足りないものがあれば補う/うちのあまぱん

差出人不明のちゅーるのプレゼントがAmazonより届きました。ありがとうございます。どなたさまが送ってくださったのでしょうか?

IMG_3415

 

 

金曜、あまぱんは東京大学動物医療センターへ行きました。

IMG_3424

 

 

お世話になっている前田先生はかれこれ長いつき合い

IMG_3425

 

 

先生の声が穏やかなのであまぱんも落ち着いています。

IMG_3443

 

 

血液検査の結果、懸念していた腎不全はむしろ数値がよくなっていたのですが、予想通り貧血が深刻。直ちに輸血が必要なレベルだったのでお願いしました。

IMG_3421

 

 

赤血球が極端に少なく、形も歪。「壊れている」という表現が正しいと思います。

IMG_3423

 

 

片側の鼻の穴から青っ洟が出るのも気がかりだったので、腫瘍を疑い、鼻の周囲のレントゲンも依頼。ほかにもいくつかの検査をしました。

IMG_3440

 

 

結局、鼻の腫瘍は否定され、本当にホッとした次第です。

 

 

青っ洟の原因として考えられるのは、老齢ゆえ、唯一抜き残している犬歯(昔、犬歯以外を全顎抜歯手術済)からばい菌が入り、膿が出ているのではないかということ。

 

 

あまぱんの体力では犬歯を抜く手術ができないため、抗生物質(コンベニア+バイトリル)で様子を見るしかありません。拭いても拭いても膿が出てきますが、できるだけこまめに洗濯をし、消毒を繰り返すしか方法がないのです。

IMG_3419

 

 

輸血前、クロスマッチしても亡くなる可能性もあるとの説明を受けました。しかしほかに選択肢がありません。水分が足りなければ水分を補い、血が足りなければ血を補う。たとえ根治がむずかしいとしても、QOLを維持させるために足りないものを補うのが私の役目だと私は信じているのです。

 

 

なんだって補いたいです。足りないものを補いたい。

 

 

輸血に5時間かかるというので、病院付近で待機することにしました。万が一容体急変の知らせを受けてもすっ飛んでいける距離にいたかったのです。

 

 

お迎えに行く約束の21:30に再び東大へ(※停車しています)

IMG_3433

 

 

年季の入ったプレートをまじまじ見ながらチャイムを押しました。

IMG_3434

 

 

通された夜の無人の待合室。ひとりだと不安が頂点に達します。

IMG_3435

 

 

気晴らしにちょっと歩いて見つけたほっこり

IMG_3438

 

 

東大病院らしい気配りです。

IMG_3437

 

 

11年半前に保護主ぷくぷくさんから託された年齢不詳のまんまるだったあまぱん。本名は「あまた」ですが、贅肉がぱんぱんだったので「あまぱん」と呼ぶようになったのです。いつも全力で「メシくれ」を主張していたあまぱん。やさしいあまぱん。我慢づよいあまぱん。ほほにもさぶにもいじめられたあまぱん。保護猫たちにとってこれ以上ないくらい心の拠り所役をつとめてくれたあまぱん。

 

 

回想すればするほどどうしようもなくあまぱんが愛おしくなりました。

 

 

「お母さんはあまぱんの近くにいるよ。あまぱんを待っているよ」

 

 

そう声に出して気づきました。

 

 

静寂の待合室の向こうのICUに、あまぱんの命を繋ごうと動いてくれている前田先生、岡本先生、画像診断の先生方、そしてあまぱんに血を分けてくれた尊い猫さん、私といっしょにあまぱんの無事を祈ってくれている皆さまがいることに。

IMG_3439

 

 

しばししてあまぱんとの再会が叶いました。

IMG_3441

 

 

ふふ。実は縁担ぎの勝負服でキメて行ったんですよ。

IMG_3446

 

 

にっこり。先生たち、夜分遅くまでありがとうございました。

IMG_3447

 

 

あまぱんは今、肝臓に問題があるのではないかと疑われています。

 

 

次の通院は(この日の)1週間後の金曜日。くわしい検査を控えています。

 

 

通院にかかった金額は輸血を含め87,810円+駐車場代2,500円。合計9万円を超えていますが、微塵も惜しくありません。当然、払える限り払います。

 

 

翌日、あまぱんがごはんを催促してくれました。うれしかったなあ♡

IMG_3468

 

 

鼻からは絶えず膿が出るし、体重は一番元気だったころの半分ですが、私にとってはキラキラのお子です。かわいくてしょうがないです。

IMG_3361

 

 

事情を知らない方に誤解されるのは悲しいので自分の意思をつけ加えますが、私は意味のない延命治療はしません。そもそも意味のない延命治療が我が家の環境でできるとも思いません。

 

 

あまぱんの声を聞くように、どこが悪いのか、なにに苦しんでいるのかを知り、足りないものがあれば補いたい、ただそれだけです。

IMG_3363

 

 

できることは全部やる。

IMG_3368

 

 

すっかり深夜ですが、今夜も補液をしてあまぱんと寝ます。

IMG_3372

 

 

心配してくださった皆さまに感謝して。

 

 

おやすみなさい。

 

 

LOVE

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、

足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!

 

スポンサーリンク


老いて、なお好き♡

皆さまこんばんは。保護猫月太郎がフォスターamalさん宅へ向かいました。

IMG_2272

 

 

皆さまにいいご報告ができるよう、amalさんと密に連絡を取っていきますね。

 

 

さて、6月25日の東大病院通院日にタイムスリップします。

IMG_2279

 

 

メンツは慢性腎不全コンビ。703号室のレギュラーメンバー、あまぱんとさぶ

IMG_2280

 

 

まずはあまぱんの診察。先生よろしくお願いします。

IMG_2269

 

 

ふふ。次はさぶの番だよ?

IMG_2268

 

 

膿胸の予後が心配だから念のためレントゲンも撮ってもらおう!

IMG_2265

 

 

近ごろなんだかやたら本当に疲れていてどこでも脱力モードです。

IMG_2270

 

 

天気が悪かったので東大敷地内の散策はせずに、カフェテラスでMIHOさんとサンドイッチを食べながらおしゃべり。そして院内へ戻ると主治医の前田先生の登場です。(前田先生のノラスタ感想文はこちらをクリック)

IMG_2267

 

 

毎度丁寧に検査結果を教えてくださる前田先生。懸念だったさぶの肺はきれいで、腎臓の数値も安定しています。さぶについてはホッとしました。

 

 

問題はあまぱんですが、3週間前の通院時よりCREA値が上昇。2年以上もの間、2~3の間をキープしていたのに、この度はじめて「4」を超えたのです。

 

 

正直ショックで頭が真っ白になりました。ありがたかったのは、落ち込む私に前田先生がやさしい言葉をかけてくれたこと。メンタル面が幾分救われた気がします。

 

 

「田辺さんはできることをぜんぶやってるじゃないですか」

 

 

よし、あまぱんとがんばろう! 素直にそう思えました。

 

 

あまぱんは貧血の対策としてホルモン治療の注射(3回目)とコンベニア注射をしました。私はまだまだあまぱんと生きていきたいのです。

 

 

長らく東大病院で腎臓病に関わる治験に参加してきたのですが、治験で出されていた薬(サプリ)5ALAが製品化されたので皆さまにお知らせしますね。

IMG_2286

 

 

メインは高脂血症の治療に使われているそうですが、慢性腎不全(ステージ1~3)にも効果が確認されています。米澤先生、お疲れさまでした。以後は治験薬として入手できなくなったので、私もさっそくさぶ用に2瓶買いました。東大では1瓶3000円(1か月分)で処方されています。

 

 

駐車場代も入れると5万円弱。昔から医療費が高い我が家ですが、私は納得しています。なにかをしない後悔のほうが耐えらえないから。

 

 

前田先生いわく、さぶは12~13歳で、あまぱんは15~16歳、あるいはそれ以上の高齢猫に見えるとのこと。私も15~17歳くらいかな? と見積もっています。

 

 

年齢不詳のあまぱんを家族として引き取って11年半経ちましたが、白髪だらけで腰が落ちてきました。痩せ方が老猫独特なのです。精神的な老化現象も顕著です。猫砂を食べたり夜鳴きをしたり……若い頃とはずいぶん変わってきています。でも、私には必要な存在。いてもらわないと困る。

 

 

実はべべ、ナナ、ほほを亡くした悲しみがぜんぜん癒えません。自分の中に重い蓋をして考えないようにしているだけ。じゃないと前進できないのです。

 

 

だからこそあまぱんとの未来を想像しながら日々のケアを楽しんでいきたいです。闘病は苦しいことや面倒なことも多いけれど、「やれることがある」うちがどんなに幸せか。

 

 

レギュラーメンバーは年寄りだらけになってしまいましたが、家族を愛しています。

 

 

新たに加わったタカナも15歳半だもん。平均年齢が下がらないよね(笑)。

IMG_2271

 

 

「ハハ~ 保護猫たちはわかいですよ?」

IMG_2273

 

 

そうね。黒真珠も

IMG_2277

 

 

すずらんも

IMG_2276

 

 

白まんじゅうも2歳程度だから元気でよろしい♪

IMG_2278

 

 

黒真珠とすずらんは今フリー、白まんじゅうも7月中にフリー生活デビューをさせますよ。家族募集は完全に人馴れした黒真珠がメインとなりますので応援よろしくお願いします。

 

 

MIHOさんお疲れさま!

IMG_2263

 

 

いつもありがとう!

IMG_2264

 

 

LOVE

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、

足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!

 

スポンサーリンク


703号室慢性腎不全事情

皆さまこんにちは。うっとおしい雨天をいかがお過ごしでしょうか?

 

 

ブログネタが溜まりすぎてどこから手をつけていいのかわからなくなってしまいました。萎えそうになる心を奮起させ、時系列無視でいきますね。

 

 

6月4日のあまぱん東大病院通院日にタイムスリップします♪

kurosinnsirona (4)

 

 

現在慢性腎不全と闘うあまぱん。目ヤ二も気がかりで前田先生に相談することにしたのです。

 

 

東京大学動物医療センター待合室にて

kurosinnsirona (8)

 

 

病院はうちから車で30分。ほぼMIHOさんがつき合ってくれます。

 

 

MIHOさんと私は東大農学部の緑の雰囲気が大好き。あまぱんを検査に預けている間、私たちは軽くランチを取り、お天気がいいと敷地内を散策するのです。

kurosinnsirona (10)

 

 

この日は半そででOKのポカポカ陽気でした。

kurosinnsirona (6)

 

 

20年前に買ったお気に入りのラルフローレンのタイダイ染めのポロシャツと楽天でポチった1300円スカートの出番です! 物持ちのいいのが私の取り柄^^

kurosinnsirona (9)

 

 

検査終了の頃を見計らい、病院へ戻る私たち。ほどなく名を呼ばれました。主治医前田先生にノラ猫あがりのスターたちを♪

kurosinnsirona (7)

 

 

♡大巻先生にも中島先生にもプレゼントしています。

 

 

前田先生がノラスタの中身にドン引きしませんように(笑)。

 

 

さて、肝心のあまぱんですが、まず体重が100g減っていました。

 

 

薬やサプリを欠かさず飲ませ、点滴の量も増やしていますが腎臓の数値はほんのり悪化しています。でも「悪化の度合い」、つまり病気の進行が遅いのが幸いです。

 

 

自分でいうのもなんですが、うまく進行をコントロールできていると思います。ざっくり分けるならあまぱんは未だステージ3。QOLを維持しながらあきらめずに闘病していきたいです。

 

 

風邪の症状はどの抗生物質があまぱんに適しているのかの精密検査を依頼し、とりあえず対処療法としてコンベニア注射をしてもらいました。

 

 

貧血への対策として2度目の造血ホルモン治療(注射)もお願いしました。

 

 

気になる大学病院での診察代は21,490円+駐車場900円。安くはないけれどまあこんなものでしょう。ちなみに慢性腎不全のあまぱんとさぶの医療ケアにかかるお金をざっくり計算すると毎月10万円は軽く超えます。現在若い犬猫と暮らしている方は動物医療保険への加入を検討するのもいいかもしれません。私も入っておけばよかったのかもしれませんが、頭数が多かったので断念したのです。

 

 

慢性腎不全はじわじわと飼い主の懐を蝕む病気でもあります。

 

 

①モニタリングが必要なのでこまめに血液検査をしなければなりません。

②セミントラや鉄分を補うサプリが割と高いです。

③多飲多尿ゆえ、トイレ砂のコストが健常の猫の3倍以上かかります。

④療法食も一般的なごはんより高価です。

⑤ラクテック(など)、翼状針、ストロー、消毒綿……皮下補液グッズにお金がかかります。私はemi-goの病院で安く買わせてもらっていますが、毎日2匹に点滴をする(あまぱんは1日2回、さぶは1日1回)ので結構な金額になります。

 ⑥貧血など、慢性腎不全に紐づいた症状にかかる医療費が発生します。

 

 

猫は腎臓病になりやすいので、老猫ステージ前に蓄えていたほうが無難ですよね。

 

 

帰宅後、体調不良だった私に代わってMIHOさんが保護猫たちと遊んでくれました。

 

 

昨夜卒業したリタパンや

IMG_8138

 

 

次の大スター黒真珠

kurosinnsirona (3)

 

 

ちょっと軟化しつつある? 白まんじゅう

kurosinnsirona (5)

 

 

(写真がないですがすずらんも)みんなおやつやおもちゃを楽しんでいましたよ。MIHOさん本当にいつもありがとう。助かってしまいました。

 

 

放出する時間が足りないですが、703号室は全員元気です。のんびり自分のペースで皆さまにお伝えしていけたらと思いますのでどうぞよろしくお願いします。

 

 

LOVE

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、

足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!

 

スポンサーリンク


あなたはすばらしい

皆さまにご心配をお掛けしています。不安を前に出すと今立っていられないのでしまったまま失礼します。活動上、いろんな方との交流があるので消え入ることができません。メンタルの強さが試されるときだと思っています。自分の生活はもちろんのこと、お子たちもほとんど自力で養っています。お母さんはたくましいということをお子たちや保護犬猫たちに見せていきたいです。

 

 

午後、私は嘔吐と食欲不振の保護猫リタを連れてemi-goの病院へ行きました。

IMG_9798

 

 

先生の手が空くまでリタを院内に預けてパワースポットへ

IMG_9799

 

 

願いごとを心の中で唱えるひととき

IMG_9801

 

 

見事ですね。

IMG_9803

 

 

サクッと戻りました。ちょうどオペが終わり、立ちながらパンを食べていた中島先生が休憩時間返上でリタの診察をしてくれました。ありがとうございます。

IMG_9809

 

 

美猫でしょう? 体重は前より300g増え4.2キロです。

IMG_9810

 

 

歯もお口もキレイ

IMG_9811

 

 

最近は同じ症状の猫がよく来るそうです。みんな体調を崩しやすい時期なのかな?

IMG_9813

 

 

セレニア、ガスター、抗生物質、ビタミン入りの点滴をしてもらいました。

 

 

リタはじっとしていてえらかったです。

 

 

emi-goの病院がノラ猫あがりのスターたちを扱ってくれるというので1冊私からプレゼント。あまぱんやさぶに使う補液のセットも忘れずに買いました。

IMG_9797

 

 

恥かしい話ですが、泥だらけになりながらも本を売りたい必死の著者です。

 

 

読んでいただくために、売るために仕事として書いたもんですから……。

 

 

リタを703号室に送り届けたら次はさぶが入院している大巻先生のMOMOペットクリニックへ向かわなければなりません。ふたつの病院をはしごする予定です。

 

 

バタバタしながらも目の前で腹を出すちゃぽぽの誘惑に負け、つい膝を折ってちゃぽぽに抱きつきました。あれ? 犬たち全員から甘い香りが漂ってくるではないですか!

IMG_9816

 

 

きみたち、シャンプーしてもらったの? いいねえ!

 

 

そう言えばトリミング室で一生けんめい犬たちを洗っているスラっとした女性の背中が見えた気がしました。……え? トリミング室から出てきたのはフォスターアカデミーの受講生なっちゃん! は? なんでなっちゃんがいるの?

 

 

※なっちゃんが私の講義(ベーシックプログラム、犬・座学)を受けてくれた日のブログ記事はこちらです。右端の白い服を着ている女性がなっちゃんです。

 

 

ね? なっちゃんいるでしょう? かわいい! ビックリ仰天ですよ。

IMG_9814

 

 

話を聞くと、なっちゃんは定期的に遠路はるばる電車でemi-goの病院へ通い、保護犬たちのシャンプーをボランティアでしているそうです。無名のヒーローですね。感動した。

 

 

黙々と、しかし確固たる芯と内なる情熱を持ち自分の人生を生きる女性は美しい。年齢のせいか最近やたら涙もろいのでなっちゃんの出現シーンは胸に刺さりました。エールを送りたいです。

 

 

私はこういう方を多く知っています。こういう方を見つけるたびにブログやツイッターで皆さまに伝えています。粛々とがんばっている姿を知ってほしくて。

 

 

先日関西から泊まりに来たチャトミちゃんは私と10年来のつき合いです。

 

 

現在30代半ばのチャトミちゃんは25歳の頃からたったひとりでTNRや譲渡活動をつづけてきました。会社の人にも近所の人にも自分の活動を秘密にしています。理由は「猫が病気になったらほかの理由をつけて休みが取りやすいように」とのこと。

 

 

麗しい外見とは裏腹に女一人の細腕で5匹の猫を養い、3匹の保護猫の里親探しをしています。片目の猫とFIVの猫たちの。チャトミちゃんには高い向上心と勇気と実力があります。アドバイスをすると素直に頷きます。耳の痛い話でもチャトミちゃんは全部聞き入れます。人間力のある方です。

 

 

そういう人が日本に、いや少なくても私の周りにはたくさんいるのです。

 

 

出会うたびに応援したいと思う。

 

 

まぶしく思う。まぶしくいてほしいと思う。折れないでほしいと思う。

 

 

いっぽう、どうしたもんかなと思う。どうしたらいいのかなと思う。

 

 

がんばればいいことあるよと言い切るにはあまりにも報われない世界かもしれない。

 

 

現にチャトミちゃんは全額身銭で自己責任で保護活動している。ほかの世界なら出世や報酬を目標にできるけれど、ここはそうじゃない。狡猾な人間もいるけれど彼女たちはそうじゃない。個人の活動にはとてつもないパワーが必要なのに。

 

 

だから傍で見ていて苦しいときがあるのです。

 

 

抱きしめてやりたいですよ。

 

 

私は保護から譲渡の一連をこなせる個人が増えることが保護犬猫たちにとって明るい未来に繋がると考え、人を励まし、おこがましいながらも自分より経験の浅い方に私が培ったノウハウを伝えてきました。チャトミちゃんやemi-goやまなちゃんのような人が健全な日本には必要だからです。でも、私に力が足りないばかりに、彼女たちが困っても直接的な支援ができずに歯がゆいです。せめて「個人」が堂々と胸を張っていられるよう、何度でも何度でも「あなたはすばらしい」と言いつづけたいです。そして私自身も彼女たちの前では襟を正していたいです。

 

 

ツラツラと長く失礼しました。

 

 

明日もさぶに会いに行きます。血をわけた以上の、私の家族です。

 

 

Smile!

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、

足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!

 

スポンサーリンク


あまぱんを膨らませる

慢性腎不全のあまぱんとさぶ。同じ治療をしているにもかかわらず、ふたりの間に差が出たのはいつからでしょうか? 今、あまぱんのほうがだいぶ悪いです。

 

 

さぶは2か月に一度の通院に対し、あまぱんは毎月東大病院にお世話になっています。先に慢性腎不全を患ったのはさぶなのに……。昨日はいろいろ考えていたら怖くて眠れなくなりました。2019年の私の目標は「うちのお子たちを一頭も見送らない」です。図々しいお母さんはお子たちを頼りにしています。まだまだお子たちの手を借りて外の猫たちをスカウトし、育てていきたいのです。

 

 

東大病院へ着いてドキドキでしたが、さぶは体重100g増でホッと一安心

21 (11)

 

 

東大に入院した経験のあるさぶは置き去りにされるのではと気が気じゃありません。

21 (10)

 

 

不服顔

21 (12)

 

 

抗議しまくり^^;

21 (9)

 

 

懸念マックスのあまぱんは体重が100g減で4.2キロになってしまいました。

21 (8)

 

 

若い頃は6キロ超のおデブちゃんだったのに……

21 (7)

 

 

さぶは広範囲の血液検査を依頼。あまぱんは広範囲の血液検査に加え、レントゲン検査、尿検査、(貧血を食い止めるために)ホルモン注射をお願いしました。

 

 

尿検査の結果↓ 尿比重が薄すぎ。おしっこはほとんど透明です。

21 (1)

 

 

あまぱんとさぶを待つ1時間半の間、MIHOさんに何度「あまぱんがいなくなったらどうしよう」とこぼしたことか。あまぱんのたいせつさがやたら身にしみました。

 

 

でも、腹が減っては戦はできん! さわらの西京焼き弁当をランチに選びました。

21 (5)

 

 

見晴らしの美しいテラスでいただきます。

21 (13)

 

 

食べ終わったあとはゆっくり散歩

21 (15)

 

 

東大農学部の敷地内は長い待ち時間をぜいたくなものに変えてくれる緑豊かな場所

21 (16)

 

 

森林浴は気持ちがいいです。

21 (14)

 

 

iPhoneカメラマンのMIHOさんが歩きながらパチパチ

21 (4)

 

 

本日の写真はすべてMIHOさんの提供です。

21 (2)

 

 

キャッツアプリ♪

21 (17)

 

 

くどくてすみません。

21 (3)

 

 

ほかに楽しみがないんですよ(苦笑)。

 

 

カメラを向けられると反射的に笑顔を作ってしまいますが、「あまぱんの検査結果が悪かったら吐きそう」とか「帰り運転する自信ない」などとMIHOさんに不安をダダ漏らしまくった私。いつもすみませんね。おつき合いありがとう。

 

 

主治医の前田先生も加わっての結果発表

21 (18)

 

 

さぶは2か月前と横ばい。あまぱんは大きくは変わらないけれど、どちらかというとじゃっかん悪化しつつあるとのこと。ホルモン注射で貧血の改善を狙い、全身状態をあげていきたいです。

 

 

補液の量をこれまでの倍に増やし、セミントラや鉄分を補うサプリメントもつづけていきます。それでもダメなら輸血をします。

 

 

幸い、あまぱんは生きています。

 

 

老いて、病んではいるけれど手の打ちようがあります。

 

 

やれることが残っているなら、全部やりたい。

 

 

生き甲斐は闘病の中にも見出せるから、よし! 一か月後の通院時までにシリンジごはんをいっぱい食べさせてあまぱんを膨らませるのを目標にしよう。

 

 

帰宅後、MIHOさんがお子たちと遊んでくれました。

21 (6)

 

 

MIHOさんのtwitterに保護部屋のリタ、黒真珠、白まんじゅうのちゅーる動画が載っています。みんな大満足でしたよ。リルとルナの散歩も行ったよね♪

21 (23)

 

 

ふふ。おいなりさん♡

21 (22)

 

 

甘ったれのチュー魔

21 (21)

 

 

赤いおリボンが似合いますね。

21 (19)

 

 

リルもかわいいでしょ? 15歳半に見えないですよ!

21 (20)

 

 

ふだんひとりでは撮れないすずきちとのコミュニケーション動画も撮ってくれました。

 

 

爪を切ったことで前より安全な状態を担保されて気が大きくなっている私です。

 

 

703号室はミクロレベルの事務所ですが、ワイワイ楽しく暮らしながら保護犬保護猫の終の棲家探しをしています。どうぞごひいきによろしくお願いしますね。

 

 

次回の主役は詠吉です。

 

 

LOVE

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、

足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!

 

スポンサーリンク