10分更新 それぞれの思いが実を結ぶ日の実現をめざして

※ ブログ連続投稿中

 

 

クリスマス&忘年会のシーズン真っ盛りですね。うちは夫婦交代でそれぞれの催しに参加しています。チチが出かけるとき私はお留守番。私が出かけるときチチはお留守番。そうやってまわせてほんとうに助かっています。

 

 

先日フォスターアカデミーベーシックプログラムの忘年会に参加。第一期から通しで講師をつとめさせてもらった私。教壇に上がるたびに緊張との闘いで、私ごときなにを語ればいいのだろうと悩んだ時期もありました。

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写真に写っていない方も大勢います。

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フォスターアカデミーベーシックプログラムの修了生の皆さまは、それぞれのフィールドで不遇な犬猫問題の解決に取り組んでいます。真剣な方ばかり。

 

 

中でも、元女優で現在は音楽家のご主人さまと世界を駆けまわる日々を送っている伊藤さやかさんが多忙の合間を縫い、都内で6匹の猫のTNRをした話を伺ったときは「やっていてよかった」と心から思えました。私の左横にいる方です。

 

 

忘年会参加者のすみれオフィスさんからいただいたキュートなプレゼント

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手書きのメッセージカードつき。ふふ。ありがとうございます。

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今回は不参加だった同じく修了生のもなちゃんからもプレゼントが♪

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もなちゃんありがとうございました。もなちゃんはお父さまのはかま満緒さんの影響で犬好きになったとのこと。現在2頭の中型保護犬と暮らしています。

 

 

もなちゃんちに遊びに行った日の記事はこちら↓

 

「笑顔と安らぎと元気をありがとう/幸せの703号室」

 

またサニーくん&ステラちゃんに会いに行きますね。

 

 

長年応援してくれているMWさまからはプレゼントの山が! 消費の早い猫砂、ちゅーるの大群、クオカード、ご支援、ゴディバのチョコ、お手紙……

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先ほど電話でお話ができてうれしかったです。どうもありがとうございました。MWさまのお宅にはご縁を待つ保護猫たちがいます。私もできる限りお手伝いしますので、その機会が訪れた際には応援をよろしくお願いします。

 

 

周りを見まわすと、行動している方がいっぱい。尊敬の念が絶えません。

 

 

ご親族の介護で犬猫の里親になることも譲渡活動もできない高石さんはなにか自分の得意分野を活動に活かせないかと模索中。先日打ち合わせでお会いしました。もう一方いたのですが、顔出しNGゆえ写真は高石さんと私のみ

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高石さんの思いが形となって実現するといいですね。がんばってください。

 

 

私たちは人生を謳歌しながら犬猫たちの暮らしやすい社会をめざしています。

 

 

自分に可能な範囲でやってます。たまに無理もしますが、終われば倍笑います。私は家具が好きです。食器が好きです。読書が好きです。DVD鑑賞も好きです。息が詰まると都心に出て街ブラしたくなります。いろんな趣味を持っています。スーパーの安売りコーナーを徘徊するふつうの主婦です。

 

 

いくつかの持病もあります。お子らの闘病や老犬介護もしています。そんな私にもできることがあるのですから、きっとできることがある方は多いと思います。

 

 

近ごろ私は、保護猫ポテチをどうアピールしようか考え中。すごい楽しいです。

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ポテチのゆるさやさしさを皆さまにお伝えできたらいいなあ。

 

 

ポテチを終の棲家に案内するのを夢見て、ポテチをたいせつに育てています。

 

 

応援よろしくお願いしますね!

 

 

LOVE!

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

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今はまだ薄味のポテチだけど

昨夜は2種類の睡眠薬&耳栓をもってしても落ち着かないナナが気になり、合計2時間程度しか寝れませんでした。さっき1時間半寝て気分スッキリ!

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老犬介護はほんとうに体力気力を消耗します。

 

 

でも私は老犬コロ、ゴンタ、SALAそしてべべを見送ってきました。皆さまのアドバイスを受け自分でも試行錯誤をしながら、できることはすべてやりました。

 

 

だからなのか不思議なことに、私、ぜんぜんナナにイライラしないのです。

 

 

むしろナナがなにをしても「ただただかわいい」としか思えなくて、こんな自分が正常か心配です。

 

 

疲れることはあっても、常に私の心は豊かです。

 

 

ナナが生きていてくれている。それでいいじゃん、と(にっこり)。

 

 

コロ、ゴンタ、SALA、べべ、ありがとう。

 

 

午後はみいさんと保護猫椿に会いにemi-goの病院へ

 

 

みいさんが写真をレタッチ中なので、病院で撮った椿の写真は後日にします。

 

 

emi-goの病院にいるとき、一本の電話がかかってきたのです。

 

 

電話を切ったあと、私は爆発しそうでした。

 

 

興奮が止まらず、そばにいたみいさんに心の内を語りまくり。

 

 

みいさんは涙を流しながらいっしょに喜んでくれたのです。

 

 

私、譲渡活動が好きです。断言したよ! やってきてよかった。辛いことも数えきれないほどたくさん経験してきたけれど、細々とでもつづけてきてよかった。

 

 

継続は力なり。継続は絆なり。

 

 

近々、これが実り、皆さまにも詳細をお伝えできるよう全力で取り組んでいます。先に話しておきますが、大きなプロジェクトや目立つ内容ではありません。ほかの人から見れば、取るに足らないような小さなできごとです。

 

 

しかし私の保護譲渡活動歴約16年分の重みがのっています。

 

 

保護譲渡活動にはさまざまな形があります。

 

 

たとえをいくつか挙げてみますね。

 

自走のビジネスと保護活動の両立をめざす「猫カフェ(など)」

 

ひとりをピラミッドの頂点とし、みんなでその方を応援する形

 

上下関係がほぼ同等の少数のグループ

 

きめ細やかな役割があり規則のある団体

 

完全なる個人

 

 

どれも日本に実在します。分類するなら私は「完全なる個人」。

 

 

捕獲、保護、医療、広報、譲渡、アフターフォローの全過程をひとりでこなせます。

 

 

友人らとのコラボも稀にありますが、だいたいの場合は私だけで完結します。

 

 

そうしているのにはいくつかの理由があります。

 

①大きくなりすぎず、身近な姉ちゃん(おばちゃん?)でありつづけ、「アンニイさんレベルなら私にもできるっしょ?」と多くの方に思ってもらう魂胆。

 

②譲渡に際しては超ワンマン。責任を人に投げたくない。むしろ責任を負いたい。私という人間は日本の美学である「協調性」に欠けているのです。

 

③自分でスケジュールを組み、自分のペースでものごとを考え、すすめたい。

 

④だれが自分の前から去ったとしても、不都合が出ないよう全部自分で管理したい。

 

 

きっと私みたいなタイプはいるんです。保護譲渡活動をしたい。だけど、人付き合いがうまくない、連携が得意ではない、あるいは人と意見がぶつかることを恐れている、一匹狼タイプの方が。そんな方に伝えたいのは、ひとりでもできることがあるということ。

 

 

そして私はその中で幸せを得ているということ。

 

 

私の生活がマイナスに映っている方にはおススメしませんが、私の生活を「お? 別に悪くないじゃん!」風に捉えてくれる方はノウハウさえあれば保護譲渡活動ができます。私はいっさい自己犠牲の精神を持っていません。清貧でもなければ、善人でもない。でもなんとかなっています(笑)。

 

 

もちろん、やりたくない方に無理強いはしません。

 

 

興味がある方のみ、サラッと読んでくださったらいいのです。

 

 

「キラキラの電話」のおかげで私は薄味のポテチのキャラを濃いめに変える力を得ました。今年はいろいろあり、私の力が及ばず、卒業生としてポテチを紹介することができませんでした。来年はめいいっぱいポテチを見てもらえるよう努力します。皆さまに応援してもらえたら本望です。

 

 

「ぼくポテチ ちゅーるが大好き てへ」

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「うおおおおおお キターーーーーー」

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「手からもらうときは ぜったいにハハの指を噛まないよう気をつけてます」

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「ぼくの性格は温厚 ちょっと怖がり 体形はぽっちゃり 食べるの好き」

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「ハハのネイルをまねてぼくも同系色のマフラーでオシャレをたのしんでます」

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※ ウソ。首飾りすぐとっちゃうくせに! 首飾りはマイ太郎さんからのプレゼント

 

 

以後ポテチが卒業するまでブログを更新するたびになるべくポテチの写真をUPしていきますので、皆さま今さらですが、保護猫ポテチをお見知りおきください。

 

 

皆さまにもいいことがいっぱいいっぱい起きますように!

 

 

LOVE

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椿の生唾

※ブログ連続投稿中です。お時間のある方はどうぞスクロールしてくださいね。

 

 

迷いに迷った末、限界値に到達。自身の精神衛生上これ以上は黒白猫を外で見かけたくないと決めたみいさんは、さっそく保護のための準備にかかりました。

 

 

保護譲渡にあたっては、みいさんと私が譲渡責任者(各50%ずつ)で決着!

 

 

 

だから私も息をのむような気持ちで椿(黒白猫)の保護を見守っていたのです。

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スイッチが入ると動きの速さが半端じゃないのがみいさんの特徴。仕事と自分ちの子たちのケアの合間に餌やりさんや近所の方に聞き込み、概要を得ました。

 

 

黒白猫椿はメス。風邪でグチュグチュだけど、若そうだとのこと。

 

 

椿は外で出産経験あり。5匹の子猫を産みました。命を削って育んだ子猫たちのうち、4匹は交通事故死。近所の方が直接目撃しています。残る1匹の子猫は餌やりさん(70代の方)が自分で引き取って室内で育てています。

 

 

母猫椿は、子育て時代、ガリガリに痩せていたにも関わらず、餌やりさんがササミ1本を与えるとその場で手をつけませんでした。口を大きく開きササミをくわえ、子猫たちのいる(どこかの)巣穴に運んで行ったようです。

 

 

その情景を瞼に浮かべるだけで、私はもういてもたってもいられません。

 

 

1本のササミのごちそうを母子みんなでわけあったんですね。

 

 

きっと運んでいる間、そのままササミを食べてしまいたい衝動に駆られたことでしょう。飢えていて痩せているんだもの。生唾を飲みながら大きな道路を渡る椿。子のもとへ急ぐ母猫の華奢な背中は、子たちにとっては広かったにちがいありません。不憫ですね。そうやって育ててきた子たちが4匹が無残に果てたのですから。

 

 

餌やりさんが協力してくれたので、椿は比較的楽に保護できた模様です。

 

 

知らせを受け、私は自宅でみいさんと椿を待ちました。

 

 

みいさんがうちの下に着いたというので急いでみいさんの車へ。それぞれが車を出し病院で待ち合わせたほうが早いのですが、2台分の駐車場料金をケチった私たち(笑)。みいさんと椿を乗せ、みいさんの車を私が運転してGO!

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ふふ。これで駐車場代は1台分のみでOK! やったね^^

 

 

 

私が貸した捕獲箱ではなく、キャリーで保護した椿。厳重に縛ってありました。

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はじめまして。あなたが椿ね。写真よりうんときれい♪

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なんかキャリー内からいろんなゴミが出てきた。なんなんだろ?

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中島先生よろしくお願いします。

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慣れた手つきで椿を洗濯ネットの中に入れる中島先生

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体重は3.1キロ(みいさんのブログには3.2って書いてあったけど3.1です)

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この時点でFIV、FeLVは共にマイナス

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診察中

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おとなしくしていてくれました。えらいね!

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ネットに入れたまま爪切り。年齢を当てるヒントとして歯を診てもらってます。

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「う~ん……まだ若いんじゃないかな? 歯石は少しだけついてますけど、みる限りだと2~3歳いってるかどうか……」

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みいさんはやさしい声を出し椿をあやしていました。いい子いい子、いい子いい子。

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不妊手術やワクチンや追加の医療ケアは先生とemi-goの都合に任せます。

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「わたししばらくここにいるの?」

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そうだよ。必ずいいお家を見つけるからみいさんと私を信じてね。

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これでようやくスタートが切れました。お騒がせして申しわけありません。

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椿の未来のためにみいさんと連携しがんばっていきますね。

 

 

 

最後に最近の703号室の写真を数枚添えて

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ナナちゃんの認知症度合いが増しています。けどかわゆい……❤

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椿もですが、椿を家族募集サイトに掲載する前に、703号室保護猫ポテチを掲載します。これは皆さまへのぜったいの約束! 来年早々みいさんにポテチの家族募集サイトへの掲載用写真を撮ってもらいます。イケメンに撮れるかな?

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では皆さまよい年末をお過ごしください。

 

 

明日みいさんと私は椿に会ってきます。(みいさんが)写真撮ってきますね。

 

 

Smile!

 

 

 

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ちゃんと伝えたい

今睡眠薬を飲んだので最後まで書けるかはわかりません。

 

 

もしかすると恥ずかしくなってあとで消去してしまうかもしれません。

 

 

近ごろの私の「行動こそがすべて」の鼻息荒い発言について捕捉させていただきます。私の考える行動は、「誰もが保護活動をするべき!」というものではありません。啓蒙活動、TNR、今はやらなくてもいつか街で困っている犬猫に出会ったら保護するぞ! の意気込み、署名、保護動物の運搬、支援、なんでも含んでいます。「なにもしません」と言われるのが悲しいだけで、小さな行動だとしてもなにかをできる人が増えればいいなあと勝手に考えてきました。

 

0+0=0

 

ですが

 

仮に1の足し算までいかなかったとしても

 

0.1+0.1=0.2になります。

 

0と0.2なら0.2のほうが大きい。そういうことです。

 

 

中でも私は「里親になること」こそが、最大の保護活動だと思っています。

 

 

聞いてください。私は保護した子が我が家の保護犬保護猫でいる間はその子の面倒を見ます。責任を取ります。家族として一緒に暮らしています。

 

 

けれどそれは永続しません。

 

 

譲渡すると決めた時点で、私が背負った責任は里親さんにうつるのです。

 

 

その保護動物の放つ酸いも甘いも、健康も病気も、明も暗も里親さんにバトンタッチ。私はそのときはじめていい意味で責任逃れができると申しますか、重い荷物を肩から降ろすことができるのです。

 

 

重い荷物が降りるからこそ、次の荷物を背負う余裕が生まれます。

 

 

保護動物を邪魔者扱いしている書き方に聞こえたらごめんなさい。

 

 

そうではないのです。保護した子たちが大好きです。大好き大好き大好き。

 

 

だからこそ信頼できる方へ譲渡すると、私は天に舞い上がる心でまた次へ向かうことができるのです。これは商売ではありませんが、下品にたとえるなら「お客さまあっての店」なのです。もしだれも私の保護動物に目を向けてくださらなかったら、703号室はどうなるでしょうか? きっとあっという間に破綻します。

 

 

沈没します。

 

 

だからこそ、私とって最重要なのは「里親さんの存在」。

 

 

ウソではありません。信じてくれますよね?

 

 

里親さんあっての活動です。日々その事実を噛みしめています。

 

 

里親さん方を尊敬します。私から譲渡された子たちの「一生」の責任を負った方々です。軽んじることなど決してできません。私は家族だと思っています。

 

 

里子に出した数が多いから、里親さんのかゆい部分に手が届かず配慮が足りないだらしない保護主ではありますが、いつもいつの日も私が深く感謝していることだけはわかっていただきたいと願いこれを書いています。

 

 

里親になることこそ、受け皿を広げることこそ、この活動の要なのです。

 

 

かといって、私は同じお宅に10頭も20頭ももらってほしいとは思いません。なぜなら先住さんたちのQOLが下がるからです。だから1頭か2頭かせいぜい3頭。その子たちが命をまっとうする日まで共に生きてください。

 

それが最高の保護活動です。

 

 

私も自分より多くの数を保護している人と出会うと、自分が惨めになり、萎縮し、発言することすら恐縮をおぼえます。でも結局頭数はどうでもいいのです。

 

たとえ一頭の里親になっただけだからと言って、その人を蔑む方がいたらそれはまちがいです。私のブログを読むと耳が痛くなりますか?

 

 

アンニイさんはやっているけど、自分はまだそこまでじゃないから怒られているような? もしそうだとしたら私はこの上なく辛い。

 

 

胸が痛いよお。ぜんぜんそんな風に考えていないんだもん。

 

 

そして実際に里親になれなくても、不遇な犬猫の環境改善をする方法はあります。運転が得意な方は「運搬ボランティア」がいいですし、写真が得意な方は保護猫の写真を撮ってあげるだけでも「保護活動」になるのではないでしょうか?

 

 

私が言いたいのは「なにもしない」と決めつけないでほしいという一点のみ。

 

 

里親さんは素晴らしい。

 

 

保護主の私と同等、いえ、譲渡個体(仮に先日巣立ったほたる)で比べた場合、里親さんは私以上の「活動」をしていると思いませんか?

 

 

昔私はすごく派手な女子高生で、自分で言うのはあほくさくて尻の穴がかゆい感覚ですが、一部の年下の女の子から憧れの存在として慕われていました。

 

 

後輩たちの中でも当時いちばん美しく楽し気に生活をしていた方と5年前にあるライブ会場でふと再会したのです。彼女は開口一番「アンニイさん、元気ですか? だれかにアンニイさんが犬猫のことをやっている噂、聞きました」と。

 

 

堂々と肯定すればいいものの、かわらずゴージャスな雰囲気の彼女にバカにされるのが怖くて、私は口をごもらせてしまいました。自信を持って答えるべき部分だったので、あとで後悔したのです。私の誇りなのに。でも当の彼女は犬にも猫にも興味がない。そんな彼女がかけてくれた言葉を紹介させてください。

 

 

誰かがやらなきゃダメなことだから、その誰かがアンニイさんでもいいんじゃないですか? 正直、ちょっと意外でしたけど……誰かがやらなきゃいけないことなら、アンニイさんがやってもいいですもんね!」

 

 

それ以降私は自分を恥じなくなりました。

 

 

私のブログを読んで、勇気を得たやってみよう! と素直に頭に入る方もいれば、責められている、怒られている気がする、などと誤解をする方もいます。受け側次第なので私はなんとも言えませんが、私は自分の里親さんを愛しています。自分の里親さんが最高の活動をしてくださったおかげで私は存在しています。

 

 

703号室の里親さんの皆さまにもし1mmでも不快な思いをさせてしまったのでしたら、心をえぐって取り出してでも、ほんとうだと証明したいくらい。

 

 

里親さんの皆さまへ

 

 

ひきつづき703号室卒業生をよろしくお願いいたします。

 

 

それこそが最高の「保護活動」です。

 

 

愛と尊敬を込めて

 

 

最後まで書けた!

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消しちゃうかもだけど。

 

 

LOVE!

 

 

 

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それぞれのストーリー2 みいさんの贖罪

※本日2度目の更新です。

 

 

先日私はemi-goの病院へ行きました。

 

 

彼女の病院には絶えず保護猫がいます。私なりに手伝えることがあるのではないかと思い、忙しいemi-goにかわり保護猫の写真を撮ってみることにしたのです。

 

 

ついでに慢性腎不全トリオの自宅点滴(補液)に使う道具も買いたかったし

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慢性腎不全トリオのあまぱんとさぶは703号室のレギュラーメンバー

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食べるときもいっしょの仲よしコンビ

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同じく慢性腎不全のナナも腎臓のケアをしていますよー!

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病院へ行く前みいさんから電話が。

 

 

「アンちゃん、emi-goちゃんの保護猫私が撮ろうか?」

 

 

みいさんが手を挙げてくれるなら私の出番はナシ。せめて運転手程度ですね。

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みいカメラマンを助手席に乗せ、emi-goの病院へ

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みいさんとemi-goは知らない仲ではありません。

 

 

おぼえている方もいるかもしれませんが、みいさんの妹ちゃこさんは703号室卒業猫ニコ&ピースの里親になってくれたのです。姉のみいさんが妹のちゃこさんに私の保護猫たちをゴリ押しですすめてくれました。その節はどうも^^

 

 

私が譲渡した2匹のうちの1匹「ピース」を保護したのはemi-go。だからピースとニコのお届けはみいさん、emi-go、私の3人で行ったんですよ。

 

 

みいさんの妹ちゃこさんも登場の幸せすぎるお届け記事↓↓↓

 

ぼくとニコ、ぼくとピース2/幸せの703号室

 

 

あれから2年以上か……

 

 

703号室卒業生のニコ&ピースはみいさんの妹ちゃこさんちでお坊ちゃまライフを満喫中。いただいた2匹の近況写真を添えておきますね。ふふ♪

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さあ、emi-goの病院へ到着。

 

 

ですが予想に反し現在は保護猫1匹のみ。この子は人慣れがいまいちゆえ、家族募集はもっと先になりそう。イカ耳の1枚が撮れただけでした。

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でも保護されてよかったね。外はキツい寒さだもん。

 

 

せっかく来たので「なら病院の写真を撮ろう」となり、中島先生、emi-go、元保護老犬(前の飼い主さんは他界)のシーズーのタロウ、スタッフさんをパチ!

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大師前どうぶつ病院です。どうぞごひいきに。だけど病院に犬猫を捨てたり、犬猫を手放したいという「引き取れ」系の相談は安易にしないでね!

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目に入れても痛くない存在だから抱っこしちゃうっ!!

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みいさんと私も撮ってもらいました。

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病院からの帰り道、みいさんがつぶやきました。

 

 

「保護猫さんあまりいなかったね。今日実はさあ、罪滅ぼしに来たの」

 

 

ん? なんじゃそれ?

 

 

意味がわからなかったので、みいさんを近くのファミレスに連行し、ドリンクバーのコーヒーを片手に事情聴取。みいさん、いったいなんの贖罪?

 

 

「アンちゃん私さあ、気になってしょうがない子(猫)がいるんだよね。私の通勤路でよく見かける黒白さんで、その子が大きな道路を渡る姿も見ているし、餌やりさんはまちがいなくいるんだけど……なにかしらはもらっているんだろうけど……ひもじそうで。ここんところ、寒いでしょ?

その子汚れてて、目も鼻もグチュグチュなの。

でも私、気力ないよ。マーくんやほかの子たちの闘病があって、前とちがって気力がないの。ぜんぜん(保護する)気力がわかない……」

 

 

みいさんちにはみいさんが保護した猫たちが7匹います。みんなシニアになり、腎臓病の子も増えました。みいさんがいちばん心を砕いているのは生まれつき腎臓に大きな障害を抱えている若猫「マーくん」。マーくんはみいさんの生き甲斐そのものです。ずっと一緒に支え合っていたご主人も長期転勤となり、保護譲渡活動をがんばっていたかつてのみいさんと今のみいさんは生活状況が一変。

 

 

数年前までみいさんちには途切れることなく保護猫がいました。私は変化前のみいさんと変化後のみいさんの事情も心情もすべてを知っています。

 

 

そうか。みいさんはカメラを持って、黒白猫さんに償いに来たのか。

 

 

そもそもなぜみいさんが償わなければならないのかわからないけど、みいさんは保護したくても気力がわかない黒白猫に謝りながらemi-goの病院へ行ったのか。

 

 

事情聴取終わり。

 

 

私はみいさんの言葉とみいさんという人間を完全に咀嚼してから返しました。

 

 

「みいさん、ふたりでやろうよ。ふたりの合同の卒業生にしようよ。保護しちゃおうよ。みいさんは私に背中を押してほしかったんでしょ? だから私にその子の話をしたんだよね? みいさんはやりたいんだよね? 毎日黒白猫の姿を見かけるから余計に辛いんでしょ?」

 

 

車内で罪滅ぼしに来たと語ったみいさんの横顔はたとえようのないほど悲しげで、私が話し終わったときのみいさんの表情は別人みたいにイキイキしていました。

 

 

「じゃあさあ、アンちゃん……悪いけど近々捕獲箱貸して?」

 

 

にっこり笑ったみいさん。そういうところ好きだわ(笑)。

 

 

しかし方向性と希望が定まっただけで、その日すぐに黒白猫を保護したわけではなく、みいさんの中でじゃっかんの葛藤はつづいていたようです。

 

 

ファミレスで見せてもらった黒白猫の写真

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みいさんが椿(つばき)と名づけました。

 

 

椿の話は次回!

 

 

Smile!

 

 

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