故郷に錦を飾る


今日はひさびさに体調を崩しました。

ほとんど1日中布団の上でダラダラ。

職場への電話、動物病院への電話、保護活動の用事の電話、ウイの里親さんへの電話、みいさんへの電話、母から安否確認の電話……やたら電話が多かったですが、寝ながらできるからいいですね。

予定があるので体調不良は困ります。

いっぱい寝て明日から元気に過ごしたいです!

さてUPが遅くなりましたが、先日卒業犬コロンJ(殿)が703号室に遊びに来てくれたときの様子を^^ 写真はすべてコロンJのブログからパクリました(爆)。

里親megさん、コロンパパさん、コロンJが母の店に来てくれました。まずはランチ! 母の店なのになぜかmegさんにごちそうになるという……ありがとうございました。
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その後みんなで703号室へ

確かコロンの卒業以来(2009年2月14日)ですが、エントランスからぐいぐい引っ張る殿。驚きました。しっかり我が家を覚えていたんです。
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うれしいなあTдT

コロンJは元土手犬です。先日紹介したゴンタと同じ。

そしてご存知の方も多いと思いますが、我が家のナナとリルも元土手犬。リルはおそらくコロンJの実の娘です。当時不妊手術が遅れて生まれてしまった子犬のうちの1頭ですから。
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娘とはいってももうすぐ11歳になるんですけどね。

チチが父(殿)を撫でていたらリルがふてくされてしまいました。
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どうやらなにかにやきもちをやいてしまったらしいです。

リル、殿はひさびさに里帰りしたんだから譲ってあげなさい。
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コロンJのパパさんがいつも写真をたくさん撮ってくれます。うちの妹も参加してみんなで談笑タイム♪
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パパさんが撮ってくださったお気に入りの一枚。さぶがジャンピング抱っこで抱きついてきたところです。
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megさんが保護してくれたビーナスにも会ってもらいました。
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ビーナスがプイしたおやつをウイにあげたところ、勢いよくがっついたそうです。ウイ、よかったね。

きょうだい犬ナナと
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こうして並んでいると、ナナとコロンJの子犬時代を思い出します。

土手の中を走り回っていた計7頭の子犬たち。その子孫に当たる4頭の子犬たち。ゴンタなどその他大勢の土手犬たち。当時30頭はいたでしょうか。

そのうち半数以上の犬たちが土手で非業の死を遂げましたが、生き残っている犬たちは全員土手を出て今幸せに暮らしています。

土手に行ってみることにしました。
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最年長のべべは半歩き半抱っこ
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まずは懐かしい殿の土手時代の写真を
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何度かブログに載せていますね。この頃のコロンの生活水準は高い方でした。コロンが一番ひどい扱いを受けていたのは子犬~4歳過ぎまで。当時面倒を見ていた男性からの暴力や交通事故にも耐えたのです。骨盤は今でも一部、曲がったままです。

コロンのきょうだい3頭は、その時期を乗り越えられずに土手で死にました。1頭が餓死で、あとの2頭は焼死です。私たちは定期的に通っていたのに、犬たちを助けてやることができませんでした。その時期をコロンは勇ましい生命力で生き延びたんです。

コロンは子犬の頃から6年9ヶ月もの長い時間を土手で過ごし、ようやくあそこを出て、家庭犬として生き直すことになったのです。

今12歳、貫禄たっぷりのいい男!
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殿は土手を颯爽と歩きました。堂々とした姿です。

私は土手を歩く殿の姿を見て、ひとりボソボソ呟きました。
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「故郷へ錦を飾る」

ちょっとちがうか?

でも、いいや。

昔べべナナリルを土手に散歩に連れて行くとまだ土手犬だったコロンとゴクウの2頭がべべたちに寄ってきたんです。リードが外れたコロンとゴクウは、ホームレスさんに見つかるまでの束の間、自由を謳歌していました。

フリーのコロンとゴクウが先導役になりみんなで土手を歩いたことがあったのですが、べべたちを連れて703号室に戻ろうとすると、コロンとゴクウは土手の端まで私たちを送ってくれたあと、踵を返すのです。

決して私たちのあとをついて、土手から出ようとはしませんでした。

土手と町の境目に立ち、静かに見送ってくれたものです。

「バイバイ 散歩楽しかったね。ぼくたちは ここでお別れ。ちょこちょこついて行って 困らせたりしないよ。またね」

犬とはそういう生き物なのです。

その殿が7歳で土手を出て、愛車の後部座席に乗ってあちこち出かけてるんですから、彼に関わったひとりの人間として、至福の極みです。

殿、生きていてくれてありがとう。

立派な卒業犬ですね、あなたは。

703号室の誇りです。

megさんおみやげありがとうございました。
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おいしかったです!!

では皆さま、おやすみなさい。

体調にはくれぐれもお気をつけて!

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