財産管理人

今日は3か月のトライアルの旅に出ているこま吉(デカ円)の近況を送るはずでした。先日、チチと妹とこま吉に会いに行ったのです。

 

しかしまだ写真の整理に着手していないというのろまさ。デカ円改めこま吉の様子は2~3日以内にUPします。いろいろなプレゼントも届いていますが、それもおいおい自慢させてください。

 

※ こま吉の卒業記事の紹介は「こちら1」「こちら2」をご覧ください。こま吉の同居猫のぽん吉は妹と私が地元で保護し、きちこさんちへ里子に出した元保護猫です。

 

 

今から掃除機をかけて犬猫トイレを丸洗いします。

 

 

うちは犬猫トイレを定期的にお風呂場でジャバジャバ洗っています。

 

 

大きいので洗って乾かすのは意外と重労働。でもたまにやらないと臭いが、ねえ^^;

 

 

家族募集中の保護猫ジョイは元気です。あいかわらずハイエナ行為がすごいねおまい。

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右からも左からも圧迫をかけられ、ゆっくり食事できないほほが不憫(笑)。

 

 

昨夜、新しい竿で大物を釣り上げました。

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ふふ。かわいいでしょう♪

 

↑ この写真だとわかりづらいかもしれませんが、ジョイは最近ひとまわり大きくなりました。

 

 

 

海子改めももちゃんが写っていますね。これは2か月くらい前の写真かな?

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この頃からドッシリしてきて、オトナ猫の貫禄が出てくるようになりました。

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毛艶がいいのはもとからですが、ポジティブな意味で肉づきもよくなり、ますますハンサム。カメラを構えるとビビリ顔するのが難点ですけど。

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ジョイが無邪気に遊んでいる姿や、夢中で食べている姿は703号室の希望です。

 

 

うちのレギュラーメンバーがみんな闘病しているゆえ、余計にそう感じるのだと思います。

 

 

病院知らずの犬猫と暮らしている方は、私が保護猫ジョイの健康を「アピールポイント」に据えていることに、ピンと来ないかもしれません。

 

 

「そんな当たり前のことをわざわざ書かなくても・・・・・・」

 

 

でも私にとって、特段手をかけなくても健康の状態でいてくれるこそが奇跡です。

 

薬を飲ませなくても、無理やり食べさせなくても、定期的な通院をしなくても、きちんと排泄し、ごはんをほしがり、ハッキリした声で鳴き、家中あちこち飛びまわる。どれだけありがたいか。

 

 

むろん、「万物無常なり」ですので、ジョイだって病気をしないとは限りません。けれど私の想像ではそれはだいぶ先のような気がするのです。

 

 

空のお皿を必死に舐めるジョイの顔を見ていたら、無性にくすぐったい気持ちになりました。

 

 

(ケージの中限定ですが)お腹を出して寝たりもするんです。証拠写真を撮ろうと近づくと、すぐに我に返って起き上がってしまいますが、私はジョイのヒミツをいくつも目撃してきました。

 

 

自己の感情を表現することに長けた猫はごまんといます。

 

 

人の心を射貫く術を知っている猫も仰山います。

 

 

ジョイはそこでは負けます。人見知りするし、慎重で、不器用だから。

 

 

でも、ほかのお友だち(犬猫)にやさしく接することができます。控えめではありますがジョイは信じた人に甘えてくれます。喉を鳴らします。いっしょに遊ぶと喜びます。長いお留守番をさせても、文句を言わず静かに私の帰りを待っていてくれます。ケージもいやがりません。

 

 

つまるところすべては「一長一短」ですかね。

 

 

未来のご家族の手にジョイを託すまで、私は彼の財産をたいせつに守っていきたいです。

 

 

ジョイの財産すなわちジョイの健康。

 

 

ジョイ、今日もいっぱい食べなさい。そして食べる顔をこちらに向けなさい。その顔を見て私は力をもらうから。こういうのWinwinの関係っていうのかも。いつもありがとう。

 

 

I LVE JY!

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

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足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

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慢性腎不全の猫と走る道のり

今日は朝から幸せでした^^

 

最近、チチ不在の日はチチの部屋の寝具をすべて洗い、チチの部屋で寝ることにしています。

 

理由はベッドが大きいから。体のコリがほぐれる気がするのです。

 

お子たちを無理やり誘わず、私だけそ~っとチチの部屋へ移動。

 

 

今朝、目を覚ました私は右腕あたりにあまぱんとさぶのぬくもりを感じました。

 

左側を見るとリルがデーンと伸びています。

 

ベッドの足元にはナナが控えめに横になっていました。

 

ひとりで寝ていたはずなのに、ナナ、リル、あまぱん、さぶが同じベッドにいる。

 

 

「いつの間に・・・・・・」

 

 

ベッドから降りると、ベッドのすぐ下に犬ベッドをくわえ運んできたべべが寝ていました。べべの横のラグにはほほが。私が夢見ている間に、寝室にレギュラーメンバー全員集合。

 

 

不思議。あなたたちお母さんのそばがよかったの?

 

 

うちは総じてなかよしですが、それぞれの相性が特別にいいというわけでもありません。なのにメンバー同士所狭しと転がる姿を見て「家族の絆」を感じました。みんながみんなを無意識に求めているんだと思いました。私を中心に円を描いたような形になっていたのがうれしかった。

 

たいへんなこともありますが、いえ、むしろ正直なところ、たいへんなことの方が多いこの頃ですが、全部吹っ飛びました。お子たちをもっとたいせつにしていきたいです。

 

 

振り返れば私はつい義務的な発言が口癖になっていたかもしれません。

 

「~~(投薬など)しなくっちゃ!」

 

「あああもう~~(散歩など)をする時間だ」

 

「次は~~(ごはんなど)だ」

 

 

お世話が習慣化し、重い腰をあげる真意をいちいち深く考えなくなってしまったのです。

 

 

「~~しなくっちゃ」の先にある言葉を想像してみる。

 

 

「べべと生きていきたいから薬あげなくっちゃ」

 

「ごはんを食べさせないとほほがお腹をすかせちゃう」

 

 

結局、お子たちとともに生きていきたい私が好きでやっていることにすぎないんですよね。

 

 

ところでジョイ、ジョイは来てくれなかったね? さびしかったよ。

 

 

「ぼくも行ってよかったんですか? なら今度勇気を出してみますね」

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うん。いつでもそばにおいで。大歓迎です。

 

 

午後、湿った空気をべべと味わいに出かけました。

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べべの歩幅に合わせてお母さんもてくてく

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べべ、雨降るのかね? 降らないのかね?

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帰宅後、メンバーをかえて車でお出かけ。向かった先は動物病院ですけど^^;

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トップバッターはあまぱん。口は痛そうですが、呼吸音は安定。平熱。体重100g増!

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慢性腎不全のあまぱんは腎臓の検査をしてもらいました。

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つづいてさぶ。平熱。体重横ばい。さぶは腎臓を含むスクリーニング検査を依頼!

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「先生 おれそろそろ帰るよ」

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だーめ(笑)。

 

 

 

20分後、検査結果が出ました。あまぱんは腎臓の数値が下がっていました♪

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さぶも微減です。大巻先生に誉められすっかり笑顔の私

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自宅での点滴(補液)とセミントラのおかげです。100%そうです。

 

 

信じてつづけてよかった。大きな希望となりました。

 

 

慢性腎不全は猫の死因の第一位。たくさんの猫たちがこの病気と闘っていることでしょう。

 

 

私は昔、まーもを慢性腎不全で亡くしました。保護したときにはすでに最終ステージだったのです。だからさぶは早い段階で補液を開始しました。慢性腎不全は侮れない病気ですから。

 

 

保護から2年半経ちますが、さぶは数値が悪化していません。キープしています。

 

 

すごいでしょ?

 

 

私が積極的にやっているのは以下の3つのみ

 

点滴(補液)→貧血の値に気をつけながらとにかく水分を体内に入れています。

セミントラなどの血管拡張剤→投薬はこれだけですが、1日も欠かさずにつづけてきました。

計画的なモニターリング→経過観察(血液検査)を怠らずにやってきました。

 

 

ネフガードや食事管理はしていません。知らないわけではなく、しない理由があるのです。

 

ネフガードなどの「炭」は大学病院では近年特に重要視されていない傾向にあると伺いました。むろん、それぞれの病院の方針があるので私の書いていることは「絶対」ではありません。

 

うちはなぜか炭を混ぜると吐く確率が上がるので、いったんやめて様子を見ています。

 

それから食事には気を遣っていますが、完璧な「食事療法」がむずかしい状況です。

 

なんでもおいしそうに食べてくれるタイプの子なら迷わず腎臓サポート食だけを与えますが、口の痛みが深刻なあまぱんも、元来食の細いさぶも、私が食事療法にこだわればこだわるほど痩せ細ってしまいます。大巻先生と相談の上、シニアフードやおやつをじょうずに使いながら、食べたいものを気持ちよく食べさせて体重を維持する方法に切り替えたのです。

 

それがうちの場合に限ってはとってもよく合っているようで、数値の安定に繋がっています。

 

 

あまぱんとさぶの診察および検査、セミントラ2本、べべの2週間分の薬を出してもらって33,660円。このほかに駐車場が600円。いつもだとついでに病院で点滴をお願いするのですが、節約したいのでやめました。病院だと2匹で約5,000円弱ですが、自宅でやれば2匹合計で1,000円程度で済むのです。闘病は長い旅路ゆえ、切り詰められるところは切り詰めないとね。

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お子たちはがんばっています。でも、死闘という雰囲気ではありません。

 

 

ゆったり穏やかに、それぞれの病気を受けいれ、向き合ってくれています。

 

 

支えているつもりが、こちらが大きな勇気ばかりをもらって・・・・・・日に何度も思うのですが、ほんとうに私にもったいないほどすばらしい子たちです。皆さまのお子もきっとそうですよね。

 

 

ああ。世界中の万物に感謝の気持ちです。

 

ドキドキしていたから、なおさら。

 

 

これからもしぶとくお母さんのそばにいてほしい。不死鳥のごとく。

 

 

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新鮮なのください

直木賞作家の森絵都さんより新刊が届きました。森さん、いつもありがとうございます。

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ボリュームある一冊。絶対骨太でおもしろいにちがいありません。読むのが超楽しみなんですけど。また魂を込めた感想文を森さん宛に送りつけようと思います。

 

 

ちなみに今私が使っているノートパソコンは森絵都さんのお下がり。長い間使っていますが、ぜんぜん故障しません。まだしばらくお世話になる予定です。

 

 

「ハハってずうずうしいんですね。その黒いパソコンももらいものですか?」

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いや~ ジョイそうじゃないんだよ。

 

 

3年以上前の話だけど、当時は割と家計が厳しく、そこへ急にパソコンが壊れちゃったもんだから天女さまが使ってないパソコンをゆずってくださったの。

 

森さんその節はほんとうに助かりました。森さんのお下がりパソコンを使ってたくさんの卒業生を排出したのでちょっとは恩返しになったかな?

 

 

「なるほど~ そういうことですか。ハハ物はたいせつに使いましょうね」

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おまいもね。爪とぎとかオモチャとか壊さないでたいせつに使ってください。わかった?

 

 

「ぼくひとつも壊したことないけど?」

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そうだね。たしかにジョイはいたずらや破壊しないよね。

 

 

「遊び方も上品って言われます」

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え、だれに?

 

 

おまいほとんど私の前でしか遊ばないのに、だれに言われるの?

 

 

 

「ぼき」

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笑。そっか。ジョイをほめて育ててくれて、ほほありがとう。

 

 

さて、掃除も終わったことですし、買い物にでも出かけますかね?

 

 

明日はあまぱんの通院。どうか腎臓の数値がひどく悪化していませんように。

 

 

最後に、あまぱんの不経済な水の飲み方を皆さまに告発して更新を終えたいと思います。

 

 

どうしてもこうしたいらしい。

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やめてほしいのですが、ピンクの舌をちょろっと出して水をすくう姿がかわいいので

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あまぱんのやりたいようにやらせています。

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スリムになったでしょ? でもがんばって病気と闘っていますよ。

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皆さま今週もどうぞよろしくお願いします。

 

 

LOVE!

 

 

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招き猫たちがもたらせてくれた福

レオちゃん、でるうちゃんと暮らす山縣美礼さまよりお手紙とご支援が届きました。

レオちゃん(左)、でるうちゃん(右)はふたりともボロボロの状態で外を彷徨っていた成猫。美礼さんの先代の愛猫さんも同じ境遇でした。美礼さんに保護されたいせつに育てられています。闘病中のシニアに見えないでしょ?

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美礼さんとは長いおつき合いをさせてもらっています。美礼さん、ありがとうございました。

めいとちび太のママさんよりたくさんのプレゼントが! 受け取りが遅くなってごめんなさい。ガリガリサークル、猫砂、べべのシリンジ食、シーバのおやつ。どれも我が家で愛用している物ばかり。べべからも「ありがとうございました!」。

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さて、前回のつづきを。むしろ今回が本番です(笑)。

5年前に我が家を巣立った卒業生春吉。会うのは譲渡以来です。

ブランクを感じなかったのは、折に触れ里親さんが近況メールを送ってくださったから。

春吉! 元気そうだね。

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まんまるで艶々よのう。タイプです。よだれ出ます。

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春吉の先輩にゃーにゃ姫

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グエくんもお変わりなくてなによりです。このふたりもシニアに見えない~!

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スッキリ片づいているお家はお届けのときのまま。

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萌えグッズが並んでいます。

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とりあえずなんでも写真を撮ってみる!

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「かわいい」がいっぱいでテンションがあがります。

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キャットウォークを兼ねるバスルーム

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食事処

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ロックされているので窓はこれ以上開きません。脱走防止対策もいい感じ。

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春吉は超幸せそうでした。皆さま、このお腹見て~!

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「あらハハさん、春はこれでも少し痩せたのよ。春なりにダイエットに挑戦してるの」

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そっか。にゃーにゃちゃん、接待係をありがとうね。にゃーにゃちゃんがあまりにも愛らしいので誘拐しちゃおうかなと思ったほどです。

 

 

通院を控えていた私は長居できませんでしたが、ひさびさに会えてパッピーでした。

 

 

【うれしかったこと】

 

①春吉を含め3猫とも健やかに暮らしていたこと。

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②里親さんがちょっぴりシャイなグエ(茶白)ちゃんとうちの保護猫ジョイが似ていると言い、グエちゃんのようなタイプの猫さんの愛らしさを私に力説してくれたこと。

 

「ジョイくんすごくいい子だと思います。幸せになれると思います」

 

その言葉を聞いて、私は改めてジョイのよさを噛みしめ、ジョイの家族募集をがんばろうと気持ちを一新できました。少し時間がかかるかもしれないけれど、絆は必ず深まりますものね。

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③春吉が私にもベタベタしてくれたこと。5年ぶりだから私を覚えてないんでしょうけど、人見知りせず撫でさせてくれました。春、ありがとうね。

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里親さんから「さぶ似」のプレートとお心のこもったお手紙、紅茶のおみやげをいただきました。

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ありがとうございました。

 

 

善い方に恵まれながら生きていけるのはすばらしいことだとつくづく身に沁みました。

 

 

これもすべて、招き猫たちがもたらせてくれた「福」ですね。

 

 

LOVE!

 

 

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欲をかいた罰

えっと。

 

今日は卒業生春吉に会いに行ったのです。

 

春吉はルルさんと私が猫のお届け帰りに寄った高速道路のサービスエリアで保護した成猫。

 

5年3か月前に703号室を巣立ちました。譲渡以来の再会です。

 

卒業記事は「春吉の春1」「春吉の春2」をご覧ください。若かりし頃のほほと私が登場します。

 

それにしても保護はたいへんだったなあ。素手でチャレンジしたんだっけ(笑)。

 

 

胃腸炎が治っていない私を気遣い、延期を申し入れてくれた里親さん。しかしずっと前からの約束だったし、痛み止めと整腸剤を飲んでいるし、飲まず食わずなら行けると思い、予定通りおじゃますることに。春吉の様子は次回以降に紹介するとして・・・・・・。

 

 

「ハハ~ あの話をするんですね。ひさびさに帰ってきたチチさんが仰天していましたね。それ持って2回の乗り換えをしたのはほんとうですか?」

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ジョイ、ほんとうです。

 

 

在宅で造形作家をしている春吉の里親さん。お家にはいろんな作品があります。

 

 

テレビ番組の収録用にご友人が作ったという宗教画の大きなパネルが私の目を引きました。

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私「これ、素敵ですね」

 

里親さん「え? そうですか? 大きくて・・・・・・要ります?」

 

私「え、いいんですか? ほしい」

 

里親さん「うちには大きくて・・・・・・どうぞどうぞ。で、どうやって持って帰るんですか?」

 

私「・・・・・・電車で」

 

里親さん「・・・・・・」

 

 

という一連の会話のあと、記念に撮ってもらいました。春くんも抱っこで登場!

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身長160cmの私。春吉は7キロの立派な体格です。パネルの大きさがなんとなくわかるかと。

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さて、そろそろ帰らないと。パネルのほかにバッグ2つ持っています。

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里親さんが呆れ顔で撮ってくれた1枚。思いのほかたいへん・・・・・・しかも目立つ(汗)。

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丸の内線の地下に吹き荒れる強風に耐え、なんとか新宿駅まで到着。新宿駅にて大苦戦。

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無事山手線に乗り換えました。邪魔値最小限の壁際にしっぽりとおさめて。

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このときのまわりの視線を私は生涯忘れないでしょう。いっそ消えたい貝になりたい。

 

 

欲をかいた罰を粛々と受け、宅配業者と自家用車のありがたみを改めて噛みしめていました。

 

 

もちろん、遠目に空いている座席を眺めるだけで座ることはできません。ああ。

 

 

 

もうやだよ。由々しき事態です。デカいんですけど(泣)。せめてラッシュ時じゃなくてよかった。

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地元の駅に着きました。ようやくゴールが目前に迫っています。

 

 

改札付近で私とパネルを凝視していたおじいさんがひと言。

 

 

「あああ! きれいだあ!」

 

 

軽く会釈を交わしながら、「マジかよ?」と思いました。

 

 

と同時に、がんばってよかったなあと。

 

 

かなり悩みましたが、時間の関係上、私には選択の余地がありませんでした。

 

 

パネルを抱えたまま病院内へ

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事情を説明し、ちょこんと置いてもらうことに。

 

 

お騒がせしてすみません。診察と治療を受けたらおとなしく帰ります。

 

 

「ただいま」

 

 

電池切れ寸前で703号室に戻りました。正味5時間のお出かけ。でも濃かった。

 

 

 

「お母さんこれきれい~」  「いいよね~」

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うちのお子たちは芸術に精通しているようです。

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帰宅後に春吉の里親さんから届いたメール

 

「うわー、大変でしたね・・・お疲れさまでした。でも、失礼ですが、見ている方としてはとても面白い光景でした。笑」

 

 

そうでしょうね。

 

 

春吉をたいせつに育ててくださりありがとうございます。肝心の猫写真は数日以内に必ず!

 

 

パネル、どこに飾ろうかウキウキしています。

 

 

目に留まるたびに春吉を思い出し、この日のことを思い出し、ひとりクスクス笑うでしょう。

 

 

ありがとうございました。

 

 

にっこり^^

 

 

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