さて、昨日のつづきです。セスのご家族紹介をさせてくださいね。
ご家族は、セスを迎えるにあたり、いろんなことを話し合い、大掃除し(笑)、たくさんの猫グッズを用意してくださいました。連日届くメッセージには慌ただしくも楽しみにしている様子が垣間見れて、読んでいる私もウキウキモード。
そして調子の悪かったべべを気遣い、ご主人がセスを迎えに来ることもご提案いただきました。「アンニイさんはうちの環境をお知りになりたいと思うのですが、落ち着いたら遊びに来てもらえればいいですし」と。さりげないやさしさが弱っていた心に響きました。
結局、チチがセスと私を乗せて里親さん宅へ送り、私たちをおろしてすぐ703号室に戻ることにしたので、一件落着。おかげで私はセスの卒業式にのんびりと参加することができたのです。
※お姉さんと私が撮った写真をごちゃ混ぜに使います↓
「セスくん いらっしゃい」
「今日からよろしくな」
「緊張してるよね? ふふ かわいい~」
「どこですか?」
オドオド中のセス
マイ太郎さんがプレゼントしてくれたリバーシブルシュシュでキメています。
黄色とブルー両方楽しめていいですね。
自分のベッドで固まっていたセスですが、食べる余裕はぜんぜんあり^^;
セスのために大量のちゅーるを購入した里親さん(写真はほんの一部です)
安全重視のキャリーバッグや爪とぎやおもちゃ
キュートな隠れ家まで・・・・・・
ブログに載せきれないほどいっぱい「ぼくのもの」が・・・・・・。
ご家族で意見を出し合い、ひとつひとつ揃えていく情景が目に浮かぶようです。
うらやましいくらい仲がよく、常に笑顔の里親さんファミリー
セスが加わったら、セスは幸せになれると確信しています。はじめて猫と暮らすからこそ、真剣に慎重にあれこれ考えてくださっています。セスのケアのことで質問を受けた際、私の回答を聞いて「なるほど。子育てと同じですね」と仰っていたのが印象的でした。
つまりセスを「子どもとして育てる」という意味なのです。なんかすっごいうれしかったなあ。
姉妹、妻、娘と、女性ばかりの環境だったご主人はいい意味で女性なれしていて、話がおもしろく、なにごともていねいでキメ細やかな方。チチもこんな風だったらよかったのに(苦笑)。
そして家の中に男子(セス)が増えることをたいへん喜んでくださいました。
サクのことも気にかけ、話にちょくちょくサクが出てきます。ただ、各々の住環境やキャパシティの問題があるので、今の段階ではセスをかわいがってもらう方向でお願いすることに。
サクは逃げグセが抜けないので、いずれにせよもう少し私の手元に置こうと考えています。
お姉さんが撮ってくれた1枚。表情が萌える♪
写真じょうずだなあ
猫じゃらしで気を引きながらシャッターを切る一同
もともとお姉さんの、「猫と暮らすなら保護猫にしよう」の一語がきっかけとなり、セスはこのたびの良縁を得ました。高校生の頃の自分だったら、そんなこと思いつきもしなかったはず。お姉さんは勉強ができて、部活やバイトもこなす根性のある女性。年齢関係なく尊敬しています。
もちろん、こういうお嬢さんに育て上げたご両親も。(ご家族の話し方も大好き^^)
お世辞抜きに703号室の里親さんたちの息子さん娘さんは素敵な方が多いんですよね。
「ハハはそこに自分の卒業生を紛れこませる魂胆ですよね?」
正解です。セスよくわかったわね。
しじみの里親りょうちゃんが作ってくれた赤いネクタイが憎らしいほどピッタリ!
鼻血級のかわいさ
黒いからなんでも似合っちゃう。おめめクリクリだからなんでも似合っちゃう。セス得だね。
色黒で派手なネクタイを締めてる姿は、遊び人風の会社員にも見えません?
あ、そうそう。換気で開ける掃き出し窓にはガッチリの脱走防止柵をつけてくださいました。
セス家は分譲マンションですが、めずらしい造り。玄関を開けるとすぐまた扉があるのです。要は二重扉のイメージ。セスのいる空間には3つのお部屋があり、いずれも写真左の扉を閉めていれば問題がないので玄関から飛び出す心配はありません。
安全対策についても、何度も話し合いました。私の過去ブログも読んでくださっています。
安心してお渡しできるというのは、ただただありがたいです。
おいしい和菓子とお茶をいただいたのですが、和菓子の写真がなーい(涙)。私が長居したばかりに、2次会? には紅茶と洋菓子まで。すみません。ごちそうさまでした。
壁にさぶ発見! 裏は私からのお手紙です。
セス、最初は心細いかもしれないけれど、馴れたら楽園だから、がんばれっ!
セス家は自然体で居心地がよく、つい時間を忘れてしまいました。電車で帰る際も駅まで送っていただいて、女性陣でペチャクチャおしゃべり。ひさびさに楽しいひとときを過ごしました。
ご主人の提案「ケージを囲んでの記念撮影」
白い城の中で、セスは殿さまだなあ!
べべへのちゅーるやごはん、上品な甘さの和菓子、セスにかかった医療費を過分にお預かりしました。あたたかいプレゼント、どうもありがとうございました。
以下が↓ 里親さんから届いたセスの近況写真です。ハンサムでしょ?
初日からごはんをペロッと平らげまわりを驚かせたセス。たまにシャーが出ることもあるみたいですが、私の想像よりだいぶ馴れるスピードがはやいです。
お姉さんの足元にくつろぐセス
セス、あなた届いたばかりのあたらしいソファにガリガリしたらしいわね? カーテンも。
「え? なんのことですか?」
「ぼく 覚えがありません」
おもちゃを追いまわして夜な夜な運動会をしているセス坊。もちろん、甘えたりもしています。
「ぬーん」
被写体が近くに寄りすぎてブレています。それだけ、距離が縮まっている証ですね。
「家族は一日にしてならず」ですから、長い時間を経てさらにベッタベタになるでしょう。
その道程もまた一興かもしれませんね。道ばたで出会った一匹のホームレス猫があたたかい家族の一員になれたことをなによりうれしく思います。セス、おめでとう!!!
多くの犬猫たちが終の棲家を得られますように。
謝謝!
かつくん「x247セス卒業おめでとう。ママさんいわく、パパさんはお姉さんが小さい頃、おむつのお世話が苦手だったとのことですが、今ではセスのウンチを毎朝片づけているそうです。それ聞いてハハが笑い転げていました。ぼくも、なんかいいなあと思います。セス、幸せにね!」
ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました
お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。
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