※ブログを連続更新中。遡ってお読みください。
唐突ですが、私はどんな犬猫もかわいいと思って接しています。
でも、実はビジュアル面での自分のタイプがあり、猫でいえば……
①まんまる(デカい)
②男子(性差別をすみません^^;)
③黒白ハチワレ模様
が、大好物なのです。
ということで、本日の主役はおわかりですね?
「ぼく?」
はい! その通りです。
ちなみに牛丸のサラサラロングヘアと、ウサギさんのようなボンボンしっぽもツボです。
はじめて牛丸に会ったのはいつだったか? 2019年頃だったかもしれません。
住宅街の隅っこで、牛丸はいつもひとりぼっちでした。
悩みに悩んで外で困っている牛丸をスカウトした日は本当に寒くて、牛丸は足にケガを負っていました。捕獲箱が血に染まったのを今でもときどき思い出します。
2020年3月に703号室に招き入れてから、おそらく生粋のノラだった牛丸はよくがんばりました。トライアルに向かうまでの9か月間、私たちは生活を共にしたんだよね。
人馴れするまでに長い時間がかかりました。はじめの数か月はとにかく怒っていたね。
牛丸から放たれた怒りのエネルギーを受け止めるのは、正直大変だったけれど
全身でぶつかってきてくれたことを、私は忘れません。
牛丸の心の鎧を溶かしてくれた最大の功労者は天国に眠る我が家のあまぱんでした。
あまぱんが牛丸と私のクッションになってくれたからこそ、牛丸は徐々にリラックスをするようになったのです。あまぱんを見送り、牛丸を送り届けて、私には「思い出」だけが残りました。
けれど、なにものにも代えがたい痛みと喜びを私はしっかりとおぼえています。
あまぱんがいなくなったあとは、さぶがあまぱんの役割を引き継ぎました。
牛丸はそうやってみんなで育ててきた、大切な存在です。
牛丸がかつて使っていたケージには、保護猫信くんがいます。
一頭ずつ一頭ずつ、小さなアクションですが、私が取り組んできたことは「無」ではありません。
だれにも言わなかったのですが、あまぱんを失ったあと、私は牛丸を里子に出さずに手元に残そうと考えていたのですよ。毛色が似ているから、牛丸がサッと横切るたびにあまぱんと見まちがい、その錯覚が私の傷を癒し、慰め、前向きにさせてくれたのです。
でも私は、結局そうしませんでした。
「あまぱんのかわり」では牛丸に失礼ですし、若く健康的な牛丸には、牛丸としての未来がありますものね。あのときの苦しい決断のおかげで、みーちゃんや信くんと出会えました。
牛丸を卒業させる決意をしたからこそ、次の子を保護するキャパを得たのです。
牛丸、ありがとうね。
トライアルへ出たあと、牛丸は一から「場所、猫、人馴れ」をご家族といっしょに努力しています。
私も、私にできる限りのアドバイスやサポートをつづけてきました。
最近、牛丸は「場所と猫」を完全にクリアし、残るは「人」だけになったのです。
そして、だんだんと里親さんを信じるようになってきています。えらいでしょ?
昨年の12月27日、キャリーバッグに入った牛丸をシートに乗せ、私は彼の未来をめざして高速道路を走りました。小さなキャリーバッグの中には、とてつもなくビッグなスターが入っています。
牛丸への愛と感謝を添えて皆さまにご報告いたします。
次回は牛丸の新居へご案内します。
ブログへUPするのが遅くなって申し訳ありませんでした。
牛丸を応援してくれた皆さま、ありがとうございました。
LOVE
ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました
お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。
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