保護譲渡活動をはじめた19年前に比べ、昨今は「保護犬・保護猫」が世間で広く認知されるようになり、細々と個人で取り組んでいる私も恩恵を受ける機会に恵まれ、ありがたく感じています。
けれど一方で、胸が苦しくなることも増え、保護犬猫の存在が一部の人にとって都合のいいものになっている事案も散見します。この世界は「少しくらいよくないことをしても、いいことをその倍やっているのだから許される」との風潮がある気がしています。しかし私たちが扱うのは、物言えぬ犬猫たちの一生に関わることなので、なるべくなら、そしてどうせなら、丁寧さを心がけたいですよね。
俯瞰するとあらゆる意味で過渡期を迎えているのかもしれないとも思います。
だれかを否定、批判したいのではなく、自身への自戒を込め、今一度、正しい保護譲渡について思考を巡らせていきたいです。正しい、正しくないは、それぞれの立場や個人の主観に委ねられる部分があるかと存じますが、「偽らない」と「透明さ」だけは強く意識していきたいです。もし、私が活動をするうえで大きくまちがっていることをしたら(やさしく)教えていただければうれしいです。
さて、前置きが長くなりましたが、七色の子猫トマ玉のお見合いの様子をUPします。
トマ玉のお見合いは、里親さんのお宅で行いました。まあちとうりのときとちがって、生後6週を超えているので3時間くらいの外出なら問題ないと判断したのです。
ひとりでは心細いだろうと、情緒、体調ともに安定しているうりにつき合ってもらうことに……
また、マイ太郎さんが運転してくださいました。人間ふたりなら、万が一車内で子猫たちになにか起きても対処できますものね。実はこのご縁はマイ太郎さんの紹介なのです。
里親さんはマイ太郎さんの約20年来のお仕事仲間^^
先住猫風太くん(2歳)
先住鳥の光ちゃんと音ちゃん(あれ? お名前逆だったかな?)
全員元保護動物です。
風太くん、トマ玉と瓜二つでしょう?
事前に送ってもらった写真を見て驚きました。
ご主人の作った段ボールの戦車が素敵すぎる(笑)。
里親さんはオーダーメイドで椅子を作る「種沢製作所」さん
ダンボール戦車も頷ける作品ですね。
ご一家(4人)揃ってお会いできました。コロナ渦なので、お茶やお菓子をおみやげに渡してくださり、手短に、マスク姿のままお話したのです。お心づかいに感謝ですね。
お兄さんのお腹に乗るトマ玉
震えるかと思いきや、すっかりリラックスしていた大物です。
ちんまり
ママと離れてちょっとさびしいかな?
探検&充電の繰り返し
うりちゃんトマ玉の同伴ありがとうね♪
お兄さんたちは猫の扱いがとても慎重です。
ここならまちがいない、トマ玉は幸せになる! と確信した次第です。
七色が大事にしている子猫たちですから、私も納得できるご縁でないと七色に面目が立ちません。
仲よし母子は近い将来(5月中頃に)離れ離れになってしまいますが、長い目で見て、それぞれが終の棲家で安楽に暮らせることを理性の中でイメージしてきました。あらゆる面でいちばんがんばった母猫の七色のことも絶対に幸せにすることを皆さまに誓います。
マイ太郎さん、バイオウィルクリアーありがとうございました。よく使うので助かります。
まあち、うり、トマ玉の卒業記事をぜひお楽しみに!
長くなりましたがお読みくださりありがとうございました。
LOVE
ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました
お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。
足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、
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