10分更新 2 さぶの膿胸が完治した!

話は少し戻りまして、昨日のお昼、ナナとさぶを連れて東大病院へ行きました。

 

 

ナナ→腎臓病治験の検査結果

 

さぶ→膿胸や腎臓病治験の途中経過観察

 

 

MIHOさんがつき合ってくれたので、ナナとさぶのセットでも心強かったです。

 

 

さぶはいいんだけど、ナナの通院がたいへんなので^^;

 

 

※ 写真はすべてMIHOさんの提供

 

 

ちなみにほほはMIHOさんが来きたら速攻隠れてしまいました。

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MIHOさんが来る=自分の通院かも、とインプットされているようです。

 

 

で、通院が終わり帰宅するとほほはMIHOさんがいても隠れません。

 

 

ほほは賢いんです。ふだんも私が薬を手に持つだけでスッとどこかへ消えるし(苦笑)。

 

 

後部座席にナナ、さぶ、MIHOさんを乗せて出発

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ナナのお目目がキラキラでかわいい一枚です。

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「おれの目もなかなかいいよな」

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うん。ブルーが際立ってきれいだねさぶ。惚れ直しちゃうよ。

 

 

 

基礎的な検査後、あたらしい研修医小島先生にナナ&さぶを預けます。

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診察中、小島先生が「田辺さんちの子は幸せですね~」って言ってくれました。そしてナナを見て「私、こういう子(昔ながらの雑種? MIX?)大好きなんです」とも。うんうん♪ ですよねー! 私もナナみたいな子LOVEです。

 

 

先生から見て、うちのお子たちが幸せそうに映っているのがうれしかったです。ほんとうのところは彼らに聞いてみないとわからないけれど、でも、いいね!

 

 

 

ナナの腎臓の数値はほぼ横ばい。悪化していないのが幸いです。このままもう少し治験薬を試してみることにして、さぶの検査結果に移ります。

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左が入院前のさぶの胸部。胸水で真っ白。真ん中は退院直後。だいぶ戻りましたがまだ部分的に白い。右は最新の画像。胸水消えた!!

 

 

これでいったん2種類の抗生物質を切ることに。あああ、楽できる。

 

 

心の底からホッとしました。皆さま、応援、見守りありがとうございました。

 

 

今回は約1時間半ですべて終了。よくつき合ってくれるMIHOさん、前田先生と

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会計待ち。レギュラーメンバー今年最後の通院、ナナもさぶもがんばりました。

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べべを失ってしまったけれど、ナナ、リル、ほほ、あまぱん、さぶの全員で年を越すのが私の最重要の目標であり、夢と希望でもありました。大げさ抜きに、日々のケアをし、医療に頼らなければ、シニアの彼らは生きられないような持病をそれぞれに抱えています。年の瀬が迫るにつれ、忙しないながらも感慨に耽っています。私のたいせつなお子たちが生きていてくれてる。ありがたい限りです。

 

 

快方に向かったさぶは、シリンジ食で150g体重が増えたんです。

 

 

すごいと思いません?

 

 

体重測定のとき、信じられなくて2回体重計にのせましたよ。これからは自発的に食欲が戻るのを期待しながら試行錯誤します。次の体重測定まであと100gでも増えてくれたらいいな。

 

 

ねえさぶ、心配したよ。苦しかった。だけど余計にさぶが愛おしくなった。

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病気はイヤだけど、いろいろ気づかされ、学ばされ、手を取り合いともに乗り越えられたことには感謝だね。さぶありがとう。生きていてくれてありがとう。

 

 

KISS!

 

 

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今はまだ薄味のポテチだけど

昨夜は2種類の睡眠薬&耳栓をもってしても落ち着かないナナが気になり、合計2時間程度しか寝れませんでした。さっき1時間半寝て気分スッキリ!

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老犬介護はほんとうに体力気力を消耗します。

 

 

でも私は老犬コロ、ゴンタ、SALAそしてべべを見送ってきました。皆さまのアドバイスを受け自分でも試行錯誤をしながら、できることはすべてやりました。

 

 

だからなのか不思議なことに、私、ぜんぜんナナにイライラしないのです。

 

 

むしろナナがなにをしても「ただただかわいい」としか思えなくて、こんな自分が正常か心配です。

 

 

疲れることはあっても、常に私の心は豊かです。

 

 

ナナが生きていてくれている。それでいいじゃん、と(にっこり)。

 

 

コロ、ゴンタ、SALA、べべ、ありがとう。

 

 

午後はみいさんと保護猫椿に会いにemi-goの病院へ

 

 

みいさんが写真をレタッチ中なので、病院で撮った椿の写真は後日にします。

 

 

emi-goの病院にいるとき、一本の電話がかかってきたのです。

 

 

電話を切ったあと、私は爆発しそうでした。

 

 

興奮が止まらず、そばにいたみいさんに心の内を語りまくり。

 

 

みいさんは涙を流しながらいっしょに喜んでくれたのです。

 

 

私、譲渡活動が好きです。断言したよ! やってきてよかった。辛いことも数えきれないほどたくさん経験してきたけれど、細々とでもつづけてきてよかった。

 

 

継続は力なり。継続は絆なり。

 

 

近々、これが実り、皆さまにも詳細をお伝えできるよう全力で取り組んでいます。先に話しておきますが、大きなプロジェクトや目立つ内容ではありません。ほかの人から見れば、取るに足らないような小さなできごとです。

 

 

しかし私の保護譲渡活動歴約16年分の重みがのっています。

 

 

保護譲渡活動にはさまざまな形があります。

 

 

たとえをいくつか挙げてみますね。

 

自走のビジネスと保護活動の両立をめざす「猫カフェ(など)」

 

ひとりをピラミッドの頂点とし、みんなでその方を応援する形

 

上下関係がほぼ同等の少数のグループ

 

きめ細やかな役割があり規則のある団体

 

完全なる個人

 

 

どれも日本に実在します。分類するなら私は「完全なる個人」。

 

 

捕獲、保護、医療、広報、譲渡、アフターフォローの全過程をひとりでこなせます。

 

 

友人らとのコラボも稀にありますが、だいたいの場合は私だけで完結します。

 

 

そうしているのにはいくつかの理由があります。

 

①大きくなりすぎず、身近な姉ちゃん(おばちゃん?)でありつづけ、「アンニイさんレベルなら私にもできるっしょ?」と多くの方に思ってもらう魂胆。

 

②譲渡に際しては超ワンマン。責任を人に投げたくない。むしろ責任を負いたい。私という人間は日本の美学である「協調性」に欠けているのです。

 

③自分でスケジュールを組み、自分のペースでものごとを考え、すすめたい。

 

④だれが自分の前から去ったとしても、不都合が出ないよう全部自分で管理したい。

 

 

きっと私みたいなタイプはいるんです。保護譲渡活動をしたい。だけど、人付き合いがうまくない、連携が得意ではない、あるいは人と意見がぶつかることを恐れている、一匹狼タイプの方が。そんな方に伝えたいのは、ひとりでもできることがあるということ。

 

 

そして私はその中で幸せを得ているということ。

 

 

私の生活がマイナスに映っている方にはおススメしませんが、私の生活を「お? 別に悪くないじゃん!」風に捉えてくれる方はノウハウさえあれば保護譲渡活動ができます。私はいっさい自己犠牲の精神を持っていません。清貧でもなければ、善人でもない。でもなんとかなっています(笑)。

 

 

もちろん、やりたくない方に無理強いはしません。

 

 

興味がある方のみ、サラッと読んでくださったらいいのです。

 

 

「キラキラの電話」のおかげで私は薄味のポテチのキャラを濃いめに変える力を得ました。今年はいろいろあり、私の力が及ばず、卒業生としてポテチを紹介することができませんでした。来年はめいいっぱいポテチを見てもらえるよう努力します。皆さまに応援してもらえたら本望です。

 

 

「ぼくポテチ ちゅーるが大好き てへ」

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「うおおおおおお キターーーーーー」

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「手からもらうときは ぜったいにハハの指を噛まないよう気をつけてます」

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「ぼくの性格は温厚 ちょっと怖がり 体形はぽっちゃり 食べるの好き」

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「ハハのネイルをまねてぼくも同系色のマフラーでオシャレをたのしんでます」

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※ ウソ。首飾りすぐとっちゃうくせに! 首飾りはマイ太郎さんからのプレゼント

 

 

以後ポテチが卒業するまでブログを更新するたびになるべくポテチの写真をUPしていきますので、皆さま今さらですが、保護猫ポテチをお見知りおきください。

 

 

皆さまにもいいことがいっぱいいっぱい起きますように!

 

 

LOVE

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椿の生唾

※ブログ連続投稿中です。お時間のある方はどうぞスクロールしてくださいね。

 

 

迷いに迷った末、限界値に到達。自身の精神衛生上これ以上は黒白猫を外で見かけたくないと決めたみいさんは、さっそく保護のための準備にかかりました。

 

 

保護譲渡にあたっては、みいさんと私が譲渡責任者(各50%ずつ)で決着!

 

 

 

だから私も息をのむような気持ちで椿(黒白猫)の保護を見守っていたのです。

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スイッチが入ると動きの速さが半端じゃないのがみいさんの特徴。仕事と自分ちの子たちのケアの合間に餌やりさんや近所の方に聞き込み、概要を得ました。

 

 

黒白猫椿はメス。風邪でグチュグチュだけど、若そうだとのこと。

 

 

椿は外で出産経験あり。5匹の子猫を産みました。命を削って育んだ子猫たちのうち、4匹は交通事故死。近所の方が直接目撃しています。残る1匹の子猫は餌やりさん(70代の方)が自分で引き取って室内で育てています。

 

 

母猫椿は、子育て時代、ガリガリに痩せていたにも関わらず、餌やりさんがササミ1本を与えるとその場で手をつけませんでした。口を大きく開きササミをくわえ、子猫たちのいる(どこかの)巣穴に運んで行ったようです。

 

 

その情景を瞼に浮かべるだけで、私はもういてもたってもいられません。

 

 

1本のササミのごちそうを母子みんなでわけあったんですね。

 

 

きっと運んでいる間、そのままササミを食べてしまいたい衝動に駆られたことでしょう。飢えていて痩せているんだもの。生唾を飲みながら大きな道路を渡る椿。子のもとへ急ぐ母猫の華奢な背中は、子たちにとっては広かったにちがいありません。不憫ですね。そうやって育ててきた子たちが4匹が無残に果てたのですから。

 

 

餌やりさんが協力してくれたので、椿は比較的楽に保護できた模様です。

 

 

知らせを受け、私は自宅でみいさんと椿を待ちました。

 

 

みいさんがうちの下に着いたというので急いでみいさんの車へ。それぞれが車を出し病院で待ち合わせたほうが早いのですが、2台分の駐車場料金をケチった私たち(笑)。みいさんと椿を乗せ、みいさんの車を私が運転してGO!

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ふふ。これで駐車場代は1台分のみでOK! やったね^^

 

 

 

私が貸した捕獲箱ではなく、キャリーで保護した椿。厳重に縛ってありました。

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はじめまして。あなたが椿ね。写真よりうんときれい♪

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なんかキャリー内からいろんなゴミが出てきた。なんなんだろ?

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中島先生よろしくお願いします。

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慣れた手つきで椿を洗濯ネットの中に入れる中島先生

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体重は3.1キロ(みいさんのブログには3.2って書いてあったけど3.1です)

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この時点でFIV、FeLVは共にマイナス

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診察中

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おとなしくしていてくれました。えらいね!

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ネットに入れたまま爪切り。年齢を当てるヒントとして歯を診てもらってます。

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「う~ん……まだ若いんじゃないかな? 歯石は少しだけついてますけど、みる限りだと2~3歳いってるかどうか……」

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みいさんはやさしい声を出し椿をあやしていました。いい子いい子、いい子いい子。

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不妊手術やワクチンや追加の医療ケアは先生とemi-goの都合に任せます。

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「わたししばらくここにいるの?」

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そうだよ。必ずいいお家を見つけるからみいさんと私を信じてね。

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これでようやくスタートが切れました。お騒がせして申しわけありません。

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椿の未来のためにみいさんと連携しがんばっていきますね。

 

 

 

最後に最近の703号室の写真を数枚添えて

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ナナちゃんの認知症度合いが増しています。けどかわゆい……❤

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椿もですが、椿を家族募集サイトに掲載する前に、703号室保護猫ポテチを掲載します。これは皆さまへのぜったいの約束! 来年早々みいさんにポテチの家族募集サイトへの掲載用写真を撮ってもらいます。イケメンに撮れるかな?

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では皆さまよい年末をお過ごしください。

 

 

明日みいさんと私は椿に会ってきます。(みいさんが)写真撮ってきますね。

 

 

Smile!

 

 

 

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それぞれのストーリー2 みいさんの贖罪

※本日2度目の更新です。

 

 

先日私はemi-goの病院へ行きました。

 

 

彼女の病院には絶えず保護猫がいます。私なりに手伝えることがあるのではないかと思い、忙しいemi-goにかわり保護猫の写真を撮ってみることにしたのです。

 

 

ついでに慢性腎不全トリオの自宅点滴(補液)に使う道具も買いたかったし

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慢性腎不全トリオのあまぱんとさぶは703号室のレギュラーメンバー

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食べるときもいっしょの仲よしコンビ

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同じく慢性腎不全のナナも腎臓のケアをしていますよー!

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病院へ行く前みいさんから電話が。

 

 

「アンちゃん、emi-goちゃんの保護猫私が撮ろうか?」

 

 

みいさんが手を挙げてくれるなら私の出番はナシ。せめて運転手程度ですね。

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みいカメラマンを助手席に乗せ、emi-goの病院へ

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みいさんとemi-goは知らない仲ではありません。

 

 

おぼえている方もいるかもしれませんが、みいさんの妹ちゃこさんは703号室卒業猫ニコ&ピースの里親になってくれたのです。姉のみいさんが妹のちゃこさんに私の保護猫たちをゴリ押しですすめてくれました。その節はどうも^^

 

 

私が譲渡した2匹のうちの1匹「ピース」を保護したのはemi-go。だからピースとニコのお届けはみいさん、emi-go、私の3人で行ったんですよ。

 

 

みいさんの妹ちゃこさんも登場の幸せすぎるお届け記事↓↓↓

 

ぼくとニコ、ぼくとピース2/幸せの703号室

 

 

あれから2年以上か……

 

 

703号室卒業生のニコ&ピースはみいさんの妹ちゃこさんちでお坊ちゃまライフを満喫中。いただいた2匹の近況写真を添えておきますね。ふふ♪

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さあ、emi-goの病院へ到着。

 

 

ですが予想に反し現在は保護猫1匹のみ。この子は人慣れがいまいちゆえ、家族募集はもっと先になりそう。イカ耳の1枚が撮れただけでした。

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でも保護されてよかったね。外はキツい寒さだもん。

 

 

せっかく来たので「なら病院の写真を撮ろう」となり、中島先生、emi-go、元保護老犬(前の飼い主さんは他界)のシーズーのタロウ、スタッフさんをパチ!

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大師前どうぶつ病院です。どうぞごひいきに。だけど病院に犬猫を捨てたり、犬猫を手放したいという「引き取れ」系の相談は安易にしないでね!

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目に入れても痛くない存在だから抱っこしちゃうっ!!

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みいさんと私も撮ってもらいました。

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病院からの帰り道、みいさんがつぶやきました。

 

 

「保護猫さんあまりいなかったね。今日実はさあ、罪滅ぼしに来たの」

 

 

ん? なんじゃそれ?

 

 

意味がわからなかったので、みいさんを近くのファミレスに連行し、ドリンクバーのコーヒーを片手に事情聴取。みいさん、いったいなんの贖罪?

 

 

「アンちゃん私さあ、気になってしょうがない子(猫)がいるんだよね。私の通勤路でよく見かける黒白さんで、その子が大きな道路を渡る姿も見ているし、餌やりさんはまちがいなくいるんだけど……なにかしらはもらっているんだろうけど……ひもじそうで。ここんところ、寒いでしょ?

その子汚れてて、目も鼻もグチュグチュなの。

でも私、気力ないよ。マーくんやほかの子たちの闘病があって、前とちがって気力がないの。ぜんぜん(保護する)気力がわかない……」

 

 

みいさんちにはみいさんが保護した猫たちが7匹います。みんなシニアになり、腎臓病の子も増えました。みいさんがいちばん心を砕いているのは生まれつき腎臓に大きな障害を抱えている若猫「マーくん」。マーくんはみいさんの生き甲斐そのものです。ずっと一緒に支え合っていたご主人も長期転勤となり、保護譲渡活動をがんばっていたかつてのみいさんと今のみいさんは生活状況が一変。

 

 

数年前までみいさんちには途切れることなく保護猫がいました。私は変化前のみいさんと変化後のみいさんの事情も心情もすべてを知っています。

 

 

そうか。みいさんはカメラを持って、黒白猫さんに償いに来たのか。

 

 

そもそもなぜみいさんが償わなければならないのかわからないけど、みいさんは保護したくても気力がわかない黒白猫に謝りながらemi-goの病院へ行ったのか。

 

 

事情聴取終わり。

 

 

私はみいさんの言葉とみいさんという人間を完全に咀嚼してから返しました。

 

 

「みいさん、ふたりでやろうよ。ふたりの合同の卒業生にしようよ。保護しちゃおうよ。みいさんは私に背中を押してほしかったんでしょ? だから私にその子の話をしたんだよね? みいさんはやりたいんだよね? 毎日黒白猫の姿を見かけるから余計に辛いんでしょ?」

 

 

車内で罪滅ぼしに来たと語ったみいさんの横顔はたとえようのないほど悲しげで、私が話し終わったときのみいさんの表情は別人みたいにイキイキしていました。

 

 

「じゃあさあ、アンちゃん……悪いけど近々捕獲箱貸して?」

 

 

にっこり笑ったみいさん。そういうところ好きだわ(笑)。

 

 

しかし方向性と希望が定まっただけで、その日すぐに黒白猫を保護したわけではなく、みいさんの中でじゃっかんの葛藤はつづいていたようです。

 

 

ファミレスで見せてもらった黒白猫の写真

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みいさんが椿(つばき)と名づけました。

 

 

椿の話は次回!

 

 

Smile!

 

 

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それぞれのストーリー1 MIHOさんマイママさん

10分更新と言いたいところですが、実は10分更新に2時間以上かかるノロマ女。ゆえに本日の連続更新は6時間以上かけながらやっていきます(予定)

 

 

読む皆さまも大変だと思いますが、お時間のある方はぜひおつき合いください。

 

 

書き終わるたびに気晴らしに散歩へ

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ナナも外(アスファルト)だとまだ歩けるんですよ。

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あ、クローゼットの整理もやっと終えたんです。

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萎えまくりでいっそ風になりたいとか貝になりたいとか精神的なダメージと葛藤を乗り越えることができて、気分爽快っ!

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思わず保護猫ポテチにごほうびあげちゃったよ(笑)。これは前の写真だけど。

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だいぶ経ってしまいましたが、MIHOさんちに泊まった日のことを。極端に食べなくなったさぶが心配でしたが、チチが看てくれるというので行ったのです。

 

 

夜MIHOさんちの最寄り駅で夕飯を済ませお宅へ。途中に通る大きなゴジラを激写!

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ご主人の留守とあって、中年女ふたりのパジャマパーティ!

 

 

MIHOさんちは新築でもないし広くもないけれどとっても落ち着ける場所

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さっそくMIHOさんが用意してくれたパジャマに着替え黒猫クー太を抱っこ♪

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黒猫クー太は703号室卒業猫。劣悪な環境にいた成猫です。

 

 

クー太を保護したとき、世の中にこんな痩せた家猫がいることに驚きました。

 

 

「フック(クー太)たちのこれまで/幸せの703号室」

 

 

↑ クー太(仮名:フック)の過去や保護経緯を書いた記事です。

 

 

クー太は慢性風邪がひどく、ほんとうに手のかかる保護猫でした。息苦しそうにあおっぱなを飛ばしまくるクー太を撫でながら、何度も思ったものです。

 

 

「かわいそうに、かわいそうに……」

 

 

そのクー太を丸ごと引き受けてくれたMIHOさんはまさにスーパーマン。スーパーマンはクー太に留まらず、当時みいさんが保護していた「きなこ」の家族にもなってくれました。私がみいさんにMIHOさんを紹介したのがきっかけです。

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きな~! 元気だった? 相変わらずかわいいねえ♪

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卒業猫クー太のしつこい手厚い接待を受け映画2本を鑑賞。おしゃべりも挟み横に並べた布団で朝までぐっすり。チチのおかげでいい気分転換を果たしました。

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翌朝、駅まで送ってくれる途中にMIHOさんがさぶの食欲増進を祈ってくれました。私は見ているだけですが、後姿が真剣だったのでひそかに感動……

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いい友だちだなあ。

 

 

そのスーパーマンMIHOさんが昨夜母の店で誕生日会の主役をつとめたのです。

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幹事は私。メンバーはみいさんとマイ太郎さん

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事前に母と料理の相談をし、スズキを大皿のメインにしてもらいました。

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台湾では誕生日に焼きそばを食べるので、焼きそばもプラス

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ケーキは、みいさん、マイ太郎さん、私から。MIHOさんうれしそう♪

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ケーキを出すとき、少し演出をしたのです。ほかのお客さまに詫びながら店の電気を真っ暗に消し、音痴の私が大声でバースディソングを歌うという。ほかのお客さまもMIHOさんを祝福し大拍手。MIHOさんのウルウル照れた顔が美しかった。

 

 

みいさん、マイ太郎さん、母、妹、私からのバースディプレゼントの山!

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マイ太郎さんは「クー太&きなこ」の手縫いバッグを作ってきました。すご。

 

 

 

私もみんなにいろいろもらっちゃった^^ ありがとう!

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そうそう。猫関連で知り合った4人がそろえば当然猫の話題が中心になります。

 

 

「ゆずくん」や「椿」の話に及びました。椿の話は次回するとして、まず保護ホヤホヤのゆずくんですが、実はマイ太郎さんのお母さまが近所の方と連携を取りながら家に入れることに成功した子なのです。ラッキーボーイですよ!

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寒空の下で震えていた彼は今、マイ太郎さんのお母さまのお宅でぬくぬく生活しています。家族募集は娘のマイ太郎さんがやるんだそうです。

 

 

マイ太郎さんのお母さまは70代前半のおひとり暮らし。卒業生天音実葉を預かってくださった方として、私のブログにもたびたび登場していますよね?

 

 

まさにスーパーマンのマイ太郎さんのお母さまのもとで、ゆずくんは養生しながら未来のご家族を待つことになりました。マイママさん、LOVE!

 

 

プレゼントに囲まれてにっこりのMIHOさん

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MIHOさんへ

 

 

私の記憶の中のMIHOさんは、絶えず笑顔でうるさく、元気のいい女性です。

 

 

でも私は知っています。MIHOさんはたびたび耐え難い苦しみの中にいることを。そして決してそれを表に出さないことを。MIHOさんは心に深い傷を負うとひとりで家の中にこもりますね。だれにも迷惑をかけず、だれにも愚痴らず。野生の動物みたいにじっと傷の癒える日を待つのです。

 

 

友だちだから私に話して、私はMIHOさんを励ましたい。

 

 

けれどMIHOさんはひとりで苦しむことを選びます。MIHOさんの苦しみを私に共有させてくれない。私の苦しみは常に共有してくれているのに。

 

 

そのままがいいならそのままでもいいでしょう。それがMIHOさんの魅力かもしれません。しかし願わくば2018年のMIHOさんに笑顔の日が絶えませんように。

 

 

誕生日おめでとう。年齢ばらしていい?

 

 

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