ありのままのリル


皆さまこんばんは。本日はシッティングのお仕事が2つと母の店のバイト。明日も明後日も同じスケジュールなので、家にいられる時間がさほど長くありません。それでも、仕事と仕事の合間にちょこっと戻ってお子たちに会えるのは、私にはとても助かります。

 

 

さて、数日前、リルを連れて大巻先生の病院へ行きました。

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車内にて

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リルはもう立てないので、脱走の心配はありません。抱っこで移動しています。

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診察中

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血液検査の結果、貧血がさらに進んでいました。輸血をするかは今後の経過とリルの体調次第となります。食べさせる量を増やしているのに、体重が減りました。

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現実(数値)を目の前に突きつけられると胸が苦しいです。

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(下痢しない程度に)ごはんをもっと増やすことに決めました。

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リルはよくがんばっています。

 

 

しかし腫瘍があまりにも大きくなりすぎて、貧血や体重減少の原因になっているのです。

 

 

リルの腫瘍をにらみながら、私は心の中で何度も相手を脅迫しています。

 

 

「リルを奪ったらあなた(腫瘍)もおしまいだよ?」と。

 

 

憎い腫瘍が大事なリルにへばりついてどんどん浸潤するのが耐えられないです。

 

 

そしてその悪魔をリルの一部として受け止めなければならないのが辛い。

 

 

包帯で隠している間はなんとなく意識から外せていますが、毎晩の消毒の時間が来ると、やっぱり気持ちがざわつきます。正直なところ、憂うつで仕方ありません。

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リルの腫瘍の写真が2枚つづきます。見たくない方はサッとスクロールしてください】

 

 

 

患部をお見せするのはやめたほうがいいかな? と、最近は家族の秘密にしてきたのですが、小さめの黒白の画像なら衝撃度が緩和されるのではと思い、掲載しました。

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リルと私たちが闘っている病魔の正体です。

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ここは私のブログなので、覚書の意味としても、うちのお子たちのありのままの姿を載せていますが、ショックを受けた方、不快に感じた方は本当にごめんなさい。

 

 

大巻先生からは「化膿させずにちゃんとケアがなされている」とおほめいただきました。念のため抗生物質を飲ませていますが、基本は日々の傷口の洗浄です。

 

 

洗浄は大掛かりになっていくばかり。けれど絶対にやめるわけにはいきません。

 

 

ケアの必要なお子たちがいるので皆さまへの不義理がつづいていますが、どうかご理解くださいね。

 

 

リルは腎臓の数値が悪化しはじめているので皮下点滴(補液)を自宅ですることになりました。

 

 

貧血との兼ね合いを見ながら量を調整しています。

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ネガティブなことばかりを書いたので、リルのことをかわいそうだと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、食欲は今までの犬生の中でいちばんあるし、おやつをほおばったり、お水をグビグビ飲んだり、立たせるとニコッと笑ってチューしてくれるのです。

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だから私はかわいそうな子のママではなくて、愛する家族と好きでいっしょに過ごしているひとりのお母さんです。肝っ玉かーちゃんをめざしています。薬をたんまり買ってリルと共に帰宅しました。

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リルの命を無理に延ばすことはしないし、できません。

 

 

でも、リルにとことんつき合ってリルの最後の瞬間までそばにいたいです。

 

 

今からリルをバルコニーに連れていきますのでこの辺で失礼します。

 

 

おやすみなさい。

 

 

LOVE

 

 

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