“君と一緒に生きよう”の新年会 ほか

私が直木賞作家の森絵都さんと出会ったのはこの一冊のおかげ

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森絵都さんの犬のレスキューを題材にしたノンフィクション。森さんは当時地元で土手犬たちの保護活動をしていた私に取材を申し込んでくださり、それが縁でおつき合いがはじまりました。もう10年以上前の話です。懐かしいなあ。

 

 

私はいろんな方を尊敬しています。片っ端から挙げたいけれどキリがない。

 

 

中でも、森絵都さんとemi-goからは特に学ぶことが多い。スギヤマカナヨさんも仰っていましたが、森さんは作家としても人間としても、「人として信用ができる」女性。カナヨさんももちろん大好きです。ずっと仲よくしてもらってます。

 

 

 

このたび、森さんの「君と一緒に生きよう」に登場する一部の面々とひさびさに会い、新年会を開催。私の戦友だったももママちゃんもいますよ。

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ももママちゃんは703号室卒業生のベレーボ(猫)と暮らしています。

 

 

※ ベレーボはセブンイレブンで私が保護したクチャクチャの猫。私のブログで10本の指に入るほど大人気のスターでした。

 

 

ももママちゃん、「ベボがいなくなったら死んじゃう」だそうです。

 

 

絵本作家の大御所スギヤマカナヨさん(右)とももママちゃん(左)。ももママちゃんの息子が19歳ですって!! 信じられない~!!

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森さん、西川さん姉妹(本当は母娘)

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大きくて愛らしい看板犬とおいしいハワイ料理

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楽しくて時間があっという間に過ぎてしまいました。

 

 

ももママちゃんと西川さんの「超不適切な譲渡先から猫2匹を奪還した件」には一同腹を抱えて笑いました。気合いが入りすぎです。勇ましくてかっこいいな。

 

 

武勇伝に込められた愛情と責任が、私には痛いほどわかります。

 

 

ももママちゃんはだれもが「潰れろペットショップ」と叫んでいたころ、たったひとり「ペットショップをやるなら犬一頭300万円くらいで売ればいいのに」との持論を展開(笑)。あとになってその言葉に込められたももママちゃんの真意を、私は身をもって知りました。ちょっと無理すれば簡単に買える金額で売るから、飼育放棄が生まれやすいんですよね。極端な発想ですが、嫌いじゃありません。むしろ好き。

 

 

第一、憲法で「職業の自由」が保証されている以上、ペットショップは容易く潰せません。やるなら8週例規制。じわじわと業者を攻める(正す)感覚なので、まずは8週例規制を通したいです。

 

 

 

お店のオーナーにサインを頼まれて書く森さん

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ご自身も2頭の元保護犬(スウちゃんハクちゃん)と暮らしています。スウちゃんハクちゃんはシニア齢で持病もあるので心を配りながら育てている森さん。

 

 

スギヤマカナヨさんも元保護犬茶々(7歳)の里親です。

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西川さんも多くの保護犬猫たちと万全のケアで共生中。うちのほたるが気になって里親に立候補しようか悩んでいたらしい。あの、そういうのは早く言って!!

 

 

でもほたるの良縁を喜んでくれましたよ。器の大きな方なのです。

 

 

私は手ぶらで伺ったのに、森さん、ももママちゃん、西川さんからおみやげをいただいてしまいました。どれもおいしかったです。ありがとうございました。

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森さんとは「ボランティアのあり方」について語り合いました。またみんなでいろいろ話をしたいな。幹事の西川さん、皆さま、素敵なひとときに感謝です。

 

 

 

さて、風邪をひいてる私。本日はパジャマ姿のまま病院へ

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さすがに寝込むの飽きた。予定がパンパンに詰まっているので早く治したい。

 

 

 

インフルエンザじゃなくてただの風邪との診断ですのでご心配なく。病院で処方された薬を飲んだら頭が少しスッキリしてきました。

 

 

 

うちには世話が必要なお子がいっぱいいます。保護猫も増えたし^^;

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早く全快し、ナナはじめみんなと全身でイチャイチャしたいです。

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保温中のナナ。だいじだいじ♪

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最後に、卒業生つむぎ&たび家のおねいさん(里親さん)よりプレゼントが届きました。おおイソップのシャンプーだ! これめちゃくちゃいいんですよね。猫のフードもたくさん入ってました。うれしいです。ありがとうございました。

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つむたび姉妹のインスタは欠かさずチェックしています。人気なんですよ。

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大きくなっても中身は赤ちゃんのままのふたり。先ほどおねいさんにお手紙を出したのですが、暖かくなったら会いに行かせてもらう予定です。ワクワク!

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よーし! 今夜でしっかりと風邪をやっつけ、明日は元気よく過ごします。

 

 

皆さまも寒さに負けずがんばってください。

 

 

LOVE!

 

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

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足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

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ほたるに会ったよ ほか

うう。体調不良で寝込んでいます。ひさびさにしんどい。

 

 

あとで「あさひ」と名づけた茶トラを病院へ迎えに行く予定。私は車から降りず、チチだけが病院に入るので病院に迷惑をかけることはないです。ご安心を。

 

 

本日は最近iPhoneで撮った写真を並べてみようかな?

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だらけるさぶ。あさってあぱまんといっしょに通院ですよ?

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ああ。さぶとあまぱんの体重測定ドキドキします。がんばって食べさせているのにいつも微減……次はどうなることやら。100gでいいから増えてほしい。

 

 

 

病院といえば、ご心配をおかけした乳腺の問題ですが、どうやらガンではなさそうでホッ。ここの病院は自宅から遠いのですが待ち時間ゼロで予約した時刻通りに診察してくれます。そして丁寧に説明してくれる。いい病院です。

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心療内科のほうも月1で通っています。先日はガラガラに空いていてすぐに診てもらえました。自分の病院の待ち時間の長さが苦手なのでラッキーな感覚です。

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心療内科からemi-goの病院へ。1日中病院まわりですね(笑)。

 

 

お目当ては卒業生ほたる

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不妊手術を終えたほたると里親さんを近くの駅まで送る約束をしていたのです。

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大きく成長したほたるに会えてうれしかったです。病院でも大人気♪

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里親さんが用意した術後着。名前つきです。

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帰宅後、術後着をピンクに変えた写真が送られてきました。無事に着いてよかった。里親さん、あまーいパイをありがとうございました。ごちそうさまでした。

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病院には子犬軍団がいっぱい。10頭近くいましたよ。

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emi-goは生き場のない子犬たちを病院で保護し、里親さんを探す活動をしています。こんなに愛情豊かな女性はいないですよ。もちろん無償ですからね。

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おーい。ちびさんたち! 幸せになるんだよ?

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子犬独特の香り

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お腹ぽんぽこりん。命が詰まっているんですね。湯たんぽみたいにあったかい。

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かわいいよー!! 左の茶色の子はナナの赤ちゃんの頃と瓜二つ

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思わず連れて帰りたくなる衝動に駆られますね。でもいかん(笑)。

 

 

いいご縁に恵まれますように。

 

 

 

今はお顔が真っ白だけど、ナナ、ナナも小さいころ、鼻黒だったんだよ?

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子犬時代のナナみたいな子に会ったの。女の子だったよ。愛らしかった。

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ナナもある意味赤ちゃん返りしているから、似たようなものかも。

 

 

生まれてきたからにはみーんな安楽の中で暮らしてほしいね。

 

 

そのためにできることをしていきたいです。

 

 

「ハハ~ ぼくのお婿入り道具は準備したんですか?」

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まだぜんぶは揃えてないなあ。ポテチは長くうちにいたからなにかささやかなものをプレゼントしたい。体調がよくなったら物色しに行ってみるね。

 

 

 

「ぼく703号室に約8か月いるんですよね」

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ポテチの命の貴重なひとときをうちで過ごしてくれてありがとうね。後手後手になってごめん。けれどこのタイミングで「良縁」を得られたのだから、終わりよければすべてよしということにしといてください。へへ。

 

 

 

「ハハ~ ポテチくんのあとはわたしがスターね?」

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そうね。百香が703号室の主役になります。そして百香と並んで、あさひにもスポットライトを当てるつもり。私はとにかく近所の子たちをさらいつくしたい。

 

 

異次元に連れていきたいです。

 

 

 

Smile!

 

 

 

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ローズの通院

※ブログ連続更新中

 

 

わらひよさんおいしいイチゴ毎年ありがとうございます。ペロッといただきました。

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あと、茶白猫百香の保護をきっかけに、ある著名なお方から匿名希望で保護費(医療費などでなくてもいいそうです)をお預かりしました。フードや猫砂代などにあてさせていただきます。ご厚意に感謝です。ありがとうございました。

 

 

 

今日は天国のべべの17歳の誕生日。16歳半で逝ってからべべを思わない日はありません。べべが宇宙でいちばん好きです。べべは私の心の中で生きています。私たち合併したんですよ。

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スター(保護動物)やお子らが多い703号室。ふだんの様子もブログでお伝えしていきたいのですが、なかなか追いつきません。昨夜はりょうちゃんが自身のブログに書いてくれたわが家の様子を読んでしんみり。2回に分けてくれるとのこと。ひそかにつづきが楽しみです。

 

 

私もレギュラーメンバーの生活の記録として多々書きたいことがあるので、更新回数をあげてでもうまくお届けできるようになるといいな。ふぅ。

 

 

 

さて、先日は保護猫ローズを連れてemi-goの病院へ行ってきました。

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長い待ち時間中、未来の家族を待つ子犬らと戯れることに。新入り~♪

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古株(笑)。セットでのご縁が決まりたぶん今頃譲渡も終わっているのでご安心を。このちびらに靴のアクセサリー紐を齧り壊された^^; かわいすぎ罪で訴えます!

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お? ようやく順番がまわってきた。キャリーから怪しい物体を取り出す私

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「ハハわたしだってばよ」

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お、そかそか。ローズを連れてきたんだった……

 

 

 

検温(異常なし)

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爪切り(さっぱりしようね)

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桜耳だから手術痕がまだうっすらあるかも?

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ダブルチェックの意味を兼ね、先生にいちおう腹まわりもみてもらうことに

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「腹部にうっすら線があるような? 気がします。耳もかなり雑に切られていますがケンカ傷ではなく人が切ったような傷なのでおそらく不妊手術済だろうと」

 

 

だそうです。

 

 

推定年齢は歯や皮膚の状態から5歳前後?

 

 

ウイルスチェックはFIV、FeLVともに陰性

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慣れない病院で緊張のローズ。診察後、即703号室へ帰りました。

 

 

洗濯ネットから出しながらチチが無理やりだっこ

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ローズはまだ人間不信で環境の変化にも戸惑っています。

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3.3キロの小さなローズ。持ち物も財産もなく、裸一貫で生きてきました。

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長年いろんな敵から逃げ惑い、私たちの仲間入りを果たしたばかりです。

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ゆっくり慣れてもらえればいいです。ケージ内でもいつでも逃げられるよう硬い場所にいたローズですが、この数日はベッドの気持ちよさをおぼえ、ベッドでまるまって眠っています。萌えるね。

 

 

いじめっ子のほうは水面下で動いています。

 

 

相手(猫)あっての保護なので、うまくいくかはわかりません。けれどあきらめずに努力中だということはお伝えしておきますね。

 

 

私は今夜ちょっと外へ出るのでこの辺で失礼します。

 

 

LOVE!

 

 

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トロンの譲渡を昔の自分に見せてやりたい

「みなさまこんばんは。家族募集中のポテチです。ぼく? への抽象的な質問は来ましたが、お問い合わせはナシ。ぼく家族がほしいのです。ぼくを集中的にアピールすべき時期ですが、今日はハハにマイクをわたすことに」

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「犬猫と関係ないころの話からスタートだそうで、興味のない方が圧倒的に多いと思いますのでスルーしてください。ぼくに会いに来てくれたぼくファンの方は一つ下の記事からさかのぼって読んでくださいね。おねがいします」

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ポテチごめん。ポテチの魅力はじわじわ広がっているから心配しないでね。またいっぱいポテチネタでアピールしよう。

 

 

 

ポテチの言ったとおり、今日は保護活動と関係ない内容からはじまります。

 

 

お時間のある方だけで充分です。

 

 

なつかしい自分との対面。昨日のできごとを、16年前の自分に見せたくて、ブログに書いてみようと思い立ちました。恥ずかしくなってあとで消すかも? ですが、とりあえずいってみよう!

 

 

貧しかった少女時代を経て、私は貧しいまま女学生になりました。

 

 

「アンニイ」という名がめずらしいからか? 理由はなんだかわかりませんが、声をかけてもらう機会が多く、私には大勢の友だちができました。

 

 

友だちは当然のように親に学費を払ってもらえます。おこづかいをもらえます。バブルの最中ゆえ、裕福な家庭の娘や息子ばかりで、中には親の高級車を乗りまわし、親のカードで服を自由に買える友人もめずらしくありませんでした。

 

 

私はといいますと、虚栄心だけは強く、みんなと同じステイタスである風に装いながらも実は築35年の狭い団地住まいでアルバイト三昧。高校、短大の自分の学費を払うためには、遊ぶためには、みんなと似た服を着るためには、かなりの無理をしなければなりませんでした。でも当時は、そうしたかったんです。

 

 

短大時代かな? 二十数年前の古びた写真

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ごまかしにごまかしたおかげで、なんとか化けの皮はかろうじて保っていました。

 

 

そんな私に大きな転機が訪れたのは1度目の結婚です。まるで本物のシンデレラになったようなゴージャスな暮らしぶりでした。

 

 

チチも全部知っている内容なのでご心配なく(笑)。

 

 

年上だった前夫は苦労の末自分の実力でのし上がった方で、裕福かつ正義感が強く気配りのじょうずな男性でした。非の打ちどころがないのです。

 

 

旅行へ行きたいというと、どこにでも連れて行ってくれました。

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パリの凱旋門にて

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車をねだると、新車でジャガーをプレゼントしてくれました。

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犬がほしいと話すとちゃんと飼うのを条件に買ってくれました。それが亡き愛犬べべ公です。生後5か月のべべ公と派手なお母さん

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私は憧れの生活を手に入れました。裕福はもう「フリ」ではなく、実物です。私はべべ公を連れ愛車でよく出かけました。実家のそばにて。妹にリードで引っ張られてるべべも写ってます。

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物理的に豊かな毎日。陰で小銭を勘定しなくても、カードのキャッシングやリボ払いに頼らなくても生きていけます。不自由はありません。

 

 

なのに「これでいいんだ」と感じていた絶頂で、私は犬猫の殺処分の現状を知り、実家のそばの河川敷で捨て犬猫たちに出会ったのです。

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奥に写ってるのは703号室で私が看取ったゴンタですよ。かわいいなあ♪

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16年前の犬猫の事情はほんとうにひどく、私は満たされていたはずの日々にちがう次元のなにかを感じはじめました。自分自身の姿に違和感を覚えたんです。

 

 

もう、べべ以外はなにもいらない。家もジャガーもカバンも靴も。

 

 

自力で地面に立って、河川敷の犬猫たちと向き合い生きていきたい。

 

 

そうして私は、離婚を選択。前夫が私の思いや活動に反対したのではなく、うまく説明できないのですが、私は地に足をつけたかったんです。

 

 

原因は私にあり、私が悪いので離婚にあたってはなにも要求しませんでした。好きだった家具を2~3個と少々の衣類とべべを、借りたハイエースに積み、私は家賃5万円のペット可のアパートへ。

 

 

離婚後、空っぽに近かった私の預金通帳に前夫は70万円を振り込んでくれました。今振り返っても申し訳ないことをしたと心から思います。たいせつにしてくれた方を私は傷つけてしまいました。すべては私の至らなさです。

 

 

幸い、派遣社員ではありますが、いい職場とめぐり合いお世話になり、ひとり暮らしでもべべをギリギリ養っていけました。

 

 

デスクにべべの写真を飾り、定時になるとスッと帰る。べべがアパートで待ってるから会社の飲み会もめったに参加しない。親切な職場の方々のおかげで、べべとの共存がどうにかできました。加えて、土手犬たちの医療ケアや食事の差し入れや保護譲渡もこなせるようになりました。ブログもなにもやっていない時代です。地べたを這うような生活でしたが、私自身の力で、私のやりたいことがやれている。生まれてはじめて味わう深い幸福感。

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活動の直接のきっかけを与えてくれた元土手犬リュウ。6年間土手で生き抜き、ようやくリュウを飼っていたホームレスさんと折り合いをつけ私が保護。以後9年以上立派な家庭犬として生き、家族に愛され天に召されました。ナナのきょうだいです。先日天国のリュウから届いたカード^^

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私は自分の選択にいっさいの後悔をしませんでした。無我夢中で不遇な犬猫のスーパーマンになろうと努力しました。犬猫のためではなく、私自身のためです。

 

 

けれど古い友人らの目に映っていた私は、「憐れで愚か」にちがいなかったでしょう。

 

 

現実、たまに友人らと会ってもそもそも会話が成り立ちませんでした。

 

 

オシャレなスポットやファッションの話に私はあくびを連発。私の語る理想的な犬猫の社会の未来図に友人らは首を傾げ鼻で笑い飛ばしてきました(苦笑)。

 

 

16年前の「里親探し」は、家族募集サイトや譲渡会の普及した近年と異なり、至難を極め、私を苦しめました。だれも私の保護犬猫をもらってくれないのです。

 

 

私は「売れない新人営業マン」がするように、身内や友人らに電話をかけまくり、「犬もらって! 猫もらって!」と懇願。

 

 

冷静に考えれば無謀だっていうことはわかります。友人らも私と同様20代後半そこそこ。社会人として勉強を重ねている最中でほとんどが実家暮らし。友人らの意思で簡単に犬猫を飼うことはできません。環境すら整っていない。

 

 

だけど私は淋しかった。悲しかった。

 

 

こんなにお願いしているのに、不遇な子たちなのに、どうしてだれも私の話を聞いてくれないの? みんなはこの子たちがどうなってもいいの? と。

 

 

住む世界が変わると、友情にもヒビが入るようになるんですね。

 

 

私はいつの間にか友人らの輪からそれとなく抜け、働きつづけ、里親募集サイトと出会い、そこに自分の保護犬猫らを掲載し、譲渡。ブログをはじめ、自分の道をひたすら進みました。チチとの結婚。ガンの克服。レギュラーメンバー、べべ、ナナ、かつを筆頭に703号室を構え、チチと共に多くの卒業生を送り出してきたのです。

 

 

30代後半まで、古い友人らとはせいぜい年に1度会うかどうかの関係になりました。会っても相変わらず空気に馴染めず、ほんのり惨めさを持ち帰るだけ。

 

 

しかしここ数年で、フェイスブックを通じ、旧友らと再度繋がりました。お互いの近況が画面上でわかるようになると、状況がじゃっかん変化。

 

 

譲渡に自信がついた私は、オンとオフの切り替えができるようになり、みんながいる場所に顔を出しても公私混同をしないと言いますか、犬猫の話をせずに楽しめるようになったのです。

 

 

友人らのする仕事の話も、恋愛の話も、子育ての話も、ファッションの話も肯定的に耳の中に入り、自然に笑える自分を見つけました。

 

 

きっと私に余裕が生まれたんですね。

 

 

こうして友人らと再び円滑な人間関係が築けるようになっただけでもありがたいのに、この度、私の友人夫婦が私から保護猫の譲渡を希望。なんと譲渡が叶ったのです。友情割引はナシ。友人は脱走防止対策をやりはじめ、環境が整い次第、みじゅ改め「トロン」が703号室から友人宅へ巣立ちます。

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友人に子猫を譲渡する、1行で済むことをダラダラ長く書いてしまいました。

 

 

読んでくださった皆さまはうんざり辟易でしょう。ごめんなさい。

 

 

でも私は、感無量です。

 

 

辛かったことも含め、譲渡活動をつづけてきてよかった。報われた。

 

 

昨日は全身でそう思いました。

 

 

万物に感謝して。

 

 

LOVE!

 

 

 

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心だけは大掃除

皆さまこんばんは。大晦日が迫っていますね。

 

 

今回の更新は保護猫がメインですが、次はレギュラーメンバーに登場してもらおうと思います。年内にできるかな。まあ年明けになるかもですけど^^;

 

 

昼間私は中掃除を決行。最難関のキッチン。足元のナナをあやしながら油汚れと戦う。そこで決心したのですが、来年はプロの業者さんに水周りだけでも依頼します。

 

 

限界。ヤダ。私には無理。経済効果にもなるからいいでしょ?

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中掃除は大晦日もつづく予定です(涙)。はあ……年末年始が恨めしい。

 

 

 

MWさま、おしめやちゅーるありがとうございました。すごく助かります。

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天国に眠るナナのきょうだい犬リュウの里親まゆさんからもプレゼントが……

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まゆさんありがとうございました。お元気ですか? ナナはがんばっていますよ。

 

 

 

さて、話は戻って昨日のできごとを♪ emi-goの病院へ行きました。

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保護猫椿を迎えに来たみいさんと私(MIHOさん撮影)

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ふたりとも見苦しくてすみません。

 

 

みいさんは風邪をひいていてすっぴん。ユニクロジャンバーの私はどこを見ているのかわからない。みいさんのキャリーには保護猫椿が。私のキャリーには新しい保護猫が2匹!

 

 

椿はみいさんちにステイすることになりました。

 

 

責任折半と言いながらみいさんの負担のほうが大きくて申し訳ないのですが、譲渡に関しては私も積極的に関わっていきます。みいさんと私のコラボの保護猫椿をどうか応援してください。

 

 

椿の写真はみいさんのブログより拝借

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椿は世界が急に変わり、なにもかもが怖いよね。椿にみいさんのあたたかさが早く届きますように。

 

 

私も年始落ち着いたら椿に会いに行きます。

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病院から戻ったMIHOさんと私は、軽く女子会を。ふふ。チチは飲み会で不在。スーパーで簡単な食材を揃え、テキトーに汁物を作って。MIHOさんの「いただきもの」だというフカヒレを私も食べさせてもらいました。はじめての濃厚な味。ごちそうさま!

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703号室にきた新顔さんは男の子(白毛がポイント)の「秀多(しゅうた)」と

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女の子の「みじゅ」です。

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男の子は私が、女の子はMIHOさんに仮名をつけてもらいました。

 

 

もう思い浮かばないんだもん(苦笑)。秀多は亡き私のアマー(祖母)の名「陳秀蓮(ちんしゅうれん)」から一字もらっています。アマー、愛してるよ。

 

 

ふたりは早速ケージを制覇。楽しげに過ごしています。

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保護猫椿(つばき)、秀多(しゅうた)、みじゅは随時家族募集中です。

 

 

しかし私の中でセンターのポジションは保護猫ポテチ

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年明けから本格的にポテチの写真を撮りまくり、1月上旬にはぜったい家族募集サイトに掲載します。椿より秀多よりみじゅよりまずはポテチを見てほしい。

 

 

そして最後に、前記事のブログへの多くのコメント、ツイッターで感想を述べてくださった方々、ありがとうございました。里親さんも読んでいるはずなので、うれしかったにちがいありません。

 

 

我が子をますますたいせつにしようと思ってくださったにちがいありません。

 

 

応援してくださる皆さまのおかげです。

 

 

私ね、キッチン拭きながらふと思い出したんですよ。

 

 

何年前だったかな?

 

 

自分への陰口を間接的に聞かされたことがあるのです。慣れっこですけど。

 

 

内容は「あんな(私の)譲渡のやり方じゃ、(私が)破綻する、滅びる、(私が)自分で自分の首を絞めている。変わらない限りきっと終わる」的なこと。

 

 

その方は嘲笑いながら私の未来を予想していたようです。

 

 

その方の発言は私の心にはいっさい響きませんでした。悔しくもなんともない。

 

 

「そうかなあ。図星となって私が滅びたらどうしよう……」

 

 

と言った危機感も皆無。正直、取るに足らない戯言です。

 

 

しかもむしろ、嫌いな私を褒めてくれているんだとさえ感じました。

 

 

あんな譲渡のやり方……

 

 

これはその方ができないレベルを指しての一語です。

 

 

脱走防止対策のお願いを含め、私は譲渡へのポリシーが細かすぎる、(里親希望者さんと)詰めすぎる、それじゃうまくいきっこない、もっと緩めなければならないという意味でした。

 

 

言われてから何年も経ちますが、果たしてどうでしょうか?

 

 

里親さんたちと私の関係は良好で、私は自分が卒業させると決めた子は例外なく卒業させています。

 

 

私のポリシーに賛同してくれた尊い里親さん方が納得し、私たちは笑顔で「譲渡」を成立させています。私はこれからもどんな個体にも高い次元の譲渡を目指します。そのための努力は惜しみません。

 

 

私はナルシストのドMなので、陰口を叩いてくれた方に感謝すらおぼえます。

 

 

ありがとう。あなたの予想は今のところ外れています。

 

 

あなたの明るい未来を祈っています。あなたの夢が叶いますように。

 

 

心だけは大掃除

 

 

でっかいLOVE!

 

 

 

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