ダブル慶事

703号室をご覧の皆さまに吉報をお知らせいたします。

このたび家族募集中の保護猫ビーナスのご家族が決まりました。

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(写真:みいさん

写真を撮ってくれたみいさんをはじめとする皆さまのあたたかい応援のおかげでビーナスの赤い糸の繋がった先が見えました。

本格的に募集をはじめてから20日弱、全力疾走してきたつもりです。

12年間譲渡活動をつづけていますが、正直、私にはまだわからないことがたくさんあります。弱小な「個人」なので善意の方々に助けられることも多いです。

お心を寄せてくださる皆さまに深謝いたします。ありがとうございました。

こうしてご縁を結んだ瞬間だけ、私は自分の存在意義を感じることができます。一種の自己満足といえるでしょう。私の活動は犬猫のためというより自己を満たすためだと思うのです。

でも、ただの趣味の位置づけではなく、魂を込めています。

掘り下げれば下げるほど譲渡活動はむずかしく、五里霧中の中を迷走することしばしば。

流動する部分は柔軟な感覚が求められます。

かといって流されてばかりだとなにもつかめません。

中核に沿う部分は恒常性を重んじる必要があります。

ここがブレていると、のちのちの歪に繋がります。

臨機応変さ、想像力、慎重さ、そして決断力……

どれも普通の主婦の私には足りないものばかりです。

よって、石橋を叩きながら渡るしか能がありません。犬猫たちの未来や生命がかかっているから、簡単に失敗するわけにはいかないのです。

ゆえにこれからも苦悶を重ねながらの微々たる歩みになりますが、ひとつ、またひとつ、自分の納得できる譲渡をしていきますので、ひきつづき応援していただければありがたいです。

と、ここで終わらないのが本日の703号室!

なんと、まだ里親募集サイトに未掲載の新星シャロンもご家族が決まりました。

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(写真:猫撮る氏

ダブル慶事ですよ。

 

「えー! ダブルゥゥゥ?」  「ダブルかいな?」

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(左:シャロン 右:ビーナス)

ビーナスとシャロン、同じお家に嫁ぐと思ったそこのあなた!

ちがうんです。

別々のお宅です。

シャロンが我が家に移動してくる前からすでに彼女の譲渡に向け動いていました。

そのため、最近の私はひそかにエンジンフル回転で^^;

疲れましたが、その10倍の達成感、幸福感に包まれています。

いろんな経緯は卒業記事のときに紹介させてください。

ご両家とも、早速お嬢たちのお迎え準備をしてくださっています。脱走防止対策ももちろん万全にしてくださいます。

ビーナスもシャロンもまだ我が家にいますので、また会いに来てくださいね。

皆さまにもいいことがいっぱいいっぱいありますように^^

多謝!

 

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べべ検診

703号室の保護猫ビーナス(どうして耳がスコなんですかね?)

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保護猫シャロン

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恒例の美女写真からはじまった本日の更新ですが、主役はべべです。

ごめんなさい。

べべネタばかり(笑)。

べべがねえ、実は心配だったのですよ。

多発性腺腫を患っていることをここに書きましたよね。

最近、水下痢を繰り返していたのです。病院へ連れて行こうとするとなぜか一時的に治るもんだからつい様子見してしまう。でも1~2日でまた水下痢に戻る。

猫砂を盗み食いする習慣があるからお腹を壊したのかな?

楽観的に考えてみたりもしたのですが、13歳という年齢とべべの病歴は侮れない。

今日思い切ってドッグドッグを受けさせることにしました。

私はお昼から絶対外せない保護活動の用事が入っていたので、チチにべべを病院へ連れて行ってもらいました。そのまま半日入院させ、夜、用事を済ませた私が迎えに行く形に。

べべのことが気がかりでしたが、私にはやるべきことがあります。

お母さんもがんばるから、べべもがんばれ!

母の店から借りた立派な胡蝶蘭。玄関に飾って気持ちをあげてみました♪

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どうかすべてがうまくいきますように。

 

夜、べべのお迎えに。

運転していた私の脳裏を“あの一行”がかすめました。

べべがまだ子犬だった頃に読んだ犬種図鑑……

ジャックラッセルテリアのページ

“平均寿命13年”

意外と短いんだなあ……読んでそう感じながらも当時は13年先のことなど想像できなかったです。でも心のどこかで数字に縛られ、逆算癖がついていました。

今、3歳だからあと10年ぐらい?

5歳になったからあと8年?

もったいないけれど、そんな風に計算してしまうのです。

べべが胃の腺がんにおかされたときは、意外と短いと感じた平均寿命まですら生かせてやれないかもしれないのが悲しかった。その後、病気をひとつ克服し、年齢をひとつ重ねるたびに13歳に届く希望が見え胸をなでおろしたりしました。

いつの間にか“13歳”がなんとなく自分の目標になっていました。

べべは今13歳で、あと3ヶ月で14歳になります。

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そうしたら私も、呪縛からようやく解き放たれる。

14歳、15歳、16歳……

病気を抱えながらも、べべの形で生きてほしい。

べべには隣にいてほしい。

検査結果を待つ間、私はドキドキでした。

病院で偶然会ったぽこちゃん、とわちゃん!

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相変わらずかわいいね。お世話になっているまるぽこの母さまとお話できて気が少し紛れました。ありがとうございました。

 

名を呼ばれ診察室に入った私は、開口一番にこう言いました。

「大巻先生、私にいやな診断はくださないでくださいね」

先生の顔色を探ってみたのです。

「わ、わかりました。じゃあいやな結果はご報告なし! ということで」

 

あああ

先生の顔が曇らない……

べべは重篤な病気じゃないんだ!!

その会話だけでもう充分でした。

べべは13歳にしては保存状態がいいそうです(笑)。下痢の原因ははっきりしませんが、猫砂も影響しているよう。気がかりだった腫瘍、腺種は特に見当たらないとのこと!

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やった!

神さまありがとう!

以前から悪かった肝臓の数値がさらに悪化していたのが気になりますが、腫瘍が怖くて仕方なかった私にとっては腫瘍が見当たらなかっただけでいい結果だと言えます。

新たに肝臓の薬やサプリを処方してもらい、食事を変えてみることに。

療法食の中でも一番高いとされるアミノペプチド フォーミュラ

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これを食べているべべと同じ病気のジャックラッセルテリアの男の子(15歳)が元気はつらつなんだそうです。べべの体質に合ってしまったら……買うしかないな(汗)。

まずは1キロで試してみることにしました。食べるかわからないし。

べべ、半日入院お疲れさま。帰ろうね。

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今月は本当にしゃれにならない赤字ぶりなのに今回のドッグドッグなどの一連で諭吉3人が家出してしまいましたが、誕生日検診を早めにやったと思えば納得です(泣)

べべを守ってくれる守護神にディナーを振舞いたい気分です。

この世のあらゆるものに感謝して!

 

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ブサメンかイケメンか

POKOさんが素敵なバナーを作ってくれました♪

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幸せの703号室のバナーですよ! 超うれしい!

レギュラーメンバーが全員揃っているのです。

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左から ほほ べべ リル ナナ さぶ あまた

近日中にサイドバーに(チチが)貼らせていただきますね。

POKOさん=古くからのブロ友であり、私が多頭飼育崩壊現場から保護し、みいさんが預かってくれたさび猫「リー」の里親になってくださった方。人徳のある女性で尊敬しています。

ありがとうございました。

 

はあ……

もーーーーーーーーー

やだーーーーーーーー

今私は家を掃除する必要に迫られているのですが、どうやら私には全体を見渡す能力がなく、意味不明に食器の漂白とか領収書の仕分けとかからはじめてしまい家が余計に散らかっています。皆さまにお聞きしますが、どうして私はこんな性格なのでしょうか?

親の顔が見たいですか?

 

左側のこの人です↓

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ほほのマーキング臭に侵され腐敗寸前の家の掃除をやらなければならないので今日は保護猫写真をお休みします。

代わりに703号室のイケメンお二方のコラージュ写真でお許しください。

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どうですか?

あまりにもハンサムだからってうちに誘拐しに来ないでくださいよぉ~!

「みんな おれのランキングバナーにぽちっと押してくれてありがとな。おれね お母さんのツイッター読んだよ? おれたちのこと わるく書いてたよな ブサイクはおれたちじゃなくて じぶんじゃないの? そういえば 最近おれのまねして カラコン入れたんだってな?」

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いやちがうよ(汗)。

もともと視力が悪いの。で、眼球が大きく見えるタイプのカラコンが今まで使っていた普通のコンタクトと同じ値段だったからちょっと冒険しただけじゃないの!

いいじゃない別に……

非常にくだらない内容で失敬する前に、卒業猫このは&チロのお父さんから届いたメールを紹介させてください。

 

↓ ここから

題名:脱走防止対策について

田辺様

10/12のブログ、本日拝見致しました。

ブログのコメ欄に書いた方が良いかとも思いましたが

過去コメがお目に留まらないかと思い、メールにさせて頂きました。

脱走防止対策は必ず必要です。

猫は基本的に縄張りを持ち、その警戒に歩き回るものです。

それを家の中に閉じ込めるのはどうかとの意見もあると思いますが、

外に出して事故や事件に逢う事を考えると、安全な環境に置く事が

猫の幸せになると思います。

(悲しい事ですが実際に車に轢かれたり、目を潰された猫が身近にいました)

引越した後も絶対に外に出さないようにしています。

家の中ではこのはとチロは次のような行動の繰り返しです。

・じっとしている(寝ている)このはにチロが頭突きをする

・このはが怒るでもなくチロにペロペログローミング

・チロがこのはを見つめる

・このは いきなりチロに猫パンチ

・チロ嬉しそうに応戦

・このはが逃げてチロが追いかける

・遠くでこのはが「シャー、フゥー」言ったあと、家族の近くに助けを求めてくる

・このはナデナデ

・少し時間をおいて、チロも寄ってくる

・チロナデナデ

・ここで二人とも落ち着く

・しばらく時間をおいて最初に戻る

うちは二人の猫がいて幸せです!

それでは、また。

↑ ここまで

2猫の近況とともにご自身のお考えを述べてくださいました。

ありがとうございました。

 

本日のありがとう♪

ピチコさま(せつこさま)よりフードとネフガードのプレゼントが届きました。

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フェイスブックのくだらない記事にもいつも「いいね」を押してくれるピチコさま、あたたかいお人柄に元気をいただいています。他にも送ってくださっています。また紹介させてくださいね。

ありがとうございました。

 

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シャロンが来ました

保護猫ビーナス&シャロンを保護したのは703号室卒業犬コロン家。

コロンママmegさんは自腹で野良猫のTNR活動を行っています。過去には何匹か里子に出したこともあるのですが、megさんは基本的にTNRに主軸を置いています。

TNR=Trap-Neuter-Return 
 Trap:トラップで野良猫を捕獲し   
 Neuter :ニューター(不妊手術)を経て
 Return:リターンする(=元の生活場所に戻す)

ビーナス&シャロンについては、小柄女子たちが外で生きていくのはふびんと悩まれていたので私が家族探しさせてもらうことにしました。

703号室に着いたシャロン。ほんのり「ひょっとこ」みたいにおったまげた表情ですが、実際はかわいいです。写真の腕が悪すぎる私を許してー。黒猫っていうだけで戦意半失で……。

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元から我が家にいたこのお方(ビーナス)は当然ふてぎみ(汗)。

 

「なによ」

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(写真:みいさん

ビーナス、紅一点、じゃなくなったね。

より若い女子の登場に気を悪くしたのか? 半日間、どこかに隠れごはんをボイコットしました。

ビーナスへもシャロンへも愛情深く接してくださったmegさん

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ビーナスとシャロンの家族探しを丸投げしてくださいました。いい意味ですよ。私を信じて任せてくれているのです。がんばります!

シャロンを我が家にお届けしてくれた上、プレゼントまでありがとうございました。

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中身はすごいいい香りのハンドクリーム、ルームフレグランススプレーとマリアージュ160年記念限定品のお茶でした。手ぶらでってしつこくお願いしているんですけどね。毎度^^;

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実は私、シャロンが703号室に来る前の週、一足早くシャロンに会いに行ったんです。

megさんに抱かれたシャロン(写真:猫撮る氏)

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大勢の人間を前にビビリ顔。でも一生懸命モデルさんをつとめました。えらいっ!

老猫ホーリーちゃん&ミンキーちゃんと暮らすmegさんは、以前から家族の記念写真を撮りたがっていたのですが、犬のコロンJ、老猫ホーリーちゃん&ミンキーちゃん、FIVキャリアのピアノくんの大所帯でスタジオへ移動するのが不可能だったのです。そこへたまたま、私のフェイスブック友だちである猫撮る氏が「出張猫撮影モニター募集(あなたの猫撮る)」をはじめたのを知った私がmegさんに伝えてみたところ、本当に申し込んだそうで(爆)。

私がシャロンに会いに行く日と重なったため、撮影を傍観見学させてもらいました。

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いいなあ。

自宅に壁紙を設置しての本格撮影! うらやましすぎる。

コロン家の写真はまだ届かないので、他のモニターの方(日陰亭さん)の愛猫餡ちゃんを勝手に紹介させてください。ツイッターで知ったのですが、ご自宅で撮ったらしいですよこれ。

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アザラシみたいで萌えーーー!

自宅での撮影なので単頭でも家族でも保護犬猫……何頭でも自由自在に撮れるらしいです。megさんは年賀状用の写真までお願いしていました(笑)。

ちなみにこちらは猫撮るさんが撮った日陰亭さんの保護猫富士子ちゃん(家族募集中)

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保護猫をこんな風に撮ってもらえたら家族募集しやすいですね。私にはみいさんがいますが(笑)、目下写真が下手なのが悩みで、私のような悩みを持つ保護主さんにはいいかもしれません。家族写真を撮るついでに保護猫まで撮影してもらっちゃうとか。

megさーん! できあがったら見せてくださいね。

ちなみに私もmegさんちに設置された舞台で撮ってもらいました。撮ってくれたのはmegさんで、使ったカメラは私のiPhoneです(笑)。

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megさんこの時もお土産ありがとうございました。

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「ずるいなあ」

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「あたしもモデルさんになりたい」

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そうね。

ナナ写真大好きだもんね。お母さんが下手でごめんね。カメラ買ったらいっぱい撮ってあげるから! それにみいさんにときどき撮ってもらってるじゃないの。

そうそう!

移動してきたばかりのシャロンですが、同年代の保護猫ごましおと早速仲良くなりました。

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はじめシャロンがシャーしてしまったんですけど、ごましおがおもちゃで誘ったらシャロンもすぐにのりはじめて♪ 若いっていろんな意味で柔軟ですね。

私ぐらいの年齢になるともうだめコチコチで……

ビーナスはごましおとシャロンの遊びの様子を棚の上から冷ややかに見下ろしていました。

 

「下界の民どもよ……」

 

と、思ったかどうなのか?

皆さま、連休がもうすぐ終わります。来週もどうぞごひいきに♪

 

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703号室の脱走防止対策

土曜の午前中、保護猫シャロンが我が家に到着しました。

megさんから託されたシャロンの命のバトン。

私は第二走者として、アンカーへ手渡していきます。

午後、家の掃除をしていたら保護部屋の扉が開いていることに気づきました。

入ってみると、来たばかりのシャロンの姿が見当たらない。

扉を開けっぱなしにした当のチチはすでに外出中で連絡がつかず。

シャロンが外へ出てしまった可能性はゼロに等しかったけれど、それでも私は不安でした。どこを探しても見つからないから。そもそも、チチと私は動物をめぐって考え方や行動にズレが生じることがあります。

チチと私は一体化したひとつの物体ではなく、異なる性質を持った個と個ですので当然です。

皆さまもそうではないですか?

家族全員が何時も同じ考え方、同じ行動を取るとは限りませんよね。

シャロンを探しながら胸の奥のしまいこんでいた……いや、ちがうな。

どこにもしまいこむことなどできなかった悲しいできごとがよみがえりました。

活動をはじめたばかりの頃、私は生後3ヶ月の黒猫の男の子を里子に出したのですが、その子が里親宅のトイレの小窓から脱走し、車に轢かれ2歳の若さで亡くなってしまったのです。

しかも即死できず、半日間ただひたすら苦しみ、血を吐きながらのた打ち回っていたと聞きました。いちおう病院へは運んだようですが、内臓破裂がひどくどうにもならなかったとのこと。

保護猫時代は私の姿を見つけると常に喉を鳴らしながらくっついてくる天使のような猫で……亡くなった知らせをくださった里親さんに対し、正直複雑な感情を抱きました。

すぐに次の猫が飼いたいから新しい子を紹介してほしいと言われたこと。

私はただ呆然と電話口に佇むばかりでひと言も里親さんを責めていないのに、出て行くほう(猫)が悪い、日頃からやんちゃな猫で困っていたなどと突然言い出したのでますます混乱したのです。後悔もしました。

今から考えれば、里親さんもショックだったからあんな言葉を発したのかもしれないですけど。

悪かったのは里親さんではなく、譲渡を決めた私自身でした。

私は昔から「脱走」の恐さを知っていました。けれど、神経質だと疎ましがられ縁が流れてしまうのがいやで、「外に出さないでくださいね」程度の言葉で済ませていたのです。

譲渡のとき、トイレの小窓に100円ショップで売られている柵ひとつをつけてもらうお願いができたら、あの子は死なずに済んだかもしれません。最後の日たまたま、庭に他の猫が来ていて、いつもは見向きもしないトイレの小窓の網戸を裂いて出て行ってしまったと聞いたので。

それが本当なら、ただ、外猫と遊びたかっただけだったんですよね。

勇気を持って保護主の私が里親さんに丁重にお願いすればよかった。

私は網戸の脆さを知っているので、基本的に網戸を信じていません。

裂く、壊す、倒す、開けてしまう……身体能力の高い猫が本気を出したら、普通の網戸などなんの役にも立たないと思います。

うちの先代猫かつもベランダにやってくる虫や鳥を見つけてはよく網戸を壊しました。今考えると身震いがしますけど当時は目に見える対策は特にしませんでした。面倒くさいかな、と。

でもそれから、何百、何千、何万の犬猫迷子記事を目撃して、来る日も来る日もブログやツイッターやフェイスブックやどこかの電柱や動物病院などで誰かの大切な家族が行方不明・生死不明になっているのを知り……少しずつ自分が変わったのです。

まずは自分がやってみよう。

もし簡単だったら、便利だったら、里親になってくださる方にもお願いしてみよう。

全部の窓はできない。やる気もない。なら、換気でよく開ける窓だけやってみよう。

703号室保護部屋(腰高窓)

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見た目は悪いですが900円でできました。所要時間20分弱。どこにも穴を開けていないので建具は傷つけていません。これがあるだけで安心して窓を開けられます。保護猫たちも外の空気に夢中^^

703号室リビング

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窓にロックがかかっているため、これ以上は開きません。

我が家のリビングは4枚の掃きだし窓がありますが、対策しているのはこの窓だけ。木枠は卒業猫しんくん&ジンくんの里親宅を真似てオーダーした一品なので数万円したのですが、他の道具でやる場合は3,000円以内でできます。

家の中の窓は全部で7ヶ所。そのうち2つやっただけで、生き方が変わりました。マジです!

他の窓はなんもしてません!

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もう、脆い網戸に半信半疑にならずに、爽やかな外気を取り組むことができるのです。

猫の安全がこんなに簡単に守れるなんて、いいですね。

「正しい管理こそ、最大の愛情」

年中家から脱走する猫は、生きて帰ってきてもあらゆるリスクを負ってしまいます。

それに猫が事故で亡くなるのは「生まれもったその子の運命」とも言い切れません。

ましては「自然淘汰」なんかじゃないし。

手軽に防いでやれるなら防いでもいいですよね。かわいい家族だから。

今日の記事ね、書くのビビリました。

うるさそうでいやだと括られ私の保護猫を希望者さんがスルーすることもあるので「脱走防止対策お願いします」を前面に出す活動は、実は割とむずかしいのです(笑)。

それに考え方のちがう方から誤解され恨まれたらどうしよう……とか。

でも、シャロンを探しているうちに、なんとなくね。

やっていない方に対する強制や否定ではありません。それぞれの考え方がありますから。

うちはこうしました。703号室の里親さん方は犬猫の安全を重んじる方ばかりです。里親さん方のお知恵を拝借し、私が学ばせてもらっています♪ という自慢記事です。すみません。

長々とお読みくださり、ありがとうございました。

シャロンがケージの隙間からノソノソ出てきて一件落着(爆)。

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私には細かい部分もありますが、あれこれ口うるさくはないつもりです。

ね、うちの里親さん、誰か証言コメントくれないかな?

どの譲渡の時も、お願いしているのは安全面だけ。

しかも無理なお願いはしていません。

私は家の中で猫が自由に飛び回る幸せを噛みしめて生きています。人間の目の届く安全な空間で彼らにはやりたいことをやりたい放題やらせたい(笑)。

PSランキングぽち、サンキューベリーマッチ、謝謝、多謝! LOVE!

次回はシャロン嬢のことを!

あ、今回もいちおうそう、か^^;

 

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