私の七不思議のひとつが【ほほ】。謎だらけです。
7月あたりで10歳になる水頭症のほほは、東京大学の前田先生もにも「ほほさんがなぜ生きていられるのか、科学的に説明できない」と驚かれています。
検査の結果、ほほの脳内は水の量が異常に多く、溢れんばかりの水に脳が常に圧迫され、「脳がペラペラでほとんどない」重度の水頭症。生きているのがそもそも「?」だそうです。
昔、猫の里親になってくれた人が瀕死の子猫(ほほ)を近所で拾い、半ば強引に私に押しつけてきたのです。我が家の先代猫かつが亡くなる3日前に。約10年前の話です。
正直、泣きたくなりました。お願い・・・・・・かんべんして。
だって最愛のかつが今にも死にそうなときに、私は予定外に見知らぬ重篤な子猫(ほほ)を迎えに行き、病院へ運び、治療費を払い、家に連れ帰らなければならなかったのです。
どこかおかしいと思いませんか?
保護猫の里親になってくれたのはありがたいけれど、私は便利屋やコンビニではありません。だいいち、私はその人に借りを作ったおぼえもないです。かつがとても苦しそうだから、一秒たりともかつのそばを離れたくなかったのに、話を聞いてしまったら、子猫がふびんになってつい動いてしまいます。そこを熟知して突くのは一種の脅迫ではないでしょうか。
私は家族の危篤時に達観の境地に立つ立派な人間ではないんですよね。修行不足です。
加えてのちに知ったことですが、その人は倒れている小さなほほを遠目に見て、一瞬飼おうかと迷ったそうですが、顔を見てやめたとのこと。ほほの顔が変だというのが理由らしい。
まあたしかに、ほほは個性的な顔をしていますね。
病院で子猫ほほは短命だと診断されました。
どれほどの短さかはモヤをかけた言い方でしたが、先生の口ぶりから察すると、きっと数年、いや数ヶ月のレベルの厳しさだとみられていたでしょう。もっといえば、当時パルボを疑われるほどひどい水下痢だったので、ヘタしたら数ヶ月すらもたない状況だったかも。
私はほほに奇跡が起きるとは考えませんでした。すぐに死んでしまうだろうとの悲観した心でした。でも、ほほの最後の日まで、私なりのベストを尽くしほほを育てていきたいと思いました。かつがそう思わせてくれたのか、ほほがそう思わせてくれたのかはわかりません。
ほほが10歳を迎えようとしています。生命力の強い猫です。
運動障害があり、行動はのんびり派。しかし性格は超強気。
運動機能が下がっても、努力でカバーしようとします。
できなくなってしまったジャンプが再びできるようになりました。
気にくわない保護猫がいるときはマーキング主張しますが、基本トイレだって完璧!
(ステロイドの影響もあるかもだけど)食べるのだーい好き♪
日常生活の中で、私はよく転ぶほほを目にします。
そしてその後、必ず起き上がるほほを目にします。
最近かわいかったのは、夜サクとセスの運動会にほほがはりきって参加したこと。スローモーションの動作でねこじゃらしを追っていた姿にクスリと笑わせてもらいました。
転ばないように歩くんじゃなくて、転んでも立ち上がる力を身につけたいですね。
出会い方に「イラッ」としたのは事実ですが、ほほと家族になれて10000000000%幸せです。
ほほの居場所が703号室でうれしい!
それにしても、どうしてほほ、ポツンと外にいたのかな? 子猫時代は頭が重くてろくに歩けなかったのに、だれが移動させたのか未だに気になって仕方ないです。母猫? うーん・・・・・・。
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