持ちたくないもの

今日は、ここ最近の中で、もっともゆるゆると幸せな午後でした。

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2時間、片時も離れず、いっしょにダラダラしていたさぶと私

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ああああああ……

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さぶとこうしていられる時間は、極上のぜいたくです。

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さぶのゴロゴロ音が、さぶの体温が、とても尊いです。

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私の帰る場所、戻る場所は、さぶの深い懐にあります。

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「どうして、私が?」「私ってかわいそう……」そうやって自分をジリジリと貶める、一種の「被害者意識」のような感情を、まだ私は、うまく捨てられずに、困っています。

 

 

微々たる保護譲渡活動をはじめた21年半前に、私にはすでに、「持ちたくないもの」がありました。

 

 

当時から現在に至るまで、不要だと意識しているのは、「被害者意識」と「犠牲的精神」です。

 

 

だから、そのどちらかに囚われそうになると、必死に自分を立て直す努力をしてきました。

 

 

私は、自分の意志で、自分の責任で、自分にできる範囲で行動をする。

 

 

つづけてみると、意外とむずかしいのですが、心の健康を保つためにも、がんばっていきたいです。

 

 

もちろん、うれしいこともあったので、ブログを更新しています♡

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うちのだいじな保護猫きゅうちゃんが、昨夜、703号室を巣立ったのです。

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私はギリギリまで仕事だったので、バタバタの送り出しとなりました。

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でも、xに投稿した通り、爪を切り、プレゼントでつけている「フロントラインプラス」も、無事に済ませたのですよ。ノミダニの駆除は、もちろんやっていますが、念には念を、ね!

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まなちゃんと地元で保護したきゅうちゃんとは、約4か月、共に暮らしました。

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きゅうちゃんの明るい未来を、切に願っています。

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卒業記事は、落ち着いたら書かせてくださいね。

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最後に、いろいろなプレゼントが届いています。

 

 

ちせいさん、たくさんのクリスマスプレゼントに感謝です。

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猫のドームベッドは、シャイなきゅうちゃんのお嫁入り道具の一部にしました。

 

 

里親さん、喜んでいましたよ。

 

 

私にも、大好きなサブレとハニーアンドサンのシナモンティーをありがとうございます。

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天国へ旅立ってしまったまるの里親黒田さんからは、まるが闘病に使ったグッズや、私とまるの写真や、お手紙が届きました。黒田さん、ご心痛の中、ありがとうございました。

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黒田さんとは、先代の柴犬タロ(私が保護し、黒田さんに譲渡)の頃からの20年弱の長いつき合いで、我が家の人間たちは、黒田さんを人として信頼し、人として愛しています。

 

 

私が紹介した、埼玉県の動物病院に入院したまるに、先月、会いに行ったときの一枚

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黒田さんと先代タロ、黒田さんとまる、の姿を忘れません。

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春までには、ランチに行く約束をしています。

 

 

どうせ生きるなら、明るく楽しいほうがいいので、内面をしっかりと整えたいです。

 

 

ブログの更新は、余裕のある日にしますね。

 

 

皆さまも多くの愛と安らぎの中で、息を吐いて、息を吸ってくださいね。

 

 

お読みくださりありがとうございました。

 

 

LOVE

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

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足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

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絡まった糸をほどくように出していく結論

皆さまこんばんは。東京は冷たい雨が降っています。

 

 

私は、次の休みに、数時間、ひとりで街ブラをしようと画策しています。

 

 

さて、我が家のさぶりんは、本当によくがんばってくれています。

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毎日、いろんなケアをしていますよ。

 

 

使っているものの内容については、またの機会にUPしますね。

 

 

本日のブログ1回目の更新は、先週水曜日にさかのぼります。

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吐き気に加え、下痢の症状まで出てきたさぶりんを、急遽大巻先生の病院へ連れて行ったのです。

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文京区のMOMOペットクリニックには、うちの先代たち(天国組)がさんざんお世話になりました。

 

 

さぶを保護したとき(約10年前)も、捕獲箱のまま駆け込んだっけ……

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帰りに犬連れで入れるお店で買い物したかったので、笑平もいっしょです。

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さぶは、検便(直接便)、膵炎の検査、整腸剤、抗生物質を処方されました。

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便からは菌が少し出ていたので、家じゅうの猫砂をすべて捨て、トイレを一新することに。

 

 

先生からは、「トイレとは無関係かも」と言われたのですが、まあ、私の気分的な問題です。

 

 

はいはい。終わったら帰れるからね!

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さぶ、いつもありがとう!

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膵炎の簡易検査の結果は、「グレーっぽい白」という、あいまいな感じでしたが、ひきつづき、胃腸炎、膵炎を疑って、自宅で対処療法をつづけます。1週間は様子をみないとね。

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付き添い犬の笑平も、アレルギーの注射をしてもらいました。

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気になっていた耳掃除もお願いできてスッキリです。

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どうして口輪をしているのかというと、耳の中を触ろうとすると、笑平は怒り狂うからです^^;

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そのため、チチとふたりがかりでも大変で、病院でやってもらうのがいちばんだと思いました。

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明後日(水曜日)は、さぶだけで通院します。

 

 

帰り、大量の猫砂やお目当てのものを買いに、約束通り、笑平とお店に行きました。

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単純な笑平は、すっかり機嫌をなおしてくれた模様です。

 

 

今、愛する四つ足のお子の闘病をしている方たち、毎日お疲れさまです。

 

 

犬猫には人権がないので、当然、社会保障もありません。

 

 

皆さまの周りから、必ずしも、闘病へのあたたかい応援が得られるとは限りません。

 

 

時間に追われ、病院選びや金策にも頭を悩ませるでしょう。

 

 

なにより、一連の自分の行動は、「エゴではないか」と苦悶することもおありですよね。

 

 

けれど、あれこれ一生懸命に考えて、絡まった糸をほどくように出していく結論の横には、皆さまの闘病中のお子が、肯定のまなざしで、寄り添っていてくれているはずです。

 

 

気づかなかった後悔、やらない後悔、やりすぎた後悔……あとで振り返ったとき、私たちは、その後の人生の身動きを制限されるほどに、いろんな種類の後悔に縛られるでしょう。

 

 

それでも私は、酸いも甘いも総じて、犬猫との暮らしが好きです。

 

 

そして、後悔をひとつでも減らすために、動いています。

 

 

さぶのためかはわかりません。私自身のためかもしれません。

 

 

でも、だれのためでもいいのかな、と。

 

 

私の人生を、すさまじいレベルで豊かにしてくれている「さぶの明日への投資」ってところですね。

 

 

皆さまも力を抜いたり入れたりしながら、いっしょにがんばりましょう。

 

 

LOVE

 

 

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送り出すドキドキと、ワクチン後の笑平

皆さまこんにちは。本日の主役は、保護猫まこちゃんと笑平です。

 

 

私が地元の多頭飼育崩壊現場から15年以上前に保護した卒業犬むじろう。先日、天国へと旅立ったのですが、むじ家から、サブレミシェルのハワイ缶と、むじのカードが届きました。

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むじが18歳までがんばって生きたのは、ご家族の深い愛あってこそ、ですね。

 

 

写真は冷蔵庫に貼って毎日眺めることにします。どうもありがとうございました。

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微々たる歩みですが、22年つづけている犬猫たちの保護譲渡活動。正直、少々疲労感をおぼえることもありますが、我が家を羽ばたき、永住の地を得るお子たちを見るのはいいですね。

 

 

7月中には次のスターをうちに招き入れる予定ですが、その前に、繊細な保護猫まこちゃんをトライアルに送り出すという「ドキドキの大ミッション」が待ち構えています。

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まこちゃんの環境が変わることの、何がいちばん心配かというと、徹底的な「ハンスト」。703号室に来たばかりの頃を思い出します。あの頃は、一口でも食べてほしくて必死でした。

 

 

どのお宅に嫁入りするとしても、まちがいなくまこちゃんはハンストをするので、少しでも食べてくれそうなものを嫁入り道具に選んでいます。そして、祈る気持ちです。

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しかし、日々を丁寧に積み重ねていけば、まこちゃんは里親さんと共生できる素敵な猫さんなので、まこちゃんの底力を信じています。ここでも慣れてくれたのだから、時間さえかければ、きっと大丈夫! 厚く応援してくださった皆さまには、ブログなどでまたご報告しますね。

 

 

そうそう。スペイン製のリアドロの置物をいただいたのですが……

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ワンピースの肩の部分が、垂れ下がってしまうほどあどけない女の子が、黒白の子猫にミルクをあげている「召し上がれ」という作品。あまりの細かさと美しさに息をのみました。

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私は、黒白の猫が一番好き、と言いつづけているので、置物の猫さんの毛色にも感動♡

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それに、まこちゃんみたいで、すごくうれしかったです。ありがとうございました。

 

 

最後に、笑平のワクチンが無事に終わったので、通院時の様子をUPさせてください。

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耳掃除、爪切り、肛門絞り、皮膚の診察などもしてもらいました。

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笑平は、400g以上太ってしまったので、今後は気をつけないといけません^^;

 

 

(ひー! まさかの6.2キロ越え)

 

 

加えて、毛がフワフワしているので、見た目は中型犬に近いかもしれません。

 

 

かわいいからと甘やかせて、ごはんやおやつをあげすぎたのを反省します。

 

 

病院のトリミングが7月18日しか空いていなくて、一応予約してきたのですが、どうしようかな、と悩んでいます。その前にパパっと切れるところがあったら行こうかな?

 

 

大師前どうぶつ病院に保護されている子犬たちにも会ってきました。

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メロメロになりますね♪

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至福の午後(笑)。

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これで笑平は、狂犬病予防接種&5種混合ワクチンを終えたことになります。

 

 

あとは畜犬登録ですが、今月中に役所に行って済ませる予定です。

 

 

来月は、笑平と一泊旅行をします。

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さぶとすずらんが気になるので、今回はプロのシッターさんにお留守番を依頼してみます。

 

 

シッターさんがシッターさんに依頼をするというのがおもしろいですね。

 

 

依頼する側の目線も大事なので、いろいろ勉強させてもらえたらいいな、と。

 

 

ふふ。ワクチン後は、お母さんとダラダラ過ごしていた笑平くんでした。

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では、皆さま、お読みくださりありがとうございました。

 

 

LOVE

 

 

 

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巣穴づくりの名手と、愛しのモップちゃん

卒業生ごましお家(倉田さん)より、オシャレでおいしいクッキーが届きました。

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添えられていたカードには、「アンニイさんは頼もしい人です」と書かれていて、うれしかったのですが、実際はどうでしょうかね? うちではグターと伸びているだけです。

 

 

倉田さん、ありがとうございます。

 

 

私も倉田さんにエールをお送りしたくて、先月、カードをご自宅へ届けたのですよ。

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保護犬笑平にそっくりの、かわいいやつを見つけて買っておいたのです。

 

 

笑平とここは、703号室に、にぎやかであたたかい風を吹き込んでくれています。

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天国の松ケン、見ていますか?

 

 

あなたがいなくてさびしいけれど、後輩たちがガヤガヤ過ごしていますよ。

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ここが掘った巣穴(笑)。

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ふふ。ベッドメイキング、よくできました!

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ここが卒業する前の日は「休み」にしたから、思いっきり遊ぼうね♪

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最初はちょっと戸惑うと思うけれど、近い将来、自分の幸せに気づく日が来るからね!

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笑平の未来についても、ちゃんと考えています。

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もう少しまとまったら、皆さまにお伝えしますね。

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愛しのモップちゃん

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笑平もここも、前の飼い主により飼育放棄された犬たちですが、一緒にいればいるほど、信じられない気持ちになります。月並みですが、こんないい子たちを、なぜ? と……。

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きっといろんな事情があったのでしょう。

 

 

でも、過去は過去。イキイキと楽しそうに暮らしているこの子たちは、前を向いていますものね。

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だいじょうぶだいじょうぶ♡

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私に任せておきなさい^^

 

 

皆さま、今日も我が家のお子たちに会いに来てくださり、ありがとうございました。

 

 

LOVE

 

 

 

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ペットロスと向き合う1

今日は、保護猫のび太とミカサを終の棲家に案内しました。

 

 

のび太とミカサの譲渡レポートは近日中にお送りしますね。

 

 

我が家の保護猫は、まこちゃんだけになったので、兼ねてより書きたかった「愛犬愛猫ロス(ペットロス)」をテーマに、ときおりブログにつらつらと綴っていけたらと思います。

 

 

珠のようなわが子との別れの際の心の持ちようや、実践的なところだと、亡骸の扱い方、弔い方についても触れたいです。すべて、私の経験、考え、死生観に基づいているので、皆さまの参考になるかはわかりません。あくまでも、一個人のケースとして受け止めていただければ幸いです。

 

 

ひとりQ&A方式でいきますので、笑ってやってください。

 

 

Q.「いいさようなら」とは?

 

 

A.「いいさようなら」とは、喪失感を抱え、胸が疼きながらも、思考のどこかでは前を向いて、淡々と生活を繰り返している状態ではないでしょうか? そのためには……

 

 

悲しみをきちんと吐き出す。悲しむべきときに悲しむことが重要です。

 

 

まわりの方々も、「悲しまないで」、「泣かないで」と打ち消しで励ますのではなく、当事者の気持ちを否定せずに、傾聴や、肯定をするようにしたほうがいいかもしれないですね。

 

 

私は、そうしています。

 

 

どん底まで悲しんだら、人間は意外と這い上がる力があると信じているのです。

 

 

愛するお子の面倒を見てきた私たちは強い。「時間」も薬となり、味方してくれます。

 

 

涙が完全に止まることはないとしても、涙の頻度が減り、涙の性質が変わる気がするのです。

 

 

中のものを全部出してしまいましょう。

 

 

それがいずれ、「いいさようなら」をもたらせてくれます。

 

 

Q.ペットロスはいつからはじまるの?

 

 

A.ペットロスは、愛犬愛猫の死後からではなく、まだ存命のうちに私たちの元にやってきます。

 

 

愛犬愛猫が、不治の病を宣告される、または老齢になっていく、に従い、私たちは「喪失」を予期します。それを、「予期悲嘆」と呼びますが、予期悲嘆はすなわち、ペットロスの状態なのです。

 

 

変な言い方ですが、私は、15歳8か月だった松ケンが家族に加わることが決まった瞬間から、すでにペットロスでした。犬の平均寿命で逆算してみれば、それはそうですよね?

 

 

しかし私は、ペットロスの軽減法を自分なりに理解しているつもりですので、勇気を振り絞って、松ケンを迎えに行ったのです。多くの別れを経て、学ばせてもらった貴重な軽減法です。

 

 

Q.ペットロス軽減法は?

 

 

A.「納得できるさようなら」を目指し、実行する。後悔を少なくする。

 

 

幸い、私はまだ、愛犬愛猫の突然死を経験したことはありません。

 

 

まったく覚悟がない中で、ある日いきなり愛犬愛猫を失ったら、発狂レベルの苦しみが襲ってくるでしょう。後悔が荒波のように、全身を打ちつけ、その波にのみ込まれるかもしれません。

 

 

仕事に行かなければよかった。もっと早くに小さな異変を察知すればよかった。

 

我慢させずにおやつをあげればよかった。お留守番をさせすぎてしまった。

 

いたずらを怒ってしまった。定期検診へ連れて行けばよかった。ああ、ああ。

 

 

喪失感+自責の念、がもっとも辛いパターンなので、後者をなるべく回避しようと心掛けています。自責の念に苛まれないよう、ふだんから細心の注意を払っています。毎日名を呼ぶ、多頭でも定期的に主役にする、コミュニケーションを取る、体調の変化に敏感になる……。

 

 

まあ、パーフェクトはなかなかむずかしいとしても、自分のメンタルに小さな保険をかけておく、というイメージで取り組んではいかがでしょうか? それが愛犬愛猫のためにも繋がります。

 

 

迷子脱走や、家の内外での事故死は避けられるケースがあるので、意識を向けるのも大切ですよね。

 

 

愛犬愛猫の病気が発覚したら、攻めの治療をするのか、しないのか、する理由はなにか? しない理由はなにか? しないならどうするのか? それぞれのメリット、デメリットを、私は逃げずに直視し、苦悶するようにしています。ここでする苦悶は、愛犬愛猫にとって、限りなく正解に近づくのと同時に、あとで自分を楽にしてくれることがあるのです。

 

 

松ケンは、老齢ゆえ、オペなどの攻めの治療を望みませんでした。

 

 

正直、1%も後悔がないと言ったらウソになりますが、熟考の末の結論です。

 

 

看取り方についても冷静に想像しました。

 

 

私は人間なので、どうしても人間目線にはなりますが、松ケンの理想の生き方と、理想の死に方を延々と悩みました。死神が近づいてくるのが恐ろしかったけれど、最後までQOLを保つ努力をつづけたつもりです。できることがあるのがよかった。たとえ身体をあたためるだけだとしても、水を一口飲ませるだけだとしても、できることがあるのはありがたかったです。

 

 

気持ちよさそうにお昼寝しているでしょう?

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病気を代わってあげることができなくても、そばにいることはできますものね。

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そのほかの軽減法は、こうして文章を書いて吐き出す、愛を持って仕事に丁寧に打ち込む、亡骸をきれいに保存する、かわいく飾る、写真を見る(あるいは見ない)など。

 

 

さようならのお式(火葬)の日は、お花のおふとんをかけて旅立ちました。

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お花で盛った理由は、火葬炉に松ケンを入れて送り出すのがキツかったからです。通常、犬猫は棺がないので、後姿を見送るのがしんどくて、こうなりました。

 

 

かわいいでしょう。松ケンは、いつも自慢のお子なのです。

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長くなりましたが、このあたりまでにしておきます。

 

 

皆さま、お読みくださりありがとうございました。

 

 

LOVE

 

 

 

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