アニマモールかわさき1

皆さまこんばんは。昨日はtwitterで大興奮を失礼しました。

 

 

とろろさんのお誘いで、私は兼ねてから夢だった「アニマモールかわさき(川崎市の動物保護センター)」のバックヤードツアーに参加し、視察したのです。

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「アニマモール」という名は地元の小学生がつけたもの。本物の選挙に使う投票箱を用いて学生が自分たちで投票、開票、集計を行ったのです。アニマルを守る、が由来です。

 

川崎市の動物愛護センターは子どもの教育にも力を入れており、職員(獣医師)が定期的に小学校をまわり、「いのち・MIRAI教室」を開催しています。

 

身震いするほど感動した私は、皆さまに紹介したいことがありすぎて、とても1回ではまとめられません。数回に分けて皆さまにも一部をお見せしますね。

 

 

アニマモールでは朝から保護子猫たちの譲渡会が開催されていました。

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ボランティアの方ももちろんいますが、市が主体となって行っているのです。

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ボランティアの方に丸投げする自治体が多い中、アニマモールは(ボランティアの方の力も借りつつ)センターから年間約400頭の犬猫たちを新しい家庭へ譲渡しています。

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参加している子たちは状態がよく、個体識別や情報開示がしっかりとなされています。譲渡を希望する方に「講習会」を受けてもらうだけでなく、なんと市の職員(獣医師)による里親さん宅の「家庭訪問」まであるのです。すごくないですか?

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悲壮感が1㎎もない明るい譲渡会

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大賑わい。季節は冬ですが温度調整されている「ぬくぬくの室内」にて♪

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ドイツの「ティアハイムベルリン」のミニチュアだと思いました。圧巻です。

 

 

施設の隅々までまわると、2時間近くかかります。あっという間に午後になりました。もうひとつの目玉、FreePetsの「いのちの教室」もこの日の楽しみのひとつ♡

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講堂に「ヒルズ」の社名が入っているのは「ヒルズ」がアニマモールを支援しているから。スポンサー名があちこちに書かれていました。私たち消費者は、どの企業の商品を手にするべきか、賢い選択ができますよね。ふふ。ロイカナもいいけどヒルズも大好き!

 

 

満員御礼~!

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テーマは「数値規制」。私がもっとも勉強している分野。女優の浅田美代子さん、獣医師の西山ゆう子先生によるトークセッション。司会は菊池由美さんです。

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由美さんは2児の母で私より年上ですよ? ウソでしょ?

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何頭も保護犬保護猫を引き取って暮らしている由美さん。「いのちの教室」を通じて児童教育にも力を入れているお方です。美しいのは顔だけではないのです。

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由美さんももふもふ譲渡祭に来るんですって(笑)。ぜひお待ちしています。

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会場で左右隣に座っていた方にももふもふ譲渡祭のチラシを配る私。必死ですよ^^;

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石黒さんともひさびさにお会いできました。午前中のバックヤードツアーからご一緒させていただいていたのです。石黒さんかわいいカレンダーをありがとうございました。

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数値規制の第一人者浅田美代子さん。環境省、政治家、自治体、ペット産業、劣悪な業者や多頭飼育崩壊の現場を根気よく個人でまわっています。まさに「現場の人」です。

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終了後、軽く打ち上げへ

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由美さん、手に持っているのは食べたお菓子ですね?

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おいしいおそば屋さんにて

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皆さまお疲れさまでした。FreePetsの部外者なのに私まですみません。

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帰宅後、お子たちのお世話を終えシッターのお仕事へ

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可憐なお花に心癒されるスタイリッシュなお宅です。

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常連のマイ太郎さんちのマイケルくんと

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はっちゃんとワクワクの1時間半を過ごしました。今夜も行きます!

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あああ、かわさき! かわさき! もう言葉がありません。

 

 

センターのイメージを打ち砕いてくれました。アニマモールは日本の希望です。

 

 

よし、私も703号室のアニマモールをめざしてがんばるぞ~!

 

 

卒業生星太郎のママさんがプレゼントしてくれた首輪でおめかしの保護猫メル子

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メル子あんたはしたない格好はやめなさい。嫁に行けなくなりますよ?

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メル子はもふもふ譲渡祭に出ます。

 

 

どうかお友だち、お知り合いを誘って会いに来てください。よいご縁を切望しています。

 

 

LOVEかわさき

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

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足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

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ぼくのホストファミリー(星太郎)

※ブログを連続更新中。遡ってお読みください。

 

ぼくは星太郎

 

生後10か月まで飼い主にめぐまれず

 

きょうだいたちとともにひどい扱いを受けながら命からがら生きてきました。

 

保護されたとき

 

ぼくのきょうだいナイトは足をカッターで切られた状態

 

ぼくたちは毛並みもパサパサで

 

体重が軽く

 

筋肉が衰えていました。

 

ぼくたちはぜんぜん幸せじゃなかったのです。

 

 

人間社会が平等ではないように

 

コンパニオンアニマルのぼくたち猫の社会も同じです。

 

出会う人の性格や住環境で運命が変わってしまうのです。

 

 

でも決定的にちがうのは人間社会の不幸にはSOSの公的な受け皿があること

 

ぼくたち猫にはそれすらありません。

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中でもぼくはまだ運がよかったほうだと思います。

 

保護してくれた病院を出たあと

 

ぼくは夢のお城もりよさんちにステイしました。

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もりよさんちにはお姉さん猫が3匹います。

 

くろこさん

 

703号室卒業の天音さん

 

703号室卒業のほたるさん

 

みんなぼくに親切にしてくれました。

 

 

天音さんは怖いと聞いていたけれど

 

世渡りじょうずのぼくは天音さんを怒らせませんでした。

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若いぼくは広い家のなかをたくさん走って

 

若いぼくはいたずらに精を出し

 

若いぼくは見るもの聞くもの触れるものすべてにワクワクし

 

精いっぱいいろんなものとの「出会い」を堪能したのです。

 

ぼくがぼくらしく

 

自由で自然体でいられることのありがたみをぼくは日々感じていました。

 

 

ぼくの世界から「恐怖」や「支配」を取り除いてくれたのはもりよさんです。

 

もりよさんはぼくの失敗をなじりませんでした。

 

もりよさんはぼくを押さえつけませんでした。

 

もりよさんはぼくに「いたずら小僧」というあだ名をつけただけで

 

ぼくという存在を慈しみ

 

ぼくの心も体もたいせつに育んでくれました。

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ぼくのあるがままを受け止めてくれたからこそ

 

ぼくは楽しく

 

そして堂々とふるまうことができたのです。

 

 

もりよさん

 

ぼくはもりよさんが大好きです。

 

ぼくを認めてくれてありがとう。

 

 

食事の世話も通院もトイレの掃除もありがとう。

 

ぼくと遊んでくれてありがとう。

 

ぼくにやさしく声をかけてくれてありがとう。

 

抱きしめてくれてありがとう。

 

 

ぼくの尊いホストファミリーのみなさん

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箱入り息子のぼくは終の棲家で今元気に暮らしています。

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ぼくも天音さんやほたるさんみたいなスーパーアイドルをめざして家族と暮らしていきますね。

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星太郎より愛と感謝を込めて

 

 

LOVE

 

 

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ノラ猫スカウト、ウーマン

匿名さまより猫砂と猫おやつのプレゼントをいただきました。おやつはこの度の猫スカウト(保護)に大活躍したのですよ。どうもありがとうございました!

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先日、都内で仕事を終えたまなちゃんが703号室にやってきました。

 

 

「はあ……不安です。アンニイさんすみません。はあ……ドキドキする」

 

「捕まるといいね。まあ、いてくれたら捕まると思うんだけど」

 

「毎日見るわけじゃないので必ずいるかはわからないのですが……万が一いなかったらアンニイさんに無駄足を踏ませてしまいます。ああ、ごめんなさい」

 

「まなちゃん、何度も謝らないで。逆に気を遣ってしまうから」

 

 

こちらがまなちゃんにお願いするほど、私に恐縮しまくりのまなちゃん。

 

 

捕獲箱(1台)と猫のおやつを手に、私たちはうちから私の車でまなちゃんちをめざしました。超遠いイメージだったけれど、夜の高速道路が空いているおかげで約1時間で到着! 車の中でもまなちゃんはため息を繰り返していたのです。

 

 

「はじめまして。わたしごまです」

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「あなたはアンニイさん?」

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「わたしこの家のねこです」

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「わたしはたまご。保護猫時代に会ったわね。アンニイさんおぼえていますか?」

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「あ~ ちゅーるはおいし♡」

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「わたしはねね。お接待は苦手なの」

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ごまちゃん、たまご、ねねちゃんはいずれもまなちゃんが保護した子たちです。

 

 

「愛猫」としてまなちゃんちで暮らしています。かわいかった^^

 

 

お父さん、お母さん、お兄さんにもごあいさつ。お父さんもお兄さんも私をまなちゃんだと間違えたらしく、「あれ? まな?」と声をかけられてしまいました。

 

 

着替えたまなちゃんが捕獲箱(1台)と猫のおやつを用意してきました。よし! 猫のおやつもいろんな種類が揃ったし、捕獲箱は2台あるし、出発しますかね?

 

 

途中のドラッグストアでにおいの強い猫缶を追加で買い、いざ目的地へ!

 

 

詳細は伏せますが、大きな駅前のロータリーのど真ん中に外猫が2匹いて、動いている車の下に入ってしまうため、非常に危険な状態だったのです。偶然猫たちを見かけたまなちゃんは数か月単位で悩んでいたとのこと。私もまなちゃんに会うたびに聞かされていました。場所と対人関係の問題から女性ひとりで捕獲箱を仕掛けるにはハードルが高く、私がお手伝いをすることになったのです。

 

 

餌やりのオジサマどもに満面の笑みで話しかけまくる私。別人になった感覚です。

 

 

猫を連れて行かないでと言われるのが怖いので、最初に「ここに来る猫はみなさんのうちのどなたかの飼い猫ですか?」と聞いてみることにしたのです。

 

 

するとほぼ高い確率で「ちがうよ。ノラだよ」と返ってきます。

 

 

人間は咄嗟の質問に対して瞬時に自己防衛本能がはたらくので、「この猫の責任はおれにはない」という流れを作るのを目的とした会話を組み立てていくのです。

 

 

大げさだと笑われるかもしれませんが、重要なポイントです。

 

 

「ノラ猫……じゃ、飼い主がいない猫ですね? 実はすでに役所に相談済みで、了承も得ています。私たちがたいせつに飼うので連れて帰ります(笑顔)」

 

 

ここからは餌やりさんグループの前でもニコニコ堂々と保護のために動きました。

 

 

そして時おり餌やりグループの人たちに敢えて頼り、アドバイスを求めます。「疎外感」を感じさせないためにみんなを巻き込むのです。

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かれこれ20分で最初の黒白の猫が箱に入ってくれました。

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地面にばら撒かれていたドライフードを(勝手に)処分。ごちそうを箱に忍ばせたのです。

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入る前はこんな感じ(箱はこの直後にまなちゃんのから私のに変えてあります)

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やった!!

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すぐさま駐車場へ

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手際よく車に箱を積むまなちゃん

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なかなか手ごわい2匹目のために箱をひとつセットしたまま一帯が見渡せるファミレスでラーメンを食べる女ふたり。あまりにも空腹で動けなかったのです。

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まなちゃんごちそうさまでした。

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そして足早に戻ると、私たちから逃げまわって姿を消してしまった2匹目が中に入っているではありませんか! 至近距離で確認すると感動もひとしおですね。

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スカウト大成功!

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「わたち ヤンキーに拉致られました 助けて~」

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703号室に帰って祝杯をあげるまなちゃん

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飛び上がって喜んだいい夜でした。ふたりとも早寝&ぐっすり~♪

 

 

翌日、休診日のemi-goに泣きついて病院へ……

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明後日、まなちゃんとまなちゃんのお母さんが迎えに行きます。

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もし2匹同時保護があまりにもキツかったら、我が家で1匹預かろうと思っていますが基本はまなちゃんががんばるとのこと。まなちゃんお疲れさま。私も役に立ててうれしいです。

 

 

最後に余談ですが、今回の高速道路代はまなちゃんが払うと言ってききませんでした。まなちゃんはいい譲渡ができる「個人」ですが、支援を募っていません。里親さんに医療費の実費を負担してもらったとしても、果たして保護にかかるお金は医療費だけで済むでしょうか? ガソリン代、交通費、光熱費、通信費、雑費、ごはん、おやつ、猫砂、ペットシーツ……じわじわと個人の懐をひっ迫させているのは身を持って私が現在も体験しています。

 

 

emi-goの病院も(病院の稼ぎ柱である)保護猫のワクチン代を思い切って無料にするなど、本当に身銭を切ってこの国に住む犬猫たちのQOLを真剣に考えています。

 

 

(※ちなみにつけ加えておきますが、ワクチンの仕入れ値はもちろん無料ではありません)

 

 

一歩一歩、一匹一匹だからなかなか伝わらないかもしれない。

 

 

大したことをやっているように思わない方が多いでしょう。

 

 

実際、目の前の一頭に精いっぱいの私たちは微力です。

 

 

それにたまに外食もしたいし、新しい化粧品もほしいです。

 

 

けれども活動をするときは、考えつくす限り丁寧に保護動物たちと向き合っています。

 

 

手抜きもズルもしません。

 

 

自分の自由意思で保護するのだから原則すべては自己責任でしょう。

 

 

だれかに強制されているわけではないのですから。

 

 

しかしもし不遇な猫が日本にいなかったら私たちは直ちにほかのことをエンジョイします。

 

 

私は今自分の生活すらも心もとなく、周りを応援するだけの経済力がいっさいないです。若い方々の真摯な姿を見てもただ「がんばっているね」と褒めるしかできません。でもだからこそ、自分にできる形で個人にエールを送りたいです。

 

 

なにに繋げたいかおわかりですね?(笑)

 

 

もふもふ譲渡祭に遊びに来てください。

 

 

譲渡祭に出るのは成猫がメインですが、どの子も保護主さんの愛と時間と情熱をまとっています。犬猫と暮らしたいお友だち、お知り合いを誘って気楽に会いに来てください。

 

 

皆さまが少しだけ「個人」にもフューチャーしてくだされば幸いです。

 

 

長くなってごめんなさい。読んでくださりありがとうございました。

 

 

LOVE

 

 

 

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バザー品の仕分け(もふもふ譲渡祭)

皆さまこんばんは。昨日はバザー品の仕分け→保護猫星太郎のお届け→短大の友人らと会う、の3つの予定が入っていて目がまわりそうでした。でも最高に楽しかったです。

 

 

※星太郎の卒業記事は後日改めてお送りします。

 

 

タイトすぎるスケジュールゆえ電車移動を諦め、車であちこちをまわることに。まずはバザーの仕分けをしてくれている方々への差し入れを持って、いざ出発!

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前日に私が預かった安藤さんからの提供品

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昔里親さんがプレゼントしてくれた高級犬服は私から出します。

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かわいいでしょう? もったいなくて着せられなかったまま、べべもナナもいなくなってしまいました。着れる子がいないのでうちにあっても箪笥の肥やしで逆にもったいないのです。

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だから思い切ってバザーへ。ほしい方のもとへ送り出そうと思います。

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思い入れの深い服ですので、どうか連れて帰ってやってください。

 

 

車で1時間、バザーの母(笑)、まりおさんちに到着

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ご主人さま、ご迷惑をおかけして申し訳ありませんっ!

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いやはや……

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スタイリッシュなまりおさんちがたいへんな状態になっています(汗)。

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まりおさんがもっとも苦労しているうちのおひとりではないでしょうか?

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限られた時間ではありますが、私もがんばってお手伝いします(鼻息)。

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仕分けに駆けつけてくれたのは、マイ太郎さん、マイ太郎さんの里親めめちゃんのママさん、703号室卒業生ポテチ&コテツママのきーやんさんです。

 

 

ひとつひとつ中身を確認。整理しながら値段をつけてつけていきます。

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1日限りの催しということもあり、値段をかなり低く設定しました。

 

 

ぜったいお買い得です。驚くほど安いものが仰山^^;

 

 

限られた時間で設営準備に追われる「バザー」なので、きれいな陳列はできません。そのかわり相場よりお手頃にお買い物していただけるようにします。宝探し、ですね。

 

 

ご提供してくださった皆さまにも、お買い物に来てくださる皆さまにも、心より感謝しています。

 

 

売り上げは5分割(予定)にし、個人で保護譲渡活動をしている方々へ支援します。どなたもふだんは積極的に支援を募っていない方ばかり。だからこそぜひこの機会に応援しようと考えています。

 

 

保護譲渡活動をしている方が保護譲渡活動をしている方の応援をする、というのは素敵な連鎖を生むにちがいありません。私はそう信じてやっています。

 

 

バザー品はまだ募集中ですので、おひとつからでもご協力くださいね。

 

 

そして、もふもふ譲渡祭専用のtwitterアカウントにバザー品を垂れ流しているので、Twitter馴れしていない方もチェックしてみてください。

 

 

私は主に価格の紙をチョキチョキし、みんなといっしょに値段を決める役をしました。

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帰りたくなくなるほどに充実~!

 

 

また第二弾もまりおさんちでやろうかな?

 

 

ちなみにまりおさんちの保護猫ひかるくんももふもふ譲渡祭に出場しますよ♡

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動きまわっていい写真が撮れなかったのが残念ですが、後日改めてハンサム写真をHPにUPしますね。人が大好きなひかるくんが運命の出会いを果たせますように。

 

 

途中で失礼し、保護猫星太郎の卒業式を終え、母の店へ

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着いた瞬間、酔っ払い3人からかけられた言葉は、「アンニイ、あんた来るのが早すぎる! まだお祝いのカード書けてない」でした。短大時代からの仲よしたちが、私の出版記念をしてくれたのです。きれいなお花をプレゼントしてもらいました。

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高校生の子どもがいるようには見えないでしょう?

 

 

全員もふもふ譲渡祭に遊びに来てくれるとのこと。ふふ。ありがとう。

 

 

実は夜な夜な悪夢にうなされているのです。

 

 

「誰も来てくれなかったらどうしよう」との不安な心理が夢にあらわれ、無人のもふもふ譲渡祭にぽつんとひとりで佇む私の姿を客観視したもうひとりの私がオロオロ。

 

 

「あーヤバい」と叫びながらハッと目が覚める日々。

 

 

でも大丈夫ね。3人は確実に来るから。

 

 

リエ、わかちゃん、ようこちゃん可憐なお花をありがとう♪

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帰宅後はお子らのお世話にあたふたするも、幸せを満喫した1日でした。

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あまぱん、元気でいてくれて助かります。

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LOVE

 

 

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老いた犬たちとの向き合い方

昨夜、高菜くんがお猿さんに見えて無性に愛おしくなりました。

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淡辺さん(チチ)の仕事デスクに飾られている天国組の写真

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みんなにリルと高菜をまだそちらに迎えないでね、とお願いしています。

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うちはべべが16歳半、ナナが16歳で逝ったので、「16歳」がなんとなく恐ろしいです。

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お子たちの命あるうち、形あるうち、姿あるうち、がどんなにありがたいか私は身をもって知っています。実際に生きてくれているのと、心の中で生きつづけているのとでは、正直次元が変わってきます。手の届く場所にいる、がやっぱりいちばんです。

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私がこれまでに看取ってきた犬たちは後ろ足から弱っていきました。だから時間のあるときはなるべく足のマッサージをしています。でも、必要以上の介助はしません。

 

 

「立ちたい」

 

「歩きたい」

 

「立たなければ」

 

「動かなければ」

 

 

リルと高菜の本能や欲求を満たすために、彼らは自己処理能力を高めていきます。

 

 

それでもどうにもならないときはもちろん手伝います。

 

 

正しい考え方かどうかはわからないけれど、なんでもすぐに助けないことで、老いの速度がじゃっかん緩やかになっているのは実感しています。

 

 

最近家具の間に身体が挟まっているリルをよく目撃するようになりました。

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高菜はグルグル旋回しています。どちらも「老犬あるある」ですよね。

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こういうとき私は、回っている高菜はそのまま放置し、リルのそばへ行って、リルのお尻をポンポンと撫でるのです。するとボケっと静止していたリルがまるでスイッチが入ったように「ハッ」とした表情でバックし、椅子の隙間から自力で脱します。

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リルと高菜の穏やかな寝顔が好きです。

 

 

粗相や夜鳴きにつき合う辛さを上回る幸せを私は確実に彼らから享受しています。

 

 

眠っているリルと高菜の呼吸音と放つ熱(体温)に私自身が救われています。

 

 

心臓に耳を当て、リルと高菜の心音を自分の中に取り入れています。

 

 

一体化している、と思えるほどに深いつながりを感じます。

 

 

それが「家族」なんだと思うのです。

 

 

欲ばりなお母さんで申し訳ないけれど、1日でも長くそばにいてください。

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LOVE

 

 

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