。

彼のQOLを尊重し、QOL向上に全意識を置きたいのです。

 

本来なら慣れない病院もストレスかもしれません。しかし保護主宅で血便を垂れ流し、ゲーゲー吐きながらのた打ち回るのも彼にとってはかなりのダメージです。

一長一短ではありますが、保護主さん、主治医の先生と話し合い決めていこうと思います。

 

先生とじっくり話をしました。

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検査の結果次第にはなりますが、体調を見ながら近日中に一度退院させます。住み慣れた家に戻して様子を見て、再度悪化したらまた病院へ運ぶ。その方向性で考えています。

 

キットは高度医療も可能な都内の総合病院に入院中です。そこにはキットの保護主さんの愛猫たぬちゃんもいました。昨日の朝、乳がんの手術を受けたそうです。がんばったね。

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キットの保護主さんの愛猫クーくんも病院にいました。クーちゃんもまた具合が悪いのです。

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重い病気を持つキット、たぬちゃん、クーちゃんの他にも多くの猫と暮らしている保護主さん。ヘルパーの仕事の傍らTNRにも力を注ぎました。

 

「田辺さん……イタリアンは好きですか? 小さいけど、おいしいイタリアンの店があるの。ピザもモチモチで……いつか一緒に行きませんか? 私が招待します」

「ええ? イタリアンは大好きです! いつかぜひ」

 

病院の外でポツリポツリと会話を交わしながら保護主さんはおそらく私に遠慮がある、と思いました。だからこそ今回私が直接先生と今後の方針を話し合えてよかったです。

 

保護主さんに比べたら、私はなにもやっていないに等しいですが、私はキットの一ファンとして彼の穏やかな余生を強く願っています。それが1ヶ月なのか1日なのかはわかりませんが、彼が今を生きていることだけは、しっかりと胸に刻みたいです。

 

最後になりましたが、うれしいご報告が!

私たちが病院に着いたとき、キットの食器は空になっていました。

病院でケアされた元祖食いしん坊は、出されたご飯を完食です。

 

食べることは生きること!

 

LOVE!

 

 

 

 

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慈悲

追記:山梨県のIさま、メールをお送りしたのですが跳ね返ってきました。そちらにメールができず、ドメイン名を教えるすべがないのでこちらにメールください。

→  postcardroom703☆yahoo.co.jp  「送信の際は☆を@に変えてください」

 

 

バービーの家族募集中ですが、「ペットのおうち」へログインできません。(2015.1.19PM)

ご不便をおかけしています。なおバービーは現在、数件お問い合わせをいただいています。

 

「みなさま ごめんなさい」

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「わたしにも おともだちができました。703号室の 黒ねこ ほほくん」

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バービーの家族募集中ですが、本日の主役はキットです。

 

キットとは?】

昨年9月に大怪我を負った状態で私の地元に現われ、現保護主さんに保護される。

片目摘出手術および去勢手術の際に「重度の慢性腎不全」、「FIVキャリア」と診断される。保護当時まったく人馴れしておらず、年齢も若くないことから保護主さんは里親探しを断念。経済的にキットと暮らすのは厳しいとのことでリリースを考えていた。事情を知った私が支援を約束し、保護主さんを説得。保護主さんはキットを保護猫として手元に残した。

 

何回もブログに載せていますが、保護当時の写真↓

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経済的な支援を申し出た私ですが、我が家も経済的に恵まれているとは言えません。そこで私はPOST CARDを製作しその売り上げの一部をキットに寄付させていただいてます。他にも、ニャンニャンBOXの売り上げの一部をお預かりしているのでそれも併せて。

 

昨日、POST CARDをお買い上げくださったSさまよりお預かりしている寄付金と物資をキットに届けてきました。Sさま、ありがとうございました。

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キット家

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キットのハウス。私がプレゼントしたドームベッドも入っています。

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Sさまからのお手紙を読みお礼を述べる保護主さん

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自宅点滴の時間と重なったのでお手伝いを申し入れたのですが、「ひとりで大丈夫」ですって。

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手際よくあたためた液体(200cc)をキットの体に流し込んでいきます。

驚くことに、キットは終始まったくの無抵抗。補ていなしですよ。信じられないです。

 

わかっているんですね。これをやれば体が楽になることを。

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「キッちゃん、がんばったねえ。今日もえらかったよ」

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「よおしよおし。いい子いい子」

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保護主さんとキットを見ていたらたまらない気持ちになり、私も抱かせてもらいました。

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キット、あなたがどれだけすごいか、思い知ったよ。

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いいことを教えてくれてありがとうね。

キットの医療支援とは別に、保護主さんが行っているある地区の猫のTNR費用も私の方で全額支援していますが、当初予定していたメス猫6匹のほかにオスが1匹捕獲箱に入ったそうなのでそちらもやることにしました。

計7匹。

不妊手術をしたすべての猫たちにできる限りの医療ケアも行っています。明日、保護主さんに会うのでその件は別の日に改めて写真つきでご報告いたします。

 

 

長くなって申し訳ないのですが、保護主さんに預けたカメラでキットの通院時の様子を撮ってきてもらいました。お心ある皆さまもぜひ、キットの雄姿を見ていただけますか?

 

通院は今のところ、2週間に1度。保護主さんとキットは自転車で病院に通っています。

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卒業猫ごましおの骨盤の大手術をしてくれた先生がキットの担当医

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キットはここでも紳士的な患者として振舞っています。

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「先生 今ぼくの 目やにを拭いてるんだよね? このあとリンパ節をさわるんでしょ?」

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「ぼく よく来るから いちおうの流れはわかる」

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血液検査の結果、腎臓の数値はさらに悪化していました。口内炎もひどく、口の痛みは相当のレベルだと思われます。しかしもう、対処療法しかなす術がありません。

 

この日はエコーもやってもらうことにしました。慣れない場所で仰向けになるのは、元野良猫キットにとってたいへんな勇気の要ることです。

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でも見つめあう保護主さんに両手を握ってもらえるから、がんばれるんだよね。

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結果は、腎臓の形がわからないくらいめちゃくちゃだったそうです。

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医学書を使って説明する先生。キットにとっては、いい話ではないよね。

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でも、カメラの中に入っていたこの写真を見たとき、私は本当に希望を感じました。

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重い病の中にいても、キットはなにひとつ失わず、むしろたくさん得ている気がして。

彼は自分の口で食べ、自分の足で歩いてる。自分の意思で留まっている。

 

小さな町の、小さな一軒家に住む、小さな元野良猫だけど

彼のために泣いて笑う人がいる。

彼が生きていることを、彼以外の人が知っている。多くの人が知り、支えている。

 

私の日本語表記が正しければ、こういうのを「慈悲」と言うのですね。

慈悲深き皆さまのおかげで、私もキットの生に関わることができて幸せです。

キット、保護主さんともども、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

 

LOVE!

 

 

 

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