数の話


学生時代、一番嫌いな科目は算数を経て、数学。
きっと数学が好きな人は、私とは脳の構造が違うと常々感じていました。
簡単な暗算も苦手で、何かを計算する時は勿論、計算機に頼ります。

だから今日は細かい数字を挙げ連ねたいのではなく、ざっと大まかに考えて頂ければと思います。そして最後まで読んでいただけた方には、是非ご意見を伺いたいのでコメント頂ければ幸いです。勿論、読み逃げでも構いません(笑)。

10人が暮らす町に、1000枚のセーターを編んで売りに来た人が居ます。
常識的に考えて、1人が買うセーターの枚数は1か2枚。あるいは3枚買う方も居るかもしれません。買わない人も居るでしょう。だからざっと20枚が売れたとします。

980枚余りました。

誰から見ても過剰生産ですよね。
過剰に生産されたセーターは、在庫品として保管され、来年の冬に又売られるかもしれません。

10人が暮らす町に、100キロのお肉を持って売りに来た人が居ます。
1人100g~300g食べるとして2キロ売れました。
お肉を食べない人も居るでしょう。うちもめったに食べません。
残った大量のお肉は冷凍保存され、それでも買い手がつかなければ廃棄されてしまいます。

では本題。

少子化を辿る日本で、「犬の数」について考えた事はありますか?
私はブログで、何度も何度も不妊手術について書いてきました。そしてペットショップが嫌いです。ペットショップが乱立し、惨めな繁殖犬から、数え 切れないほどの子犬が産まれる。猫もそうですよね。それだけを考えても「人間の数<犬の数」という図式が皆さまの脳裏に浮かぶと思います。過剰に生産され た犬の数をさばききることは出来ません。すると「在庫」が生まれる。靴や洋服なら、在庫を保管すれば次の年売る事が出来るでしょう。

では、お肉はどうですか?
生ものだから、当然売れる期限が決まってしまいますよね。

犬や猫は?
在庫は有り得ません。子犬・子猫絶対主義のペット産業で、成長した犬猫を在庫処分品として売るのは難しい。仮に出来たとしても、次の年まで倉庫に入れて おくことは出来ません。生きている彼らはご飯も食べるし排泄もします。倉庫内のダンボールに収まる品物とは違います。実際、餌代や世話などのコスト面から 考えても、不可能ですよね。

当然、数が余れば処分される。これが現実です。

私はブログランキングに参加して、皆さまのクリックで応援頂いています。
せいぜい上位10位以内。これがいっぱいいっぱい。上位3位までのブログの方とは、大差があります。ランキングのスポンサーにペットショップもいま す。上位の方のブログの内容は、「純血種との楽しい暮らし」です。その生活に憧れを抱いたり、癒されたりする方がそれを支持しています。それは間違いでは ありません。人を非難している訳でもない。ただ、その一つの事実を見ても、私が今ここに書いていることがいかに偏った見方であると思われるか、いかに世間 の常識とかけ離れているか、分かる気がします。

でも、私の考えは間違ってはいません。偏っているからといってそれは必ずしも間違いではない。そう思って頂けると嬉しいです。

ペットショップの話は簡単。
ショップで買わない。いのちを買わない。それを広める。壁は大きいけれどひたすら広める。現実的に出来るのはこれ位でしょうか・・・。

では、自宅繁殖ではどうですか?
愛犬愛猫の子供が欲しい。これ、良く聞く話で、ドックランなどで遊んでいても、「うちの犬が妊娠して3頭生まれ、その子犬を母犬と共に自分で飼っている。」と聞くことがあります。そんなの、珍しい事でも何でもないですよね。

それについてはどう思いますか?

ここで大事なのは、現代人らしい広い視野。
一家庭、一つのペットショップの話で終わらせない事だと私は思います。
「うちの愛犬に子犬を4頭産ませたけど、全部家で飼っているから誰にも迷惑かけていない。」あるいは「子犬が4頭生まれたけど、全部良い人に渡し、それぞれ幸せに暮らしている。」そういった類の話もよく耳にすると思います。
それは動物愛護です。だから間違いではありません。絶対に。本来、愛犬愛猫から子犬子猫が生まれるのは喜ばしい事。そうでなければ彼らは絶滅危惧種になってしまう。
保護活動しているボランティアの方々だって、皆命の誕生、その重みを噛み締め、愛しく思っています。子犬が嫌いだから、不妊手術をしているわけではないのです。

けれどそれを今の日本の人口、現状に当てはめてみてください。
ご自分のご家庭で、子犬の誕生を祝福している間、何処かに処分される犬が存在する事実。自分の子犬を貰ってくれた人がもし、センターで死を待つ犬を貰ったら、処分される数は減る。そこまで考えるのが、今の日本に当てはまる「動物愛護」だと思うのです。

日本の人口は増えません。
犬や猫だけが無限に増えていく。

全ての日本人が犬猫好きだとは限りません。
犬や猫が好きな方が、皆犬猫を飼っている訳でもありません。仕事の都合や、住宅の都合などで、好きだけど飼えない方も多いでしょう。
又、一人が1頭を飼っているわけでもありません。
だいたい、平均的な4人家族が1頭を飼う。これがごく普通だと思います。
中には703号室のように、人間の数より犬猫の数の方が多い家庭もあるでしょう。
でも、そんな家庭はとても少ない。

犬の数を増やさない、猫の数を増やさない。「永遠に」ではありません。
少なくても、今の日本でその「絶対数」を増やすことをやめれば、処分される犬猫、生き場を失う犬猫は減る。個人のお宅単位ではなく、日本全体で考える事が重要です。

もし、自分は愛犬家だと考える方が居たら、是非聞いてください。
いい犬は、ペットショップ以外にも居ます。
自宅で出産して、数を増やす余裕があったら、捨て犬を1頭飼える。
命が循環して、善き人の元へ行き渡る。
生きられる犬猫が増える。
死んでいく犬猫が減る。

数のコントロールは、今の日本にとって、必要不可欠だと思います。
今を生きる人間として、生意気な意見を書かせていただきました。

勿論、ペットショップで買った愛犬を可愛がる方を非難している訳ではありません。
私は人の過去を非難することが嫌いです。それに私自身も、べべをペットショップで買いました。

もし、皆さまのお友達や知り合いに、飼い犬に子犬を産ませる、あるいは、ペットショップで犬を買う予定の方が居たら、是非この話をしてください。実際 この話をしても、聞いてくれない方も多いけど、私の友人はそれを聞いて、私から犬をもらってくれたことがあります。人間同士はぶつかり合う生き物ですが、 どこかではちゃんと以心伝心していると信じています。

☆☆☆おまけ☆☆☆

リルが皆さんに忘れられるとひがむので一枚!

「最近あたちの出番がすくなーい!おまけ記事でいいから1枚載せてよー!」

王子猫トトロン、元気良く里親募集中です。
可愛い写真は次回!!

「ランキングに参加しています。ぽちっと応援してハハの偏った意見を広めてくれたら嬉しいです。あ、今回は結構長くなったから里親募集中のトトロの写真と か載せられなかったけど、次回は載せるって張り切ってる。トトロ、今日は可愛い声でご飯をねだって、お刺身貰って喜んでいました。かつくんより」

703号室かつくん&なな

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