大雪の中、ひとつ歳を取ってしまいました(苦笑)。ブログを連続更新中です。どうぞ遡って読んでくださいね。本日はみじゅ改め「トロン」の卒業記事!
すべては年末に参加した忘年会からはじまったのです。
(↑リンクをポチっと読んでください↑)忘年会の席で私を見つけるなり、愛猫ベンガルの「ハッピー」自慢をしてきた友だちの春ちゃん。古いつき合いです。
春ちゃんは現在、中野にあるもっつん本店、もっつん2号店、もっつん新井薬師店の3店舗のオーナー。奥さんのりんちゃんは同じく中野で「ブリス」というビューティサロンを経営。ふたりとも努力家。自らの力でがんばってきた根性のある夫婦です。
ハッピー自慢の延長で、春ちゃんは「譲渡会」へ行ってみたいと話しました。ハッピーに友だち猫を増やしたい。保護猫も検討している、と。私は譲渡会を開いていないので、「行ってみたら?」とすすめる程度でいったん話を終えたのです。
でも、春ちゃんは2匹目とハッピーの相性を慎重に考えていて、ハッピーの脅威となるような体の大きな猫さんではなく、できれば3~4か月の子猫を希望しているとのこと。オトナの猫も好きだから相性さえ合えば構わないとも言っていました。うーむ。この時期子猫少ないんだよなあ。でもハッピーが成猫を受け入れるかどうかは未知数。なら、やっぱ無難に子猫がいいなあ……。
譲渡会で開催者と折が合わなければ、春ちゃんはブリーダーに再び行く可能性もある。
それじゃヤダ。たとえ1匹でもいいから春ちゃんに「保護猫」を迎えてほしい。そうたくらんだ私は、春ちゃんに希望の毛色を聞いてみることに。
特に希望はないとしながらも、選べるなら茶トラか黒猫がいいと。
ほう。茶トラか黒猫ね。(メモメモ)
後日私はemi-goに電話。茶トラか黒猫の3か月くらいの保護猫がいないか聞いてみました。いたらもちろん、春ちゃんりんちゃん夫妻に紹介するつもりで。
数日後、emi-goから連絡が。
「田辺さん!! めっちゃくちゃかわいい黒猫の兄妹が保護されました」
保護したのはemi-goの病院の患者さん。その患者さんは自分で里親探しをするためにemi-goにいろいろ相談していた心ある方で、決してemi-goに丸投げをしようとしていたのではありません。私は保護経緯や保護した方のお人柄に好感をおぼえ、私でよければ預かる旨を間接的に申し入れました。
それがトロンと秀多(仮)です。(左:秀多 右:トロン)
春ちゃんが興味を持ってくれるといいな。まあ仮にダメでも私が譲渡しよう。春ちゃんのキャパはあと1匹。だから兄妹は離れ離れになる。けど良縁を結べるなら「セット」に固執しなくてもいいや。
子猫たちが703号室に移動してくる直前に私は春ちゃんに電話をかけ、留守番電話にメッセージを入れたのです。「黒猫のおちびさんがいるんだけど、興味があったら折り返して」と。ついでに病院で撮った2匹の写真も数枚添付
さあ、どうかな? 電話来るかな?
翌日、キラキラの電話がかかってきました。覚えている方いますか?
春ちゃんは黒猫2匹に会いたいとのこと。さっそく年始の1月5日にアポを取り、うちにいたトロンと秀多を連れてemi-goの病院へ!
春ちゃん夫妻は2匹と遊び、おやつをあげ、ワクチンや爪切りを見守り、中島先生の話を聞き悩みまくり。トロンと秀多のどちらにする? いっそ2匹とも迎えてしまう? それじゃハッピーが孤立しない? どっちを選ぶべきか……
そりゃもう真剣そのもの。
とりあえずいったん気持ちの整理も兼ね、私のポリシーをゆっくり伝えようと3人で近所のファミレスへ。春ちゃんりんちゃんごちそうさまでした。
脱走防止対策や誓約書8項目の内容を含め、ふたりが納得してくれるか。
結果、ふたりとも清々しい快諾。さっそく脱走防止対策に取り掛かるとのこと。
問題はトロンにするか、秀多にするか、あるいは2匹いってしまうか!
一同は再度病院へ戻り、トロンと秀多の顔を見て考えることに
「りんちゃんがわたちをだっこしてくれたの」
むろん、秀多も抱っこしてもらいました(笑)。
春ちゃんがひと言。
「女の子のほうがりんに(顔が)似てるから女の子にする?」
「女の子はさっきからずっと私と目が合ってる」とりんちゃん。
熟考したいとのことで、次の日に回答をもらうことに。でこの記事に繋がります。
ちびたち、お疲れさま。ふたりとも立派だったよ♪
1日経って結論を聞くと、「女の子に決めました」ときっぱり!
「え? わたち?」
そうだよ。
あなたトロンって名になるんだって
おめでとうトロン♪
いっしょに育った秀多とは離れるんだけど、ハッピー兄がいるおうちに行くの。
だからひとりじゃないんだよ。
トロンは遊び好きで
好奇心旺盛の
おてんばだけど
おトイレもちゃんとできるし、賢い子だよね^^
秀多は私が必ず幸せにするから、安心して新しいおうちをエンジョイしてね。
春ちゃん、りんちゃん、このたびはありがとうございました。
春ちゃんに「保護猫」を譲渡した喜びは2つあります。
一つ目はこの記事に全部書きました↓↓↓
「トロンの譲渡を昔の自分に見せてやりたい/幸せの703号室」
二つ目は春ちゃんの無意識の宣伝に期待してのこと。春ちゃんりんちゃんの人脈は半端じゃありません。春ちゃんは絶えずハッピー自慢をあちこちで繰り広げています。だからトロンのこともいずれ自慢するでしょう。トロンは保護猫です。春ちゃんに憧れる人や、春ちゃんの周囲の猫好きが「保護猫」に目を向けてくれる可能性は非常に高い。これこそが私のいやらしい計算です(笑)。
1月10日に巣立ったトロンはすでにハッピー兄とベタベタの仲よしになっています。本日私のフェイスブックに「誕生日おめでとうございます」のメッセージとともに、ハッピーに毛づくろいをするトロンの動画が送られてきました。
次回、春ちゃん家に皆さまをご招待いたします。
つづく
ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました
お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。
足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、
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