来週みいさんが満天の写真を撮りに来てくれます。満天は食べものさえあればだれにでもくっついていくのでいい写真が撮れるでしょう。天然キャラゆえ将来の家族を和ませる存在になるのは必至。オシャレさせ撮影にのぞみたいと思います。
べべ公たちもかわらずにすごしています。ナナとリルは毎日散歩へ行きますが、べべは週の半分程度に。べべ自身が昔ほど外に出たがらないのと、寒いのと、老犬なので免疫力の低下が心配なのが主な理由。でも地面におろすといっしょうけんめいクンクン嗅いでいますよ^^
クリーニング屋さんにて
チチの洗い上がったYシャツをエコバッグに詰めべべの愛車に便乗させてもらっています。
お伴ありがとう。
さて、後半に突入した台湾旅行ネタ。うんざりの方はここでお別れしましょう。実は書いていて私もそろそろ飽きてきました(苦笑)。保護猫たちのことも力を入れてアピールすべき時期。しかしなんとなく尻切れトンボじゃ終われんのです。
ということで今夜は「結婚披露パーティ」
実は12月10日にメインのパーティがあるそう。台湾に着いたあと新郎と伯母に聞きました。びっくり。まだあるんかい? 私たちが参加したのはメインじゃないの? どんだけ派手か。
ホテルで昼寝から目ざめた私は、母、妹夫妻とともに正装に着替えました。
妹の結婚式のために買ったドレス。着るのは2度目。何年も前の服なので似合っていないとのご意見は受けつけません(爆)。スワロフスキーの飾りのついたシルクサテンの黒のヒールにいたっては14年前の年季もの。ふだん高いヒールを履かないので歩きづらかった・・・・・・。
会場は台北市のホテル
晩餐会か。イケてますね。日本ではふつう「二次会」を開催する時間です。
あちこちに花が。ひとつひとつのボリュームがすごかった。台湾は花が安いのでしょうか?
受付は日本と似ています・・・・・・が! お祝儀を渡すとその場で封筒からお金を出して数えはじめるのです。これには目が点。個人的には日本の方が奥ゆかしさを感じました。
私は「紅包」ではなく、日本の祝儀袋を渡しました。その方が喜んでくれるのです。祝儀の相場は日本より低い模様。母と私は日本円を、妹夫妻は台湾ドルを入れました。
出席者はサインをします。
アットホームの小さなパーティと聞いていたのに150名超え^^;
マジかよ。
着席。席次表はありません。ここはアバウトなんですね。
みんな着飾ってきました。妹はスカートに、タカ坊はネクタイに「紅」をちりばめています。
妹が「見てあれ!」と私をつっつくので前方に目をやると変わった光景が・・・・・・
ひな壇がなく、新郎新婦の席は両家の中央でした。そもそも両家が同じテーブルに着いているのも不思議。日本だと両家は完全に別れるし、両家ともひな壇からもっとも遠いですよね。
台湾はいい席に両家が座ります。友人や来賓はその後ろ。
「でもさあ、考えてみれば、これが本来の姿だよね。両家が結ばれたんだから、同じ席にみんなが着くべきだよね。新郎側も新婦側もなく・・・・・・」
妹の力説を聞きながら、私は「ふーん」や「うーん」などテキトーな相づちをしていました。
私は別のことを考えていたのです。
たしか招待状に書かれていた開始時刻は6時。私たちは遅れて迷惑をかけないよう、30分前には会場に入っています。なのにパーティはいっこうにはじまる気配がありません。
前菜が運ばれてきたのは、なんと7時半すぎ!
私は本気で空腹に耐えられず、目の前のオレンジジュースをひたすら飲みつづけました。
8杯飲んだのです。ほんとうです。あまりにもお腹が減ってしまって。
あああ。やっとだ。開始から2時間以上待ってお料理が運ばれてきました。こういうの台湾ではよくあるらしいです。「ゆったり」の国民性ですね。会場のレンタル費、高くないのかなあ?
新郎新婦かと思いきや、はじめは新郎新婦に扮した友人カップルが3組入場してきました。
4組目に本物登場! こってりだなあ^^; お腹鳴ってるけど別の意味でもうお腹いっぱい。
『その他私が気づいた台湾と日本の結婚式のちがい』
●ドレスコードがない。個人の自主性に任されている? よってジャージの方も。
●司会の話し方が早口で「DJ風」。だれに対してもかなりフランクに話す。
●ブーケトスは「女性」へとは限らない。むしろ今回は男性限定のブーケトスを開催していた。
●「両親への感謝の言葉」「手紙の朗読」「夫婦の宣誓」などの項目がない。
●引き出物がわりに「プチプレゼント」をする。手軽なお菓子などが多い。
●カメラマンさん(5名)が黒子になっていない。来賓から新郎新婦の姿が見えない(汗)。新郎新婦を隠してしまう位置に立ち、バシバシ写真を撮る。格好もラフ。ジーンズ、大声。
●カメラマンさんが新郎新婦にキスをさせる。やたらキスシーンを撮ろうとする。なんで?
後半、新婦の顔が疲れモードになり、終盤、新婦の顔がキレモードだったのはここだけの話。
催しは少なく、矢継ぎ早のケーキ入刀のあとは両親や友人とのおしゃべりが中心。
男性を集めたブーケトスのあと、司会が会場内をまわり数名を指名。あろうことか司会と目が合い私も壇上に連行されました。
新郎がどの程度新婦を愛しているのかを知るためのゲーム、のようです。はあ。
目隠しをした新郎が、新婦、男性、女性、子ども(!)の手をさわり、だれが新婦なのかをあてるというもの。私は触れた瞬間に「ちがう!」と一蹴されてしまいました。
新郎は見事に新婦をあて、ふたりアツアツのアイコンタクトにて周囲を困惑させ、ゲーム終了。
はあ。
ゲームに参加したお礼として、ふたりのイニシャル入りのトートバッグをプレゼントされました。
笑。ありがとう。だいじにします。
パーディがいつまで経っても終わらない雰囲気だったので、新郎の姉が「明日もあるんだし、アンニイお姉さんたちはそろそろホテルへ帰ったら?」の助け船を出してくれたのです。
右側のピンクのドレスを着た女性が新郎の姉。隣がそのご主人。ふたりの愛娘も写真に写っています。新郎の姉はロンドンの銀行に勤めており、弟の結婚式に合わせ台湾に帰国していました。頭がよくサバサバしていて気持ちのいい人。私のなかよしの従妹です。
ボディがシースルーのセクシーな紅いドレスをまとい見送りしてくれた新婦、新郎、多謝多謝!
すえながーくお幸せに♪
・・・・・・ホテルに戻る途中、私は腹部に違和感を感じはじめていました。
ヤバい。私はもしかすると飲みすぎたオレンジジュースにたたられるかもしれません。
イカンイカン。明日は最終日。お墓参り、アマー(祖母)とのランチ、友人とのディナー、の合間にウインドショッピングの予定も。そしてできればラフな夜市にも再び行きたい。
けれどこのときよぎった一抹の不安が次の朝見事に的中します。やだねえ。
パジャマに着替えたあと、母と妹はケンカを勃発。まあいつものことですけど。
早く自分の部屋へ戻れ! と妹を追い返す気力すら残っていません。
最終日のすごし方をめぐりふたりは激高。特に妹のヒステリーがすさまじかったです。
呆然と眺めるタカ坊。
あ~あキタキタ・・・・・・妹が泣いた。母も泣く。毎度同じパターン。くだらないし、お腹痛い。
私とタカ坊は静かに荷物の片づけをしながら収束を待つしかありませんでした。
日本では観ないTVをつけてみる。異国の地では日本の「地震特集」が放送されていました。
なにかを考えているようなポーズで寝入る母。思慮深いですね。
でも実際はなあんにも考えていないと思います。あまりにも長い一日だったもんね。
つづく(もうすぐ終わる。すみません)
ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました
お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。
足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、
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