少し前に、めいが我が家を巣立ちました。
非の打ちどころがない美しい猫なのに、募集の途中で、何度も躓き、3か月もかかってしまいました。お見合いのドタキャンが相次いだ時は、本気で心配したんです。自分の中にわいてくる、妙な焦りをうち消すのに必死だったな。
めいのお家が決まるまでに、あずき、春吉、いっきゅう、リア子改めレイの卒業が次々決まって、めいにはかわいそうな思いをさせてしまいました。
めい、ごめんね。でも、本当によかったね。
めいは、すごく若いのに、すでに出産経験があります。子猫たちはダメだったけど、短いながらも、母として生きてきた過去があるんですよ。こんなに小さく、自分が子猫のようなキャラなのに。
きっと、のほほんと生きてきた私なんかよりも、もっと多くの苦労をしてきたのでしょう。だから私は、保護犬猫たちを尊敬せずにはいられません。愛くるしい姿をしていますが、ぬいぐるみではありません。保護犬猫たちは、私にとって、“生”の象徴であり、学びの対象なのです。
家族探しが大変な時があっても、「条件がうるさい」と罵られることがあっても、ハードルを下げずに歩もうと心に誓っています。細かいステップを一段一段ク リアし、最終地点への到達を目指すのです。いくら忙しくても、他に犬猫を抱えていても、このステップを省略するわけにはいきません。怠ると、あとでイタイ つけを払わされます。つけを払わされるのは、私ではありません。
私が保護した犬猫たちです。
誰でもいいからもらってくださいの姿勢ではダメですよね。
極端な話、大切な子たちが、虐待魔や、いいかげんな人、三味線業者、動物実験業者などの手に渡ったら……そう思うと、慎重になってしまうのは、当然のことだと思うし。
ああ。
書いてるうちに、怖い話に脱線してきたけど、めいの里親さんは、私の気持ちをよーく理解してくれる方で、時間がかかったけれど、めいは、最高の卒業を手に 入れることができましたよ。苦戦はしたものの、終盤は、おかげさまでたくさんのお問い合わせをいただきました。どの方とのご縁がベストなのか、胃痛の日々 を過ごしましたが、(大吉以外の)やさしい先住猫がいるお宅がいいと感じていたので、猫と暮らしているお宅に嫁がせることに決めました。そりゃもう、ピッ タリのご縁です。
ね、めい^^
「あたちは大ちゃんが大好きだけど」
「大ちゃんと離れて暮らすのもひとつだと思うの」
「あたちが、大ちゃんに気をつかいすぎるってハハがいうのも、一理あるし~」
「新しい世界に旅立つのは、ちょっぴり不安」
「でも、ハハがあたちの未来に自信を持っているなら、ハハを信じてあげる」
「ここのネイルサロンは古くてぼろい。実は早く新しいネイルサロンへ行きたい」
新しいお家について、すでに情報をキャッチしている方もいそうですね(笑)。
お察しの通りです。
めいは、703号室卒業猫のいるお宅に行きました。
どのお宅かって?
それは次回のお楽しみとさせていただきますが、ひとつだけヒントを♪
その卒業生は、703号室を代表する卒業猫のひとりだと言っても過言ではない子です。
里親さんにとっても、私にとっても、太陽のような子。
その子とめいは、きっと仲良くやれるでしょう。めいのお届けの時、その子と久々に再会したのが嬉しかったです。だあれだ? うふ^^
★★★おまけ★★★
この写真のめいと大吉って、似すぎてません?
兄妹かなあ?
でも、めいの方が明らかに若いんですよね。
~お願い~
703号室を応援してくださる方は、卒業猫あずきの投票を応援してください♪
ここをクリックすれば投票できます↓↓↓
http://contest-2011.doubutukikin.or.jp/vote/detail/311/
かつくん「3か月かかって決まったご縁が、すぐ近くにあるものだったなんて……。なんか不思議だね。なんだかんだ、いろんな方に応援してもらった上、素敵 な方々からたくさんのお問い合わせをいただいためいは、幸せ者だよね。ハハは、ちっちゃな体にありったけの情熱をつめて、前に進もうとするめいが大好き だって。めい、幸せになれるから安心してね。めいが行った先は、超スーパー親バカ家ですから。
ハハの本、それでも人を愛する犬をよろしく!」
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