今日はKさんに付き合ってもらって、MOMOペットクリニックへ行きました。のらクロを診ても らうためです。クロの6回目の点滴。調子が少し良さそうなので3種のワクチンも打ってもらいました。念の為、ワクチンを選択したら今日は放さない方がい い、明日放した方がいいという先生のアドバイスを受け、明日放すことにしました。
クロ、通院の為にゲージを移動しようとしたら、シャーと威嚇してきましたが、ちょっとするとゲージの中で足を投げ出しくつろいでいました(笑)。少し慣れてきた証拠です。体重も保護した時より500g近く増えていました。毛艶も良くなりました。
クロの著しい変化は私の希望そのものです。
頑張れ、クロ、頑張れ頑張れ!
頑張れと励ますことも苦痛ではなくなりました。頑張らせることが苦痛だと思っていた頃より、今はずっといい感じです。クロ、凄いぞ!クロは希望の塊だね。
大巻先生、クロを診る時もとても丁寧でした。
飼い犬飼い猫と何ら変わらず、点眼薬から始まり、爪の先まで診てくれました。
(しかも、最後はネットから出して素手で抱っこしてたし^^;)
感動したのは、クロの爪が汚れていると言って、1本1本の汚れをそりゃもう丁寧に取ってくれたこと。先生にとっては当たり前のケアかもしれないけど、野良 猫の診察すら嫌がる獣医は多い。例え診てくれたとしても、野良だからここまででいいだろうと線引きしようとする。医療格差ですよ、それは。野良だからこそ ハンデがあるのだから、保護できた時は出来るだけじっくり診てもらいたいです。弄繰り回すのではなく、丁寧に。
爪の間を掃除しながら先生が言いました。
「クロちゃん、爪が何本もありませんね。ほら見て、根元からなくなってしまってます。」
本当だ……。
爪のある指は、長い爪が残っています。リリースを考えているので、爪は切りません。
でも何本も、爪自体がない指がある。根元からそぎ落とされてしまっている、そんな感じです。猫同士の喧嘩では、そういう風にはならないし、虐待されたと考 えるのはちょっと違う気もするから、きっとどこかに引っかけて、思いっきり力を入れた時に爪ごと抜けてしまったのだろうとの印象でした。いずれも昔の傷の ようでしたので、今は痛みを感じていないそうですが、当時どれくらい痛かったんだろうと想像すると、それだけでも外猫のしんどさを痛感できる。人間の拷問 などで「爪を剥がす」というものがあるくらいですからね。私たちと同じ痛みを感じる猫にとって、その痛みは計り知れないもの。それを想像するだけで、クロ への愛しさが増してしまいます。
忍耐強くて、無口なクロ。
苦境に負けようとしないあなたは
驚くほど、素敵な猫ですね。
長く鋭い爪は野良猫にとって、必要不可欠な道具であり、武器でもあるから
クロはまるで刀が折れたお侍さん。
今だけはどうか、ゆっくりその傷を癒してね。
クロは生きていて本当に偉い!
今夜は今まで一番のご馳走を与えるつもりです。
「クロ、毛艶が良くなったんだって!良かったね。体重も増えて、ますますイケメンになったってハハが言ってたよ。頑張って生きるクロは偉いけど、猫が頑張って生きなければならない社会は良くないよね。
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