源ちゃんとるい兄2

皆さまこんにちは。今日は約半年ぶりに美容院行きます。チチに「白髪が目立つ」と言われた悲しいお年頃。白髪染めとカットで1歳でも若返りをはからなくては。その前に源ちゃんの卒業記事を終えられるかな? がんばります!

 

 

前回書いたとおり、源ちゃん宅は隣の隣の県。どの位で到着するのか読めず、不安なまま出発。キャリー内の源ちゃんはとてもおりこう。小さいのにえらいね。

 

 

高速道路がすいていたので結局1時間ちょっとで到着!

 

 

 

広いお庭には家庭菜園がちらほら

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玄関を開けて(私の靴がそろっていなくてお恥ずかしい)

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猫居るのにそんな開けて大丈夫? と思った方。ふふ。猫の飛び出しを防ぐ内扉があるのです。猫と暮らすために建てたお家だからきちんと設計されています。

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そしてこのお宅の窓はほとんどが「明り取りのための開かないガラス」で、なんとベランダがありません。ベランダがないのでちょくちょく外へ出ないということなんです。設計の段階でベランダは不要だと思ったそうです。なるほど。

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洗濯ものは室内干し派

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自宅内の換気は扉の上部を使えばOK

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唯一開ける可能性のあるキッチン横の小窓は脱走防止対策をお願いしました。

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もとから安全対策が徹底されていてありがたい限り。窓の写真や扉の写真ばかりを並べていますが、これは私がもっともよく見せていただくポイントです。

 

 

保護猫の脱走は皆さまの想像よりはるかに多いです。迷子になった保護猫を探されている保護主さんや里親さんもいれば、探さずにあきらめてしまう方もいて、譲渡された犬猫の中の一定数が行方不明になるという悲しい現実があるのです。

 

 

だから私は「安全」について自分と感覚の合う方への譲渡を目指しています。

 

 

 

「ぼくと源の話 しないの?」

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おおお。ごめんなさいるい兄。会いたかったよ。はじめまして。源ちゃんがお世話になりますがどうぞよろしくね。

 

 

里親会出身の4歳のるい兄は人見知り皆無。ぐいぐいこっちに来てくれるタイプです。しかも相当のかまってちゃん(笑)。源ちゃんをケージに移す際、るいくんを別室に隔離したら、納得がいかなかったようで猛抗議していました。

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中心でいたいタイプ。書いていて自分とキャラがかぶるところがあり耳が痛い。

 

 

 

「ねえねえ 見てみて~ ぼくキャットタワー持ってるよ」

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「ぼくんちの親きれい好きだから トイレもマメに掃除してもらってる」

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「ほらぼくが2Fに案内してあげる」

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「emi-goさん ぼくんちマンガ集めてるの」

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「ねこの飾りものもいっぱいだよ」

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「源のサークルだよ ぼくチェック済み 親がTシャツと段ボールで源の隠れ家つくってた ぼくは大きいから体が半分しか入らなかった」

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「るい兄 はじめまして ぼく げんちゃん♪」

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源ちゃん、ドライブお疲れさま。素敵なお家だね。

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まずはサークルからスタートしよう!

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目じりが下がりっぱなしの里親ご夫妻。メロメロです。

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希望通りの新居を建てるまで、おふたりはペット1匹のみ飼育可能の賃貸アパートでるいくんと暮らしていたそうです。当時は住居の規約をキチンと守り、「猫2匹を家族として迎え入れる夢」をがまん。

 

 

このたび晴れて次男坊源ちゃんと家族になりました。

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私はこういう方こそが責任感のある方だと思います。るいくんの暮らしぶり、明るい性格を見ていれば、おふたりがどんなに大切にしてきたかよくわかります。

 

 

 

「つぎはぼくが1Fに連れて行ってあげる 書類にサインするんでしょ?」

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「まあ ぼくの親が淹れたお茶でも飲んでいってください」

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とりあえずなんでも前面に出て全面的に張り切るるい兄。頼もしい限りです。

 

 

肝心の記念写真は元気すぎてブレてしまうという

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里親さんからはおいしいスイートポテトとキュートすぎる動物たちをプレゼントしていただきました。うれしいいい。どこで買えるんだろ?

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源ちゃんのワクチン代、ウイルス検査代、駆虫薬費は里親さんに負担していただき、全額emi-goに渡してあります。

 

 

以下が里親さんの撮ったるい兄と源ちゃんの写真↓

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るい兄めちゃめちゃ見てるし^^;

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源ちゃん腰が引けてますね。

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ごあいさつ

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源ちゃんはるい兄指導のもと、楽しくおおらかに成長していくでしょう。

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源ちゃんファミリーの幸せを願いつつ、応援リツイートしてくれた皆さまにも改めてありがとうを。終の棲家を得られる犬猫たちが一頭でも多く増えますように。

 

 

LOVE

 

 

かつくん「x252源ちゃんおめでとう。ベランダで生まれ育ち、きょうだいたちと生き延びたたれ目の源ちゃん、善い方に出会ってきみはラッキーだね。快適なおうちでスクスク成長してね。きょうだいたちもつづくから安心して!

長距離を運転したemi-goさんお疲れさまでした。休めるときは休んでね」

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ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

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源ちゃんとるい兄1

皆さまこんばんは。本日2度目の更新です。

 

 

日中はひたすら窓を開け換気に徹しました。なお、猫たちの脱走防止対策をしている窓を開けているのでご安心ください~! やっぱ玄関の扉つけてよかった。

 

 

さて本日から2回に分け、emi-goの病院にて保護されていた黒猫源ちゃんの卒業記事をUPします。源ちゃんは私が譲渡責任者ですので703号室卒業生です。

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お見合いの様子はこちらをご覧ください↓

 

「源ちゃんにつづけ!/幸せの703号室」

 

 

一口に「病院に保護された子猫」と括っても、個体それぞれにいきさつがあります。源ちゃんの場合はどんな過去があるのでしょう?

 

 

源ちゃんは5兄妹で生まれ育ちました。

 

 

源ちゃん、蝶々、お珠ちゃん、樹々、そしてもう1匹全盲の女の子がいます。私は全員が幸せになれるよう力を尽くしていく所存です。全盲の子についてはいずれ紹介しますのでしばしお待ちください。かわいいですよ♪

 

 

源ちゃんの母猫はemi-goの病院の患者さん宅にごはんを食べにくる野良猫でした。妊娠した母猫は患者さん宅のベランダで源ちゃんたちを出産し、そのまま育児。困った患者さんがemi-goに相談。病院も際限なく保護できないので一度は断ったのですが、子猫の中に全盲の子がいることを知り、emi-goは困ってしまいました。全盲の子は外では生きていけないからです。

 

 

悩んだ挙句、emi-goは母猫の不妊手術を条件に子猫たちを引き受けることに。全盲の子も健常な子もみんな病院に来る運びとなりました。※母猫は手術済

 

 

源ちゃん、病院は安全だもんね。

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小さいのに兄妹たちとよくがんばったね。

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だれが悪いんじゃないんだけど、私は常々、emi-goと中島先生の負担が大きすぎると感じています。もし私なら自分で保護し自分で里子に出します。それは私が保護譲渡活動をしていて自信があるからではなく、仮に私がこの活動をまったく経験していなかったとしても。

 

 

だって想像してみてください。ちゃんと想像してみてください。

 

 

保護から譲渡までの一連は決して簡単ではありません。お金もかかることです。

 

 

emi-goのご主人が中島先生でよかった。いつもお疲れさまです。

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私はきびしいことを言っていますね。自覚しています。でもemi-goの病院は駆け込み寺ではなく、動物の医療を目的に夢を持って建てられた施設です。彼女はアニマルポリスではなく、ここは無償のシェルターではなく、彼女は「保護できない人々」のサポーターではなく、自分の人生をキラキラと生きるべき女性です。

 

 

もちろん、emi-go自身が決断してやっていることです。しかし絶えず犬猫の生死の決断を迫られる彼女の身になれば、いろんな葛藤や苦しみが見えてきます。

 

 

私も全部は引き受けられないですが、少しずつできるお手伝いをしています。

 

 

前にも書いたのですが、源ちゃんたちをツイッターに載せて宣伝してみたところ、幸運にも素敵な出会いを果たせたんですよ♪

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源ちゃんの里親さんとのやり取りが妙に新鮮でたまりませんでした。

 

 

メールがコンパクトでありながら、非常にわかりやすいですし、こちらの知りたいことを前もってサラッと写真つきで送ってきてくれるのです。

 

 

たとえば新しい子猫がつかう予定のケージや、先住猫るいくんの写真など。

 

 

くわえて細かいこだわりがなく、明言をひと言。

 

 

「猫はみんな好きだから男の子ならどんな子でもいいです」

 

 

仰っていることはわかります。私もどんな模様の子も好きです。

 

 

けれどご連絡をいただいた時点で病院には多数の子猫がいて、変な言い方ですが、選ぶことだってできたのです。にもかかわらず、里親さんは一度も外見や性格に対する希望を口にしませんでした。私のこともさっぱり知らなかったようで、どこからかまわってきたツイートを発見し、すぐ問い合わせをしてくれたとのこと。けれど決していい加減な気持ちではありません。2匹目を迎えるにあたり家を建て、引越しを済ませ、慎重に考えてきたご夫婦です。

 

 

それに、里親さんご夫婦と私は近所ではありません。2つの県をまたぐのですが、軽快にemi-goの病院まで会いに来てくださいました。本当、パッと。

 

 

ふふ。なにもかもが清々しい。

 

 

「やあ! ぼく源ちゃん」

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源ちゃん、源ちゃんの里親さん、おもしろい方々だね。

 

 

きちんとしているのに全然猫への要求が細かくないところ、尊敬します。

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源ちゃんぜったい幸せになれると思うわ。

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いろんな意味で「譲渡」は身を削られるような疲労感を伴うのですが、正直源ちゃんの縁結びは、スムーズの一語に尽きました。まるでプレゼントのようです。

 

 

源ちゃんの里親さんのお人柄の賜物ですね。

 

 

里親さんのツイッター → @neconoago

 

 

源ちゃんと姉妹のお珠ちゃんの黒黒コンビ

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源ちゃんの食べているごはん、私のおすすめの猫砂を聞かれたので答えると、速攻でご準備くださいました。やることが早いのもいいですね。

 

 

先住猫るい兄。地元の里親会出身のこの方はかなりキャラが立っています。実際に会って虜に。自慢のお家を案内してくれたのは里親さんじゃなくて、るい兄だったし。私がプレゼントしたシュシュ(マイ太郎さん作)をつけて!

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お届け日車内のキャリーにて撮影した源ちゃん

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源ちゃん、隣の隣の県だから、ちょい我慢だよ?

 

 

(高速が空いてるから行きは1時間で到着)

 

 

ちなみにトライアルはなし。ご夫婦のおおらかさに接し、必ずうまくいくと信じての卒業。現にるい兄と源ちゃんは距離が縮まっています。

 

 

次回は源ちゃん宅にお邪魔します。

 

 

源ちゃんよりるい兄さんの写真が多いかも^^;

 

 

ベランダで育った源ちゃんの、とにかくうれしい譲渡でした。

 

 

LOVE!

 

 

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源ちゃんにつづけ!

今日は濃い一日でした。すっごくうれしいことがあったんです。

 

 

ねー♪ 源(げん)ちゃん♪ 私はemi-goの病院にて「ひとり里親会」を開催

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悪い癖のiPhoneパチパチは封印。カメラを手に真剣な気持ちで臨んだのです。

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先日emi-goの病院に子猫がいっぱいいると書いたじゃないですか?

 

 

実は水面下で私なりに1匹でもどうにかできないかと動いていたのです。

 

 

皆さまがツイッターに拡散してくださったおかげで反響があり、その中にすばらしい出会いがありました。皆さまに感謝しご報告の意も兼ね、『源(げん)』と名づけられた子猫の未来にスポットを当てていきます。

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挙手してくださったのは4歳のるいくん(里親会出身)を育てているご夫婦。おふたりの希望はなんと「男の子」一点のおおらかさ(笑)。ご紹介できる男の子は2匹。私のほうでいろいろ考え、黒猫のおちびさんをすすめたところ、快諾。

 

 

ふふ。なんてすがすがしい人たちでしょう。

 

 

あ、もちろん事前に写真はこちらからお見せしています。

 

 

「ぼくに会いに来てくれたの? ぼくが主役ですか?」

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そうですよ。あなた「源(げん)」ちゃんになるんだって。おめでとう。

 

 

先住猫るいくんのどうぶつ健康保険証。写真がイケメンですね。

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「猫仕様」のお家を建てたおふたり。安全性の高いうらやましいお宅です。

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お茶会はemi-goの病院で行ったのですが、お家の写真をご持参いただくようお願いしています。保護猫の住環境をあらかじめ知ることはあらゆる面に於いて安心です。アドバイスもできますし、なにより円滑にお話をすすめられます。

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そして私もできるだけ透明性を高める努力をしています。源ちゃんの住処をオープンに見ていただきました。源ちゃんのきょうだいたちのお顔もね^^

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室温管理の取れた清潔な場所でだいじに育てられています。

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源ちゃんは10月のはじめ頃巣立ちます。私が譲渡責任者ですので、源ちゃんは703号室の卒業生になります。今後もできるだけ写真をUPします。かわいいので癒しや和みとして会いに来てやってくださいね。卒業記事もお楽しみに!

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お顔はナイショですけど、おしゃれで素敵なご夫婦でした。遠くからお越しくださりありがとうございます。源ちゃんは幸せになることまちがいなしです。

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で、源ちゃんがらみで私のハートにこびりついているお方がいるのですが……

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源ちゃん(左)といっしょに放牧中のさび長毛(右)。源ちゃんの姉妹。

 

 

私はひそかに名前をつけました。正直言ってもろタイプです。ツボです。

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左の黒い塊が源ちゃん。右のブラウンのまだら模様が蝶々(ちょうちょ)

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見てこの一枚!! 源ちゃん(左)も蝶々(右)も萌えません?

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ううう。連れて帰りたい。家族として迎えたいレベル……

 

 

勝手に蝶々とか呼んでemi-goに呆れられるかな?

 

 

私の顔を見るとしつこく同じことばかり言ってくるemi-go

 

 

「田辺さん猫要りません? 田辺さんになら喜んで渡します」

 

 

いや。ありがたいけどうちはもういいや。

 

 

新たに3匹の子猫が病院に保護され、てんてこまいなんでしょう。お疲れさま。

 

 

私の力作がこちら↓ 蝶々って仮名がほんのり合いませんか?

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残念ながら家族として迎えることはできないけれど、赤い糸を探すお手伝いならできるかな? 来週この写真で家族募集サイトに掲載しようかと悩んでいます。

 

 

病院はいつ行っても忙しそう。トリミング中の小型犬。まんまる顔です。

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源ちゃんのお茶会の合間に、保護猫十香のトライアル前検診をお願いしました。なかなか時間を有効活用しているでしょ? 意外と合理主義なんですよね。

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体重3.9(保護時より1キロ増)。体温37.8。心音正常。触診異常なし。血液検査(スクリーニング検査)及びFIV、FeLV検査(2度目)を実施

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保護したての2か月前、FIV、FeLV検査は陰性でしたが、FIV陽性のポテチと外猫時代に密な接触があると考えられるので念のため再検査を依頼したのです。

 

 

ほんとうはもっと時間を置いたほうが正確かもしれませんが、現時点の状態を私がきちんと把握しておきたくて。スクリーニング検査のついでにできちゃうし。結果はどちらとも陰性。スクリーニング検査のほうも異常なしの健康優良児!

 

 

 

「はあ疲れた 貧血ぎみよ……」

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いえいえとかちん、貧血をうったえるほどは抜いてませんから!

 

 

これで胸をなでおろしてトライアルに見送れます。

 

 

 

満天とうまくいくといいなあ。

 

 

「譲渡」

 

 

渡す対象が血の通わないただの「物」ならどんなにいいだろうと思うことがあります。しかし私はモノではなく、命を扱っています。注意に注意、細心に細心を重ねてもなお足りません。ほかのことなら粗削りでいい。

 

 

不器用さ、不完全さはときとして人の心を奪い、目をくぎづけにし、感動を呼ぶこともあるかもしれません。けれど、「譲渡活動」でそれはダメです。譲渡は完全をめざしていかないと。そう自分に言い聞かせながら取り組んでいます。

 

 

ますます自分が納得できる形をめざして

 

 

LOVE!

 

 

 

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ツイッターで拡散してくださった子猫たちの件

皆さまこんにちは。昨日は卒業生すももの里親あっティーさんと待ち合わせ、emi-goの病院へ。病院に残っているすももの子たちをもうすぐりょうちゃんちに移動させるので、あっティーさんが最後に一目見たいというのです。

 

 

固まるすももの娘たち↓ 里親募集はりょうちゃんが担当します。

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病院にはたくさんの子猫たちがいました。みんな里親募集中!

 

 

でも、emi-goの体はひとつ。かわいい子猫たちばかりなのに宣伝やアピールが追いつかずどん詰まりの状態を見て、私は胸がとても痛くなりました。

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この男の子は尻尾だけ黒いのです。めずらしいよね?

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個人的にめちゃくちゃ私のタイプだったのがこの子。さびの長毛↓

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黒猫♂ こちらも少し毛がふわっとしていますね。

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「保護譲渡」をしてきた私は、状態のいい子猫たちの姿を前に、縁がないのはなんだかもったいないような気持ちになり、子猫たちが多くの方の目に留まるにはどうすればいいのか悩みました。とりあえず手元の写真を何枚か使ってツイート。そうしたらたくさんの拡散をいただき、発信者の私がパンク寸前に^^;

 

 

皆さま、ありがとうございました。

 

 

まだ全員のご縁が決まったわけではないのですが、お問い合わせが個人で対応不可能のレベルに達しているので、ツイートを削除。いったんクールダウンし整理します。ご紹介できなかった皆さま、申し訳ありませんでした。よいご縁があることを切に祈っています。お問い合わせの非公開コメントはすべてお返事を送信したのですが、たまに「返事が来ない!」と言われることもあるので不安です。

 

 

またこちらでなにか進展がありましたらお知らせします。

 

 

なお、病院への直接の連絡は控えていただきたいと思います。病院には生死をさまよう重病の犬猫がいて、対応がむずかしいので私がやっているのです。

 

 

感謝とお詫びを添えて!

 

 

 

「ハハ わたしの家族募集はどーなってんの?」

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「まあ とりあえずお疲れさま」

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十香ちん、忘れていません。ちゃんとやります。少し時間が必要です。

 

 

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幸せの703号室

近年私は目の前にいるスター候補をスカウトする活動に専念している。

 

無償でしている。

 

事務所は小さい。

 

舞台も然り。

 

 

スカウトからマネージメントからアフターケアまでを基本ひとりでこなす。

 

だからうちの所属スターたちが大きく注目されることはあまりない。

 

 

私は近所と折が合わない。私の話が通じない。味方はいない。

 

 

スカウトするための捕獲箱を置くスペースすら私にはない。

 

 

それでも私はスカウトがしたい。ホームレスとなり汚れている彼らを磨きたい。

 

全部私の自己満足のため。

 

 

昔は犬も多かった。けれど最近犬の事情がかなり改善され、私はよく猫と出会うようになった。だから猫ばかりが我が家の所属スターとなる。

 

 

私はスターに人とのコミュニケーションの方法を教えている。

 

 

しかし振り返れば、教わるのはむしろ私のほうで、飢えたみすぼらしい彼らが、まざまざと輝いていく姿に圧倒されながら私は夢中でつづけてきた。

 

 

「野良猫問題」

 

猫が好きな人にとっては心が痛い。

 

猫が嫌いな人にとっては頭が痛い。

 

 

私は両方の「痛み」を解決する策を熟知している。

 

いるべきじゃない場所からいるべき場所へと移動させるだけのシンプルなプラン。これに尽きる。動物愛護精神云々、動愛法改正、行政云々、地域をを巻き込んで云々、組織化して云々……どれもまちがいではない。どれも重要。

 

 

けれど私は伝えたい。

 

 

日本のあちこちに私のような人間が存在することを、私は知っているから。

 

保護をためらうなら、保護してほしい。

 

たったひとりでもできることはある。

 

保護することは有意義です。スターを輩出する能力やスキルは保護した後に磨けばいい。でもスカウトしすぎて身を滅ぼすのは理にかなわない。事務所が潰れては、スターは行くべき場所にたどりつけないから。

 

 

恥ずかしいほど小さなキャパシティ。この町で私を理解する者は皆無に近い。

 

 

しかし全然かまわない。町にはいろんな人が住んでいて、それぞれの考え方や生活様式を持っている。たとえこの町が私の理想郷とはかけ離れていても、私はこの町を離れるつもりはない。今以上に裕福になっても、703号室こそが私の城。

 

 

私は周りに理解者がいないことを嘆いて諦めたりしない。

 

私は自分の心に従って行動をしたい。

 

私の行動はほかから見たらいっさいの意味も持たないかもしれない。

 

だけど私にとっては自分を誇れる唯一の拠り所。

 

 

私は野良猫を保護し、きれいにしたい。きれいになった保護猫を703号室の舞台に立たせ、彼らの終の棲家を探したい。私がスカウトしてきたスターたちが、私からプイと離れ、私を忘れ、向かうべき場所へ旅立つ後姿が好き。

 

 

私は保守的で頑固なマゾだけど、同じような感覚を持つ人は必ずいる。

 

 

まず、行動を起こしてほしい。

 

 

泥だらけのスターを見つけたら、即、迷わずに、勇気をもち彼らを自分の舞台へさらってほしい。最初の彼らはたいがい怒っていて、困っていて、飢えている。

 

だけどお互いへの誤解は解ける。

 

なぜなら私たち人間側に悪意がないことを賢い彼らはいずれ気づくから。

 

 

15年半の活動の間に周りにすすめられ「団体化」することを何度か考えた。

 

もっと有名になって、大きな力を得て、多くのスターを育て、還元されるべきものを受け取ろうと卑しい気持ちを持ったこともある。

 

しかし独断的で協調性に欠ける私には、グループ化はむずかしい。

 

突き詰めていくと、興味もない。

 

 

私はたったひとりでもできることがあることを証明するために実在しています。

 

 

だから身分不相応の壮大な肩書きは要らない。

 

 

私のペースでやりたい。私の持てるあらゆる力を目の前のスター候補に向けていきたい。彼らの未来を決めるとき、私は緊張のあまり指が震えたりする。

 

 

誰かにとっては「たかが一匹の保護猫」。

 

 

けれど私にとっては人生をなげうってスカウトする価値のある逸材。

 

 

私は自分の心に従い、原則的には自分のお金で、自分の責任でこなしたい。

 

 

町に偏屈者扱いされてもされなくても、私はそこにウエイトを置かない。

 

話し合いで認めてくれる地域なら、間違いなく私は努力をしたでしょう。

 

でも私の地域は、話し合う土俵に上がれるほどの人材がいない。

 

(もしかすると私が見つけられていないだけかもしれないけれど……)

 

 

けれど私もときどき孤独を感じる。

 

そんなときはブログにノコノコやってきて、吠えたいことを吠えたりする。似た意思を持った人を求め、ブログやツイッターを徘徊する。

 

私は野良猫はもはや町にいるべき時代ではないと考えています。

 

1匹でも2匹でも、彼らは家の中に入るチャンスを持つべきです。

 

その橋渡し役は、たいへんなエネルギーを消耗する。

 

いい加減な譲渡ならいくらでもできる。この10倍のスピードで。

 

 

だけど私はそうはしたくない。

 

 

良縁に執着し、真理を探究し、職人のようなベストな譲渡を築きたい。

 

 

これをお金に換算したら、私はかなりプロフェッショナルのほうだと自負している。でも私はここから私に報酬が生まれることを望まない。

 

私は拝金主義者ではない。

 

 

いい人ではないけれど、自分の理念に基づき真剣に活動しています。

 

たとえ1億やるからその猫適当に渡せやと言われたら、私は迷わずNOします。

 

 

実はそれを「アマ」だと批判されたこともある。

 

私はそうは思わない。自分がアマだと思わない。

 

プロとアマの定義が「金銭が絡んでいるかどうか」だけだったら、無償のプロでいることを私は喜んで選び、無償のプロを証明したい。むろん、お断りをしても送金してきて私の微々たる活動を助けてくれた方は何人もいる。事実、その方々の善意のお金で助かった子たちもいる。

 

 

けれど私が言いたいのは、私は弱小な個人だけど信念がある。

 

アマとプロの違いは、お金を生み出すか生み出さないかではない。

 

納得できる活動ができるかどうか。パーフェクトに近づけるかどうか。

 

その違いこそが「プロ」と「アマ」を二分する。

 

でも極論、私はアマと呼ばれても傷つかない。

 

私の舞台から巣立った子たちを見てください。

 

再び干されている子などいない。仮に干されても私のもとに戻ってくる。私が彼らの受け皿となる。彼らは家族と共に日々煌びやかに暮らしています。

 

人々が経済の発展や政治や宇宙開発や人類のためのなにかの研究をしているまさにそのとき、私は目を凝らしながら近所でスター候補の野良猫を探している。

 

どっちが有意義で、どっちが無意味かを決めるのは他人の役目ではない。

 

私は自分の心に従って生きている。大きさとか小ささとかはいっさい関係ない。

 

私が磨き上げたスターこそが私のすべてです。

 

私は無駄なことに時間を使うのが惜しいケチな女です。

 

 

大金を稼ぎ、ブランド物を追って麻布に住むことが私の夢ではない。

 

 

私は私の時間を私の納得できる形で使いたい。

 

それはスカウトであり、マネージメントであり、未来の家族への紹介です。

 

 

サク(楽)はスターを引退し、終の棲家へ移動しました。

 

 

次回は彼の新居地へご案内します。彼がいるべきところです。

 

 

703号室の舞台は物理的に小さい。知名度も低い。ですが町が私を見放しても、共感してくれなくても、邪魔されたとしても、私は703号室で暖簾をあげています。ブログには孤独をぬぐってくれる理解者がいて、同じ志を胸に持つ人がいる。私たちは情報を共有し、喜び、悲しみ、互いを懐きあうことができる。

 

 

703号室は舞台であるのと同時で控室であり、寝室であり、レストランであり、トレーニングルームであり、巣立ったスターたちの実家でもある。

 

 

ここを過大評価も過小評価も皆さま読み手の自由でしょう。

 

 

けれど我が家には今、セクシー路線の十香(1歳未満)がいます。

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彼女のチャンスを願い、スポットライトを当て、大勢が彼女を知ることを希望しますが、個人事務所なので、なかなか厳しいかもしれません。

 

 

それでもどうしましょう?

 

 

彼女は私の家にやってきた美しいスターですから、私も彼女の魅力に迫る勝負をしたい。十香に興味を持つ方がいましたら、私宛にご連絡ください。

 

 

かわいい猫はちまたに仰山います。

 

 

その中から彼女を選ぶ人は目が高い。おそらく十香の真髄に気づいてくれている方でしょう。彼女自身が子猫ほどのサイズでありながら、3匹の子どもたちを産み、ちぎれんばかりに乳を吸わせ、真っ黒に汚れながら生きてきました。

 

 

これほど素晴らしい女性はいい方に選ばれるべきであり、彼女は小柄な1匹のもと野良猫ですが、同時に宇宙のように無限でもあります。

 

 

彼女に着目してくれる方がいることを願いつつ、おやすみなさい。

 

 

最後に一言付け加えたいのですが、たとえ私は体が壊れようが、心が壊れようが「別れのプロ」として、彼女の未来にベストを尽くします。天に誓って。

 

 

LOVE

 

 

 

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