親愛なる 満天殿

「ハハ~ ぼく どこかおかしいのかもしれません」

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「とにかくやたら腹がへるのです ほかのねこたちより代謝がいいのでしょうか? ところで その手に持っているのはおやつですね? ぼくは鼻も利くので隠してもすぐにわかります」

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満天。あなたは常に空腹を訴えているね。外で食べものに恵まれなかったの?

 

 

若い(推定2歳)満天は703号室のだれよりも食べるから見ていて気持ちがいい。

 

 

 

顔が大きい。態度が大きい。身丈も手も足も大きい。ドッシリ(5.2キロ)と安定感があるね。

 

 

なのにどこかあどけなくて、ぬいぐるみみたいに抱きごこちがいい。よしよし。だいじだいじ。

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満天、あなたがうちに来てからわかったことがあるの。

 

 

“あの声”がピタッとやんだよ。満天が野良猫でなくなってから、ほんとうに一度も聞こえない。

 

 

“あの声”の正体はまぎれもなく、満天だったんだね。

 

 

秋頃まで私、いったいどんな猫が近所で夜な夜な騒いでいるんだろうと気になっていたの。マンションの高層階にまで響いていた“恫喝”。ほかの猫と頻繁にケンカしていたのは、満天か。あなたの声は特徴的だから、いろんな角度から合点がいく。

 

 

ストリート出身のもとホームレス猫。あなたすごく生きづらかったんでしょう。

 

 

 

あなたの真のキャラクターとは、ずいぶんちがっているようだったもの。加えてあなたの雄叫びは生活苦や悲壮感をも含んでいた。満天は助けを求めていたのかもしれないね。

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満天を保護したとき、あなたが捕獲箱内で暴れたもんだから、私はあなたを誤解した。

 

 

屈強な侍タイプだと思った。

 

 

けれど蓋を開けてみると、あなたは明るく、やさしく、ただの朗らかな青年だった。

 

 

今考えてみると、驚いただろうし、怖かったんだから、満天らしいリアクションだったんだけど。

 

 

できれば争いごとを避けたい天真爛漫のあなたが、鼻にほかの猫の爪痕をつけ、トボトボゴミ置き場の近くをうろついている姿を私は見かけたことがあるの。満身創痍のあなたは、汚れていて、痩せていて、傷だらけで、みすぼらしく、目つきがやたら悪かった。

 

 

 

いつも裸なのに、鎧をつけたような生き方・・・・・・かわいそうだったねえ。

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満天。あなたいいところがたくさんあるよ。

 

 

元気なところ。健康なところ。賢いところ。

 

 

家猫として生きるにふさわしい術も身につけているよね。だれが教えたわけでもないのに、トイレ完璧。ケージでおとなしくくつろいでいられる高い落ち着き度もアピールしておかないと。

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おしゃべりだけど、決して無駄鳴きはしないのよね。

 

 

目が合って食料を得られそうなときに、ここぞとばかりに主張するだけで。

 

 

ラテン系だけど、省エネタイプ。

 

 

あとあなた、空気を読むのもやたらうまいよね。

 

 

 

多頭のこの部屋で、満天はじょうずにたちまわっている。おかげで笑顔に溢れ、私たちは楽しい毎日を送れているよ。欠けている部分を補い、エネルギーを注ぎ、703号室にバランスのよさを与えてくれる。きっと未来の家族も、あなたの存在に感心し、感謝すると思う。

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私は満天のぜんぶが好きなんだけど、しいていくつか挙げてみるね。

 

 

濃い黄金色の目が好き。顔のブツブツ模様が好き。猫にしては太い声が好き。

 

 

 

それから水頭症の黒猫ほほに媚びない満天が新鮮で好き。

 

 

 

満天以外の猫がみんなほほに気をつかう中、満天はほほに自然に接してくれているよね。

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ほほが満天に意地悪をしたら、満天は怒るし、隙あらばほほのごはんを狙うし、ほほに甘えたり、ほほを踏んづけて歩いたり、なんていうか、だれをも特別視しない満天の平たさに私は強く惹かれた。そこ心から尊敬する。すばらしい長所だよ。

 

 

 

満天の家族になる方は幸運だよね。手前みそだけど、こんな逸材、なかなか出会えないし。

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満天、ご縁に恵まれるといいねえ!

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あなたならきっと、家族を癒し、和ませ、家の中に絶えず暖気を送りつづけると思う。

 

 

 

満天へのお問い合わせをお待ちしています。ペットのおうちの満天のページはこちらです。

 

 

善き方の目に留まることを祈って!

 

 

※満天の写真はすべてみいさん撮影

 

 

 

LOVE!

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

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わたしの聡明な顔

しじみの里親りょうちゃんが撮ってくれた保護猫満天。すごいハンサムです。りょうちゃんがご自分のブログでも満天を宣伝してくれました。ありがとうございます。

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703号室の風景も撮ってくださり・・・・・・うちのお子たちみんなかわいい。読んでウルウル。

 

 

りょうちゃんちには茶トラの「りう」くんがいます。家族募集中です。よろしくお願いします。

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さて、今日は先月にさかのぼります^^;

 

 

台湾へ行く前に保護猫実葉に会いに、マイ太郎さんのお母さま方面を訪ねました。

 

 

※保護猫実葉は今マイ太郎さんのお母さま宅で静養をつづけています

 

 

実葉に会う前に、マイママさんの近所に住んでいる卒業生「天音」のお宅を訪問しました。

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天音については覚えている方も多いのではないでしょうか? 忠猫のように亡くなった前の飼い主さんをアパートの前で待ちつづけていた天音。室内飼育だった彼女には過酷な日々だったと思います。おそらく15歳以上はすぎていますが、良縁に恵まれ余生を謳歌しています。

 

 

※ 天音の記事はこちらをお読みください。外時代の写真も載っています。

 

 

 

天音さん元気でしたか? ※↓ 写真はほとんどマイ太郎さんの提供!

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お世話になったマイママさんに撫でられる天音。お嬢はお昼寝から目ざめたばかりなのできょとんとしています。あら? 来たの? 天ちゃんはお耳も少し遠いのかもしれません。

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天音のお宅はクリスマスモード一色♪ きれいですね。うちなんかなんにもやってないや。

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おもてなしじょうずの天音のママさん。おいしいランチを作ってくださいました。

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たいへんだったでしょうに。遠慮なくいただきます。

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みんな着席

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ワイワイおしゃべりしながらもぐもぐ。そういえば猫も含め参加者は全員女子だ!

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「そうよ。パパは休日出勤で出かけてしまったもの・・・・・・」

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天音家の先住くろさん(♀)。いつ会ってもプリティです。マイ太郎さん写真おじょうず~!

 

 

 

人間よりもずっ~と大きなクリスマスツリー。キラキラしていて目を奪われます。

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笑顔でパチッ!

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ツリーの下にはプレゼントがたくさん。お? よく見ると私たちの分もありますね。

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天音のママさんにプレゼントしていただいたのはこちら↓ 中にキャンドルを入れて使います。

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ステキな贈り物をありがとうございました。寝室に飾らせてもらっています。

 

 

 

ごちそうをたいらげたあとは食器洗い。へへ。いい子ぶっているのではありません。実は私食器を洗いたかったのです。食器好きとしては「食」を盛り上げ彩ってくれた食器に触れるのがたまらないのです。たいせつなお皿たちが割れないようビビリながらも至福のひとときでした。

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そうこうしているうちに天音がじゃっかん活気づいてきました。

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募集やケアをいっしょにやってくださったマイ太郎さんにちゅーで甘える天音。いいね^^

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ママの足元で鳴いておやつを催促しています。

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クンクン嗅ぎまわる。家の中を自由に楽しげに動きまわっているのが印象的でした。

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天音と出会い1年半以上が経ちました。保護以後、天音は苦労せず穏やかに暮らしています。

 

 

けれどひさびさに会った天音は白髪が前に増して目立っており、もう、だれの目にも若くないのは明らかです。ときおり少女のようにはしゃぎながら歩きまわるけれど、高い場所にのぼる脚力はありません。じっと寝ている時間も増えました。

 

 

しかしだからこそ、天音は美しいのだと私は感じました。

 

 

 

不動の愛を得た貫禄と、年輪を放ち、凛とした目をしています。

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天音の聡明な顔立ちは彼女の歴史や生きざまそのものです。

 

 

以前、私は天音を熟れたワインにたとえたことがありますが、酸いも甘いも知る天音の深い味わいを堪能できるご家族もまた、天音同様幸せなんだろうなあ、と思いました。

 

 

 

「両思い」の相手がいるって、いいよね天ちゃん!

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どうか思いっきり生きてください。

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みんなあなたを見守っています。

 

 

 

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我が家がいちばん

明日いよいよみいさんが保護猫満天の写真を撮りに来てくれます。

 

 

とっとと台湾ネタを出し切ってしまい、703号室を満天一色にしないと。

 

 

ゴロゴロ甘えん坊の満天

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犬とも共存できます。

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自分よりKYがいなければ自分がいちばんKYですが、自分よりKYがいると場の空気を読もうとするのが満天のいいところ。こんな説明でアピールになるかどうかは自信ないけど。

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老犬ナナがときどき執拗に満天に絡みますが、満天はじょうずに避けています。

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スッといなくなる感じ(笑)。

 

 

 

さて、今日でいよいよTHE ENDでございます。台湾旅行記。興味のない方はスルーしてね。

 

 

 

最終日8時に起床。寝坊できて幸せでした。

 

 

朝食はいつも通りホテルのパックに組まれたバイキング・・・・・・を眺めるだけでした。

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色とりどりの食材を前に、とても切ない。

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でもだいじょうぶ。母と妹夫婦が私の分までしっかりと平らげてくれたので。

 

 

 

チェックアウトを前に荷物の整理と最終確認。デカいバッグ増えた^^;

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歩いて伯母の家へ。最後のあいさつをしに伺いました。

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新郎新婦はなんと式の翌日から出勤。モードを切り替え、バリバリ働いているんだとか。

 

 

すごいなあ。見習いたいけど私にはむずかしいですね。

 

 

伯母の家には式から引き上げた生花がたくさんありました。ひとつひとつが驚きの大きさです。

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伯母家を出た私たちは市場を求めて歩きました。母が店で使う食材を買って帰りたいそう。

 

 

フルーツ屋さん発見!

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朝ごはん専門店も見つけました。

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饅頭、チマキ、どれも惹かれる。

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しかし私は見るだけです。

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私はお腹を下しているものの、食欲がないわけではありません。すごい酷です。

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母のお目当ての市場が数軒休みだったので仕方なくスーパーへ

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おおおう。なつかしいものが仰山。私も買って帰ろ!

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途中、昔母と私が住んでいたマンションの前を通りました。

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ここ・・・・・・父と手を繋ぎながらよく通った公園だ!

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隣にいた母が私の耳元で囁きました。

 

 

「アンちゃんはえいちゃんとはちがう」

 

 

「ん?」

 

 

母が言いたいことは瞬時にわかったのですが、とぼけて聞き直します。

 

 

「アンちゃんはえいちゃんとはちがう」

 

 

もう一度同じ言葉が返ってきました。

 

 

「ここ(台湾)の血が、流れている。ママと同じ」

 

 

国籍は日本でも、私には日本の血が一滴も流れていないことを母は言いたかったのです。故郷を忘れてほしくないと。私はなぜか母に認められたような気持ちになりました。ホッとしました。実はずっとそうやって生きたかったのです。私は心から日本を愛しています。日本で生きられてうれしいし幸運です。日本人として物事を考えるのが好きです。日本語が好きです。親切な日本の方に支えられながら日々暮らしています。けれど私は、父を含めた自分のルーツを否定したくありません。もうオトナだから、根っこをも晒して陽に当てたい。

 

 

私はぶっきらぼうに頷き、妹夫婦の背中を追いました。

 

 

 

チェックアウト。次はいつ来れるかわかりませんが、今はとにかく、早く703号室に帰りたい。

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空港でチチへのおみやげと食料品を追加で買いました。これは本気でオススメですよ。

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ごはんとの相性よし、麵との相性よし、炒め物との相性よし、万能の一瓶です。帰宅後、チャーハンを作るのに使いました。おいしすぎて自分が作ったものとは思えませんでした。

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当然、チャーハンがつづきます(笑)。

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飛行機はみんなバラバラの席。空港で母と妹夫妻はランチを食べていましたが、私は数口もらうだけでほとんどガマン。トイレ地獄が怖くて機内食もパス。マスク姿で寝まくりました。

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台湾はごはんがおいしいのに、私は「おあずけ」が多かったなあ。残念です。

 

 

 

けれど、いろいろ買ったりいただいたりしたので、703号室内で台湾を楽しもうと思っています。

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家の中がメチャクチャになっているかとビビっていたのですが、意外ときれいでホッ!

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カレーをたいらげた模様です。

 

 

 

ただいま!

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やっぱり我が家がいちばん

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まあ行く前からわかりきっていたことですけどね。

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皆さまおつき合いくださいましてありがとうございました。

 

 

 

LOVE!

 

 

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地上の熱気

保護猫満天が巣の中でなにかを下敷きにくつろいでいました。

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声をかけると枕の正体が判明。あま兄です。下克上とはこのことでしょうか?

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なにはともあれ、703号室が平和で幸いです。

 

 

 

さて、台湾旅行。本日はいちばん長く(そして苦しかった一日)をダイジェストでお送りします。

 

 

楽しみにしてくださっている方が数名いると知り、萎えていた心が少しあがってきました。この次がいよいよ最終回です。興味のない方はここでお別れしましょう。再見!

 

 

3日目、7時すぎに起床。

 

 

前夜結婚式から戻ってきた私は深夜までトイレに足繁く通っていました。近年胃腸がめっきり弱くなったのを実感。情けないです。伯母にもらった薬を飲み、朝のバイキングはおかゆ数口にしておきました。予定がいっぱい。これ以上の体調の悪化は困ります。

 

 

 

【伯父、叔父、祖父の墓参り】

 

 

私の愛する謙敏伯父さん。母の兄。教師をしていました。映画スターのごとく華があり、いい男。52歳のとき咽頭ガンにて他界。葬儀に行けなかったことが心残りで仕方なかったです。

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伯父の墓参りがこのたびの私の訪台の最重要目的といっても過言ではありません。

 

 

 

ホテルからタクシーで20分も走れば、緑豊かな納骨場に着きます。山の上です。

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台北は雨で、私たちはホテルから借りた傘を手に向かいました。

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いわゆる“お墓”ではなく、集団納骨場のような場所に伯父たちは眠っています。

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格好はラフでだいじょうぶ。体調不良ゆえユニクロのヒートテックを2枚中に着込んでいます。

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昨日に比べ、肌寒いね。

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妹がホテルにあった無料のフルーツ(りんご&バナナ)を持ってきていました。ほかにもお供えものを売店で調達。日本の弔いのイメージカラーが「黒」なら、台湾はここでもやっぱり「紅」。

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エレベーターを降りました。靴を脱いで入ります。

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紙でできた「金塊」、紙でできた「蓮の花」、紙でできた「紙幣」など、フルーツ以外はすべて燃やします。フルーツは納骨堂で働く方々があとで食べます。

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永眠中の伯父たちが生活に困りませんように。

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納骨場を訪れ、伯父と叔父(母の妹の前夫)の名の前でしばし手を合わせ、あいさつ。終わると外へ移動し、先ほどのお供えものを火の中に入れていきます。

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全体はこんな感じ

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母はあの世で使える紙幣を折っていました。燃やす前に折るのは風習です。

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伯父の元に届いてください。ほんとうに会いたいです。

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つづいて別棟へ。キリスト教だった祖父の納骨堂も訪れました。

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祖父とアマー(祖母)は別れています。幼少期、私は祖父が祖母と会うたびに祖母を怒鳴り殴る風景が耐えられませんでした。祖父は私生児だった私を蔑み、孫の中で優劣をつけ露骨に嫌っていました。ろくに働かず、妻や子どもたちにひどく当たり、暴力を振るい、なのに威厳だけは保っていた祖父。けれど祖父がいなければ自分も存在していないのですから、大人になってからはなるべくフラットな気持ちで考えるようにしました。まあ、ずいぶん昔の話です^^

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祖父に話しかける母

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足がしびれちゃったみたいです。笑っちゃいけないんですけど、母の姿に一同噴き出す。

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納骨場に寿のシールを発見。日本と台湾はそもそも死生観が異なるのかもしれません。

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【タクシーで移動】

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地下鉄、バスにそれぞれ1回乗ったものの台北での移動はもっぱらタクシーが多かったです。台湾はタクシーの数が世界一と言われています。加えて、超安い。日本の3分の1以下の値段で利用できるのです。狭い台北市、目的地が遠すぎてメーターがあがりまくる心配もなく、4人で乗るから余計に割安さを実感します。

 

 

タクシーの運転手さんたちはやさしく、おしゃべり。みーんないい味を出しています。こちらはマイカップ持参の運転手さん。信号待ちの合間に鉄観音茶をゴクリ。

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【アマー(祖母)とのランチ】

 

 

アマーの妹、アマー妹の息子夫婦(公務員ですって)とその子どもたちとランチを!

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おこづかいをにぎりしめ、美容室で毛染めとカットを終えたアマー。若くなったね。似合うよ!

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お料理がつぎつぎと運ばれてきます。おちびさんたち、いっぱい食べるんだよ!

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いやあああ、兄弟大飯店(ブラザーホテル)の料理はたとえようがないほどうまい。

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すでに私は胃腸炎のピークだったにも関わらず、ガマンできずに食べまくり。えええいっ、もう知らん。どうなってもいい! ぜーんぶ口に入れたい。いい味です。

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海鮮が盛りだくさん

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牡蠣好きにはたまりません。

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(あとで痛いツケを払いましたが)至福のひとときでした♪

 

 

母、アマー、アマー妹は足裏マッサージへ。妹夫妻と私は街ブラへ。二手に分かれました。

 

 

 

ウインドショッピングを兼ね、妹夫妻とスタイリッシュな台北を泳ぐ予定でしたが・・・・・・

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腹が限界。ギブアップです。トイレから出れなくなってしまい・・・・・・。汚くてすみません。

 

 

SOGOデパート付近でタクシーに飛び乗りました。もちろんひとりです。妹夫妻は母や友人らと合流し、台湾でもっともおいしいとされるお店のディナーを食べるのですから。

 

 

悔しくてたまりませんでした。どうしても行きたい店だったのに残念。自分の胃腸を恨みました。

 

 

タクシーの運転手さんがまた楽しい人で、束の間腹痛を忘れおしゃべり。途中、お腹痛いとぼやいたら、私のホテルの番地を小声で呟きながら車を飛ばしてくれました。あたたかいなあ。

 

 

 

 

部屋へ戻って30分くらいトイレにこもっていたら、なんだか急に悲しくなってきました。私はトイレに行くためにお子らを置いて台湾に来たのではありません。

 

 

パジャマのまま、サイフを握りしめホテルのバーへ

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ふんっ。この場所ならトイレが近い。行こうと思えばいつでも行ける。

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私は幸運です。ツイてる。「ハッピーアワー」の恩恵を受けることができたのです。

 

 

 

【ハッピーアワー】

 

 

偶然にも私がバーに行った時間帯はおつまみ食べ放題とソフトドリンク飲み放題が無料。なんてサービスがいいのでしょう。パイナップルをひとつだけとり、コーヒーを数滴垂らしホットミルクをコップに半分注ぎました。私だって旅をエンジョイしたいのです。

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痩せたい痩せたいと唱えながら際限なく食べつづける妹の憎らしい顔が脳裏をよぎりましたが、ハッピーアワーのおかげでひねくれた感情を持たずにベッドに横たわることができました。

 

 

数時間後、満面の笑みで妹夫妻と母が戻ってきました。

 

 

「台湾で食べた中で最高においしかった♪ ねー、ママ、ねータカちゃん!」

 

 

だそうです。太ってしまえ!

 

 

私にもおみやげを持ってきてくれたのですが、内容がヘビーで手をつけられませんでした。私はもう必要以上にトイレに行きたくないのです。

 

 

ううう。明日で台北とおさらばか。14年ぶりなのに、したいことの半分もできていません。

 

 

不完全燃焼の私は、伯母からの胃腸薬を追加で一袋飲み干し、母に言いました。

 

 

「我想去夜市!(夜市に行きたい)」

 

 

 

【ホットな夜市】

 

 

へへ。タクシーでスイっと来ちゃった! しまむらで500円だったパジャマを着ています。

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台湾は夜市が有名ですよね。何カ所もあり、どこも賑わいを見せています。

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どんどん先に行く母。途中数度はぐれそうになりました。

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小龍包を手作りしています。

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茶器がたくさん

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あれもこれもおいしそう

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でもお腹痛いから見るだけね。精神がキツい。まるで修行ですね。

 

 

妹が別腹にかき氷を流し込んでいます。私は小豆味の「豆花」(ホット)をテイクアウトにオーダー。トイレのあるホテルに戻りゆっくりといただく予定です。チャレンジャーでしょ?

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マッサージ屋さんの前を通りかかったら2頭の保護犬らしき雑種犬たちが楽しげに台北の夜を満喫していました。703号室のお子たち、みんな元気かな?

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安い服を着て、安い服を物色中。あまりにもお手頃なので数枚購入!

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終盤、夜市でもまたトイレを探し、トイレにこもり、タクシーに飛び込んだ私(たち)。

 

 

タクシーの運転手さんに腹痛を訴えたら、通常では考えられないスピードを出しホテルへ向かってくれました。ハリウッド映画さながらの運転ぶりに、全員顔面蒼白。レバーを掴み、後部座席のシートベルトをしっかり締め、運転手さんに急がないよう懇願したほどです。

 

 

 

台北最後の夜、地上の熱気が雨を天に押し返し、心地いい風が吹いていました。

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私はあいかわらず、トイレとベッドを行ったり来たり。

 

 

明日飛行機に乗れるでしょうか? 紙おむつかなあ?

 

 

つづく

 

 

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のんちゃんのお母さん猫

調子が悪く、TOKYO ZEROの勉強会に出かける予定を急遽キャンセルし在宅しています。けどご心配なく。重い病気ではありません! 師走は予定が多めなので自己管理がたいせつですね。じゃないと先方にご迷惑をおかけしますものね。

 

 

さて、昨日私は近所に住む卒業生に会いに行きました。ジョイあらため「のんき」です。

 

 

のんきの卒業レポートはこちら1こちら2をご覧ください。

 

 

繊細なのんき。703号室での保護期間も長く、思い入れの深い猫です。

 

 

我が家を巣立って2か月が経ち、のんちゃんはどう過ごしているでしょうか?

 

 

 

おじゃまします。猫タワーが増えてる!

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予想通り、のんちゃんの姿が見あたりません。

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あちこち覗きこんでとうとう発見!

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のんちゃんはソファ下に隠れていました。のんちゃん、ひさしぶり!

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私はすっかり不審者、いや、異物と認識された模様です。

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お茶会(お見合い)のとき、のんちゃんは私にべったりで会いに来てくださった里親さんは「よそ者」の扱いでした。それが今では立場が逆で、私はよそ者を通り越し「邪魔者」になり下がってしまい・・・・・・。しかしドMの私。こういうのが実はすごくうれしいのです。

 

 

のんちゃんと里親さんがそれだけ密になった証拠です。日々お互いに向き合った結果です。

 

 

 

思ったより早く馴染んでくれてのんちゃんはえらい子。さすが日の丸の猫^^

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ちゅーるを使って私もごきげん取りに成功しました。

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やったね。おさわりできた。

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顔からはみ出した毛がかわいいです。

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のんちゃんはお母さんが大好き。男性はまだ少し苦手のようですが、のんちゃんなりに克服しようと努力中。ふたりはベタベタラブラブで、里親さんは私が会いに来たことをのんちゃんに丁寧に伝え、のんちゃんを励ましていました。里親さんはのんちゃんと同じ目線になり、私がのんちゃんを好きでいること、怖がらなくて大丈夫ということ、いつもののんちゃんでいてほしいことをお話ししていました。するとのんちゃんはだんだん大胆に。驚きました。

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話の中で、里親さんがのんちゃんに「自分の部屋に戻ったら?」「自分の部屋から出てきたら?」などの説得のくだりが笑えました。いいねえ、ここのんちゃんのお部屋だもんね。

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のんちゃんは私を警戒しつつも、勇気を出し里親さんの近くに駆けよります。

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五里霧中の頃はジョイのこんな姿が見れるなんて夢にも思わなかった。感動です。

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里親さんに空腹を訴え甘えるのんき(ふたりの会話が超かわいくないですか?)

 

 

 

 

ごはんをもらいおりこうにケージで食べるのんき(上品ですね)

 

 

 

私もお菓子とコーヒーをごちそうになり、のんちゃんの近況を伺いました。

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里親さんは「母猫」に変身し、のんきを育てています。

 

 

母猫が子猫の肛門を刺激してコミュニケーションを取るのをまね、ときにのんちゃんのお尻まわりをやさしく撫でたりしながら。猫を人間のカタにはめる前に、人間が先に猫の習性を重んじるのです。勉強になりました。私も今後よりいっそうそのように心がけていきたいです。

 

 

爪とぎやトイレの失敗をせず、大きないたずらもせず、健康で手がかからず、とても暮らしやすい猫だと「お母さん猫」に誉められたのんちゃん。譲渡主として私も鼻が高いです♪

 

 

 

もちろんのんちゃんは賢い猫ですが、私は「お母さん猫」の育て方がじょうずだからだとふんでいます。いたずらはしないまでも、食いしん坊ののんちゃんはたまにシンクに入ってしまうことがあったようですが、お母さん猫はサラッと防御(笑)。これでシンクには入らなくなったそう。

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※シンクの写真はナイショだと言われたのに載せてしまいました。里親さんお許しください~!

 

 

 

夕飯時だったので里親さんと私は近くで軽くタイ料理を食べることに。家を出る際も、何度もガスのロックや危険物のチェックを繰りかえす里親さん。のんちゃんをお任せしてよかったです。

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皆さまにも安心していただけるといいなあ。703号室卒業生たちは幸せに暮らしています。

 

 

 

茶白模様繋がりですが↑が卒業生ジョイあらためのんきの話題で、↓からは保護猫満天の写真です。似ていますが別の猫です。保護猫満天(推定2~3歳)は家族募集中です。

 

 

 

「模様はにているのに 待遇がずいぶんちがうじゃないですか! ハハ ハハもぼくの“母猫”となってぼくの声に耳を傾けてくださいよ」

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「ぼくも ぼくのケージ専用の自動給餌機がほしいです ハハの手も煩わせんし いつでも食べられるよう こまめにタイマーを設定してくだされば あとはぼくが勝手に食べますので」

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だめ。私が直接あげますからうちは自動給餌機は要りません。

 

 

 

「・・・・・・まあ そういうと思っていました 保護猫の声がこの家では届きにくいのです」

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「なんか 食べもの おちてないかな?」

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「中にナナちゃん用のカリカリが入っているのは知っています」

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「まんてん あのね のんきのお母さんからおみやげもらってたよ わたしみたもん」

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「ほらね? わたしのちゅーると わたしのカリカリと わたしのスープ」

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「それ ぼくにもまわってきますかね?」

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満天、満天にもあげるよ。のんちゃんのお家からのおみやげだもの。食べたら福をわけてもらえそうだよね。おやつもだけど、幸運もあやかろうね。満天も必ず未来が開けるよ!

 

 

次回は台湾のお墓参りの風習について、と保護猫たちのもろもろを!

 

 

皆さまよろしくお願いします。

 

 

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