皆さまこんばんは!
今週は比較的のんびり生きてます。最高!
粗大ゴミを捨てたり保護猫たちと遊んだり、余裕があるのはいいことですね。
でもどんなにせわしなく緊張が張り詰めたとしても、ふと気が緩む瞬間があるのです。そうすると我が家の闘病トリオ(べべ、ほほ、さぶ)の行く末について考えてしまう。
加齢著しいIBDのべべがもしまたがんを発したら?
いや? ノーマークのナナ、リル、あまぱんが病気になったら?
もうすでに歩行困難の域に達したほほの将来は?
そして、慢性腎不全ステージ4目前のさぶ……
まあ、考えても仕方ないですよね^^;
今日はさぶの自宅補液です。打たれるスナイパーの抵抗が最小限でありますように。
さて、ひさびさに我が家の保護猫ゾーンをのぞいてみましょう!
保護猫いせやん、さんきゅう、寿子は1日中ほとんど一緒にいます。
人間にも猫にも厳しかったいせやん氏が徐々に軟化してくれたのも一因ですが、私はさんきゅう&寿子の醸し出す空気がいせやんを変えたのだと思います。
みんなで遊べるのはもちろんのこと、ごはんやお昼寝も仲良くできます。
ちなみに、いせやんを怖がらずマイペースに彼に接した保護猫の元祖はこのお方↓
2月22日(にゃんにゃんにゃんの日)に保護した卒業猫素なうあらため麦さん。麦さんこそいせやんにいじめられても「?」を貫き、いつの間にか男性同士の友情を築いた第一人者!
麦さんの天性のゆるさがいせやんを溶かしたのですね。
こちらは最近の麦さん↓ 相変わらずゆるいです(笑)。
里親さん、癒し満点のお写真ありがとうございました。麦さん幸せそう♪
麦さんと同じ血が流れているからか? いせやんはさんきゅう&寿子にいじわるせず、むしろ先輩保護猫としてふたりにごはんをゆずるなどかいがいしく面倒を見ています。
「いせにいはやさしいのよ」
そうね。でも、うまく言えないけどそれだけじゃない気がする。
あなたたち3きょうだいの独特なやわらかい雰囲気がいせやんにはわかったんだね。
さんきゅうを保護した時点では私、なにも知りませんでした。ただ、さんきゅうを保護しようと格闘していた際に、小ぶりの三毛猫とすれちがったのです。
三毛猫ですから当然女の子です。ほっといたら子猫を産むにちがいありません。そういった意味で次はこの子を保護すべきだと腹を括りましたが、あそこまで本気になったのは自分の「とりこぼし」に気づいてからでした。
あの大雨の日にさんきゅうを保護した私は、翌日また現場に行ってみました。
小柄の三毛猫にせめて不妊手術だけでも受けさせなければ、と思ったのです。
現場でしばしうろついていた私は、アパート横の畑付近で三毛猫を見かけました。
捕獲箱を設置するも入らず。昼、失敗、夜、失敗、翌昼、失敗、その夜失敗……
「空腹でもなさそうだし、三毛ちゃん、警戒心が強いなあ……」
同じことを数度繰り返す中で私は三毛猫のごはんの面倒を見ていた男性に出会いました。
男性は当初不審者風の私と捕獲箱を警戒していましたが、徐々に話を聞かせてくれるように……。
一年ほど前、母猫が飢えた赤ちゃん猫3匹を連れて男性宅に現れたそうです。猫を飼ってはいないけど猫が好きだった男性は、情にほだされ餌やりをはじめてしまいました。
そのうち、母猫が失踪。生死は不明。
赤ちゃん猫たちは消えたお母さん猫の言いつけどおり、自力で毎日男性宅に通いつづけてごはんをおねだりしました。雨の日も極寒の日も、3匹並んでやってきたそうです。
それが「麦さん」と「さんきゅう」と「寿子」でした。
話を聞いてはじめて、私が保護した麦さんに2匹のきょうだいがいたことを知り、うち1匹が保護して間もないさんきゅうだったことを知り、すれちがった三毛猫が最後に残ったきょうだいであることを知りました。
つまり私が三毛猫から肩を寄せ合って生きてきたきょうだい2匹を奪ってしまったのです。
あのときの焦燥感と後味の悪さをたとえる言葉が見つかりません。
三毛猫は最低でもTNRを、などと言っていられなくなったのです。
もう絶対に保護するしか道がない。
この子たちの運命を私が変えてしまった以上、最後の子を外には残せない。
切迫しているにも関わらず、保護は難航しました。もはや捕獲箱は無用の長物で、唯一三毛猫を触れる男性を説得し直接キャリーに入れてもらうしか方法が思いつきません。
けれど男性にも感情はあります。
外とはいえ一年間面倒を見てきた子と別れるのは淋しいのです。「保護」の大義を振りかざし私の正論をぶちまけて戦うのは得策ではないので、まくし立てずに「やんわりお願い」作戦に徹しました。
連日のように男性のもとに通いました。最後は便箋2枚びっちりの手紙に世間話で聞き出した男性の好物のプレゼントを添え祈る気持ちで待ちました。
それからいろいろあって(割愛)数日後……私の願いが通じました。
男性が意を決して三毛猫を捕まえ、私に電話してくれたのです。
こうして、時期はずれましたが麦さん、さんきゅう、寿子の全員が703号室にやってきました。
消息不明の母猫がのこした3匹のヨチヨチたちをみんな保護できて幸せです。
近隣住民から「大迷惑!」と罵られながら外で生きてきたさんきゅうと寿子ですが
ご家族からは熱烈な「大歓迎!」を受けています(笑)。
然るべきところに然るべきものがおさまるとLOVEが生まれますね。
LOVE&LOVE!
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寿子ちゃん保護の背景がずっと気になっていました。これではアン二イさんが何も手につかなくなって必死に保護するのも当然ですね。三兄弟のママは消息不明ということですが、こんな良い子を産める猫ちゃん、どこかで元気に暮らしていて欲しいと切に願います。どこでもお外は厳しいですね。1週間程前、給餌をしていたら高校生ぐらいの女の子が猫を探している風でした。そうしたら急に三毛猫を見かけなかったか話してかけてくるので、脱走したのか思って聞くと、発情して鳴き声がうるさいので母親がここへ連れてきたと言うのです。それって不妊手術をしていない雌猫を捨てたってことでだよねと言うと、元々手術をするつもりだったけどそのためには8時間空腹にする必要があると言われそれが可哀想だからここへ連れてきたとほざくのです。始終自分が捨てた事実を認めず、何が可哀想か判断できないこの親子、頭がおかしいとしか言えません。あれから1週間経ちますが、一度も姿を見ていません。家猫が突然外に出されて生きていませんよね。悲しいです。
AZEGAMIさま
いや~そういう人多いですね。なんだか意味がわかりませんね。ほんとうにお察しします。消耗しますよね。私もたびたびそういうことがあります。人間嫌いになりそうだし近所ではバトルになることもしょっちゅう。私のほうが変人の目で見られていますよ^^;
動物たちに対する意識が低く、雑な扱いをするのが一般社会なら、私は一般社会に溶け込めなくてもいいやと投げやりにもなったりします。ですけどそれじゃあなにも変わらないから根気よくコツコツですよね(疲)。
それはそうと、寿子達の保護の経緯をやっと書けました。こういう記事って正確に思い出すのに時間がかかるのでついあとまわしにしがちで……
でもちゃんと書けて良かったです。
3きょうだいほんとうにいい子たちです。
まっすぐでやさしくて。
それぞれによいご縁を結べて幸せです。
お互いぼちぼちがんばりましょう^^
何時も拝見させて頂いています。昔から
尊敬はしていますが、ママさんはその執念
根性、底力は何処から湧き上がってくるのでしょう、偉いを通り越して動物達の神かしら、私にもそんな娘がほしいです。お身体には気をつけてくださいね。
エマママさま
おひさしぶりです。ブログをはじめた頃からずっと読んでくださっていますよね。とてもうれしいです。お元気ですか? 私の執念は自分でも怖いときがあります。とりつかれたみたいになるんですよ;; でもその甲斐あって無事3きょうだい全員保護できました。そしてそれぞれにすばらしいご縁を得られたことほんとうにうれしく思いますし達成感がすさまじいです。これからもどうぞよろしくお願いしますね^^
lohamakeguさま
こんばんは。まずはむーこちゃん……祈ります。どうかどうか!!!
男の中の男(笑)。ありがとうございます。素直に喜んじゃて……いいんですね。
MIHOさんって友人にもよく言われます。
メンタルの強化は私も万年の課題です。2~3年前くらいから少しずつ強くなりまして、前よりネガティブではなくなりましたがやっぱり鍛えておきたいですよね。お互いにいろいろと^^;
今回はもう必死でした。でも終わりよければすべてヨシですね!!!
Annyさん、こんばんは。Annyさんの通す筋は本当に何て言うか、男の中の男です!(誉めてます。最大級に。)保護は対猫より対人でつまづく場面が多いし、すごく消耗しますよね。
もっとメンタルがんがん鍛えたいです。いつも元気をくださってありがとうございます!