まとまらない心

ブログを書く前に、何度か伸びと深呼吸をしたのですが、胸のつかえは取れないままです。

 

 

もともと、今日は、保護猫てるの「アピール用の写真」を撮る予定だったのですが、寝起きから私の体が重く、取り掛かるのに、とてつもない時間と体力を消耗してしまいました。

 

 

てるは、警戒心が強いので、首飾りをつけるのも一苦労

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まあ、これはこれで、かわいいね。

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私は少しずつ、変わってきたのだと自覚しています。

 

 

中年の図々しさは年々増しているものの、メンタルの根幹は、弱くなったのかもしれません。

 

 

若い頃は、「どこだどこだ? 私を待ちわびている不幸はどこだ?」とばかりに、精力的に犬猫たちの保護譲渡活動をしてきました。道中で、いろんな方との出会いと別れを経験し、お子たちとの出会いと別れを経験し、たくさん泣いて、笑いました。総括すると、「幸せ」とも言い切れないし、「幸せじゃなかった」とも言い切れない年月を過ごしてきたように思います。

 

 

わかっているのは、結局すべては、自分で選択してきたことくらい。

 

 

後悔は、なにもありません。

 

 

しかし、これからの人生は、なるべく自分軸にしていこうと努力中です。

 

 

魅力的すぎる犬猫たちは、あまりにも大きいものを、私にもたらせてくれました。

 

 

と同時に、私は犬猫以外の世界については、かなり無知になっていた気がします。

 

 

一度きりの人生だから、いろいろな世界を覗いてみたい。

 

 

仕事以外は「責任」から逃れて、できるだけ、心のままに生きたい。

 

 

てるは、そんな私の過渡期を、そばで寄り添ってくれています。犬猫以外の世界も覗いてみたいと話しているそばで、猫のてるに支えてもらっているという矛盾は、もちろんわかっています(笑)。

 

 

そして、この矛盾に、今、自分は苛まれているのです。

 

 

てるが、愛おしいです。

 

 

てるは3月のはじめに、うちにやってきました。

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てるは、(私のお客さん)Mさんの敷地に来る7歳の外猫さんで、毎日、たらふくおいしいごはんを、Mさんにもらっていました。1歳の頃、たてつづけに2回の妊娠経験があり、外で合計12匹の赤ちゃんを出産。赤ちゃんたちは、Mさんが里子に出し、てるはその際に不妊手術をしてもらったのです。

 

 

Mさんとてるは、長いつき合いなのですよ。

 

 

Mさんがいたから、外猫のてるが、生き永らえたといっても過言ではないですね。

 

 

私はてるの保護をMさんがどう感じるかを含めて、時間をかけて、熟考しました。

 

 

結果、Mさんが保護の段取りまで組んでくれて、てるは無事に私の手元にきたのです。

 

 

ちなみに、Mさんから聞いた、てるの昔話の中で、私がいちばん印象に残ったのは、てるが外猫のオス(FIV陽性、ボス気質)に首を噛まれて、首が血だらけになっていたときのこと。

 

 

当時のケガは、すっかり治っていますが、その際にてるはFIVに感染したと思われます。

 

 

※てるはウイルス検査で、FIV陽性、白血病陰性が判明しています。

 

 

てるを噛んだオス猫も、生きるのに必死だっただけなので、猫の間で、悪者などいません。

 

 

ただ、痛かったんだろうな、心細かったよなあ、と、てるがかわいそうになり、胸が疼きました。

 

 

てるの保護について、チチには、「絶対に猫を増やさない。責任をもって譲渡する。てるが家庭生活に馴れるまでの間だけ、保護させて」という約束を交わしています。

 

 

最初は、連れてきたことを、てるに謝らなければならないほど、てるは落ち込んでいました。

 

 

食欲不振、人間不信。

 

 

目はうつろで、覇気がいっさい、なかったのです。

 

 

私は、まちがっていたのかもしれない。てるを保護するべきではなかったのかもしれない。

 

 

Mさんにも、申し訳ない気持ちになりました。

 

 

でも、お互いが、退路を断たれた場所から向き合い、一歩一歩慎重に近づいて、私たちはようやく、ぬくもりを分け合えるところにまで、到達したのです。ようやく!

 

 

そしたら今度は、「いいサヨナラ」に向けて、準備を開始しなくてはなりません。

 

 

だから、あああ苦しい、となってしまっているわけなのです。

 

 

(こんなこと、よく私、何百回も繰り返してきたな)

 

 

てるは、念のため、ほかのお子たちと生活空間をわけています。

 

 

寝室が自分の居場所だと認識しているので、すずらんやちゃみのいるリビングには行きません。

 

 

ほかの猫に、強い関心はないようです。

 

 

けれど、ときどき私がリビングで楽しそうに笑っていると、わざわざ、私を迎えに来るのですよ。

 

 

「ちょ、まだ? 早く来てブラッシングしてよ」

 

 

「今日まだちゅーるもらってない!」

 

 

「もう寝る時間!」

 

 

といった具合に、にゃーにゃ―話しかけて、私を寝室に誘導しようとします。

 

 

たまんないよね。

 

 

アピール写真のためにつけた首飾りが、憎いほど似合ってしまいました。

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慣れないものをつけているから、まずはごほうびをどうぞ♡

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おいしいかい?

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いいお顔!

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おいで、ブラッシングもしてあげる♪

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つやつや~

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ふふ。きもちいいねえ~

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ク~!

 

 

きれいすぎて、どうしようもありません。

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こんなんじゃ、てるが輝いてしまうから、この巣から、羽ばたいてしまうね。

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次のステップのための止まり木、次のステップまでの止まり木、次のステップまでの止まり木……

 

 

(703号室の寝室は止まり木、この家の約束、未来、一生、次の出会いのための空席、マイルール、キャパ、云々……全部をくちゃくちゃに丸めてポイっと飛ばしたい心境)

 

 

ここだけの話、首飾りをつけたてるを見ていたら、構いたくてどうしようもなくなり、途中からiPhoneを放り出してしまった私です。私は、なにが書きたのかわからなくなってしまったので、この辺で失礼して、てると笑平とのんびり寝っ転がります。急いでエネルギーチャージしてきますっ。

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皆さま、お目汚しの乱文を失礼しました。

 

 

文章は心が現れるのって本当ですね。せめて、美しいてるの写真で償います。

 

 

次回はもっと、気持ちを整理できているといいなあ。

 

 

LOVE

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

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保護猫デリーが来ました

皆さまこんにちは。703号室に新しい保護猫が来ました。

 

 

ふふ。今は緊張顔ですね。

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多分、男の子で、仮名は「デリー」になりました。

 

 

名づけ役はチチに譲渡したので、チチがつけたのです。

 

 

はい。お察しの方もいらっしゃるかもしれませんが、由来は、インドのデリー。チチの憧れの地なんだそうです。いつか行ってみたい地名をつけちゃうあたりがねえ^^;

 

 

通院は週明けになったのですが、とりあえず、ノミダニの駆虫薬を動物病院で買って、すでにデリーにつけています。外でごはんをあげてくれていた方に「食べているごはん」を聞いたので、同じものを買ってきました。デリーがいっぱい食べてくれますように!

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ちなみに、まだドキドキで食欲は出ていない感じです。

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デリーは生後5、6? か月の若猫さんで、兄妹3匹で外にいたのです。

 

 

デリー兄妹の存在は、先月、友人から相談されて知ったのですが、聞いたときは私がタイにいて、その後もなかなか動けず、昨夜、ようやく「お招き会」が実現したのです。

 

 

昨日は、午前中は仕事、その後、母たちをランチに連れて行く約束していたので、池袋へ……

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母の好きな店で

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小籠包をたらふく食べてもらいました。

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そして、夜は保護猫たちのお招き大作戦!

 

 

毎日がこんな感じです(笑)。

 

 

私が車を出して、友人を迎えに行ってから、現場へ。歯科医院の先生からの相談だったのです。

 

 

シニア猫さんと暮らしている猫好きの院長先生が、デリーたちの面倒を見ていました。

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キジトラのお子と

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三毛ちゃんが兄妹のようです。

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「みんな発情期が来そうだし、外は危険」ということで、保護譲渡をすることにしたのです。

 

 

しかし、うちは、チチが絶対にダメだというので、3匹は連れて帰ることができません。

 

 

仕事が忙しくて、私が猫たちのお世話が十分にできないのも、かわいそうです。

 

 

だから、私は、捕獲に参加するとしても、よくて1匹を連れて帰るのが限界だと、(話を持ってきた友人に)伝えていました。友人が2匹、我が家が1匹、これが私のキャパシティーです。労働の対価が発生しないボランティア活動は、自分のキャパシティーを明確にすることが大切だと思います。

 

 

でもまあ、ゼロより1、ですものね。

 

 

「じゃあ、アンニイさんは黒い子で」

 

 

と友人が言ってくれたので、お言葉に甘えて? そうさせてもらいました。

 

 

「黒い子がいちばん人になついていそうだし、アンニイさん黒猫が好きでしょ?」

 

 

が理由だそうです。いろいろと考えてくれたのですね。恐れ入ります。

 

 

はじめに(友人の)捕獲箱に入ったのは、キジトラのお子でした。

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捕獲箱を空けるために、キジトラちゃんをネットに入れて、キャリーバッグに移すのは、友人と私のふたりがかりでいきました。結構むずかしいので、慎重に取り組んだのです。

 

 

そうこうしているうちに、私が持ってきた捕獲箱も閉まりましたよ!

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入ってくれたのは、なんと黒猫デリー!

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私の捕獲箱に入ってくれたので、移し替える手間が省かれました。このまま連れて帰れます!

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キャリーにはキジトラちゃん、捕獲箱にはデリー

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撤収の時間が迫ってきたので、友人が院長先生に捕獲箱の使い方をレクチャーし、三毛猫ちゃんは、院長先生がトライすることになりました。先生は真剣ですので皆さまご安心ください。

 

 

乗りかかった舟なので、なにかあれば私もすぐに駆けつけます。

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先生は、デリーたちのこと、本当に心配していたのがわかりました。

 

 

みんなそれぞれが、やれることをやっているのですね。

 

 

残る三毛猫ちゃんも、早く保護できたらと願っています。願うだけでなく、行動もします。

 

 

お弁当とお茶をいただいてしまいました。ごちそうさまでした。

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友人と、キジトラさん、大量の荷物を友人宅に送り届けて、私はデリーを連れて帰りました。

 

 

チチさん、ご理解いただき、深謝いたします。

 

 

保護猫てるちゃんのことは、のんびりと構えていますが、デリーは、早めに馴らしてテンポよく良縁を見つけたいです。皆さま、どうかデリーをお見知りおきくださいね。

 

 

お読みいただきありがとうございました。

 

 

LOVE

 

 

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保護猫てるちゃんとのこれまで

次、うちに来る保護猫には「てる」という仮名をつけようと決めていました。

 

 

「てるくん」になるのか、「てるちゃん」になるのか……男の子にも、女の子にも、似合う明るい名ですよね。漢字を当てはめるなら「輝」。てる、との出会いに胸が躍っていた私です。

 

 

そもそも、私には保護したいお子がいました。

 

 

それが、この子。出会ったのは2024年5月頃です。場所は、私のお客さまMさん宅

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Mさん宅の敷地で、こうして元気よくごはんをおねだりする姿にロックオンされたのです。

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はい。うちに今いる、てるちゃん、との出会いです♡

 

 

正直な話、てるはあまり不幸そうには見えませんでした。

 

 

やさしいMさんにごはんをちょくちょくもらっていたし、気にかけてもらえていました。てるなりの、生活圏や生活リズムがあり、長年外で暮らしてきた「貫禄」も感じました。

 

 

てるのごはんを求める大きな鳴き声は、生きる力が漲っていて、私は尊敬すらおぼえていたのです。

 

 

てるは外で7年間生きました。

 

 

その間に12匹の子猫を産み、2回目の出産を終えたあと、Mさんが不妊手術(TNR)を受けさせたのです。てるの産んだ子猫は、Mさんのおかげでみんな幸せになりました。

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↑↑↑ わかりづらい画像かもしれませんが、てるの赤ちゃんたちです。

 

 

前も書いたのですが、私も偶然、てるの姉妹が産んだ子猫4匹の譲渡をしたことがあります。

 

 

不思議なことですが、縁って、繋がっているのですね。

 

 

外で長年、自由気ままに生きているこの子を、保護するのはどうなんだろう?

 

 

私が保護を打診したら、外でずっと面倒を見てきたMさんは、どう思うのだろう?

 

 

うれしいかな? それとも、さびしいかな?

 

 

私もソワソワと心が行ったり来たり。若い頃の自分が見たら、情けなく思ったにちがいありません。

 

 

言い訳ですが、重い病と闘っていたさぶのこと、なかなか譲渡できなかった保護猫きなもんのこともストッパーになり、結局私は、「様子見」に、留まっていました。そして、Mさん宅の、かわいい猫さんたちのお世話に伺うたび、ごはんごはんと鳴いて訴えるてるの声を、無視していたのです。

 

 

外猫にごはんをあげることを、快く思わない方が、Mさんの近所に住んでいるため、てるのごはんは、トラブルに発展しないよう、タイミングをみて、Mさんがあげていました。仕事で伺っている私は、地域や住民の事情に疎いので、余計な手出しをしない約束だったのです。

 

 

だから、てるは私の前でいくら鳴いても、ごはんがもらえませんでした。

 

 

Mさんが長くご入院された際は、毎日通って愛猫さんたちの面倒を見ていたのですが、そのとき、「ごはんごはん」と寄ってくる外猫てるの圧力は、すさまじかったです。

 

 

ごはんをあげられなくてごめん。なにもしてあげられなくて、ごめんなさい。

 

 

この胸の痛みは、いずれ自分の後悔に繋がる、後悔の少ない人生を送りたい私は、この痛みを放置できないーー。ある日、移動中の車内で、私はふと、覚醒したのです。

 

 

あ、Mさんに相談しよう。思いを伝えてみよう。

 

 

遅くなったけれど、悶々としていた自分に決別がしたくて、とうとう私は、Mさんに保護を打診。もともと、ご自身も猫のTNRや譲渡活動などをされていたMさんは、この子のためになるなら、と快諾してくださり、てるは我が家に来ることになったのです。

 

 

しかも、保護はMさんが担当してくれました。

 

 

てるはMさんになついているからです。

 

 

自分の捕獲箱とキャリーバッグをMさん宅に運び、Mさんと念入りに打ち合わせをしました。

 

 

「捕まりましたよ」

 

 

後日、Mさんから連絡をもらった私は、その場でガッツポーズ!

 

 

「よし!!」

 

 

ずっと気にかけていたあの女の子を、てると名づけられる喜びが、自分から溢れて爆発しそうなほど、私はうれしかったです。——やった! やった! うちにおいで!

 

 

迎えに入った直後のてる

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Mさんがてるのために、ごはんやご厚意やノミダニの駆除薬もつけてくださっていました。

 

 

ご厚意は、翌日の医療費として全額つかわせていただきました。ありがとうございました。

 

 

がんばったね。よろしくね♪

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翌日の病院にて

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大巻先生に爪を切ってもらうてる

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皮膚病の痕跡。大巻先生曰く、おそらく、ノミによるアレルギーとのことでした。

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でも、ノミのアレルギーも、もう大丈夫。薬をつけているし、てるは、外にはもう出ないから。

 

 

お耳の汚れの一部

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ウイルス検査のための採血

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お口の中も見せてね!

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はい、すぐに終わるからね。

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歯は、結構年季が入っていました。

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そりゃそうだよね。出産もしているし、外で7年も生きていたんですもの。

 

 

そうこうしている間に、ウイルス検査の結果が出ました。

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予想通り、FIV(猫エイズ)は+で、FeLV(猫白血病)は-です。

 

 

実は外猫時代、Mさんは、FIVキャリアのオス猫に噛まれて、首から血を流しているてるを、見たことがあるのです。そんな訳で、もしかすると、てるはFIVキャリアかもと教えてくれました。

 

 

私はそれを承知の上で、連れて帰ることにしたので、すべて想定内だったのです。

 

 

逆に白血病はないと踏んでいました。

 

 

白血病なら、そもそも外で7年も生きられるとは思えなかったのです。

 

 

予想通りの検査結果だったので、ある意味安心しました。

 

 

噛まれて痛い思いをしたてるのFIV感染は、不幸なできごとでしたが、てるの丸ごとをたいせつにしようと、改めて自分に誓いました。過去は、問題じゃないですよね。

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保護部屋でのてる

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ハンストがひどかったなあ……

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外では、あんなにおねだりしていたのに、ぜんぜん食べてくれないんだもの……

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環境が変わったから食欲が落ちるのは当然とはいっても、本当に不安でしたよ。

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なんだったら食べてくれるんだろうと、あれこれ買いまくった私です。

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口元にちゅーるを持っていくと舐める率が高かったので、総合栄養食のちゅーるをオトナ買いしました。総合栄養食のちゅーるには助けられたなあ。ありがたい商品です。

 

 

あたたかいでしょ? 温活もしてね!

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てるは、強い生命力と自分の意思をもったすばらしい女性です。

 

 

我が家に来て、約1か月ですが、とっても慎重に動いています。

 

 

甘えまくっていたMさんがいなくて、心細いでしょう。

 

 

ごはんをくれたら、だれでもOKというタイプでもなさそうです。

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「外でイキイキとしていた」てるを知っているので、たまに、これでよかったのかな? とわからなくなることがあります。でも私は、「これでよかった」にしたいのです。

 

 

皆さまも、そう思ってくれますよね?

 

 

最後に、私は外猫てるをかわいがってくれたMさんに感謝しています。

 

 

みんな自分の環境の中で、一生けんめいに動いていると思うのです。てるの12匹の子猫の里親探し、てるの不妊手術、毎日のごはんのお世話、てるが生きているのは、Mさんの情の賜物です。

 

 

てるは、オシッコの量が多いので、近々血液検査を受けさせる予定です。

 

 

腎臓の数値が気になるところですが、てるの丸ごとを受け止め、愛することをここに誓います。

 

 

LOVE

 

 

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有意義な贈り物

さぶくんへ

 

 

あなたが手の届かない場所に旅立って、二週間が経ちます。

 

 

この二週間、私はスケジュールに入っていた仕事を、ベストを尽くしてがんばりました。

 

 

あなたの容体が急変したあとも働いたし、あなたといられる最後の日も、チチにあなたを託して、私は数時間、家を飛び出して、仕事へ行きました。言うまでもなく、断腸の思いでした。

 

 

私は自分の都合で穴を開けるわけにもいかない職種だし、お客さまとの約束は大切なのです。

 

 

でもせめて、移動時間だけは、「ドラえもんのどこでもドア」がほしかった。

 

 

あれほど「ドラえもんのどこでもドア」を望んだことはありませんでした。

 

 

とはいっても、今月は仕事が落ち着いていたので、最後の日は、ゆっくりいっしょにいられたね。

 

 

あなたを離すもんか、どこにも行かせるもんかと、最後の瞬間(23時56分)まで、あなたを抱っこしつづけました。私は、さぶが好きでたまらないのです。どうしようもなく、心がえぐれるほどに。

 

 

二週間前の今ごろ、あなたは、出たことのないバルコニーに出て、穏やかな表情でくつろいでいましたね。儚く、そして美しいあなたが、私は心底、愛おしかったです。あなたの顔を眺めながら、私はグチャグチャの心を鎮めようと、内なるもがきを繰り広げていました。気づいていましたか?

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さぶ、どうしようね?

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「さぶ、風が気持ちいいねえ、さぶ、いいねえ」

 

 

私なりの精いっぱいの明るい(ぶった)声掛けに、あなたは、ときどき、細く目を開けて、アイコンタクトで答えてくれました。聡明なあなたは、私の弱さを見透かして、あなたらしい気づかいをくれたのだと思います。さぶ、ありがとうね。さぶ、好きだよ。でも、なんで、こんなに苦しいの?

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好きだよ。

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あなたとの思い出と向き合うのは、まだ時間がかかるかもしれません。

 

 

その間に、私は「日常生活をひたすらに繰り返す」というシンプルな作戦を立てています。

 

 

一気にやろうとすると、ダムが崩壊するからです。

 

 

自分を守るために、しばしあなたを、心の隅に寄せておきたいのですが、実はこれもまた、簡単ではないのですよね。あなたはいつも、どんなときも、私の真ん中にいたから。

 

 

さぶ、あなたの火葬の前日に、私は慄いていました。

 

 

私はあなたの姿を失うことに耐えられる自信がなかったのです。

 

 

そんな私の元に、どういうわけか、小さな女の子がやってきたのですが……

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偶然だとしても、あなたの「はからい」を、私は感じてしまったのです。

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マンションの下で大声で鳴いていた女の子を、私は捕獲箱で家に招きました。

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あなたが、私を忙しくするために送り込んだと、私は勝手に想像しています。

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さぶ、ちがいますか?

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おかげで、さようならのお式のあとは、泣いている暇がありませんでした。

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女の子を病院に連れて行かなければならなかったのです。

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ふみ、と名づけた白系の毛色の女の子が、私の横をよぎると、ふと「さぶ?」と錯覚するのです。

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まだほんの子猫なのに、聞き分けがよく、信じられないほどの甘えん坊なのですよ。

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さぶ、見ていますか?

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ふみちゃんが、さぶの定位置にちょこんとおさまっています。

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ふみちゃんがあたたかいので、とても助かっています。

 

 

いちばん堪える深夜も、ふみちゃんがいっしょにいてくれるのですよ。

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さぶ、あなたらしい、有意義な贈り物ですね。

 

 

ふみちゃんとの時間を堪能しつつ、ふみちゃんのご縁を探していきます。

 

 

さぶ、私に素敵な役目をくれてありがとう。

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あなたがいなくなって、703号室は、ガランと静まりました。

 

 

あなたがかわいがってくれた、すずらん、ちゃみ、保護猫きなもんが、元気をなくしています。

 

 

けれど、少しずつ少しずつ、みんなで前に進んでいきますね。

 

 

今後もあなたへの思いを、くどくどと書かせてね。

 

 

あなたの自慢も、全然し足りないのです。

 

 

さぶ、さぶ、私のさぶへ

 

 

地上より愛を込めて

 

 

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最近の暮らし方と、横に置くようになったもの

かおりさん、素敵なカーネーションをありがとうございました。ミルキーリップという色だそうです。今、703号室に飾らせてもらっています。お花は心が躍りますよね♪

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まだ、つぼみがいっぱいあるので、これからが咲き頃です。私の人生と同じだ(笑)。

 

 

最近は、いろいろなことが起きて、バタバタと過ごしていました。

 

 

今回は明るい話題をメインに、iPhoneの中の写真を使ってUPしますね。

 

 

まずは、保護猫きなもんからどうぞ! 近々「おさわり作戦」を実行します。

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703号室は、きなこや笑平が、夜な夜な楽しみにしている「運動会」を、広々と開催するため、食卓の位置をずらしました。余白ができたことで、前よりのびのびとお子たちが飛びまわっています。

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ふふ。いいでしょう。ゴチャゴチャですが、そこはスルーでお願いします。

 

 

ちゃみも、ちゃみのペースで元気に過ごしています。

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バスルームによく遊びに来るちゃみ

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肝臓への負担を考えて、何度か減薬を試みたのですが、ちゃみは発作が起きてしまうのです。

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失禁および、よだれを流してボーとするちゃみ

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ちゃみも辛そうだし、見ている方もしんどいので、薬の量を元に戻しました。

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ちゃみの「ベスト」を模索している最中です。

 

 

さぶもがんばっていますよ。

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私の仕事中に、チチに送ってもらった写真

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さぶの姿に、私も気力をもらっています。

 

 

昼間のさぶりん

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仕事で出たり入ったりだったので、ゆっくり会えてうれしかったな♡

 

 

ふだんは1日1食ですが、本日は簡単にランチを作ってみました。

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冷蔵庫にある材料で、サクッと、鯛のアラ汁、しめじと玉ねぎの卵とじ丼にしました。外食やコンビニ弁当がつづいていたので、無性に家庭のごはんが食べたくなったのです。

 

 

ちなみに夜は、豆腐ハンバーグです。

 

 

そうそう。お出かけもそれなりにしているのに、家ネタが多くなっていますね。

 

 

次回は、このお方とデートした日の回想でもしようかな?

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ココたんのベッドとオモチャは、私がプレゼントさせてもらったものです。

 

 

使ってくれて幸せ!

 

 

笑平と共に保護された卒業犬ココたん。うちを巣立ったあとも、家族ぐるみで仲よくさせてもらっています。里親さんの地元の飯能市に行くのが、私の楽しみにです。飯能市のファンになりました。

 

 

先日お会いしたときも、たくさんのおみやげと……

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(もう、これらはお腹の中におさまっていますよ^^)

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デート後にビールまで届いてしまいました。どうもありがとうございました。

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カールバーンというレストランで食事をしたのですが、そこで作っているビールですよ。

 

 

このアラビア料理のレストラン(渋谷店)は、里親であり、お友だちでもある豆さんとも2回行っていますが、飯能市の本店ははじめてでした。最高すぎて、一生の思い出です。

 

 

次回、レストランや川遊びの画像を載せますね。飯能市に行かれる方はぜひ!

 

 

皆さま、いつもお読みいただきありがとうございます。

 

 

ブログの更新頻度も下がり、内容も、前より「保護色」が薄いことは自覚しています。

 

 

でも、私は、自分の内面をグッとたてなおす時期にいると思います。

 

 

漠然とした書き方しかできなくて歯がゆいですが、長らく、自分が信じてきた世界と、ほんの少し距離を取ることが、今後、自分が生きていくうえで必要だと感じました。

 

 

私は、犬猫たちにとって、不幸のない(少ない)未来を夢見て歩いてきました。

 

 

(現実に蓋をして不幸を見ないのではなく)昔より確実に私たちの意識が向上し、その結果、私が社会の改善を目指しはじめたときよりは、ずいぶんと理想に近くなった気がします。

 

 

自分の理想に近づいてホッとする反面、私は「居場所」を探して、もがいていました。

 

 

「(細々とした個人ではありますが)保護譲渡活動をしている人」

 

 

「不幸な犬猫たちを保護するアンニイさん」

 

 

で、いなければ、私の存在価値は、「ない」に等しい?

 

 

うまく言葉で表現できないのですが、犬猫たちの不幸の中が、私の居場所になっていたのです。

 

 

どこかに私が保護すべき犬猫がいないか、探してしまうこともあったかもしれません。

 

 

行き過ぎた「不幸探し」は、本末転倒です。

 

 

だって、私は、不幸のない世界がよかったんでしょう?

 

 

そもそも、二十年以上も、そこをめざしていたのでしょう?

 

 

だから私は、不幸探しをやめたのです。

 

 

保護、をやめたわけではありません。

 

 

それに、世の中に1頭も不幸な犬猫がいないなどとは、毛頭、思いません。

 

 

ただ傾向として、いい流れになってきたという話です。

 

 

もし、目の前に私の助けを必要とするお子が現れたら、喜んで自宅にお招きします。

 

 

そして、ピカピカに磨いて、皆さまにお披露目して終の棲家を探します。

 

 

とてもむずかしいのですが、私が言いたいことが、伝わる方に伝わればそれで充分です。

 

 

私が生きているのは、自分の人生であって、自分とは正直につき合っていきたいです。

 

 

土俵を降りたわけではありません。

 

 

早かれ遅かれ、認め、手放すべきものでした。

 

 

がっちり抱えた状態から、自分の横にスッと置く努力をしている最中、といったところです。

 

 

これまで、どこにも出せなかった私なりの葛藤や苦悶があったのですが、今、私は幸せです。

 

 

皆さまも幸せな日々をお送りください。

 

 

LOVE

 

 

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