前回の更新の直後、いよいよ保護猫天音(あまね)へのラブレターを書こうとパソコンに向かった私ですが、まず頭が真っ白になりなにも浮かんできませんでした。
次にぽんぽんとさまざまなシーンが閃き、よぎり……あ、いけるかな? と思ったのですが、しかしそれらはランダムな点のように不均等かつ不規則で、線につなぐ自信を失い厭になりました。やる気がなかったのではなく、意気込みすぎていたからです。
ワードを立ち上げたまま、深夜2時半頃までウロウロネット徘徊。
はあ、こりゃもうだめだ……あきらめかけた頃、なにげなくスクロールしていたマイ太郎さん撮影の天音の写真が突如、強い印象を持って私の目の中に飛び込んできたのです。
気持ちよさそうに光合成している天音。
ここまでの道のりは平坦じゃなかっただろうに、あなたはひと言も嘆かずに、ただ陽の光を全身に浴び、まどろんでいる。
天音、生きているんだね。
いろんな気持ちを抱えながらも、あなたはシンプルに「生きる」をエンジョイしているんだね。
天音を遺し先に逝った前の飼い主さんの無念さや、一時とはいえ前の飼い主さんに代わり天音にごはんを与えてくれた隣家の男性や、私が保護したあとすぐに天音の預かりを表明してくれたマイ太郎さん母子の善意を背負い、今自分はここに立たせてもらっているんだと気づきました。そうしたら、天音の声が聞こえてきたのです。
「わたしは 若くありません。
それなりに 年輪をかさねてきました。
猫歴は ながいのです。
わたしは 捨てられたのではありません。
かつてわたしには ひとりだけ 家族がいたのです。
わたしよりさきに 旅立ってしまった あの人が」
その後は文字カウントを意識しながら無我夢中でキーボードを叩き、気づけば夜明けの時刻。夏に向かうこの時期は、日の出が早いんですね。
物理的には遠く離れているけれど、なんとなく、天音とともに朝を迎えた気がしました。天音の周りには、彼女に微笑んでくださった方々が寄り添っているようなイメージでした。
熱く語った割にはちゃんと紹介文になっているか微妙ですが、ラブレターはこちらです。
医療ケアを含めた天音の詳細が書かれています。気になる方はどうぞご覧ください。
そして、ともに走ってくれているスペシャルサンクスのマイ太郎さんの天音への記事も!
天音は家族を求めています。お心ある方からのお問い合わせをお待ちしています。
(天音の写真はすべてマイ太郎さん)
マイ太郎さんのお母さまのお家に天音に会いに行った日の記事も近日中に載せますね。
卒業を控えている保護猫さんきゅう&寿子は元気に過ごしています。
LOVE!
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