心願が成就しました

今夜、心願成就しました。

 

こうなることをどんなに夢見たか。

 

 

ひさびさに精神を蝕まれた気がします。

 

「苦しい」の一語では片づけられないほどの気持ちを味わいました。

 

たかが猫1匹のことで大げさだと笑われるでしょうか?

 

でも本当なのです。

 

セットがいたと知ってからは、取りこぼした方が気になって仕方ありませんでした。常に心臓がバクバクして。私がひとりぼっちにしたのなら、私が迎えに行くほか選択肢はありません。

指をくわえて祈っているだけなんて私の性格では絶対に無理です。

なのに、人も絡むむずかしい案件でなかなかうまくいかなくて。

焦燥感と並行して絶望感に似た感覚すらおぼえました。

 

ちなみに最近の我が家の状況は相変わらず。

ほほは不調のままですし、犬たちは年を取っていますし、べべもさぶも闘病中です。

でも、どんなにじぶんに言い訳をしても、私はちっとも楽になれませんでした。

そこへ萌乃のご縁が決まるという転機を授かったので「保護できない理由」を、私は完全に失ってしまったのです。

 

「やらない」ができないなら「やる」しかない。

所詮二択しかないですから。

 

私は心願を成就させるために全力を注ぎました。足りない頭を回転させ手足を動かしました。夜な夜な駆けずり回り頭も下げまくりました。

しかし私の本心を正直に書くなら、それらは猫ではなくじぶんのためだったと思います。

 

 

私のせいで幸と不幸の境界線を分かち合う2匹の想像すら、私には耐えられませんでした。

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だから保護したのです。

 

今こうして皆さまに概要を報告でき感極まっています。

 

ご飯はおいしいし、安眠できそうです。体調も幾分よくなったような?

 

心に余裕がうまれたから、松浦美奈さん訳の映画でも観ようかな?(笑)

 

あとはこの保護がまちがっていなかったと思えるような良縁を探します!!

 

くわしいことは改めて書かせてください。

 

 

明日は仕事で朝早いのでとりあえずパソコンを閉じます。

 

 

私は今夜DEEPなLOVEに包まれています。

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やった!!

 

皆さまにもいいことがたくさんありますように^^

 

 

 

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萌乃のお見合い

今、私はひとつ犬猫保護活動の問題を抱えかかりっきりです。

パソコンの中も家の中も散らかり放題。

あれこれ整理すること、メールのお返事、ご支援くださった皆さまへのお礼などが急務ですが、ひとりでぜんぶをやるには正直手が回らないところまできているかもしれません。

申しわけありませんがお時間をいただければ幸いです。超、ごめんなさい。

体調が戻り、問題が解決したら元気よくスピーディにこなしていきます!

 

今日は悲願達成の吉報を!!

 

なんとこのたび、保護猫萌乃の家族が決まったのです。

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応援してくださった皆さま、どうもありがとうございました。

とんとん拍子にお話が進み、萌乃は昨日お見合いをしたのです。

チチや妹でさえ完全拒絶の萌乃ですから、知らない方を前にどうなることか心配でした。

その上ほほの具合が悪いのと家の中がめちゃくちゃに散らかっていることもあり、悩んだ末、お見合いはうちのマンションの集会室(密室)をレンタルしたのです。

マンションの集会室だから、萌乃にとってははじめての場所。

当然、彼女は警戒、緊張マックスです。

 

萌乃が少しでも安心できるよう専用ドームベッドを持参し、あま兄も投入して環境づくりに配慮したのですが、予想通りガッチガチで……。

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ぶっちゃけお話にならないレベルでした(汗)。

保護猫たちの写真撮影に来てくれたみいさんマイ太郎さんも引くワイルドさ。

ウーシャーは当たり前の上、追いつめると手と口も出てしまい^^;

お見合いを前に全員意気消沈したほどです。

 

人になれてきたといっても、まだまだだったんだ……はあ。

 

みいさんによる撮影会のあと、萌乃のお見合いの時間になりました。みいさん、マイ太郎さんはもう少し残ってお見合いに同席してくれることに。気にかけてくれてありがとう。

 

結局、萌乃は洗濯ネットに入ったままのお見合いとなりました。

かわいいお顔が半透明ゆえ保護主としては不本意でしたがネットに入れないと制御不能の状態で。

 

なにも隠せないしごまかすこともできません。

萌乃はすごく緊張していて、不安で、怒っているのです。

ありのままの萌乃を見ていただくしかありませんでした。

 

萌乃は彼女なりにがんばりましたが、私は「ダメかな」と思いました。

たとえご縁にならなくても、遠路はるばる萌乃に会いにきてくださり、万年家族募集中の彼女にも「お見合い」のチャンスを与えてくれた里親さんに感謝したい、素直にそう思いました。

 

ひととおり萌乃に関する説明を終えた私はいつもの調子で締めくくりました。

 

「ご覧のとおり、萌乃は発展途上です。現在はベタベタの甘えん坊ではありません。いつなれてくれるのかもわからないしお約束できません。よーく考えた上でお返事をください」

 

話している最中も、ネット越しの萌乃はちょいちょいこちらに「シャー」をしています。

お見合いなのに、お姫さまは過去最高の機嫌の悪さ。

里親さんが素敵な方だったので、思わずさんきゅうの方をすすめたくなったほどでした。

 

気楽なトライアルは避けたいので慎重に考えてくださるようつけくわえ、私は話し終えました。

 

里親さんと目が合い、数秒沈黙。

 

「あの……私の中ではもう決まっています」

 

「え」

 

「一緒に暮らしていきます」

 

「え」

 

「萌乃ちゃんと家族になります」

 

 

(マイ太郎さんが萌乃よかったねと話しかけたら、萌乃はシャー!! のお返事^^;)

 

(一同里親さんの方を向く)

 

(里親さんにっこり)

 

 

「いいんですか?」

 

「はい(里親さんにっこり)」

 

お見合いやお届けでほとんど泣いたことのない私でしたが、涙を堪えきれませんでした。

 

途中、冗談で「さんきゅうでもいいんですよ?」と笑ってみたところ、里親さんは甘えん坊さんきゅうをやさしく撫でながらこう言ったのです。

 

「この子(さんきゅう)は私じゃなくても大丈夫ですから……」

 

 

その言葉を聞いたとき、私は萌乃をはじめて「幸せな猫」だと思いました。

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あま兄もさぶ兄もいない場所に萌乃は旅立ちます。

 

けれど、ようやく本当の家族を得られるのです。

 

賢い子ですが、すぐには状況を理解できないかもしれません。

 

でも時間はたっぷりあります。

 

「家族は1日にしてならず」

 

きっといつか、私の知らない萌乃、見たことのない萌乃を里親さんはたくさん見つけるでしょう。萌乃自身もまだ見ぬじぶんに出会い、驚くはずです。

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(本日の写真はオールみいさん)

 

 

愛は種別を超え、過去を乗り越え、無二の絆を築くと信じています。

 

 

萌乃の前途洋洋を願いつつ……

 

 

LOVE!

 

 

 

 

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カップル誕生

「わたちに こうべをたれる しもじもの 民どもよ」

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「さぶにい 青い目を灯台のごとく光らせ わたちを守るがいい」

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フリータイム中の保護猫萌乃は元気いっぱいです。

 

iPhoneで撮った萌乃の写真を拡大してみたのです。

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あの~ おでこにくっきりじぶんのイニシャルが!!

驚愕の事実です。

 

M

 

なんとまあ……

 

「萌乃(もえの)」の仮名はたまたま偶然つけたのですよ。

 

「M」はまったく意識していませんでした。

 

なのにすごいことです奥さん!

 

自己紹介しまくりじゃないですか!

 

もちろん名づけ権は里親になってくださった方にあるので名前が変わってもぜんぜん大丈夫ですが私にとってはうれしい発見でした。

ツイッターでアイラインやノウズシャドウもかわいいと評判の萌乃は現在家族募集中です。

 

 

「ハハちゃん 今日はおれが主役だよな?」

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昨年9月に保護した「いせやん」。

正直、これまで本当に苦労しました。

過去に保護した攻撃性の強い猫たちの中でも極めて異例の屈強さ。

引っかくし噛むし威嚇もすごいのです。

 

ウー!

シャー!

タッ!

 

何度かチチが血だらけになりました。

ほかの保護猫たちは無理やり触らなければ同じ部屋にいられるのですが、いせやんはちがいました。いせやんのいる部屋に入った瞬間、こちらに向かって襲ってくるのです。

 

情けない話、一時期私はいせやんのいる部屋に入るのが億劫でたまりませんでした。

どうにか洗濯ネットに入れてしまえば触れるものの、それ以外はどうしても無理で。

 

チチもお手上げ状態でいせやんの「人馴れ」を半ばあきらめていたと思います。

 

ところが数ヶ月前、ふと閃いていせやんとあまぱんを一緒にしてみたところ、いせやんがあまぱんに激しく甘える意外な姿を目の当たりにしたのです。

いせやんはさぶと大喧嘩になりましたし、ほほをいじめました。ほかの保護猫たちにもずいぶんいばっていたのです。でもなぜかあまぱんにだけは従順で。

あまぱんといると機嫌がよくなり大胆に喜ぶので、あまぱんをさわるついでにどさくさに紛れていせやんにタッチしたら成功。そのうち、あまぱん同伴の条件つきでさわらせてくれるように。いせやんの保護以来私ははじめて希望を感じました。

あまぱんには感謝の気持ちでいっぱいです。

 

しかし!

 

ここからがむずかしい。

 

あまぱんなしだとまったく人をよせつけないのです。

あまぱんがいるのといないのではキャラが180度ちがう。

 

おそらく彼も突破口を探していたんでしょう。

人と仲良くなれる糸口を。

けれど、体に染みついた「人間不信」と「咄嗟の攻撃(防御)」の鎧は想像以上にかたく彼の心と体を覆っていたため、彼自身も、私も、大きな壁にぶち当たりました。

 

あまぱんを介してのみ、お互いが歩み寄れる。

いせやんも私も、あまぱんというクッションに依存し、守られながらコミュニケーションをはかっていました。

 

次の一手が……出てこない……。

 

悶々と時間だけが過ぎて、気づけば焦燥感すら薄れ……。

 

 

えーい! これじゃいかん!

 

悩みに悩んだ私は、冷静に分析して導き出した作戦を遂行することにしたのです。

 

まずは自作の歌を明るくしつこく歌いました。

 

「だいじょうぶだいじょうぶ~♪ ぜんぜんだいじょうぶ~はーい! だいじょうぶだいじょうぶ♪ ぜんぜんだいじょうぶはーい!」

 

これを毎晩。あまぱん同伴時に歌うことに。

 

2週間くらい歌ったでしょうか?

 

やがて……あまぱんを抱っこした私が歌を歌いだすといせやんが駆け寄ってくるようになりました。あまぱんとのラブタイムを耳で覚えたのです。

たとえば缶詰を開ける音をききつけてごはんだと認識する猫のように。

あるいはピンポンが鳴ると警戒して隅に隠れる猫のように。

 

次に決戦の夜に備え用意したのは、睡眠導入剤とコンタクトの洗浄液

 

お酒でもよかったのですが、便宜上、常飲している睡眠導入剤(ちゃんと病院で処方されてます)を飲むことに。私が飲んでいる睡眠導入剤は、精神のリラックス効果があります。効きはじめると眠りにつくまでの間、心地いい開放感とともに気が大きくなる。う~ん……大胆になるといいましょうか?

 

その作用を利用することにしたのです。飲んだ量はいつもより多め。反省してます。でも大丈夫だったから心配しないでください。

 

ふだんは飲むとおとなしく布団に入りますが、この日の私は飲んだあとすぐにいせやんの元へ向かいました。計算どおり、気が大きくなっています。若干意識が朦朧として。

視覚的恐怖を克服するため、コンタクトもはずしました。

ひどい近視と乱視のため、ほとんど前方がぼやけています。

視力の悪さは、裸眼で歩くと転んでしまうレベルです。

 

これで準備は整いました。

 

だいじょうぶだいじょうぶ~♪ ぜんぜんだいじょうぶ~はーい! の歌を歌いながら茶系の塊ににじり寄る私。いせやんの表情も仕草もぼやけていて見えません。

その上、頭がぽわっといい感じにイッちゃってます。

 

よし! なにがなんだかよくわからん!

これならいける!

 

 

そして次の瞬間……

 

イメージどおり私はあまぱん同伴なしのさしでいせやんを抱きしめることができました。

 

遠のく意識の中で私は「殻を破った」と思いました。

 

 

次の朝、二日酔いに似た感覚で起床。

夕べのできごとが夢なのか現実なのか半信半疑だった私は、いせやんの元へ様子伺いに行くことに。

 

ドアを開けた瞬間、いせやんがすごい勢いで走ってきました。

私の目をまっすぐに見つめています。

 

しゃがみこんで「だいじょうぶ」の歌を歌ってみると、いせやんは私の体にじぶんの体を叩きつけるようにスリスリしてくれました。

 

「よっ! 来たか! やっときてくれたんだな。おれ、半年以上待ってたぞ」

 

 

言葉にできないほど、うれしかった。

 

 

私に足りなかったのは勇気だったんです。

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淋しい思いをさせたよね。

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これでもうだいじょうぶ。いせやん、どうもありがとう。

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カップル誕生^^ ラブラブになりました~♪

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これにはチチも心底驚いており「すげえなあ」を連発しています。

自慢ですが、チチはまだあまぱんなしのいせやんをさわることができません。

 

 

体当たりの

 

 

LOVE!

 

 

でございますが、よい子はまねしないでね(笑)。

 

次回は犬連れの春の海の記事をお送りします。楽しい週末をお過ごしください。

 

 

 

 

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Touch me

今日家族募集中の保護猫萌乃は長めのフリータイムを謳歌しました。

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フリータイムのあと、萌乃は浴室ネイルサロンへ

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ピンクのリアル肉球萌えーーー!!

 

美を磨くのは女性のつとめ。長かった爪をバッサリ切り全身マッサージ&スープのおやつを堪能してもらいました。あまにいとさぶにいの同伴なし。私と萌乃のふたりきりの時間です。

 

 

さて、書こう書こうと思いながら2ヶ月経ってしまいました。

さっきようやく、キットの保護主さんから返してもらったカメラの中をみることができたのです。

ニャンニャンBOXや703号室ポストカードをお買い上げくださった方へのご報告が遅くなりましたが、私が支援させていただいた地元のTNR(8匹、最後の1匹は近隣のカンパで実現)についてもまとめますのでよかったら最後までおつきあいください。

 

キットはたいへんな姿で保護されました。当時の様子を知らない方はこちらを。ほかにも703号室ブログ右上の検索バーで「キット」と入力すると関連記事がいろいろ出てきます。

 

2月18日早朝、入院先の病院にてキットは天に召されました。

夜、キットの入院費と火葬代を保護主さんに届けるついでにキットにお別れのあいさつをさせてもらいました。その日の記事はこちらです。

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豆さまからもキットへの支援金をお預かりしました。豆さまその節はありがとうございました。

 

艶やかな体、穏やかな表情

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住み慣れたお家に戻って最後の夜を保護主さんと過ごすことに

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キット、お疲れさまでした。よくがんばったね。

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たくさんの猫を見送った保護主さんのお宅には小さな骨壷たちが……

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握手

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白いソックスを履いたようなフワフワのお手手を、私も握らせてもらいました。

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キット、ありがとう。安らかにお眠りください。

 

 

ポストカードをお買い上げの皆さまのおかげでキットの医療費のほとんどと、キットの保護主さんが手がけた8匹の猫たち(支援は7匹分)のTNRを行うことができました。

最終報告をいたします。前回はこちらをご覧ください。

 

未記載の6匹、7匹、8匹目の医療明細(TNRほか必要な医療ケアをさせてもらいました)

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6匹目(メス)

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不妊手術時の写真

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7匹目(メス)

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不妊手術時の写真

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近隣のカンパで実現した8匹目(オス)のお顔の写真を失念。陰部の写真のみとなりました。

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7匹の外猫の不妊手術および基本的な医療ケアにはある程度まとまったお金が必要です。

私一人の経済力ではむずかしかったでしょう。ニャンニャンBOXやポストカードをお買い上げくださった方々のおかげで実現しました。ポストカードはまだ売り切れていませんが、多少の在庫を抱えたとしても、キットの医療費やTNRができたことで私はとても満足です。

ご善意に感謝します。どうもありがとうございました。

 

保護主さんに渡していたカメラに入っていた生前の写真を皆さまにご紹介して、本日の更新を終えたいと思います。

 

亡くなる数日前のキットの姿です。

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「ぼくがどこにいるかわかりますか?」

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「ヒント:すごくふにゃふにゃしていてあたたかい場所です」

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「おかあさんのおひざ元、が正解でした~」

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「ぼくは片目が不自由だけど、もう片方をいっぱい開けておかあさんを見つめています」

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「ぼくを抱っこしてくれてありがとう」

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「ぼくを撫でてくれてありがとう」

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「ぼくはやわらかいベッドの上もだいすき」

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「点滴までの時間、ここで考えごとしたりおかあさんとお話するのがぼくの日課です」

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「ぼくはだいたい聞き役です」

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「おかあさんのヒミツ、ぼくはだれにもいいません!」

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「ぼくはときどき、おかあさんの自転車に乗せてもらい通院しました。ぼくが風邪をひかないよう、ぼくの入ったキャリーバッグにおかあさんは毛布を敷きつめてくれました」

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「ぼくの腎臓はボロボロです。けれどぼくの、心は錦」

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「ぼくは意外とモテました」

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「人気の秘訣は“ぼくの寡黙さ”」

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「へんな顔をしても、ぼくは笑いませんから」

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「笑いませんってば」

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「命の終盤まで、ぼくは天涯孤独な野良猫でした。しかしラストステージでようやくぼくは人のぬくもりに出会い、あらゆることを吸収して空に向かって旅立ったのです。

 

“Touch me”

 

きっと多くのイヌ科ネコ科が人の手を求めているでしょう。

だれだって、いい子いい子されたらうれしいはずです。

 

みなさま、ごきげんよう。ぼくに親切にしてくれてありがとう」

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キットの生前はお世話になりました。

お礼が遅れて申しわけありませんでした。

 

 

LOVE!

 

 

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太陽の子

フリータイム待ちの保護猫萌乃は家族募集中です。

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がまんさせてばかりでごめんね。布団に上がってきた萌乃をなでなで^^

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早く本当のお家に行けるといいねえ。嫁入りできるといいねえ。

 

 

萌乃のご縁が決められず中途半端な状態なのに、忠ねこ天音(あまね)の保護から4日後に私はまた見てしまったのです。

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この日は春とは思えぬ寒さにくわえ、大雨でした。

 

チチのYシャツを取りにクリーニング屋へ行った私は帰り道に切ない光景に出会ってしまったのです。

 

 

降りしきる冷たい雨の中、びしょ濡れのマットにちょこんと佇んでいた猫の姿

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「飼い猫じゃないな」

 

と、思いました。

 

放し飼いの飼い猫なら、晴れの日は散歩に出かけても悪天候の日にわざわざここにいるでしょうか。直感的なものですが、この子はほかに行くあてがない気がしたのです。

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写真だとわかりづらいかもしれませんが、背中が気の毒なほどビショビショで。

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ねえねえ、お前さん、お前さんには帰るお家がないの?

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じゃあせめてもっと雨をしのげる場所で雨宿りをしたらいいのに、ここじゃ寒いよ。

 

 

「ふぁ~~~」

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物憂げな表情を浮かべていた猫が、突然のん気なあくびをしました。

 

お前さんにとって、こんな雨は屁でもない日常の一コマなのかもしれないね。

きっともっと大きな苦労をたくさん乗り越えてきたんだよね。

 

雨がさらに強くなりさすがにマットにいられなくなった猫は、建物の端に移動

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あのマット、お気に入りなの?

 

猫を観察していたら、建物内から住民女性が出てきたので猫のことを聞いてみました。

 

「この猫を知っていますか? だれかの飼い猫ですか?」

「ああ、捨て猫よ。ずっといるの。ゴミをあさって散らかすから管理人さんが困っていて……」

 

 

女性が立ち去ったあと、申しわけなさそうに隅に丸まっていた猫に近づき撫でてみることに。

手を出すとびっくりしながらも握手に応じるように体をすりよせてくれたのです。

 

こうなったらもう、答えは決まっています。

 

いいや、とりあえず連れて帰ろ!

 

 

その後、保護道具を取りに自宅内へ戻った私は猫を見失ってしまいました。

猫がいた建物付近の小学校の中にいるような気がしたので、小学校の塀を無断でよじ登って校内に侵入し泥だらけになりながら探したのですが、見つからず。

私の気迫に驚き隠れてしまったのかもしれません。

 

しばらく待ったあといったん帰ることにしたのですが、頭の中は猫のことでいっぱいでした。

 

次会ったら逃さない。絶対。

 

猫のためじゃなくて、所詮じぶんが後悔しないための自己満足なのです。

私はじぶんがいちばんかわいいから、じぶんが傷ついたら困ります。

じぶんのために、どうしてもあの子を連れて帰らないと気がおさまりません。

だって私は、哀れな外猫が生理的にダメなのですから。

 

深夜捕獲箱を持ってリベンジに。

 

あの場所で再び会えるだろうか?

 

 

あ……マットの上にいた!

 

 

捕獲箱を手にした私にビビり、数歩下がった猫

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やっぱりお前さん、行くあてなんかないんだね。

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私は風邪をひきやすいしせっかちなの。

捕獲箱を持ってこなきゃいけなかったから傘は諦めたの。

 

さあ、早いところ終わりにしよう。

 

捕獲箱をセットし、かかりそうな場所に置いて私は隠れることに。

 

 

10分後、入りました!

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やった!!

 

どうもありがとう!!

 

猫は捕獲箱内で極度のパニックを起こし、キャラが一変。超怒りまくり^^;

でも、これでよかったとわかってくれる日がすぐに来るから動じずに連れて帰りました。

 

 

次の日、大巻先生の病院へ

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医療ケア一式をお願いして翌日迎えに行くことに。

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お前さん、すごい形相だなあ(笑)。

 

推定年齢1歳未満

体重3.7キロ

ウイルス検査済み(結果マイナス)

未去勢の男の子(現在去勢済み)

外でボロボロに傷む前に保護できて幸いです。

 

 

退院後、チチと私に狂ったように甘えまくっています。

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仮名は「さんきゅう」。さんちゃんって呼んでいます。

雨の日に出会ったけど「SUN」。

でも真の由来は別のところに! おいおい由来に触れますね。

 

 

おーいさんちゃん! お前さんはよーくがんばった!

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早速、悲壮感をすべて棄て去ったさんちゃんです。

 

 

「明るく生きる!」

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そうだね。

 

そうしな!

 

 

 

みんな太陽の子。一頭でも多くの犬猫たちが終の棲家を得られますように。

 

 

LOVE!

 

 

 

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