卒業生カノンちゃんのママさんからお菓子のプレゼントをいただきました。
カノンちゃんママさんありがとうございます。おいしくいただいています。
さて、昨日はお子たちを連れて東大病院へ
4か月に及ぶ治験の結果が出るというので身を引き締めて伺いました。
まずはいつも通り研修医小島先生による診察。あまぱんとさぶを預け、私は1時間の待ち時間を。今回は「考えごと」をすることにし、腹ごしらえにたまごサンドとコーヒーを1杯注文。散策はやめ、カフェテラスで時間を潰しました。
ボーとしながら、うちのお子たちの未来を咀嚼しようと思っていたんです。
正直、先を想像すると怖くなるし、余裕がありません。あとどのくらいお金がかかるのかな? あとどのくらいみんなの病気が進行するのかな? あとどのくらいみんなが生きるのかな? 風邪で体調を崩したとき、お子たちのお世話がほんとうに大変でした。チチが手伝ってくれなかったらできなかったこともあったかもしれません。加えて今、保護成猫4匹。情けないけどこれが私の限界かな。
サンドイッチが胃に入り満腹中枢を刺激。そこに熱いコーヒーを流し込み、気持ちがほわんとしてきました。う~ん……やれるところまでやろうっ!
お子たちと1日でも長くいっしょに暮らしたいんです。お子たちの姿をこの目で日々確認したいです。どの子とも合体合併は、まだしたくない。
院内に戻り、先生たちの話を聞くことに
あまぱんお疲れさま。前回少し貧血が気になってたけど数値が戻ってました。
シリンジ食を食べさせたから体重も増えたんですよ♪ えらいねえ!
あまぱんは白髪が目立つ年齢になりました。推定13歳とのことですが、私の見立てではもう少し年上の気がします。でも何歳でもいいんです。生きていれば。
さぶも体重増。あまぱんと同じく、シリンジ食で栄養を補ってきたんです。
念のため膿胸のほうもチェックしてもらったのですがまったく異常なし!
お母さんはうれしいです。さぶありがとう。
主治医の前田先生、治験の責任者米澤先生に治験の結果を教えていただきました。ナナ、あまぱん、さぶ用にそれぞれグラフ化した報告書を手渡されました。
結果は、まあ簡単に説明すると、それぞれ効いている節もあるけれど、総じて全員大きくは変化していない、とのこと。あまぱんとさぶの最新の血液検査は治験中にも関わらず腎臓の数値がじゃっかん悪化。皮下補液を増やすなど、追加の対策が必要になっています。治験薬はとてもいいものだと私はこの4か月間肌で感じてきましたが、同時に、慢性腎不全という病気が「進行型」であることも忘れてはならないと思いました。
先生方はさまざまなデータを取っている最中で、この治験薬が一定の効果を得られると認められたら数年以内に製品化されるそうです。治験に参加したナナ、あまぱん、さぶはこのまま治験を長く続けていくことに決めました。月1で腎臓のモニタリングをしてもらえるメリットがあるのと、治験薬の力を私が信じているからです。慢性腎不全を一発でスッキリ治す! というものではないのですが、病気の進行を緩やかにする程度であったとしても、慢性腎不全と闘病している我が子たちにとっては非常に有益です。
そしてなにより、自分たちの研究を信じ、真摯に犬猫と飼い主に向き合ってくれる先生方を私は応援し、支持したいと強く思っています。
またうっとおしく自分の死後の話になりますが、兼ねてから私は死後自分が遺す心ばかりのお金をどこかに寄付したいと願ってきました。笑っちゃうような微々たる額ですけど。はじめは犬猫のレスキューをしている団体へと漠然と考えていたのですが、近ごろは、そのときの私のお子たちの後見人の方と大学病院に役立ててもらいたいと思い至るようになったのです。死までの時間が長ければまた考え方が変わるかもしれませんが、不治の病を治す研究の一助にしてほしいです。
ガンや白血病もそうですが、慢性腎不全、それからいちばん憎いFIPなど、犬猫を苦しめる病気が1日も早く不治の病でなくなることを心底願っています。
帰宅後、さぶはぐ~すか夢の中へ
さぶ、いつもありがとうね。
あまぱんはこのとき、私の腕の中でかわいい寝息を立てていました。
生きていてくれてありがとうね。
この一語に尽きます。猫だけど、彼らはまちがいなく、私の息子だから。
Smile!
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