旅支度をしていることに私が気づかないほどの自然体で

さぶを膝に抱いて意気消沈しています。あまぱんに会いたいです。

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自分の思いやあまぱんとのできごと(歴史)を整理してつづることが救いになると信じてブログに放出しています。悲嘆と向き合うには日記を書くと楽になるらしいので同じような意味合いですよね。

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いやぁ、しかしあまぱんはずっとうるさくおしゃべりしすぎた。あまりにもしゃべりまくっていたあまぱんがいなくなって呆然としています。困るね。

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あまぱんへの未練が強くなる一方ですが、保護猫ミミ玉のご縁探しもがんばりたいです。

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せっかく皆さまにミミ玉の存在をアピールしはじめたのに、尻切れトンボじゃかわいそう……

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ミミ玉はいいオンナですよ♡ 内面の美しさが表情に出ています。

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カメラを向けると少しシャイになるけれど、それでもミミ玉はすごい勇気の持ち主です。長年外でひっそりと生きてきたんだもの。今、人とじょうずに暮らせてえらいですよ。

 

 

さて、本日はあまぱんが亡くなる2日前の様子をお伝えします。

 

 

6月25日木曜日の朝8時半頃に旅立ったあまぱんですが、その週の火曜日も総じて元気でした。

 

 

命のギリギリまであまぱんは朗らかでした。

 

 

あまぱんとさぶを連れてMIHOさんといっしょに東大病院へ

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あまぱんとさぶを検査に出している間、雨上がりの東大農学部を散策

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ハチ公像の前にて

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渋谷のハチ公像よりも東大農学部のハチ公像のほうが断然好きです。上野さんに会えたハチの表情が胸に迫るのです。ハチの笑顔には犬と人間の信頼関係が如実に表れていますね。

 

 

待ち時間を経て、前田先生に呼ばれました。

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慢性腎不全のさぶは数値が横ばいです。過去に2度突発的に膿胸になっているので怖くて診てもらったのですが、胸の音は正常とのことでホッとしました。

 

 

あまぱんの数値はズタボロ。肝臓は大丈夫でしたが、腎臓がメチャクチャでした。貧血もまたすすんでしまいました。できることはぜーーーんぶやっているのに!

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新たな問題としては(リンパ球胆管炎と闘っていたときに1か月ほど服用した)ステロイドのせいで、ただでさえ低かった免疫力がさらに下がり、カビが膀胱内に増殖

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ふう。

 

 

あまぱんはいつ何が起きてもおかしくない状況がつづいていたため、特段驚きませんでした。先生方と「今後」を相談し合い、薬を追加して診察を終えたのです。

 

 

MIHOさん写真ありがとう。みんなマスク姿だけどいい記念になったよ。

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私は心の中で「あまぱんが生きていたら3日後に再々度輸血をする」と決めてあまぱんとさぶを連れて帰りました。よっしゃー! こっからはお楽しみの時間です。

 

 

あまぱん、通院お疲れさま。なんでも自由にしていいよ。

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さぶもお疲れさま。ゆっくり休んでね^^

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あまぱんは保護猫ミミ玉と牛丸のいる保護部屋がお気に入りで入り浸っていました。

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牛丸も

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ミミ玉もあまぱんを受け入れてくれています。みんなお友だちだよね。

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MIHOさんがちゅーるをあげたら2本も食べた♡ やりますねえ!

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数年前のあまぱんとMIHOさん。いっぱいかわいがってもらったね♪

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あまぱんはのほほんと自由で、本当にのびのびと旅支度をしていました。

 

 

旅支度をしていることに私が気づかないほどの自然体で……

 

 

その日の夜。亡くなる1日半前のあまぱんです。

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いつものお世話をさせてくれてありがとうね。

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さぶもシリンジごはん食べています。

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ちょっとこぼしちゃったけれど……

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リルもいい顔

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リラックスしているね!

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最後の通院となったこの日も、あまぱんは辛がるでも苦しがるでもなく、身体はしんどかったかもしれないけれど、やっぱりあまぱんらしく、軽やかで明るかったです。

 

 

だから私は前に書いた「あまぱんが死神にさらわれる」を撤回します。

 

 

あまぱんは死神にさらわれていません。

 

 

精いっぱい生きて、生きて、生きたのです。

 

 

人間の私とはそもそも最初から「寿命の長さ」がちがっていただけで、あまぱんは猫としてのハードを見事なくらいに使い切って逝ったのだと気づきました。

 

 

死んで負けた、ではなく、立派に生きた。

 

 

あまぱんを褒めて褒めて抱きしめたい。

 

 

私はあまぱんという愛する対象を得られて幸せ者です。今は失ったものの大きさに胸が潰れる日々ですが、この気持ちを含めてあまぱんと出会えてよかったです。

 

 

LOVE

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

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私が惚れたあまぱんの掲載写真

ミケ玉改め卒業生はな家からお中元とお手紙とあまぱんへのお花代が届きました。

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ありがとうございました。あまぱんと仲よしだったはなは幸せに暮らしています

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皆さまこんばんは。

 

 

本日は都知事選でしたね。ふだん政治的なことは表には出しませんが、私は自分の胸の中にしっかりと政治思想があります。だから選挙は欠かさず行っています。

 

 

さて、保護猫ミミ玉のトドみたいな写真が撮れたのでご報告します。

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ふふ。まあるいなあ♡

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みいさんにアピール写真をお願いしたのですが、延期となりました。その前に自分で撮ったものを家族募集サイトに掲載しようと思っているのですが、写真はむずかしい。毎日頭を悩ませています。

 

 

ミミ玉は実物のほうがずっとキュートです。

 

 

ミミ玉が善き方の目に留まることを祈りながら取り組んでいきますので、皆さまどうぞよろしくお願いします。ミミ玉が嫁入りできるよう、応援してください。

 

 

そういえば12年半前に家族募集サイトに掲載されていたうちのあまぱんに私が一目ぼれした写真が保護主さんのブログに載っていたので紹介させてください。

 

 

じゃーん! これです!

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キャー! 今見てもドキドキする。

 

 

この一枚でしっかりとあまぱん(当時は保護猫カン太くん)のお顔を確認し、次なる一枚で鼻血が出ました。完全にノックアウトされ、保護主さんへメールを出したのです。

 

 

ノックアウト写真はこれ!

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猫の後頭部フェチの私にはたまらないカット。しかも保護主さんにめちゃめちゃ甘えているのがわかりますでしょ? なんという色男……たまらんですよ。大好きすぎる。

 

 

瞬く間にあまぱんに夢中になって、私の脳内はあまぱん一色染まりました。

 

 

よく見ると白髪も少し混ざっているし、ブレているし、意外かな?

 

 

でも私には本当に興味をそそられる写真だったのです。

 

 

掲載時は推定年齢が2~3歳とのことでしたが、白髪の感じからしても、実際はもっと年上だった気がします。しかしもう年齢なんてどうでもいい。このハンサムボーイをいかに我が家に迎え入れるか、私の思考はその一点に寄っていきました。

 

 

あまぱんはね、3件お問い合わせが来たんですって。

 

 

1件目はある動物病院(看板猫兼供血猫)、2件目は海の近くの立派なお家(飼い猫は家外を自由に出入りする暮らし)、そして3件目が私。結論、うちでよかったのかはわからないけれど、私を選んでもらえたら保護主さんに「よかった」と思ってもらえるよう大事にしようと決めていました。

 

 

実際、あまぱんはとてつもなく大事でした。

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12年半、あまぱんをかわいいと思わなかった日は一日もなかった。

 

 

目に入れてもいたくない存在です。

 

 

いなくなってもあまぱんのことばかりを考えています。

 

 

iPhoneやパソコンに保存された大量の写真を眺めては会いたさを募らせています。あまぱんは私の「日常」そのものでした。日常が脅かされ、なくなる苦しみがつづいています。

 

 

2017年の秋のあまぱん。傍らには天国のナナもいます。尻尾が写ってる^^

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自宅での補液も必ずごきげんにつき合ってくれたあまぱん(2017年)

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立派なんてもんじゃないですね。

 

 

6頭いたレギュラーメンバーのうち、べべ、ナナ、ほほ、あまぱんが天国へ旅立ってしまいました。あんなに賑やかだったのに、リルとさぶしかいない。

 

 

703号室はケアや闘病に力を入れているので、6頭のときは朝も夜も戦争状態で、常にバタバタしていたのを思い出します。絶えず保護動物たちもいるしね。

 

 

あの頃は自分の体調が辛かったりすると、お世話が大変で「早く楽になりたい」と嘆いていたのに、こんなにも物足りないなんて……もったいないことです。

 

 

一頭、また一頭と愛を注いだお子たちが消えていくのはしんどい。

 

 

自分が根まで枯渇しそうで怖い。

 

 

リルとさぶに1日でも長くこちらにいてもらえるよう全力でがんばらないと。

 

 

あまぱんあまぱんうるさくて申し訳ありませんが、最後に保護主さんがメールに書いてくれた言葉がうれしかったのでこちらで自慢させてください。

 

 

「田辺さんあまぱん、よくがんばりましたね。本当に偉いいい子いい子、どんな誉め言葉もあまたんのためにあると思えるほど、あまたん大好き、田辺さんありがとう」

 

「田辺さん電話しようと思いましたが控えます。あまたんは田辺さんに出会うためにお外でも負けずにがんばりました。あまたんは田辺さんが大好きです。今まで本当にありがとう、田辺さんには感謝しかありません。あまたんの昔の写真を見てます。本当にお利口さんでかわいくて大好きです。ありがとうございました」

 

「あまぱんからのありがとう、今日届きました。今までたくさんたくさん本当にありがとうございました。田辺さんもお身体を大切になさってください。感謝」

 

「あまぱんはお外でもたくさんアピールして自力で幸せを掴みました。田辺さんの子になる運命だったんですね、あまぱん、私も大大大好きです」」

 

 

保護主さんもあまぱんを深く愛してくれたのが伝わってきます。私こそ深謝しています。

 

 

LOVE

 

 

 

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ほげほげ夢時間

体調がよかった5月初旬

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調子が崩れた5月中旬

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今日も私の脳内の90%はあまぱんでした。

 

 

会いたいなあ、お腹触りたいなあ、お話ししたいなあ……

 

 

未練は尽きることなく心からどんどん溢れ、溢れた思いにおぼれそうな感覚です。

 

 

こんなとき、リルとさぶがふびんになりますね。

 

 

超シニアのリルと闘病中のさぶだってあとどのくらい生きられるかわかりません。早いところ気持ちの一部だけでも切り替えてリルとさぶに全神経、全力を注ぎたいです。

 

 

多頭の中、順番にお子たちを見送ってきた私が意識的に心がけているのは「主役を作ること」

 

 

じゃないとどうしたってそのとき病気がいちばんひどい子や手がかかる子だけに意識がまわって、残りの子たちの存在がかすんでしまうのです。

 

 

健康な子も健康じゃない子も甘えたいのは同じ。注目されたいのも同じ。

 

 

私は「〇〇(名前)の日」を作り、ほんの少しだけその子を贔屓し、メインにしています。

 

 

保護犬猫たちももちろん頭数にカウントしています。

 

 

たとえ「〇〇の日」(主役の日)がなくても、一日の中で一頭一頭をよく見てちゃんと接する時間を持つだけでそれぞれのQOLがあがると思います。彼らは「個」であって「束」ではないですものね。

 

 

ああ……

 

 

「リルの日」「さぶの日」を増やしていきたいな。

 

 

さて、あまぱんが亡くなる3日前の写真がかわいいのでご覧ください。

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お昼寝中のあまぱんとリル

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やさしいあまぱんはいつもみんなの枕役だったね

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リル、寝心地はどうですか?

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病気で脆くなったあまぱんの肝臓が破裂しないよう、位置を注意深く見守りながらも……

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お互いが好きでやっていること、やりたいことは極力やらせてあげたいのです。

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あまりにも幸せであまりにもうれしくて何枚も撮ってしまいました。

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こういうひとときの憩いのために私は生まれてきたのかもしれない。最高です。

 

 

自分の全身がポカポカとあたたまっていくのを感じました。

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ほげほげ夢時間

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お母さんもつい横でうたた寝したくなります。

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あまぱんがいなくなって広く感じる我が家ですが、まだリルがいます。さぶもいます。

 

 

私がもっともっと強くなってリルとさぶにいっぱい楽しんでもらえる暮らしにしたい。

 

 

と、ここで、ブログを読んでくださる皆さまに私から質問があるのですが、若い頃とちがって運動能力が低下している16歳半のリルをどうにか喜ばせる方法はありますか?

 

 

昔とちがってリルの体力的な問題で遠出がむずかしくなりました。

 

 

ドッグランもきびしいです。

 

 

リルはもともと食が細いのでごはんやおやつのごほうびにも興味が薄いタイプです。

 

 

皆さまはどうやって老犬クラスの子たちへ「特別なごほうび」をしているのでしょうか?

 

 

真剣にお聞きしているので、案やアドバイスがあったらぜひ教えてもらえませんか?

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どうぞよろしくお願いします。

 

 

ちなみに老齢でヘビーな闘病をしていたあまぱんですが、最後の最後までブラッシングが大好きで、うちにはあまぱんのために揃えたブラシが何種類もあります。

 

 

LOVE

 

 

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あちらへ向かう3日前

まんまるの頃のあまぱん

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写真を眺めてはふかふかの毛に顔をうずめる想像をしています。

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掌にあまぱんのぬくもりがフッと現れるときが、今のいちばんの幸せです。

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私は3月からコツコツとペットロスカウンセラーの勉強をしてきました。

 

 

本日5度目のレポートを出し、残すところ(多岐に渡る長い)レポート2回と試験のみとなっています。長らく個人で保護譲渡活動をつづけてきましたが、近年は犬猫たちとの死別に苦しむ自分がいて、犬猫を失って傷ついた方たちと交流を取りたくてはじめたのです。おこがましい言い方ですが、家族ロスの痛みに直面している方の役に立ちたいし、何より、私自身のためでもあります。

 

 

近い将来、さわやかで健全なコミュニティーを作りたいです。

 

 

その暁には(同じ悩みを持つ)みなさん、ぜひ参加してくださいね。

 

 

実際は資格がなくても勉強をしなくてもコミュニティーは作れるのですが、私は最低限の学習はしておきたいのです。おかげで心理学について少々詳しくなりました。

 

 

テキストと睨めっこしているとあまぱんがよく足元に来てうるさくおしゃべりしていたっけ。主張が激しいあまぱんの存在感の強さに日々改めて驚いています。

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最初から最後まで延々とかわいかった。大好きで仕方ありません。

 

 

さて、そんなあまぱんに先週月曜日、お客さんが来たのです。

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卒業生ひのの里親よっちゃん

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東京へ来る用事があったそうで、帰りに我が家に寄ってくれました。

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よっちゃん、たくさんのおみやげをありがとうございました。

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近ごろ703号室はすっかり散らかっています。

 

 

老犬老猫とダラダラくつろぐために、寝室にあったクイーンサイズのマットレスをリビングに敷いています。だからお客さんに来ていただくのは正直恥ずかしい。

 

 

でもこの際気にしないことにしました。

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別室にいた保護猫ミミ玉の「来客馴れ」もよっちゃんにお願いしました。

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よっちゃんにちゅーるをもらうミミ玉

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ウマウマ食べています。

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ミミ玉よかったね♡

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チチと私以外の人に触れあってもらう。

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ミミ玉を嫁に出すことを考えたら、こういうのってとても大切なんですよね。

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ミミ玉はよっちゃんにしっかりごあいさつできました。よっちゃんに感謝です。

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いっぽう、保護猫すずらんはソファーの下に隠れて出てきませんでした。

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まあ、すずはしょうがない。

 

 

さぶ、お接待立派だったよ。お疲れさま!

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よっちゃんが撮ったあまぱん

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あまぱんがあちらへ向かう3日前の様子です。

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一瞬オシャレさせてみました。目ヂカラがしっかりしているでしょう?

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よっちゃんの前で歩いたり甘えたり、気丈な姿を見せてくれました。

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この3日後にお別れになるとは思わないほどあまぱんはふつうに元気でした。

 

 

あまぱんにとっても、見送る私にとっても、理想的な形だと自負しています。

 

 

けれどやっぱり「さびしい」という言葉では片がつかないほど、心の穴は巨大です。

 

 

こうして張りきってブログを書いていますが、気にかけてくださる方への個別の連絡がうまくできなくてごめんなさい。皆さまに深謝しています。

 

 

LOVE

 

 

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あまぱんが逝きました

我が家に灯っていた明かりが、昨日の朝消えてしまいました。

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Twitterよりblogで報告したかったのですが、どうしても気力が出なかったです。

 

 

また、悲しみに打ちひしがれてネガティブなことだけを書いてしまいそうで怖かったので今ごろのお知らせになってしまい、ごめんなさい。萎んだ風船のような自分がいます。

 

 

あまぱんの生前は多くの方に気にかけていただき、かわいがっていただきありがとうございました。

 

 

あまぱんは病魔と闘いぬいて、静かに息を引き取りました。

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「病魔」と書いているのは、私の憎き相手に対してだからですが、当のあまぱんは、どんなにつらくても飄々と病気と向き合っていた気がします。うちの平和親善大使は「病魔」ともお友だちだったのかもしれません。ゆったりボーイの底力。見上げた根性です。

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火曜日の東大病院でめちゃくちゃな数値を出したにもかかわらず、帰宅後はちゅーるを2本食べたり不自由な身体であちこちに行きたがったり最後まで明るく元気だったあまぱん。水曜日の夕方あたりから容体が急変し、呼吸数が早くなり、おしっこが出なくなりました。よって、水曜日の夜はシリンジごはんや皮下補液をストップし、深夜まで前田先生や中島先生と連絡を取り、もし生きていたら木曜日の朝いちばんに中島先生の病院へ連れて行く手はずを整えていたのです。

 

 

木曜日の朝、病院へ運ぶ車内にて

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このあとあまぱんはスッと逝ってしまいました。

 

 

そのまま病院へ行き、あまぱんの死亡を確認してもらい、体内に残っていたわずかなおしっこを出してもらいました。あまぱんの膀胱はよくがんばった。

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遺体の写真を載せるのは迷いましたが、私にとってこれは汚らわしいものでもかわいそうなものでもないので、皆さまにお察しいただければありがたいです。

 

 

気分が悪くなる方はどうかスルーしてくださいね。

 

 

シリンジごはんや粗相でベトベトのあまぱんをトリマーさんがきれいに洗ってくれました。私の自慢のハンサム王子をピカピカにしてあちらに送りたかったのです。

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帰宅後、チチが買ってきたドライアイスを下に敷いてみんなのいる場所へ

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まるでただ寝ているみたいでしょ?

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驚くほどおだやかな顔をしていますよ。

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みんなでダラダラしようね。

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机の上を整理してクスッと笑えたあまぱんの薬の袋。あまたなのに「アタマ」って……

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あまぱん、いつも笑わせてくれてありがとう。場を和ませてくれてありがとう。

 

 

あまぱんは先代かつに似た猫を探していた私がインターネットの家族募集掲示板で一目ぼれしたまんまるの成猫。保護譲渡活動をしていた私が例外的に里親になったのです。703号室にお婿入りしてくれたのは2008年の1月。以後は家族として12年年半、私の横で保護犬猫たちを共に育ててくれた頼りになる同志でした。もしよかったらあまぱんが来てくれたいきさつを読んでくださいね。

 

 

「外猫カン太くん/幸せの703号室」

 

 

年齢不詳でやってきたあまぱんは推定16~18歳と先生方に言われています。

 

 

来た当時の性格の落ち着き方、犬歯の下がり具合、病気の発症時期、白髪の生え方や衰え方からして、私は間を取って、17歳以上くらいかな? と推測しています。

 

 

先代かつの写真

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こうして並べてみると、あまぱんと似ているような、似ていないような。

 

 

若かりし日のあまぱん

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重い水頭症を患っていた「年下の先輩猫ほほ」をたいせつに守ってくれたよね。

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↑ この一枚は、703号室に来て2か月後に撮ったものですよ。お婿入り道具に持たせてもらったお気に入りのベージュのベッドの中にほほを宝物のように入れて抱きかかえていたあまぱん。

 

 

自分も完全に環境に馴れていない頃なのに、やさしいね。

 

 

ほほが先に旅立ったあとも、粘り強くお母さんのそばにいてくれました。

 

 

首の後ろが針山になるほど毎日毎日点滴の針を刺したけれど、あまぱんは一回も鳴かなかった。抵抗もしなかったし、逃げもしなかった。あっぱれの雄姿です。

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点滴が終わって膨れたあまぱんを見て、アマザウルスってからかってごめんね。

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本当はとても誇りに思っているよ。

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あまぱんは約6年間いろいろな闘病をつづけています。4年前から本格的に慢性腎不全と闘ってきました。老体になってからは不治の病の肝アミロイドーシスを患い、その影響でほかの病気もたくさん併発しました。ああもうダメか今度こそお別れかと覚悟をするたびに不死鳥のごとく死の淵からよみがえり、私に希望と勇気を与えてくれました。あまぱんにもらったものの多さを私は忘れません。

 

 

あまぱんは不屈の精神で「猫の入れ物」をいっぱいいっぱいに使い果たしてくれました。

 

 

あまぱんの「いい細胞さんたち」の見事な闘いぶりを讃えたいです。

 

 

あまぱんの闘病の中に私は「家族の在り方」を学ばせてもらいました。

 

 

やりきった感があり、思い残すことは少ないです。

 

 

けれど、あまぱんの存在感があまりにも、あまりにも、あまりにも自分の中で大きくて、どんどんどんどん膨れ上がって、もう抱えきれないほどに膨れ上がって、皆さまにご心配をおかけするでしょうけれど私は生きているのがしんどくなりました。

 

 

生きたくても生きられない方からしたらとんでもない発言ですが、本音が許されるなら、リルとさぶを見送ったら一刻も早くすぐにべべ、ナナ、ほほ、あまぱん、かつ、(私が見送ってきた)ユキ、まーも、SALA、ゴンタ、コロ、高菜の元へ急ぎたいほどです。

 

 

私の人生を彩ってくれた分身たちと離れている時間が苦しいです。

 

 

感情的なことを書いて皆さまを困らせて申し訳ありません。言いたいのはそれ位愛おしいってこと。命あるものに「永遠」はないのでしょう。わかっています。私の嘆きをうちの子たちが望んでいないことも。でも、私は身がちぎれそうに痛いです。そしてむなしい。

 

 

グチグチとみっともないことを失礼しました。お目汚しの極致ですね。反省します。

 

 

あまぱんと暮らせてただただ幸せをもらった12年半でした。

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また必ず出会えると信じてあまぱんに一度だけさようならをします。

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次出会ったら離さない。

 

 

あまぱんに伝えたありがとうが、あまぱんに届いていますように。

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