皆さまこんにちは。ブログでのご報告がかなり遅くなりましたが、トライアル中だった保護猫まこちゃんが、正式譲渡となりました。新しいお名前は、「ユキちゃん」です。
保護したのは、なんと2022年6月2日!
我が家で1年以上のロングステイを経て、終の棲家へ巣立ちました。
保護犬猫たちを送り出すと、私の脳内スイッチは、割と早く切り替わるようになっているのです。
「あ、もう、うちにはいないんだな……」
「うれしい」や「さびしい」などの、自分の気持ちはさておき、とにかく、「いない」という事実を、私はすぐに受け入れられる方なのですが、ユキちゃんはなかなかダメでした。
うまく言えないのですが、ユキちゃんの残像のようなものを、今もときどき感じるのです。
ユキちゃんは、静かな猫さんでしたが、存在感が大きかったんですね。
もちろん、長かったのもありますよね。
ユキちゃんのご縁のいきさつについては、これまでに何度も小出しに書いているので、本日は私の気持ちをメインにします。私はユキちゃんの縁結びに、たくさんのエネルギーを費やしました。
いちばん闘った相手は、「先の見えない漠然とした不安」だったと回想しています。
いや……ほんとっにむずかしかった。日々少しずつUPしているので、皆さまにはゆるゆると過ごしているように見えたのかもしれませんが、実はそうではなかったのですよ。
「そうなの?」
703号室での人馴れ、ユキちゃんの体調、運命の赤い糸探し、次の環境での過度なハンストの予想、新生活になじめるのか……私はグルグルと勝手に心配し、深く悩んでいました。
私から見たユキちゃんは、壊れてしまいそうな繊細な一面があったのです。
私自身も、ユキちゃんを触れるときと触れないときがあって、完全に自信を持てなかったからだと思います。ちなみに私が爪を切れなかった猫さんは、ユキちゃんだけです(笑)。
しかし、ユキちゃんを見初めてくださった里親さんと出会い、その後、里親さん宅でのユキちゃんのスピーディーな馴れ方を目の当たりにして、どんどん心が軽くなっていきました。
里親さんもそうですが、ユキちゃんのすごさに、私は驚嘆しまくっています。
「ウマが合うのかも」
そうだね。パズルのピースとピースがピタッとハマったような良縁だよね。
ごはんはすぐに食べるようになり、ブラッシング、なでなで、フリー、をクリアし、最近では、里親さんの手をペロペロ舐めるまでになっています。遊びにきた里親さんのご友人も、ユキちゃんをふつうにブラッシングしていました。送ってくださった動画に仰天しています。
ふふ。うちでの1年は、なんだったのでしょう^^; 下地だったと信じたいです。
そんなわけで、ユキちゃんは幸せに暮らしています。
恒例の環境紹介は、次回簡単にさせていただきますね。
プライバシーの問題もあるので、撮りまくった画像の一部を公開することにします。
ユキちゃんの譲渡を通じて、私は多くを学ばせてもらいました。
貴重で大切なことを、ユキちゃんは私に、全身で教えてくれました。
もっとも教訓になったのは、「可能性を諦めない。(できないと)決めつけない」です。
ユキちゃん先生には、感謝しかありません。感謝の一語では、まったく足りない位です。
ユキちゃんお引っ越しの日の、男子たちの切ない背中
里親さんからは、オシャレでおいしいお菓子をいただき、ありがとうございました。
ユキちゃんの環境をなるべく変えたくないので、ケージは長期レンタルして、しばらくそのまま使ってもらうことに。よって、卒業の朝はたいへんなことになっていたのですよ。
里親さん宅に着いて、速攻ケージを組み立てました。中にはユキちゃんが入っています。
ユキちゃんは肝臓の数値が高いので、将来はほかの猫さんより手がかかるかもしれません。私の知る限りの結果をお伝えしていますが、ユキちゃんの丸ごとを里親さんは迎え入れてくれました。だから今回は、私側の強いお願いで、里親さんから医療費などの一切を、いただかないことにしました。
私と縁のあったお子たちは、例外なくみんな尊く、全員大好きですが、ユキちゃんは特別です。
目の前で自分の娘猫を車に轢かれて、怖かっただろうに……ユキちゃん、よくがんばったね。
おめでとう! おめでとう、ユキちゃん! そのまま、そのまま!
LOVE♥
ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました
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