右目のこと、リリースのこと


白猫チロチョウのことで、さまざまなご意見をいただきました。たとえ毎日ごはんが食べれなくて も、寒くても、寿命が短くても、外へ出して好きにさせた方がいいのではないか? との声もありました。あまり好きな意見ではありませんが、揺れました。も のすごく。正直、チロチョウは日に日に凶暴になっています。今の環境がこの子にとって、ストレスになっているのは事実です。

いつもであれば、チロチョウのようなタイプの猫は、リリースしたと思います。

でも、強く躊躇する理由があるから、お願いです。ちょっとの間はそっとしておいてください。私と違う意見を持っている方がいるのは当然ですが、ちゃんと自分たちで決めたいんです。

チロチョウ、写真では分からないかもしれませんが、右目がチェリーアイなのです。はじめてお外でみた時はすごくきれいなお顔だったのですが、捕獲の日に は、目から赤い膿まじりの涙が流れていました。今は冬ですから、化膿しにくいかもしれませんが、チロチョウをリリースしたら、悪化は免れません。失明する かもしれないし、ばい菌が入ったら、体全体にまわり、もっとひどい状態になるかもしれないのです。

2週間、目薬をさすよう、病院から指示されました。それでも治らない場合は、手術が必要です。一般的に、リリースまでのタイムリミットは保護した日から1週間前後。目のことを考えるなら、リリースはできません。チロチョウの目を捨てる? そんなこと、できる?

目が悪化する可能性が高いけれど、それも運命だよね、バイバイチロチョウ!

なんの迷いもなくそう言いきれる自信が私にはないのです。

どんな選択をしても、最善ではないかもしれません。

でも、自分自身を納得させる答えがほしい。

保護した翌日から、出張帰りのチチは、チロチョウとふれあう時間を作っています。
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チロチョウは怒ってばかり。
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人間の手にはいい思い出がないのかもしれないし、触られること自体が、不快でたまらないのかな?

水を変えるのも、トイレを掃除するのも緊張します。
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チチも本当は、とても怖いんだと思います。
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それ以上に、チロチョウは私たちに恐怖を感じているんだろうけれど。
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そっとしておきたいけれど、目薬をささないと悪化するので、どうしても触らなければなりません。
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手袋をはめても、歯や爪が貫通する場合もあるから、チチがメインで世話をすると言ってくれました。私がけがをしてしまうと、他のお子たちのお世話に支障が出てしまう、チチはそれを案じているのです。まあ、チチに言われなくても、まだ怖くて触れないんだけど。

褒めるのも照れくさいけれど、
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チチは大きな勇気の持ち主ですね。
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余計なお世話だと笑う方もいるかもしれませんが、チチはチロチョウに素手のぬくもりを伝えたい一心です。こういうチチの姿は、純粋で優しいのです。

「がまんしてな。ごめんな。ちょっと目薬さすよ。いいよな? 目を治そう」
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そんな風に話しかけながら撫でつづけていると、チロチョウはうっとりすることも。
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奇跡の一枚ですが、お膝にものせられました。
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ちなみにこれらの写真は、去勢手術から帰って来た翌日に撮ったもの。今現在も、大きな進展はありません。逆に、怒りっぽくなっちゃったくらいです。

簡素ですが、少しでもいい環境で保護したくて、保護部屋に移しました。
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夜はチチと私が交代で、保護部屋に寝ています。あ、もちろん、一生ケージ飼いにしたりしませんから、誤解のないようにお願いしますよ(笑)。

今はこんな状態で、希望が見え隠れしていますが、目薬をやめてしまうわけにはいかないので、少し無理やりコミュニケーションを取ることもあります。そんな 訳ですから、リリースするもしないも、簡単にはいきません。私たちは、これ以上ぐらぐら揺れることのないよう、しっかりと現実をみつめていきますから、ど うかあたたかく見守ってくださいね。心からのお願いです。

かつくん「ハハは多分、外には放さないと思う。今の現状で放すことは、捨てることに等しいからね。写真だと分かりづらいかもしれないけれど、右目のチェリーアイは、ちょっと厄介そう。腫れは小さいけれど、膨れた部分が目の中に入りこんで痛そうなんだよね。

なにが猫の幸せなのか? 考えれば考えるほど、分からなくなってくる。でも、ちゃんと考えないとね。それがハハの生きる道なんだから。

ハハの本、それでも人を愛する犬をよろしく!

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703号室かつくん

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