2016年を振り返って

皆さまこんばんは。2016年もたいへんお世話になりました。いろいろありがとうございました。

 

 

今年中にあともう一回くらい更新できるかもしれませんが、年の瀬に近づけば近づくほどバタバタと忙しなくなるので本日は全員登場で皆さまにごあいさつさせていただきます♪

 

 

2016年はレギュラーメンバーの闘病に喘いだ一年でした。

 

 

信じられない額の医療費がかかりました。ペット保険に入らなかったことをこれほど後悔したことはありません。お金だけでなく、時間も手もかかりました。フルタイムではないものの、それなりにがんばってきた仕事も辞めました。譲渡活動のペースも落ちました(自分比)。

 

 

「老い」、「病」・・・・・・これらは犬猫を家族に迎え入れた瞬間から相当の覚悟を持ち突きつめて考えてきたつもりです。しかし見積もりが甘かったというべきか、とにかく私が想像してきた以上の壮絶さでホトホト参りました。

 

 

私は保護主として絶えず里親希望者さんと向き合い、それぞれのキャパシティについて話し合わなければならない立場であり、おこがましいながらも里親希望者さんにとって、一種の模範でいなければと自負しています。常に重責とプレッシャーを感じています。

 

 

そのため、実際は仮に100苦しくても、100苦しいとは口にできず、30、40のところで愚痴をこぼしたり居直ってみたり。ほんとうは不安で、ほんとうは苦しかったです。

 

 

かかる医療費よりも正直「手間」がしんどかった。

 

 

私は頭痛持ちですが、一度頭が痛み出すとどうにもならないのです。横になりたいときに限って横になれず、お子たちの世話や投薬や排泄の失敗の片づけに追われ、限界を思い知ったときもありました。チチの出張がつづいているゆえ、我が家は母子家庭状態。天災や有事の際、あるいは複数のお子がいきなり倒れた場合・・・・・・いわゆる「いざ」のときをどう乗りきればいいのかもわかりませんでした。明らかにキャパオーバーだと自覚しています。

 

 

犬猫たちの年齢が接近しているのもひとつの原因ですよね。

 

 

みんな一気に年を取るんだもん(苦笑)。

 

 

けれど「一頭だったらしてやれたことを六頭だからしてやれない」ではお子たちに面目が立ちません。私の意思で数を増やしてきたのですから、彼らががまんするのは筋ちがいです。

 

 

だから踏んばらなければ、と肩に力を込めてきました。

 

 

 

さて、どうでしょう?

 

 

2016年も残すところあと2日半。この分ですと99.999%の確率で揃って年を越せます。

 

 

全員で年を越せるのです。

 

 

万感胸に迫って書いている今、私は鳥肌が立っています。鼻の奥もつんとしています。目頭が熱いです。まさかこのメンバーで年を越せるとは夢にも思いませんでした。特にべべ。夏、東大病院で胃がんの手術を迷い、結果選択しなかった私は、その時点でべべの余命は長くて2か月程度だろうと見ていました。先生たちにもそう言われました。あれから半年経っています。

 

 

私の苦悩と葛藤をぎゅっと詰めこんだ記事です↓

 

「もっとも耐えがたい後悔/幸せの703号室」

 

 

べべは来月16歳になります。

 

 

獣医学が進歩し、犬猫たちが高齢、長寿化している昨今、決して「16歳」はめずらしくありません。でもべべは6歳の終わりに胃がんの大手術をし、以後数度ほかの部位のがんの手術をしています。闘病の長さが健やかだった頃をはるかに上回っていることを鑑みるとやはり私はべべのお母さんとしてべべが誇らしく、誉めて誉めて誉めてやりたい気持ちでいっぱいになります。ナナも、ほほも、あまたも、さぶも。そして健康でいてくれたリルももちろん。

 

 

703号室のレギュラーメンバーたちは2016年を逃げ切りました。

 

 

次の年が我が家にとってどんな一年になるのかは予想もつかないですが、私はまず2016年を家族で超越できそうなことに心の底から安堵しています。

 

 

素直にうれしい^^

 

 

 

べべ公、16歳まであと一ヶ月! 無事誕生日を迎えたいね。盛大にお祝いさせてください。

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ナナ。ナナは点滴とお薬をがんばろうね。ぼけてもかわいいお母さんの子。たいせつです。

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リル健康でいてくれてありがと。13歳シニア期だからごはんをしっかり食べて栄養つけないと。

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ほほもべべ同様お見事でした。可能が不可能になってもまた可能に戻す、ほほの力あっぱれ!

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全顎抜歯のあと、総じて調子があがったあまぱん。さまざまな治療を乗りこえました。

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涼しい顔で飄々と点滴を受ける。薬を飲む。どこまでもイケメンのさぶ。ウットリします。

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家族を募集する「保護組」も忘れないでやってくださいね。

 

 

 

ひょうきんで明るい満天(♂2~3歳)

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逆境を乗り越え、辛い手術から甦った実葉(♀3歳?)

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人を虜にし下僕にする方法を知り尽くしている花枝(♀1~2歳)

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人慣れをがんばっているおちびさん(名前考えないと)(♀生後3か月)

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保護組は「幸せな卒業」をめざし、レギュラーメンバーは「生きる」を新年の目標に掲げ、ドタバタと暮れていきます。皆さまも有意義な年末、年始をお迎えください。

 

 

 

703号室より多謝と多愛を込めて

 

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

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足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!

 

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花枝が来ました

たまには午前中にブログを更新しようと朝からバタバタお世話しまくり。

 

散歩、投薬、食事・・・・・・大げさ抜きに2時間かかるんですよ。割と辛い^^;

 

でも終わると爽快感、達成感がわき起こります。今日もみんな元気に過ごせますように。

 

 

 

本日は我が家に新風を吹き込んでくれる美女の紹介と最近のできごとを。

 

 

とその前に、みいさんが撮ってくれた保護猫満天の写真をね。大好きな3枚です。

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ほかの子たちと比べてみてください。満天の瞳の色はほんとうに吸い込まれそうなのです。

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いい男。ゴージャスな雰囲気だと思いません? 703号室にて良縁を待っています。

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さて、おとといの晩、私は病院に向かって車を走らせていました。

 

 

するとマイ太郎さんより連絡が。なんとうちの近所で仕事をしていたらしいのです。仕事を終え、時間が空いたマイ太郎さん。「お茶でもどう?」のお誘いが来たので、マイ太郎さんの居場所を聞いて車で迎えに行き、私の目的地につき合ってもらうことに。

 

 

花枝(かえ)来たよ~! お腹の傷どう?

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実葉が前脚の手術を受けた病院で不妊手術した花枝ですが、退院後、Fさんのお宅で傷を舐め壊してしまったのです。傷口を洗浄し、ホッチキスでとめる処置をお願いしていました。

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コンベニア注射を打ち、ほかの抗生物質も処方してもらいました。しばらくあなたカラーの刑ね。

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病院を出た私はかえとマイ太郎さんを乗せ703号室へ。ちょうど夕飯時だったのでお鍋を作ることを提案すると、マイ太郎さんが一蹴(笑)。簡単かつ経済的に作れるメニューがあるとのこと。ほう。そんじゃスーパーへ寄り食材を揃えるので、お料理の方は任せてしまいましょう。

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マイ太郎さんがキッチンに立っている間に、私はナナとリルの散歩や投薬などを。待つこと20分。できました。いただきます。これがうまいのなんのって。今夜ひさびさに帰ってくるチチに同じメニューを出してみようと思います。仰るとおり、経済的だし、簡単っ!

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かえは保護部屋に設置したケージの中に入ってもらいました。つぼみに比べ人慣れがイマイチとされていたかえですが、撫でるとゴロゴロ喉を鳴らしますし、お腹を出しながらエアフミフミも。

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もちろん抱っこもできます♪

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体重は2キロ台。小ぶりな上、超美形です。こりゃ満天につづきボーナスだねえ。

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保護直後、ひどい大腸炎を起こしていたかえですが、単に食事の量が多かったのかも。現にうちではいいうんちをしています。スクリーニング検査の結果も見せてもらいましたが、すこぶるよかったし、年齢もとても若いです。心配しまくっていただけにホッと肩の力が抜けました。

 

 

かえ、早くカラー取れるようにお薬がんばろうね。

 

 

一晩経ち、かえのケージをリビングに移動

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「さぶにい あたらしい方が来たようですよ?」    「小柄な女性だな」

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みんなでいっしょにいた方がより早く慣れるし、ひとりでぽつんと保護部屋にいるのがふびんだし、保護部屋の暖房をつけっぱなしにするのは不経済なのが主な理由です。

 

 

 

左が満天用ケージ。右が花枝ケージ。キッチンから随時チェック可能な位置に置いています。

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ケージがあるとは言っても入れっぱなしではありません。特に満天なんかは長時間のお留守番以外はケージに入れず、自由気ままにリビングを徘徊させています。

 

 

かえもだいじょうぶそうだったので、今朝からさっそくフリーにしてみました。

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これを書いている今、かえ嬢はソファの下でじっと横になっています。

 

 

短期集中でかえのケアと環境慣れを終え、家族募集のステージに立ってもらうよう力を尽くします。皆さま応援よろしくお願いしますね。いつもあたたかいまなざしをありがとうございます。

 

 

 

そして、最後に昨夜のできごとを。カメラマンの太田康介さんとの忘年会でした。

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参加者は母、妹、私、妹婿タカです。話した記憶より食べた記憶の方が濃い。私は太田夫人の好きそうな野菜たっぷりのビーフンを母に作ってもらい、太田さんに持って帰ってもらいました。さきほど太田夫人からビーフンを食べたとのご連絡が^^ わざわざありがとうございます。家族ぐるみで仲よくさせてもらっています。太田夫妻、来年もどうぞよろしくお願いします。

 

 

 

ご夫人に買ったのに、ご夫人がぜんぜん乗らないから「ぼくが乗ってる」とミニバイクにまたがって店をあとにした太田さん。郵便配達員にも見えましたし、後ろ姿がちょいおかしかった。

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ちぐはぐなサイズ感に見送っていた妹が爆笑。楽しい夜でした。

 

 

 

忘年会の前は大巻先生の病院へ。べべ、ナナ、あまぱん、さぶの薬を取ってきました。

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投薬メンバーはべべ、ナナ、ほほ、あまぱん、さぶ、花枝(1週間のみ)。

 

 

リルと満天以外は全員毎日薬を飲んでいます。みんなおりこうですが、薬を好んで飲む子はいません。朝も夜も薬を片手にみんなを追いまわしています。ときどき、嫌われるのが心配になることもありますが、みんなよく耐え、私につき合ってくれていると思います。文字通り「闘病中」なんですが、うちのお子たちの明るさ、前向きさにこちらが励まされています。

 

 

さぶも食欲がじゃっかん出てきました。いっしょうけんめい生きています。

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皆さまのお子たちも健やかに年を越せますように!

 

 

(あ、まだ早いか)

 

 

LOVE!

 

 

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のんちゃんのお母さん猫

調子が悪く、TOKYO ZEROの勉強会に出かける予定を急遽キャンセルし在宅しています。けどご心配なく。重い病気ではありません! 師走は予定が多めなので自己管理がたいせつですね。じゃないと先方にご迷惑をおかけしますものね。

 

 

さて、昨日私は近所に住む卒業生に会いに行きました。ジョイあらため「のんき」です。

 

 

のんきの卒業レポートはこちら1こちら2をご覧ください。

 

 

繊細なのんき。703号室での保護期間も長く、思い入れの深い猫です。

 

 

我が家を巣立って2か月が経ち、のんちゃんはどう過ごしているでしょうか?

 

 

 

おじゃまします。猫タワーが増えてる!

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予想通り、のんちゃんの姿が見あたりません。

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あちこち覗きこんでとうとう発見!

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のんちゃんはソファ下に隠れていました。のんちゃん、ひさしぶり!

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私はすっかり不審者、いや、異物と認識された模様です。

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お茶会(お見合い)のとき、のんちゃんは私にべったりで会いに来てくださった里親さんは「よそ者」の扱いでした。それが今では立場が逆で、私はよそ者を通り越し「邪魔者」になり下がってしまい・・・・・・。しかしドMの私。こういうのが実はすごくうれしいのです。

 

 

のんちゃんと里親さんがそれだけ密になった証拠です。日々お互いに向き合った結果です。

 

 

 

思ったより早く馴染んでくれてのんちゃんはえらい子。さすが日の丸の猫^^

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ちゅーるを使って私もごきげん取りに成功しました。

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やったね。おさわりできた。

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顔からはみ出した毛がかわいいです。

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のんちゃんはお母さんが大好き。男性はまだ少し苦手のようですが、のんちゃんなりに克服しようと努力中。ふたりはベタベタラブラブで、里親さんは私が会いに来たことをのんちゃんに丁寧に伝え、のんちゃんを励ましていました。里親さんはのんちゃんと同じ目線になり、私がのんちゃんを好きでいること、怖がらなくて大丈夫ということ、いつもののんちゃんでいてほしいことをお話ししていました。するとのんちゃんはだんだん大胆に。驚きました。

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話の中で、里親さんがのんちゃんに「自分の部屋に戻ったら?」「自分の部屋から出てきたら?」などの説得のくだりが笑えました。いいねえ、ここのんちゃんのお部屋だもんね。

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のんちゃんは私を警戒しつつも、勇気を出し里親さんの近くに駆けよります。

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五里霧中の頃はジョイのこんな姿が見れるなんて夢にも思わなかった。感動です。

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里親さんに空腹を訴え甘えるのんき(ふたりの会話が超かわいくないですか?)

 

 

 

 

ごはんをもらいおりこうにケージで食べるのんき(上品ですね)

 

 

 

私もお菓子とコーヒーをごちそうになり、のんちゃんの近況を伺いました。

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里親さんは「母猫」に変身し、のんきを育てています。

 

 

母猫が子猫の肛門を刺激してコミュニケーションを取るのをまね、ときにのんちゃんのお尻まわりをやさしく撫でたりしながら。猫を人間のカタにはめる前に、人間が先に猫の習性を重んじるのです。勉強になりました。私も今後よりいっそうそのように心がけていきたいです。

 

 

爪とぎやトイレの失敗をせず、大きないたずらもせず、健康で手がかからず、とても暮らしやすい猫だと「お母さん猫」に誉められたのんちゃん。譲渡主として私も鼻が高いです♪

 

 

 

もちろんのんちゃんは賢い猫ですが、私は「お母さん猫」の育て方がじょうずだからだとふんでいます。いたずらはしないまでも、食いしん坊ののんちゃんはたまにシンクに入ってしまうことがあったようですが、お母さん猫はサラッと防御(笑)。これでシンクには入らなくなったそう。

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※シンクの写真はナイショだと言われたのに載せてしまいました。里親さんお許しください~!

 

 

 

夕飯時だったので里親さんと私は近くで軽くタイ料理を食べることに。家を出る際も、何度もガスのロックや危険物のチェックを繰りかえす里親さん。のんちゃんをお任せしてよかったです。

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皆さまにも安心していただけるといいなあ。703号室卒業生たちは幸せに暮らしています。

 

 

 

茶白模様繋がりですが↑が卒業生ジョイあらためのんきの話題で、↓からは保護猫満天の写真です。似ていますが別の猫です。保護猫満天(推定2~3歳)は家族募集中です。

 

 

 

「模様はにているのに 待遇がずいぶんちがうじゃないですか! ハハ ハハもぼくの“母猫”となってぼくの声に耳を傾けてくださいよ」

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「ぼくも ぼくのケージ専用の自動給餌機がほしいです ハハの手も煩わせんし いつでも食べられるよう こまめにタイマーを設定してくだされば あとはぼくが勝手に食べますので」

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だめ。私が直接あげますからうちは自動給餌機は要りません。

 

 

 

「・・・・・・まあ そういうと思っていました 保護猫の声がこの家では届きにくいのです」

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「なんか 食べもの おちてないかな?」

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「中にナナちゃん用のカリカリが入っているのは知っています」

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「まんてん あのね のんきのお母さんからおみやげもらってたよ わたしみたもん」

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「ほらね? わたしのちゅーると わたしのカリカリと わたしのスープ」

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「それ ぼくにもまわってきますかね?」

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満天、満天にもあげるよ。のんちゃんのお家からのおみやげだもの。食べたら福をわけてもらえそうだよね。おやつもだけど、幸運もあやかろうね。満天も必ず未来が開けるよ!

 

 

次回は台湾のお墓参りの風習について、と保護猫たちのもろもろを!

 

 

皆さまよろしくお願いします。

 

 

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台湾旅行のハイライト(風習のちがいあれこれ)

来週みいさんが満天の写真を撮りに来てくれます。満天は食べものさえあればだれにでもくっついていくのでいい写真が撮れるでしょう。天然キャラゆえ将来の家族を和ませる存在になるのは必至。オシャレさせ撮影にのぞみたいと思います。

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べべ公たちもかわらずにすごしています。ナナとリルは毎日散歩へ行きますが、べべは週の半分程度に。べべ自身が昔ほど外に出たがらないのと、寒いのと、老犬なので免疫力の低下が心配なのが主な理由。でも地面におろすといっしょうけんめいクンクン嗅いでいますよ^^

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クリーニング屋さんにて

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チチの洗い上がったYシャツをエコバッグに詰めべべの愛車に便乗させてもらっています。

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お伴ありがとう。

 

 

 

さて、後半に突入した台湾旅行ネタ。うんざりの方はここでお別れしましょう。実は書いていて私もそろそろ飽きてきました(苦笑)。保護猫たちのことも力を入れてアピールすべき時期。しかしなんとなく尻切れトンボじゃ終われんのです。

 

 

 

ということで今夜は「結婚披露パーティ」

 

 

実は12月10日にメインのパーティがあるそう。台湾に着いたあと新郎と伯母に聞きました。びっくり。まだあるんかい? 私たちが参加したのはメインじゃないの? どんだけ派手か。

 

 

ホテルで昼寝から目ざめた私は、母、妹夫妻とともに正装に着替えました。

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妹の結婚式のために買ったドレス。着るのは2度目。何年も前の服なので似合っていないとのご意見は受けつけません(爆)。スワロフスキーの飾りのついたシルクサテンの黒のヒールにいたっては14年前の年季もの。ふだん高いヒールを履かないので歩きづらかった・・・・・・。

 

 

 

会場は台北市のホテル

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晩餐会か。イケてますね。日本ではふつう「二次会」を開催する時間です。

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あちこちに花が。ひとつひとつのボリュームがすごかった。台湾は花が安いのでしょうか?

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受付は日本と似ています・・・・・・が! お祝儀を渡すとその場で封筒からお金を出して数えはじめるのです。これには目が点。個人的には日本の方が奥ゆかしさを感じました。

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私は「紅包」ではなく、日本の祝儀袋を渡しました。その方が喜んでくれるのです。祝儀の相場は日本より低い模様。母と私は日本円を、妹夫妻は台湾ドルを入れました。

 

 

出席者はサインをします。

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アットホームの小さなパーティと聞いていたのに150名超え^^;

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マジかよ。

 

 

着席。席次表はありません。ここはアバウトなんですね。

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みんな着飾ってきました。妹はスカートに、タカ坊はネクタイに「」をちりばめています。

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妹が「見てあれ!」と私をつっつくので前方に目をやると変わった光景が・・・・・・

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ひな壇がなく、新郎新婦の席は両家の中央でした。そもそも両家が同じテーブルに着いているのも不思議。日本だと両家は完全に別れるし、両家ともひな壇からもっとも遠いですよね。

 

 

台湾はいい席に両家が座ります。友人や来賓はその後ろ。

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「でもさあ、考えてみれば、これが本来の姿だよね。両家が結ばれたんだから、同じ席にみんなが着くべきだよね。新郎側も新婦側もなく・・・・・・」

 

 

妹の力説を聞きながら、私は「ふーん」や「うーん」などテキトーな相づちをしていました。

 

 

私は別のことを考えていたのです。

 

 

たしか招待状に書かれていた開始時刻は6時。私たちは遅れて迷惑をかけないよう、30分前には会場に入っています。なのにパーティはいっこうにはじまる気配がありません。

 

 

前菜が運ばれてきたのは、なんと7時半すぎ!

 

 

私は本気で空腹に耐えられず、目の前のオレンジジュースをひたすら飲みつづけました。

 

 

8杯飲んだのです。ほんとうです。あまりにもお腹が減ってしまって。

 

 

 

あああ。やっとだ。開始から2時間以上待ってお料理が運ばれてきました。こういうの台湾ではよくあるらしいです。「ゆったり」の国民性ですね。会場のレンタル費、高くないのかなあ?

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新郎新婦かと思いきや、はじめは新郎新婦に扮した友人カップルが3組入場してきました。

 

 

 

4組目に本物登場! こってりだなあ^^; お腹鳴ってるけど別の意味でもうお腹いっぱい。

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『その他私が気づいた台湾と日本の結婚式のちがい』

 

●ドレスコードがない。個人の自主性に任されている? よってジャージの方も。

 

●司会の話し方が早口で「DJ風」。だれに対してもかなりフランクに話す。

 

●ブーケトスは「女性」へとは限らない。むしろ今回は男性限定のブーケトスを開催していた。

 

●「両親への感謝の言葉」「手紙の朗読」「夫婦の宣誓」などの項目がない。

 

●引き出物がわりに「プチプレゼント」をする。手軽なお菓子などが多い。

 

●カメラマンさん(5名)が黒子になっていない。来賓から新郎新婦の姿が見えない(汗)。新郎新婦を隠してしまう位置に立ち、バシバシ写真を撮る。格好もラフ。ジーンズ、大声。

 

●カメラマンさんが新郎新婦にキスをさせる。やたらキスシーンを撮ろうとする。なんで?

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後半、新婦の顔が疲れモードになり、終盤、新婦の顔がキレモードだったのはここだけの話。

 

 

催しは少なく、矢継ぎ早のケーキ入刀のあとは両親や友人とのおしゃべりが中心。

 

 

男性を集めたブーケトスのあと、司会が会場内をまわり数名を指名。あろうことか司会と目が合い私も壇上に連行されました。

 

 

新郎がどの程度新婦を愛しているのかを知るためのゲーム、のようです。はあ。

 

 

目隠しをした新郎が、新婦、男性、女性、子ども(!)の手をさわり、だれが新婦なのかをあてるというもの。私は触れた瞬間に「ちがう!」と一蹴されてしまいました。

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新郎は見事に新婦をあて、ふたりアツアツのアイコンタクトにて周囲を困惑させ、ゲーム終了。

 

 

はあ。

 

 

ゲームに参加したお礼として、ふたりのイニシャル入りのトートバッグをプレゼントされました。

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笑。ありがとう。だいじにします。

 

 

パーディがいつまで経っても終わらない雰囲気だったので、新郎の姉が「明日もあるんだし、アンニイお姉さんたちはそろそろホテルへ帰ったら?」の助け船を出してくれたのです。

 

 

 

右側のピンクのドレスを着た女性が新郎の姉。隣がそのご主人。ふたりの愛娘も写真に写っています。新郎の姉はロンドンの銀行に勤めており、弟の結婚式に合わせ台湾に帰国していました。頭がよくサバサバしていて気持ちのいい人。私のなかよしの従妹です。

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ボディがシースルーのセクシーな紅いドレスをまとい見送りしてくれた新婦、新郎、多謝多謝!

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すえながーくお幸せに♪

 

 

 

・・・・・・ホテルに戻る途中、私は腹部に違和感を感じはじめていました。

 

 

ヤバい。私はもしかすると飲みすぎたオレンジジュースにたたられるかもしれません。

 

 

イカンイカン。明日は最終日。お墓参り、アマー(祖母)とのランチ、友人とのディナー、の合間にウインドショッピングの予定も。そしてできればラフな夜市にも再び行きたい。

 

 

けれどこのときよぎった一抹の不安が次の朝見事に的中します。やだねえ。

 

 

 

パジャマに着替えたあと、母と妹はケンカを勃発。まあいつものことですけど。

 

 

早く自分の部屋へ戻れ! と妹を追い返す気力すら残っていません。

 

 

最終日のすごし方をめぐりふたりは激高。特に妹のヒステリーがすさまじかったです。

 

 

呆然と眺めるタカ坊。

 

 

あ~あキタキタ・・・・・・妹が泣いた。母も泣く。毎度同じパターン。くだらないし、お腹痛い。

 

 

私とタカ坊は静かに荷物の片づけをしながら収束を待つしかありませんでした。

 

 

 

日本では観ないTVをつけてみる。異国の地では日本の「地震特集」が放送されていました。

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なにかを考えているようなポーズで寝入る母。思慮深いですね。

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でも実際はなあんにも考えていないと思います。あまりにも長い一日だったもんね。

 

 

つづく(もうすぐ終わる。すみません)

 

 

 

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保護猫満天 と 台湾旅行(準備~到着まで)

ねえねえ満天~! きみ明日病院ね^^

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「えマジすか?」

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皆さまこんばんは。台北より帰ってきました。

 

 

たった3泊4日なのに大げさだと思われるかもしれませんが、闘病中のお子らを置いて14年ぶりに国外へ出たのです。3泊でも私には長い長い離れ離れでした。

 

だいたい、今まで3泊なんてしたことありません。犬猫と暮らしてから「旅行」をほぼ封印していた私。しかし今回は仲のいい従弟が結婚するとあって、どうしても式に参列したかったのです。

 

年老いたアマー(祖母)に会いたいし、がんで亡くなった叔父らの墓参りも行きたい。仕事が忙しいチチにお子らをお願いするのは心苦しかったですが、わがままを聞いてもらえて感謝しています。でも自分で松嶋菜々子に似ていると言った覚えはありません。だいぶ前に一度だけ、「昔、友人に松嶋菜々子に似てると言われたことがある」と自慢した程度です。

 

 

 

「性別と年代とヒト科が共通項ですのでまあざっくりと【アリ】ですよ」

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「あ、ハハ怒っている顔は般若で、ぼくの催促を無視する顔は能面に似ていますよね」

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笑。満天は寝起きの顔が小猿に似てるよ?

 

 

 

保護活動とは関係がない上、ヘラヘラしてくだらないと気分を害する方もいらっしゃるかもしれませんが、せっかくの機会に恵まれ生まれ故郷にしばし滞在できたので、ブログにつづりたいです。興味のない方はどうかスルーでお願いしますね。

 

 

『準備』

 

ここに書ききれないほど入念にしました。天災、飛行機事故に備え、遺言状のありかを友人に伝え、チチが鍵をなくし家に入れないことを想定し、第三者に合鍵を預けました。

 

 

仮に私の身になにか起きても、お子たちが共倒れしないよう心を配るのは当然のこと。

 

 

庇護が必要な存在だもんね。

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お子たちの薬を取りにちょくちょく病院へも。

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妹家には留守番をしてくれる親族が泊まる予定ですが、妹の愛犬まめも心臓病と闘っています。この日は会社帰りの妹を大巻先生の病院の最寄り駅で拾い、まめの薬を取りに行くのをつき合いました。

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帰り、空腹を訴える妹と行きつけの定食屋へ

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メニューがいっぱい♪

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たらふく平らげました。

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お礼に妹がネイルをしてくれました。

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日本の結婚式のイメージカラーが「白」なら、台湾は「紅」。傷だらけの手足に華やかな色をのせ台湾風に仕上げてもらいました。無料ですし、ささっとやってくれるので時間も短縮。

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ありがとう。派手かな? でも一度きりの人生、したいようにするのがいいね。

 

 

クローゼットを開けると、穴の空いたジャージ、ひざが伸びた家着、伝線したストッキング、洗濯しすぎで毛玉が目立つタイツばかりでガッカリ。イカン女子力大事!

 

 

けれど極力出費を抑えたい。となったら?

 

 

 

へへ。庶民のメッカ、主婦の味方「しまむら」でしょう~!

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パジャマ上下、ストッキング3足、靴下2足で3,260円! だーいすき♪

 

 

 

そしてチチにはカレーを大量に作っていきました。もちろんムダな買い食いを防ぐための節約を兼ねていますが、「ジャガイモいっぱいのカレー」こそが本人の要望だったのです。

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準備が大詰めの中、チチは出稼ぎへ出かけたまま。ほんとうは口頭で最終引き継ぎをしたいのにかなわず。もうさんざんうるさく話してきたのだからいいかげんやめようと思いましたが・・・・・・耐えられずにまたやってしまったのです。大量のメモを残すというしつこさ^^;

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準備に準備を重ね、荷物をまとめ、ダブルチェックを終え12時すぎに就寝。

 

 

常にまわりを巻きこんで2時間前行動を心がけるウザい妹のゴリ押しで朝の4時半に出発。

 

 

チチは午後まで帰ってきません。後ろ髪を引かれる気持ちでしたが、行ってきます。

 

 

 

妹の運転で羽田空港へ。美しいツリーが飾られていたので母と写真を撮りました。

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3時間以上の無意味な「待ち」をもエンジョイ中

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ひさびさの飛行機。むろんエコノミークラスでしたが、窓際の席をゲットできました。

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富士山を眺め息をのむ。日本は・・・・・・すごいきれいです。

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羽田で朝ごはんを食べ(うどんとおにぎりのセットでした)、機内食を平らげ、台北松山空港着

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地下鉄に乗り、ホテルをめざしました。松山空港からはたったの4駅。台北は小さいのです。

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ホテルは妹のチョイス。どういう手を使ったのかは不明ですが、HPに載っている価格よりだいぶ安く取ってくれましたよ。選んだ基準は結婚式を行う従弟の実家から徒歩10分の立地だからだそう。もっと近いホテルもあったのですが、あまりにも近いと過干渉な叔母がちょくちょく様子を見に来そうで不安だったんだとか(笑)。なるほどね。

 

 

荷物をホテルに放り込んで早く街へ繰り出したい。

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この時点でまだ、台北は午前中でした。ふふ♪

 

 

つづく

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

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