オブラート

さかえ先生! おみやげありがとうございました。

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妹の愛犬まめが歯石取りでお世話になりました。おかげさまで歯がピカピカに♪

 

 

 

 

本日は楽しみにしていたほほの定期検診の日!

 

 

楽しみ、って誤解を招く言い方かもしれないですね。

 

 

でも本当にそうなんです。

 

 

 

彼女(MIHOさん)を助手席、ほほを後部座席に乗せ、しばしドライブ

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緑豊かな東大農学部の敷地内に到着

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キャリーの中のほほはすっかり慣れっこです。

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「よゆ ありまち」

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炎症のひどい左側の歯茎。前回と比べ悪化していなさそうで、ホッ

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問診、検温、体重測定(200g増えて5キロ超に)

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この後ほほを先生に預け、私たちは恒例となった散策へ

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ほほは院内で、頭部エコー、血液検査、身体学検査を受けます。ほほがんばれ!

 

 

 

空腹を訴えるMIHOさんと軽くサンドイッチを食べました。

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1人前250円だとぉ? 値段の割においしい・・・・・・

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よそ行きの顔をしています(笑)。

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「ふふ。ほほ今ごろなにしてるんだろね?」

 

 

ふたりでほほの噂話をしながら・・・・・・

 

 

 

昔はほほを先生方に預けるのが心配でたまりませんでした。

 

 

たとえほんのわずかな間だとしても、ほほをひとりにするのが辛かったです。

 

 

けれど、腹を括って託してみたら、ぜんぶが意外とスムーズでした。

 

 

ほほは私が想像していた以上に順応性があり、精神力の強い猫で、とにかく呆気にとられるほど、ほほは無事だったのです。

 

 

もっとちゃんとほほを信じればよかったね。少し過保護すぎたかな?

 

 

 

お子たちとの暮らしを通じて、私は絶えず「選択」を迫られます。

 

 

命に関わるような大きなこと、日々の生活の中の小さなこと。

 

 

自分の選んだ道が、お子たちのいばら道では、自分にとって正しい道とは言えません。

 

 

お子たちが砂利だらけの険しい道を歩まなければならないときは、私がクッション材になってお子たちの衝撃を和らげたいです。そうすることで、私は自責の念や後悔などの類の負の産物を背負わずに済む可能性が高まります。すべては結局「循環」じゃないかなと思うのです。

 

 

なにが正解なのかは終わってみないとわかりませんが、これからもいちいち掘り下げて、いちいち悩んで、ときには腕から離さず、ときにはかわいい子には旅をさせよの心で向き合っていきたいです。

 

 

必要な一点にこそ緊張感を持ち、それ以外はリラックスの状態が理想ですね。

 

 

 

再会の抱擁。命が詰まっているのでずっしりと重いです。

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主治医前田先生(左)のお出まし

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前田先生と出会って、ほほはQOLの維持に成功しました。運動機能が下がったほほを見て激しく凹んでいた私が徐々に立ち直れたのは、前田先生のお人柄と言葉の力です。

 

 

大学病院に対するイメージも一新。偏った「先入観」を強く持ちすぎるのはまちがいですね。

 

 

「ほほさん相変わらず(脳内の)水の量が多いです」

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前田先生と話すとまるでオブラートに包まれているような気がします。苦みを感じません。

 

 

 

経過観察のために撮ったほほの歯茎

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こっちは前田先生の個人的なコレクション^^; 流し目のほほを得意げに披露してくれました。

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ありがとうございます。なかなかハンサムですね。

 

 

今回の検診では特に異常が見つかりませんでした。感謝感謝です。

 

 

 

待ち時間を含め約3時間。会計は薬代、駐車場代を入れて19,435円。帰宅後省エネモードに

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10分ほどダラダラしたのち、点滴組の点滴、薬組の投薬、トイレ掃除、片づけを終え夜の部へ

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MIHOさんみいさんマイ太郎さん、マイママさん、マイ太郎さんのお姉さん、にーたん(マイ太郎さんのご主人)との食事会を。7人で台湾タケノコを9人前ペロッといきましたよ。

 

 

超たのしい2時間を共有しました。なんとにーたんがみんなにごちそうしてくれたという。

 

 

どうもありがとうございました。

 

 

チチのごはんを作らずに済むよう、あらかじめ1,000円渡しておいたのに、私が母の店から帰る間際になって「やっぱり家でごはん作って」の連絡が来て、一気に興ざめ・・・・・・

 

 

うーん。仕方なく深夜にチチのごはんをせっせと作りましたよ。簡単なやつですけど。

 

 

なのに「夕飯を自分で調達する代」の1,000円を返してくれません。

 

 

まあ、総じて幸せな1日だったのでヨシとしますか。

 

 

 

皆さまもステキな明日をお過ごしください。

 

 

 

LOVE!

 

 

 

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あなたとつきあう

気がつけば、あまぱんは最低でも11歳(推定)を超えるシニア世代になりました。

不調のひとつやふたつは当然といえば当然かもしれません。

けれど、「肺の結節(しこり)」という爆弾をいきなり落とされた私は消化不良のまま。

私はあまぱんにじゅうぶん手をかけてきたといえるだろうか―――?

 

私は昔から「後悔」に蝕まれる体質です。

 

ならば自分のためにも「後悔」は最低限に留めたい。

 

ということで、大巻先生からの紹介状を手に本日東京大学附属動物医療センター

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大学病院の予約が取れるまで、いや肺の結節に気づいてからというもの、ただただ心配で時間が長く感じられました。もう永遠かと思うほど。

日々いっそうあまぱんの大切さばかりが身に沁みていたのです。

 

 

急な誘いにも関わらず快くつきそってくれたMIHOさんありがとう。MIHOさんは朝8時すぎに703号室に到着し9時を少しまわったところで出発!

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キャリーにしじみさんの里親りょうちゃんからいただいた「お守り」をぶら下げています。

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「待ち時間」のはじまりはじまり!

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名を呼ばれ診察室へ

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先生にデータを渡し細かい問診を経てあまぱんを預けました。

熱はなし。体重5.16キロ。肺に雑音あり。

 

あまぱんはまず約1時間基礎的な検査を受けることに。

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血液スクリーニング検査、レントゲンも撮りなおします。

 

結果、血液スクリーニング検査は異常ナシですがやはりレントゲンには肺の結節が認められました。この時点で担当医が増え、二人体制に。

 

結節の正体がもし「肺がん」なら原発巣は別の場所の可能性が高く、転移で肺に結節ができたと考えるのが一般的だそう。先生の口ぶりや表情を窺い私はよからぬ想像をしてしまうほど怖くなりました。急にあまぱんが遠のいていくような気さえします。

 

不安をかき消してもまた募り、かき消してもまた募る。

 

つづいてCT検査を依頼し再度先生たちにあまぱんを預けました。麻酔に関する同意書にサインをしながらも往生際のわるい私は「無麻酔でCTができないか?」と相談。

 

東大のCT機器はかなり性能が高いのを大巻先生に聞いていたのです。肺がんの恐れのあった17歳超の老猫さんが東大にて無麻酔の状態でCT検査を受けたのを知っていたので、あまぱんも同じようにしてもらいたくてお願いしました。

 

「できそうならやってみます」

 

先生は前向きに答えてくれました。

 

無麻酔でできるかどうかは患者がじっとしていられるかがポイントになります。患者の状態や性格にもよるので、あまぱんが激しく動いてしまう場合にはむずかしいのはわかっていました。

 

「無麻酔が無理なら仕方ありません。正確な検査をお願いします」

 

「はい。お預かりします。なにかありましたらお電話します」

 

 

長丁場の待ち時間のあと診察室へ。どうやら無麻酔でCTができたようです。

 

あまぱんの負担を軽減できたのがうれしい!

 

 

あまぱんのCT画像。結節の部分にまるをつけています。ハッキリ写っているでしょ?

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結節の正体は組織をとってみないと断定できないとしながらも

 

①他の部位に原発巣が見当たらない

②結節は腫瘍とは限らず、肉芽種、過去の肺炎の後遺症の可能性もある

③肺の中は他に異常がない

 

などを理由に挙げ、1ヶ月に一度の経過観察を提案されました。

 

肺に針を刺したり、開腹して肺の組織をとることもできるそうですが、あまぱんの症状を鑑みて今回はそこまでやる必要性が感じられないとのこと。

 

つまり毎月画像のチェックが必要だけど、ただちに命に関わるものではなさそうとの見解を示してくれたのです。来月から月一で東大病院か大巻先生の病院へ検査に行きますが、結果を聞き今は安堵と満足の気持ちの方が大きいです。

 

 

会計待ち。あまぱんは前を向いてくれなかったけどMIHOさんが記念に撮ってくれました。

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不精な中年の見苦しめのスマイルですが、ハッピーオーラだけは満タンです!

 

ちなみに今後検査を考える方の検討材料になればと思うので金額を載せておきますね。

 

【外科】

診察料 3,000円

注射料 3,880円

検査料 6,020円

画像診断料 53,070円

合計 65,970円

+駐車場料金1,300円でした。

 

あまぱんは保険に入っていないので100%自己負担。サラリーマン家庭にはけっして安くはないけれどCT検査をしているので妥当かもしれませんね。麻酔をかけていたら麻酔料や処置料も加算されていたはず。要麻酔なら若干金額が上がるかと。

 

 

MIHOさんも「やった!」を連発。MIHOさん、クー太も回復気味でよかったね!

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MIHOさんと診察を終えたあまぱん

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気分アゲアゲだからMIHOさんのバッグとかも余裕で持っちゃう!

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ささ、おうち帰るど~!

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パーキングを出るとき、運転席で手が滑り100円玉を車の下に落としてしまった私ですが、車を路肩に停め主婦の執念で見つけ取り戻しました。

 

 

「あった! 100円~!」

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喜びの瞬間です。

 

 

帰宅後、頭痛がひどく布団へへたれこむ。朝から晩まで頭がガンガン痛くてウザいです。

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本日は頭痛薬6錠(一気にじゃありません)飲みあまぱんの通院に挑みました。いったいいつになったら頭痛が去ってくれるのでしょう。私、悪いのは頭だけなんですよ。

 

 

ソレイユ、空美、お留守番がんばったね。MIHOさんがふたりと遊んでくれました。

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あまぱんお疲れさま。おなか減ったでしょう?

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あまぱん、お母さんは惰性であなたのそばにいるわけじゃないのです。

このたびあなたの存在がどれだけ重要か思い知りました。

そして決意したのです。

 

あなたとつきあう。

あなたの結節とつきあう。

結節があなたの一部なら、ぜんぶ含めて

お母さんあまぱんとつきあう。

 

 

長くなりましたが、覚書としても残しておきたかったのです。

お読みくださってありがとうございました。

皆さまのお子が健やかに生きられますように。

 

LOVE!

 

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