ラナちゃんおめでとう

皆さまこんにちは。とろろさんちにステイしていた保護猫琴里の新居へさっそくご案内します。

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お見合いの日の様子こちらを改めてご覧くださいね。

 

 

琴里の新しいお名前は「ラナ」ちゃんになりました。珍しいですよね?

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ご縁が決まってから、里親さんご夫妻、とろろさん、私でライングループを作ってやり取りをしていました。とろろさんが送ってくれるラナちゃんの近況写真を見てしんみりしたものです。

 

 

保護から3か月、ようやく慣れた頃に「お別れ」だからね。

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とろろさんのベッドで一緒に寝ていたラナちゃん

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先住猫さんともこの通り

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きっととろろさんもラナちゃんとのお別れはさびしいと思うのです。でもそこを乗り越えたらもっと大きなものを得られるのをとろろさんはご存じなのですよね。

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ラナちゃん、責任感のある素敵な方に保護されてよかったね!

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私も「ラナちゃんの運命の赤い糸探し」というパートを、自分なりにやり遂げることができて充足感を感じています。表には出しませんでしたが、結構必死だったのですよ(笑)。

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こうして有終の美を飾ることができたのも、ひとえに里親さんご夫妻のおかげです。

 

 

口数の少ない里親さんが発する言葉には本当に重みがあり、お約束してくださったことのひとつひとつを丁寧に取り組んでくださるのです。そして、まだ完全に人に馴れていないラナちゃんに対しても広いお心でおおらかに接してくださいます。

 

 

「琴里ちゃん(ラナ)のペースでゆっくり慣れくれたらいいです」

 

 

そんな風に仰っていただけると、ラナちゃんも、譲渡に関わったとろろさんと私も安心できますよね。夜鳴きもビビりもシャーも大丈夫とのこと。ありがたい、の一語です。

 

 

さて、ラナちゃんのおうちにお邪魔します。

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陽当たりのいいリビングにラナちゃん用のケージが設置されていました。

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清潔で、猫にとっての「危ないもの」が一切ないのです。

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ぜんぶは撮りきれませんでしたが、いたるところにラナちゃんグッズが……

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あれこれ考えながらご準備くださったのがよくわかります。

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ふふ。ラナちゃん中で固まってる。初日だから、怖いのは当たり前だよね。

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私が感動したのはこれ↓ ケージにじゅうたんを貼ってくれていたのです。

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オシャレだし、足腰にやさしいし、ぬくもりがあります。すばらしいアイディア!

 

 

お茶をごちそうになりながら、大切なお話をさせていただきました。

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おみやげもありがとうございました。

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ラナちゃんのケージを囲んで、記念写真をパチッ

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私も撮ってもらいました。キャー♥ うれしい♥

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このお嬢さまは、環境が変わったことで「いっぱいいっぱい」の状態。自分がどれだけ恵まれた環境にいるか、この時点ではお気づきではないかもしれません。

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けれど近い将来、家族と一緒にぬくぬく暮らす幸せを全身で噛み締めることになるでしょう。

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家族は一日にしてならず!

 

 

のんびりと距離を縮めてくれたらいいなあ。

 

 

私は、家なき子たちを、自分のペースで一頭でも多く終の棲家へ案内していきたいです。コツコツと当てていく、そんな感じの「譲渡活動」をめざしています。

 

 

皆さまお読みくださりありがとうございました。

 

 

かつくん「x301ラナちゃんおめでとう。最高のお家だね。ラナちゃんの里親さんが、ラナちゃんをどれだけ心待ちにしてくれていたか、写真からもよく伝わりました。ちなみに、さっそくちゅーるはしっかりと食べたそうです!」

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ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

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犬まみれの午後

皆さまこんにちは。本日の夕方はとろろさんちにいる保護猫琴里のお届けです。

 

 

里親さんちは我が家の近所なので、サクッと卒業式に参加します! 楽しみ♡

 

 

さて、猫の話題が多い703号室ですが、私は犬も猫も同じだけ好きです。うちの犬は老犬リルだけになってしまったので、ブログには猫のほうが多く登場しますよね。

 

 

ふふ。先日、かわいい子たちの顔を見てきたのでぜひ写真をUPさせてください。

 

 

Mr.Macの日置代表のオフィスに打ち合わせを兼ねて行ってきたのです。

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ランチをごいっしょしたあと

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ようやく会えました。

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わー!

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パオ(中国語で宝)ちゃんが増えてる!

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はじめましてパオちゃん!

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みんなかわいいなあ……

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8月に行われる予定だった日置さん主催の勉強会を私が手伝わせてもらうという話があったのですが、勉強会自体がコロナの影響で10月に延期されました。10月は無事に開催されるといいな……

 

 

帰り際、みんなで近所のペットグッズショップへ

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むむちゃんは毎日保護猫さんたちを熱く見つめるのが日課だそうです。

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4頭いるとお散歩も圧巻ですね。左から、パオ、トモ、むむ、ぽぽちゃんです。

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約2時間程度の短い再会でしたがとてもうれしかったです。

 

 

ちなみに昨年遊びに行ったときの写真がカメラロールに残っていたのでそちらも!

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このときはパオちゃんがまだいなかった頃だから3頭だったねえ^^

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2019年9月の写真です。

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カラフルで夢のあるオフィス

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日置さんは昨年末に私が主催したもふもふ譲渡祭のバザーにも仰山の品物を提供してくださった方。動物福祉への考え方が似ていて犬猫の話になると止まりません。

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昨年はイタリアンのランチを食べたっけ

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昨年お会いしたときに買わせてもらったグッズたち

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1年前のトモちゃん

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猫が大好きなむむちゃん

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お膝命のぽぽちゃん

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みんな唯一無二のだいじな存在です。

 

 

日置さんありがとうございました。キュートな犬たちの写真を見てくださった皆さまもありがとうございました。元気な犬たちと接しているとエネルギーをもらえますね。

 

 

さあリルとイチャイチャしてから身支度しますか!

 

 

琴里ちゃんの新居の写真をお楽しみに!

 

 

LOVE

 

 

 

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MICRO ADOPTION(3美女を添えて)

皆さまこんにちは。私が都心のマックで保護したてりたまちゃんを覚えているでしょうか?

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※かおりん、かおりんの息子さん、フラゴビさんご夫妻と輪になって、みんなでてりたまちゃんを保護譲渡した一連はこちらをお読みいただければと思います。

 

 

そのてりたまちゃんが長いトライアルを経て、この度正式譲渡になったのです♡

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ああ。もうすっかりお嬢様だあ!

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フラゴビさんの愛猫さんたちとも折り合いがついてよかった。えらかったね。

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幸せそうな姿にほっこり

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てりたまちゃん、のんびりと生きていってね。

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てりたまちゃんにつづけとばかりに、私が譲渡責任者となっている保護猫琴里(とろろさんちにステイ)は今週末、703号室のスター保護猫ミミ玉は来週のお輿入れとなりました。美しい成猫女子たちが次々と終の棲家へ羽ばたいていきます。感無量ですね。

 

 

琴里、最初は緊張しちゃうかもしれないけれど

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琴里のペースでゆっくりなじんでいってね!

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時間はたっぷりあるのだから^^

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「はーい」

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ミミ玉ももうそろそろだね。

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シャイなミミ玉が心配だけど……

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卒業前検診も終えたし、今のところ体調は安定しているし、大丈夫かな?

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ビクビクしながらも外で賢く生き抜いたミミ玉だから、あなたの底力を信じているよ。

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コロナ渦で人々の生活様式が変わり、だれもがいろいろな制限を受けていますが、私の微々たる保護譲渡活動は、実はコロナの影響をあまり受けていないのです。

 

 

こういう部分は小回りの利く「個人」の強みであり、利点ですよね。

 

 

うちの子たちがお世話になっている東京大学の前田先生も「今の時代だからこそ個人が行う草の根の活動が重要になるのではないか?」と自身のサロンで述べていて、私のような個人活動の総称を「マイクロ・アダプション」と名づけてはどうか? とのご提案をいただきました。

 

 

おお。なるほど。かっこいいし、いいですね。

 

 

前へ進む、小さくても確実に成果を出す、関わった犬猫たちの実りある未来を追求する、彼らのQOLを追求する、負った責任を投げ出さない、責任をほかになすりつけない、そして、責任という重石に自分が潰されない、どうせなら楽しくやる……これらを私は意識しながら取り組んでいます。

 

 

恨み言や愚痴をさらけ出してしまう日もあるでしょう。

 

 

しかしその十倍、百倍の感謝や喜びを胸に持って、たとえ牛歩であったとしても、弱小であったとしても、自分のしていることに誇りを持って生きていきたいです。

 

 

てりたまちゃんおめでとう♪

 

 

琴里、ミミ玉の新居の紹介もお楽しみに!

 

 

LOVE

 

 

 

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琴里のご縁が決まりました♡

こんにちは。体調が悪くてご報告が遅くなりましたが、この度家族募集中だった琴里の終の棲家が決まったのです。応援してくださった皆さまありがとうございました。

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昨日の朝、琴里のステイ先である川崎市のとろろさんち

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高速道路が空いていたおかげで703号室からさほど距離を感じませんでした。

 

 

眺めがよくて素敵なお宅! 正直なところ、保護動物の環境って大切ですよね。ゴージャスじゃなくてもいいけれど「清潔」であることは必須だと思います。

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人見知りして隠れてしまわないよう、ケージに入ってもらった主役さん

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やあ。ことちゃん、がんばろう^^

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「わたしのお茶会ですか?」

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そうだよ。幸せになってもらいたいから、つい気合いが入ってしまうね。

 

 

猫ドア発見♪

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可憐なお花に心がほっこりします。

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とろろさん、ランチごちそうさまでした。

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いろいろな方と会った1日。合間の30分間は充電器にささった状態です。

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見苦しい姿を失礼っ

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充電完了後はムクっと起き上がって……

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里親さんにちゅーるをもらう琴里

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おいしいねえ。ちゅーるを発明した人は本当にすごいです。

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ファンに囲まれたアイドル状態の琴里

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テーブルに座っていただいて、ゆっくりとお話をさせていただきました。

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琴里は責任感のあるあたたかいご夫婦の元へお輿入れします。

 

 

里親さんちは偶然にも我が家から近いのです。ご近所さんはなんとなく安心できますよね。現在脱走防止対策を含め、いろいろとご準備くださっているので、終わり次第のお届けとなりました。

 

 

譲渡責任者の私ももちろんいっしょに行きます。

 

 

とろろさんお疲れさまでした。おみやげありがとうございました。

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琴里はやさしいとろろさんに保護され、恵まれた環境で「保護猫生活」を送りました。

 

 

まだ怖がりで馴れるまでに時間がかかる琴里ですが、里親さんはじっくりと向き合ってくださるそうです。猫を通じていい出会いをさせてもらえて感謝です。

 

 

美しい琴里、おめでとう。私もうれしかったよ。辛いノラ猫時代を生き延びてよかったね。

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私が手掛けた譲渡なので、ぜひ、琴里の新居の紹介もブログでさせてくださいね。

 

 

最後に改めて自分の方向性を少し書かせてください。

 

 

私は小さな命のために自己犠牲を払っているたいそうな人間ではありません。

 

 

第一、保護犬猫たちは私にとって「小さな命」ではありません。

 

 

小さいのは彼らの身体のサイズであって、命は小さくない。たいへんデッカい命です。

 

 

細かいようですが、ここだけは日本語をはっきりとさせておきたいです。

 

 

小さな命のために!!、という文言は私の辞書の中にはありません。

 

 

私は、たいへんデッカい命に日々学ばせてもらっています。

 

 

たいへんデッカい命なので、牛歩ながらも一頭一頭のご縁結びを丁寧にしていきたいです。

 

 

彼らは「束」ではなく「個」であり、私が絶えずフォーカスしたいのは「束の彼らの不幸」ではなく、「個の彼らの幸福」です。ぜんぜんちがいますよね?

 

 

「保護」を謳えば多額のお金や過度の賞賛やたくさんの免罪符が得られる昨今を、私はやるせない思いで生きています。人は人、自分は自分と完全に割り切るのがむずかしい。どうしてむずかしいのか、なにが原因なのか、自分の感情が私憤か公憤かを幾度となく考えました。考えて考えて考えました。結果、ゼロか100かでなはいにせよ、やはり私はやり場のない「公憤」を感じていることに気づいています。犬猫たちは庇護を必要とする生き物なので、正しい管理と確かな知識が不可欠です。そして、搾取をせずとも彼らは大きなものを与えてくれる存在ではないでしょうか?

 

 

私はデッカい命に向き合っていけるたくましさと強さがほしいです。

 

 

18年前からコツコツと保護譲渡活動をしてきたのですが、「原則、自分にできる範囲の中で」というポリシーがあるため、皆さまから見たら歯がゆいほど細々としたものでしょう。にもかかわらず、こんな私を応援してくださる方がいて、至福の限りです。

 

 

これからも同じスタイルで皆さまは飽き飽きかもしれませんが、保護動物たちの悲鳴だけを拾って局所的にアピールするのは私にはできないので、「保護動物たちの確かな幸せが重要」という方に向けてなるべく透明感を出していきますね。どうぞよろしくお願いします。

 

 

LOVE

 

 

 

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ミミ玉の未来の家族へ

2020年2月11日、保護された日に撮られたミミ玉

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病院のケージにてキョトンとした表情のミミ玉。内心は怖かったんだろうなあ。

 

 

本日はミミ玉を家族に迎えることを検討してくださる方に、ミミ玉の過去と私の気持ちを伝えたいです。よかったらぜひ読んでください。

 

 

今回の内容はすべて外でミミ玉の面倒を見ていた方に細かく聞いたものです。

 

 

(信頼できる方で、ちょくちょくお電話をしていますし、何度か直接お会いしています)

 

 

ミミ玉は捨て猫です。

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昔、団地に住んでいた人が引っ越しのときに置き去りにして行ったとのこと

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捨てられてからのミミ玉は戦友のココ玉(現まるここ)と長い年月を団地の駐車場の片隅で生き延びました。※まるここの新しいお宅はこちらをお読みください。

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「生き延びた」と簡単に書いていますが、彼女たちはものすごく努力をしました。

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団地にはいろんな価値観の人が住んでいるので、彼女たちには会う人会う人の心を読む必要があったのです。非力な彼女たちは、人からもらうごはんで命を繋げなければなりません。

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けれど、彼女たちが「存在している」ことを快く思わない人も大勢います。

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特にミミ玉が恐れていたのは鬼の形相で彼女たちを追い回す暴力的な年配のおじいさん。粘着質なおじいさんが現れると、ミミ玉はごはんを放棄して一目散に逃げました。

 

 

おじいさんの気配が完全に消えるまで、隠れ場でじっと待つ。

 

 

根気よく、長い時間じっと待つ。

 

 

3キロ台の小さなミミ玉にとって、どれだけ勇気の要ることだったでしょう。

 

 

無口で裸のミミ玉には「逃げ足」以外、対抗する手段がないのです。

 

 

2019年の5月から外猫ミミ玉たちの世話をはじめた女性(彼女たちのお友だち)は、団地の駐車場でごはんをあげることを周りの住民に禁止されました。頭を悩ませた末に、自宅(ちょっと離れた戸建て)の私有地のほうへ、ミミ玉たちを誘導することにしたのです。

 

 

団地の駐車場でごはんをもらっていたときの写真

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(このあとごはんが禁止され、2匹はごはんを食べる場所を失ってしまいました)

 

 

「警戒心の薄いココ玉はすぐに私について、うちの前に設けた新しい餌場に来たのですが、ミミ玉は2回来たあと、なぜか急に姿を消したのです。

 

心配で毎日あちこち探したのですが、見つかりませんでした。

 

でも、諦めかけた10日後に、突如うちの前に現れて、“お腹が空いた”と、か細い声で鳴いて訴えたんですよ。どこでどうしていたのか……辛かったんでしょうね。ごはんをあげたら丸飲み状態で……」

 

 

5か月ミミ玉といっしょに暮らしている私には当時の情景が目に浮かぶようで、女性と電話を切ったあと、保護部屋にすっ飛んで行って、ミミ玉を抱きしめずにはいられませんでした。

 

 

ミミ玉、一生けんめいがんばったね。テリトリーが変わるだけでドキドキするよね。新しいものはなんでも緊張するもんね。よくやった。ミミ玉の大きな勇気に拍手。

 

 

季節は極寒の真冬。お友だちはココ玉、ミミ玉を外に置いておくことがいよいよふびんになり、また、近隣トラブルやミミ玉たちが車通りの激しい道路を渡る姿にも胸を痛め、あちこちへ相談。

 

 

その後、病院を介して個人で保護譲渡活動をしている私へと話が繋がり、状況を知った私が地元の2匹を保護することになったのが一連のいきさつです。

 

 

保護の際も、ミミ玉はココ玉に1週間の遅れを取りました。

 

 

前に出るタイプのココ玉が先にキャリーに入り、どうしたらいいのかわからなかったミミ玉は、いったん熟考。1週間かけて問題を自分の中に落とし込んでから、意を決してお友だちの前に現れる、のパターンで保護されたのです。ふふ。人間にも同じような思慮深いタイプの方がいますよね。

 

 

戦友ココ玉が完全にいなくなった世界を1週間過ごしたミミ玉の心細さを想像するだけで、私はたまらない気持ちになります。不安だっただろうなあ。

 

 

まっすぐな子、はかわいい。

 

 

でも、奥で様子を窺いながら、もじもじ迷っている子もかわいい。

 

 

かわいさの種類は微妙にちがうけれど、甲乙つけがたい。

 

 

雰囲気に流されずに、なにをするにも一拍考えて、なにをするにも慎重で、しかし一度決めたら後ろを振り向かない清々しいミミ玉が、私はとても好きです。

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本当はミミ玉も甘えたかったよね。

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ミミ玉は控えめでやさしい子。もちろんふつうに人に馴れています。家猫としてパーフェクト! 抱っこでキャリーに入って保護されたのでその辺はご安心ください。

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ミミ玉は推定5歳位のオトナです。

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外猫時代に耳の後ろをケガして血を流していたことから「ミミ」と名づけられました。そこに私が「玉」をプラスして高貴な仮名にしたのです(笑)。

 

 

健康状態はすこぶる良好で、血液検査(問題なし)、ウイルス検査(FIV、FeLV共にマイナス)、3種混合ワクチン、ブロードライン済、耳の治療も終えています。

 

 

703号室にて未来の家族を待っています。当初より家猫として問題なく過ごしていますが、私の愛猫あまぱんの闘病でバタバタしていたため、家族募集が遅れました。

 

 

前に先にご縁を掴んだココ玉目線で書いた2匹の外時代の記事があります↓↓↓

 

「だってわたしは甘えん坊ですよ/幸せの703号室」

 

 

ミミ玉は半日程度のお留守番ができ、どんな家族構成の方にもおススメできるタイプです。

 

 

善き方の目に留まりますように。

 

 

LOVE

 

 

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