あたちの家族1(めい)


さて、長らくお待たせして申し訳ありませんでした。

グッチの件を皆さまにお伝えいたします。

グッチは「めい」という春らしいお名前をいただき、このたびめでたく正式譲渡になりました。応援してくださった方、希望してくださった方、本当にありがとうございました。

食いしん坊で
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まんまるの
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福がパンパンに詰まったお嬢さまです。
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しかし家族募集は一筋縄にはいきませんでした。
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言い方悪いけど、ゴール直前までは「迷走」だった気がして
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苦しかったです。
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辞退辞退辞退……

たとえお問い合わせが来てもお見合い前にどうせまた辞退される。もはや精神的にやさぐれていた私は、家族募集の傍らで諦めに近い気持ちを持っていました。

いったい何度目の掲載だったか覚えていないんですが、のりまきにお問い合わせがきたと思ったら、仲良しのグッチちゃんもぜひ! などと、うそのようなメールが舞い込んできたではありませんか?

正直信じられなかったですし、ふたりがFIVキャリアであることを見落としているのではないかと勘ぐり(笑)、その旨を返信しました。

そうしたらこう返ってきたのです↓

私が先に書いておけばよかったのですが、FIVキャリアなのは承知済みです。
我が子が病気になったからといって道に捨てたりしないことと同じでこのことは特に問題にはなりません。
とはいえ歴代の猫には分かっている範囲でそういった猫がおらず猫エイズについてもほとんど何も知らなかったため、ざっとですがネットで調べました。
人間のエイズと似たような感じなのですね。
人間にはうつらないこと、治療法がないこと、猫エイズを発症する可能性があること、発症後の症状など本当にまだざっとではありますが目を通しました。
もしこのことが原因で辞退されてしまうことが多いのでしたら、余計に一緒に暮らしたいです。

(中略)

もし他にクリアする条件などありましたらお知らせ下さい。
二人にふさわしい里親になれるよう頑張ります。
よろしくお願いいたします。

素直にうれしかったです。

でも喜ぶのは怖かった。

だからお見合い前までは、冷静を心がけました。

いつ「辞退します」を言われても、「わかりました」ができるよう、溢れ出る気持ちを押さえ込む努力をしたのです。

じゃないともう、仕切りなおす力さえも失ってしまいそうで。

でも、里親さんはずっと同じ姿勢でお話してくれました。毎晩毎晩、私たちは長いメールを交わしました。そのたびに夢の中にいるのか、現実なのか、一瞬混乱することがあったくらい不思議な感覚で……。

里親さんのご実家は、ずっと猫に囲まれて暮らしていたそうで、お母さまは地域猫の不妊手術にも尽力されているのです。

ご実家の愛猫なんちゃってスコのアグラちゃん
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里親さんが育ってきた環境を知るたびに、少しずつ不安が希望に変わるのを自覚しました。この方なら、ありえるかもしれないと思わせてくれた尊い方です。

でも、単身赴任中のご主人さまとの間に小さな娘さんがいらっしゃるのです。ご主人さまは大人ですので大丈夫ですが、娘さんと人なれが完璧ではないのりまき グッチペアの相性は未知数でした。自分の保護猫を信じていないわけではないのですが、ふたりが万が一、娘さんにケガでもさせてしまったら?

FIVキャリアは「動かせない事実」なのでそのまま受け止めてもらうしかありませんが、人馴れは「動かせる部分」なので本来は私がもっとしっかり取り組むべき問題です。なのに忙しいを言い訳にグッチたちに向き合いきれなかったので、自信が持てなくて……。

グッチたちが悪いのではなく、全部保護主の私の責任ですね。

だからお見合いの時、ふたりの性格をよく話しました。

でも、里親さんは顔色ひとつ変えないんですよ。

驚くほど清々しい表情でした。

あたたかいけど、強く凛とした女性です。

私は気づきました。

相当の覚悟を持って、希望してくださっているんだと。

ふたりの「丸ごと」を受け止め、家族になろうとしてくれていると。

それからも私たちのメールや電話はつづき、いろいろ話し合った上、まずはグッチ(めい)だけのトライアルをする運びとなりました。先日書いたとおり、私の提案でのりまきはハゲの原因が判明するまで我が家にいてもらう形を取ったのです。

「うふふ♪」
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脱走防止柵完成の写真を送っていただいた際に添付されていた娘さんの写真。キャリーにちんまり入ったこの写真がかわいくてかわいくて泣きたくなりました。

愛を一身にまとって生きているんですね。

グッチたちも、こんな風になってほしいなあ。

こうして、お届けの日を迎えたのです。

お嫁入り道具を準備していたらさすがにほろっと来ました。
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グッチを車に乗せひとりで行くのは不安だったので、MIHOさんと伺うことにしました。MIHOさんありがとね。

MIHOさんからのプレゼント。我が家で待機中ののりまきにはビニールに入ったかつおバー。お嫁入りのグッチにはピンクのかわいい包みに入ったかつおバー
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助手席でグッチのキャリーを抱きペチャクチャ話すのがMIHOさんの役目(笑)。MIHOさん、120%の力で役割を果たしてくれました。
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1時間の楽しいドライブののち、到着です。
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ホテルのようなお城のようなグッチ改め「めい」の新しいおうちに。

まるでシンデレラですね。

ご家族の写真やお届けの様子はこのあとにつづきます。

LOVE!

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