イクメンほほ兄

今週のできごとを来週にまわします。

 

 

ブログネタのことです。もうぜんぜん放出が追いつかない^^;

 

 

気管支を拡張するパッチを胸に貼りつけているおかげで咳がだいぶ楽になり、スイスイ日常生活を送れるようになりました。まだ全快とはいきませんが、調子が戻りつつあります。

 

 

最近、保護猫ジョイの相手をあまりできていなかったのが気がかりでした。

 

 

けれどうちにはたのもしいイクメンたちがいます。

 

 

あまぱんは入院中につき不在。さぶもだるそう。そんなときは「ほほ兄」のお出ましです。

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ほほとジョイが取っ組み合うシーンや仲よく毛繕いするシーンを何度も見かけました。

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身体能力はジョイのほうが格段に高いですが、ほほには特有の威厳があるのです。

 

 

言葉じゃうまく説明できないのですが、猫たちはみんなほほに気を遣うし一目置きます。

 

 

これ、ほんとうなの! なんででしょうね?

 

 

ほほは育児がじょうずですよ。甘さと厳しさの加減が絶妙なのです。

 

 

とはいえ、ほほを尊重し、ほほに動きを合わせてくれるジョイも私はすごいと思いました。

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来週はもっとジョイとベタベタしたいです。

 

 

ジョイはジェントルマンの階段を一段ずつのぼっていますよ。

 

 

海子は元気にしています。もうふつうの家猫すぎて笑いが止まりません。

 

 

ジョイと海子は6月中の家族募集をめざします。できたらサラダも。

 

 

でも今は闘病中のお子たちも多いので、様子を見ながら自分のペースでやっていきますね。

 

 

703号室の保護猫たちが気になる、という慈悲深い方はぜひお声をかけてください。

 

 

非公開希望でコメントをくださればこちらからメールします♪

 

 

多忙につきまだ家族募集サイトへは掲載できていませんが、お問い合わせは大歓迎です。

 

 

こんな鼻血レベルのちびさんらもご紹介できます。(しじみ家の保護猫あこちゃん、みこちゃん)

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お子たちの手を借りながら一歩ずつ前へ進んでいます。

 

 

家族に感謝して。

 

 

LOVE!

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

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アメショー入りのキャリー

保護猫ジョイ坊、トライアル中のこま吉について、遊びに来てくれたしじみの里親りょうちゃんのこと、あまぱんの入院と退院、保護猫海子の近況など書きたいことがたくさんです。

 

メールも溜まりまくり。ごめんなさい。体調が復活したら徐々に取り組みます。

 

 

今朝も絶不調で職場へ。そうそう! 後任の方、保護子猫のきょうだいを飼いたくて探しているんですって。やさしそうな方なのできっといいご縁があると思います。私のほうにもご紹介できる話があるのでなにかあったらぜひお声をかけてくださいと宣伝しておきました。

 

 

まずは新しい保護猫の話をさせてください。

 

 

床に伏せっていた昨晩、海子の餌やり女性から何度も着信があり、折り返してみると保護したい「アメショー」が現れた、と。

 

 

話せば長くなるのですが、実は「死のアパート」には3匹の成猫がよく来ていたそうです。

 

 

1匹目は海子

 

2匹目はアメショー

 

3匹目は茶白

 

 

ところが最近、アメショーと茶白の姿を見かけなくなったそう。海子の保護で2日に渡り私もちょくちょく現場へ行きましたが会えませんでした。従って私が連れ帰ったのは海子だけでした。

 

 

しかし気になる。

 

 

ということで、餌やりの女性にキャリーバッグ2つを預けていたのです。

 

 

もしまた現れたらその2匹も保護してもらうという約束で。

 

 

だから私は餌やりの男性や女性に嫌われたくなくて(笑)、海子を勝手に保護した件をなんとか穏便に済ませようと考えていました。

 

 

よりによってこんな具合の悪い日に「アメショー」が現れたのか。はあ・・・・・・。

 

でもすべては縁ですからね。縁をたいせつにしたいですね。

 

 

女性によると、物怖じせずなつっこいアメショーは海子よりさらに住民らに嫌われていて、過去にはゴミ置き場にいたアメショーにゴミ袋をたたきつけた人や、ペット不可なのになぜか犬を飼っている人がいてその人が飼い犬にアメショーを追わせて楽しんでいたということがあり、アメショーをかばいきれず心が痛かったとのこと。

 

 

 

現場に着いた私は、女性とアメショーを見つけました。

 

 

「え、アメショーじゃないじゃん」

 

 

まあぜんぜんいいんですけど。

 

 

女性が部屋へ私の預けたキャリーバッグを取りに行っているあいだ、私がアメショーを安全な場所へ誘導し、そこで撫でてごきげんをとる役を引き受けました。

 

 

初対面の私のスキンシップに気をよくしてくれたアメショーは、道路の真ん中まで転がりお腹を出す始末。ゴロゴロゴロゴロ喉を鳴らしまくっていました。

 

 

暗い中だったけど、「ほんとうに汚れているなあ」と思いました。顔も手足も真っ黒です。

 

 

なのにとんでもない甘ったれで、なんかいろいろ不釣り合いで、涙が出ました。

 

 

キャリー片手に戻った女性を遠くに見つけたアメショーは、私の手を払いのけ女性めがけて走っていきました。その背中にますます目頭が熱くなりました。

 

 

猫はわかっているんです。

 

 

お世話してくれた人、心配してくれた人を猫は識別している。私たちを見抜いている。

 

 

アメショーがこれまでどんな気持ちで世間の冷たさや陰湿な意地悪に耐えてきたのかを考えたらいたたまれなくなりました。そして私はアメショーの味方でいようと決めたのです。

 

 

キャリーへはふたりで慎重に入れ、私が抱えて家に帰りました。

 

 

アメショー入りのキャリーは意外と重い。この重みを背負う気力がほしい。

 

 

一瞬だけ、アメショー入りのキャリーごとこのまま地下に沈めたら楽になるのかもしれないなどと弱気な思考が脳裏をかすめましたが、やっぱり私はアメショーを抱えて歩きつづけました。

 

 

 

一晩寝かせて本日仕事帰りに病院へ。去勢手術や医療ケアをお願いしました。

 

 

アメショーはまだ1歳程度の男の子で、ウイルス検査はFIVキャリア。

 

 

耳をケガしています。若いのに犬歯もバッキリ折れています。

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けれど心は折れていません。ものすごくまっすぐです。

 

 

 

「ハハ くさいことをいうんですね」

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こんな緊張顔しか撮れませんでしたが、実物はめちゃくちゃハンサムですよ。

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アメショー感はほぼナシですが^^;

 

 

私は適材適所という言葉をよくつかっています。

 

 

アメショーはあの場には似合わない。だからピッタリの場所へ案内したいのです。

 

 

私には大金も広大な敷地もありませんが、私は自分の心に従って行動できる恵まれた人間です。

 

 

「ぼく 生まれてきてよかった」

 

 

アメショーがそう思ってくれるよう、彼といっしょに終の棲家を探していきます。

 

 

アメショーの名は「サラダ」にします。

 

 

以後、サラダをお見知りおきください。

 

 

にっこり♪

 

 

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新しい猫がきました

焦点が定まらないほど具合が悪いです。午後病院へ行ってきました。

 

辛くて寝ていられない。起きてもいられない。愚痴ばかりごめんなさい。

 

 

先ほど海子の女性の餌やりの方から何度も電話が来て、危ない猫がいるとの知らせを受け、キャリーで連れて帰ってきました。もう体力的に限界です。どうしたらいいかわかりません。

 

 

緊急保護、です。

 

 

とりあえず猫はケージに入ってもらいました。海子が不妊手術の入院でいなくてよかった。

 

 

明日仕事のあと、あまぱんと海子を迎えに行くので、そのときにこの猫を病院に預けてこようと思います。どうしてこんなときに保護してしまったのか、いろいろ不安ですが、がんばります。

 

 

 

いらっしゃい。お構いできなくてごめんね。

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おやすみなさい。

 

 

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あまぱん恋し

海子の保護経緯を読んでくださった皆さま、ありがとうございました。

 

 

海子とうちのあまぱんは現在病院に入院しています。あまぱんがいなくてさびしいです。

 

 

何回も病院に電話しちゃう。抜歯後お顔が腫れごはんをまだ食べていないようです。

 

 

あああ。あまぱんがますます痩せちゃう・・・・・・心配です。

 

 

私はひどい風邪を引いてしまい、咳が止まらなくなりました。仕事中もゴホゴホ。マスクが手放せません。皆さまは体調管理をしっかりとなさってくださいね。

 

 

今日はiPhone内に入っている写真を何枚か載せて失礼します。

 

 

 

ベロ出しナナちゃん。調子は変わらずです。ナナの治療にも専念したいですね。

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とぼけたお顔がいちだんと萌えます。

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トライアル中のこま吉(デカ円)。

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里親きちこさんが送ってくれた「においつき毛布」にのって婿入りの練習をしていました。

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こま吉は毎日がんばっていますよ。里親さんもです。

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早くハート型になればいいなあ♪

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最後に、大好きな台湾タケノコの原型を(笑)。

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先日、MIHOさん、みいさん、まゆみさん、わかさんが食べに来てくれました。

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まゆみさんが撮ってくれた写真

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猫たちが繋いでくれた尊いご縁に感謝します。

 

 

もーーーーーーーーー!!

 

 

明日はぜったいに治りたい。後任の方が来るんですよ。引き継ぎをしなければならないので私はひとり黙々と仕事していられないのです。頼む風邪菌私から去ってーーー!!

 

 

まとまりのない内容で失礼しました。

 

 

703号室より愛を込めて!

 

 

 

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海子3 ようこそ我が家へ

つづきです。

 

海子のさびしげな佇まいが頭を逡巡し、一睡もできないまま朝を迎え私は管理会社に電話をかけることに。怖かったからできれば避けたかった。でも避けられないと思いました。

 

 

私「もしもし。私は●●アパートの近くに住む者ですが、2週間ほど前にそちらの管理する●●アパート付近で子猫を見つけ、悩んだあげく飼いたいと思っているのですが、姿が見つかりません。管理会社のほうにお聞きすればなにかわかるかもしれないと考え・・・・・・お電話しました」

 

 

担当者Nという女性「猫たちは住民さまの苦情により処分いたしましたが・・・・・・」

 

 

私「え? 子猫たちをですか? 子猫たちを処分したのですか? どのように? 保健所とかへ持っていった・・・・・・つまりは、そういうことですか?」

 

 

担当者Nという女性「はい。そうですが? 住民さまがたいへん迷惑をしておりますので」

 

 

私「あ、そうですか・・・・・・今後もまた処分することはありえますか?」

 

 

担当者Nという女性「はい。住民さまがご迷惑を被っていらっしゃるので、今後も苦情等が来次第、迅速に対処していきます」

 

 

私「はあ・・・・・・わかりました。お忙しいところ失礼いたしました」

 

 

担当者Nという女性「失礼いたします」

 

 

 

この人はいったいなにを言っているんだろう? 抑揚のない声で淡々と。

 

マイノリティは私のほうだ・・・・・・ブログで吠えていい気になって、世間の冷たさがどこか遠い世界のように思えて・・・・・・まわりはみんな犬が好きで猫が好きで大切に育てていて・・・・・・。

 

 

管理会社が処分したというのが私の仮説でした。だから当たっていたのです。

 

 

子煩悩なはずの海子が子猫のもとへ戻らず何時間も私たちのそばを離れなかったこと。深夜もう一度会いに行ったときも海子はひとりで外にいたこと。お乳がぜんぜん張っていないこと。乾いた一方的な張り紙。大袈裟なほど立派な立ち入り禁止柵。禁止柵を設置した際に苦情源(子猫)を見逃すはずがないこと。本能的にヒソヒソ子育てをするはずなのに、海子は夜鳴き。

 

 

子猫を探す海子。大声で子猫を呼ぶ海子。

 

 

泥だらけの手足で駆けずり回りながら我が子を求める母の姿。

 

 

母と引きはがされ与えられたばかりの命を奪われた子猫たち。

 

 

それらが真実みを帯びて一気に自分に襲いかかって来て、私はめまいが起きました。夜まで待てない。餌やりのふたりとの約束の時間まで待てない。待つ必要もない。

 

 

次に1本でも苦情の電話が管理会社に鳴った時点で、海子はなんらかの方法で処分される。

 

 

餌やりのふたりも、海子が住民に嫌われ足蹴にされることを嘆いていた。海子は夜鳴きしている。海子は建物の敷地内にいる。入ってはいけないと人間が勝手に決めた敷地内に。餌やりのふたりを頼りにして、甘えたくて、過去には女性のほうの家にも入り込んだことがあったと聞いたし・・・・・・海子はお腹がすくし、ほかに行く当てもなく、あの死のアパートの中にいる。

 

 

海子は近隣迷惑になるほど夜鳴いている。

 

 

次苦情が来たら処分される。消される。

 

 

私は手の震えと心臓の鼓動を抑えられませんでした。

 

 

そして、ひさびさに爆弾がドカーン!! と爆発したかのごとく、大きな怒りを感じました。

 

 

バカが。子猫たちは害獣じゃない。

 

無抵抗な子猫たちへの陰湿な仕打ち。苦情に対処するほかの方法は考えなかったの?

 

せいせいと律儀に仕事をしたつもり? ただの弱い者いじめや迫害じゃなくて?

 

だれの手も借りず海子が毅然と命がけで産んだ尊い子猫たち。

 

悲しい世界に産み落とされたねえ。悲しいねえ、悲しいねえ。

 

 

じぶんの負の感情をねじ伏せるには、もう母体を保護するしか方法がありませんでした。

 

 

それから数時間後。実は先日書いた以上に保護に苦戦し、703号室まで道具を取りに行ったり来たりの末、ようやく海子を無事に連れて帰れたのです。今思い返しても奇跡的で・・・・・・。

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私は勝手に連れて帰らないという餌やりのふたりとの約束を守りませんでした。

 

 

夜、パンとビールと事情を書いた手紙を持って餌やりの2所帯を訪ねました。

 

 

1時間以上外で待っていたのですが、なかなか帰ってこなかった男性には手紙を。

 

 

海子を家に閉じ込めて飼うのはかわいそうだと主張していた女性とは直接話をすることに。

 

 

約束を守れなかったことを詫び、子猫たちが保健所で処分されたこと、担当者の女性の名前と話の内容、海子の命が切迫して危ないこと・・・・・・海子が我が家のケージでくつろぐ写真を見せながら丁寧にを伝えたところ、女性は理解を示し「よろしくお願いします」と任せてくれました。

 

 

こうして、海子は703号室にやってきてくれました。

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余談ですが海子は私が今年の元旦に取り逃がしさんざん探していた猫でした。

 

 

あのとき保護できていたら、今回の犠牲はなかったので海子に申し訳ない気持ちです。

 

 

しかし時間は巻き戻せません。これからは海子と繋がる良縁を探していくことで罪を償います。

 

 

おおよその人間にとっては、取るに足らないようなたった一匹の汚れた野良猫かもしれませんが、海子はいっしょうけんめい生きてきました。立派な女性だと思います。

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LOVE!

 

 

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